剣と魔法の世界で冒険はそこそこにして色々なお仕事の女の子達がはちゃめちゃにえっちなことになるお話

アレ

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14章 ドジっ子くのいち娘が遊郭っぽい施設でたいへんえっちになるおはなし

328:女男

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 確かな手応えを感じた小雪さんは、ふっと動きを止めました。そして、今度は閨術の第二段階。膣の筋肉だけを意識的に動かし、きゅっ、きゅうう、と波打つように収縮させるのです。まるで何匹もの小さな蛇が絡みつくように、蠢く肉壁で、楔の根元から先端までをゆっくりと、しかし執拗に扱き上げました。それは、ただ締め付けるだけではありません。彼の雄蕊から放たれる魔力を感じ取り、その流れに逆らうように圧をかけることで、魔力の循環を強制的に乱し、快感を増幅させるという、極めて高度な技でした。

(あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡すきぃ、これ、すきぃッ♡♡♡♡)

 男が息を呑み、獣のような喘ぎ声を漏らすのを見て、小雪さんはさらに攻勢を強めます。今度は、第三の秘術、「蜂鳥の羽ばたき」。前後左右に細かく、しかし目にも留まらぬほどの速さで腰を揺らし、楔の表面に浮き出た血管や筋の一本一本を、膣壁の繊細な襞でこすり上げるように刺激しました。それは、男の最も感じやすい場所を的確に狙い撃ちにする、シノビの暗殺術を応用した、必殺の技でした。常人であれば、この刺激に数秒と耐えられずに、すべてを吐き出してしまうはずでした。

 男は、気持ちよさそうに、そしてどこか苦しそうに喘いでいます。勝利を確信しながらも、小雪さんは、自分自身の身体からマグマのように湧き上がる、抗いがたい快感の奔流に必死に耐えなければなりませんでした。男の胤が、欲しくて、欲しくて、仕方がありません。しかし、ここで自分が先に絶頂してしまっては、賭けに負けてしまいます。シノビとしての誇りが、それを許しませんでした。

(ダメ…♡まだ、ダメですぅ…♡♡♡ここでイったら、わたしは、ただの雌になっちゃう…♡♡♡)

 小雪さんは、必死に奥歯を噛み締め、きゅっと内股に力を込めて絶頂を逃します。そのたびに、身体の奥がびくん、と大きく痙攣し、熱い蜜がさらに溢れ出て、二人の結合部からじゅぷじゅぷと、あまりにも淫らな水音を立てました。

「♡遠慮なさらないで、ユーゴ様♡♡♡♡もう、イってしまっても、いいんですよぉ…♡♡♡♡♡」

 必死に強がりながら、小雪さんはさらに腰の動きを激しくします。これまでの三つの技を組み合わせ、緩急自在に男を翻弄するのです。独楽のように高速で腰を回転させたかと思えば、ぴたりと動きを止めて内部の締め付けだけで焦らし、そしてまた、深く結合したまま、ゆっくりと身体を揺する。男の喘ぎ声も、次第に荒くなってきました。もう一息。あと少しで、この傲慢な男を屈服させられる。

 そう思った、その時でした。

「なーんてね」

その悪魔のように甘く、悪戯っぽい声が響いた瞬間、それまで快感に身を捩り、受け身に徹しているとばかり思っていた男の腰が、まるで硬い鋼のバネのように、力強く、そして爆発的に跳ね上がりました。

ドンッ、と。まるで鍛冶場の巨大な鉄槌が、熱せられた鉄塊を打ち据えるかのような、重く、鈍い衝撃。それは、小雪さんの華奢な身体を根底から揺るがし、魂の芯までを震わせる、絶対的な質量と速度を伴った突き上げでした。

「♡ひゃッ♡♡あ♡♡ま、待って…♡♡♡そんな、はげし…♡♡♡♡あ゛ッ♡お゛ッ♡あ゛、あ゛♡あ゛♡いっちゃうぅ♡いっちゃ、いっちゃ♡♡あ゛♡♡~~~~~~ッッッッ♡♡♡♡♡!、!!!」

遊戯の盤面は、あまりにも唐突に、そして暴力的にひっくり返されてしまいました。
男の演技に気づいた時の絶望と、あまりにも的確に、そして無慈悲に快感の急所だけを抉り抜く突き上げに、小雪さんがシノビとして、そして一人の女としてかろうじて保っていた最後の矜持は、一瞬で硝子のように砕け散ってしまったのです。必死に耐え、制御していたはずの絶頂の堰が、あまりにもあっけなく決壊し、灼熱の快感が濁流となって彼女の全身を呑み込んでいきました。

男の圧倒的な質量を持つ楔が、ずどん、ずどんと打ち込まれるたびに、小雪さんの身体はまるで木の葉のように激しく揺さぶられます。二人の結合部からは、彼が注ぎ込んだ魔力と彼女の愛液が混じり合った粘り気のある液体が、じゅぷり、じゅぷり、と熟れた果実が潰れるような淫らな音を立てて激しく噴き出しました。それは、美しい藍色の浴衣と、その下に敷かれた最高級の絹のシーツに、彼女の完全な敗北を証明するかのように、どこまでも淫らな染みを広げていくのでした。

「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡♡そこ♡♡♡♡♡む、無理ぃ♡♡♡♡♡こ、こわれちゃうぅ♡♡♡♡♡い、いぐぅ゛ッ♡♡♡♡♡♡ん゛ん゛!!~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!」

もはや、それは嬌声と呼べるような代物ではありません。魂の奥底から絞り出される、純粋な快感の悲鳴です。小雪さんは、男の上で白目を剥き、まるで水揚げされた魚のように、びくん、びくん、と激しく背を反らせながら、おびただしい量の潮を噴き上げ続けました。
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