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14章 ドジっ子くのいち娘が遊郭っぽい施設でたいへんえっちになるおはなし
330:女男
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男の雄蕊が、彼女の子宮の入り口をぐり、と優しく抉るたびに、意識のないはずの小雪さんの身体は、びくん、と大きく跳ね上がります。そして、その愛らしい唇の端からは、「♡ひ、んぅ…♡」というか細い喘ぎ声が漏れ、膣の奥深くがきゅううぅん、と収縮し、まるで「もっとください」とねだるかのように、彼の楔をいやらしく締め付けるのでした。
「はは、正直な身体だ。まだこんなに欲しがるなんて、本当に可愛いやつだな」
男は、その健気で淫らな反応を心底愉しむように、ゆっくりと、しかし確実に、再び腰を動かし始めました。それは、先ほどのような嵐のような激しいものではなく、蕩けきった彼女の身体の隅々までを、じっくりと味わい尽くすかのような、ねっとりとした動きでした。
◇◇◇
やがて、快感のさざ波が何度も何度も打ち寄せるうちに、小雪さんの意識が、深い海の底からゆっくりと浮上してきました。ぼんやりと霞む視界の中、まず感じたのは、自分の身体の奥深くで熱く脈打つ、絶対的な支配者の存在でした。
「…ん゛、んん゛ん゛、あ゛♡あ゛あ゛、ん゛♡♡」
まだ夢の中にいるかのように、小雪さんは男の逞しい胸板にその柔らかな頬をすり寄せ、じゃれる子猫のように甘えました。ゆっくりと瞳を開くと、この街全体を覆う認識阻害の魔法で白い靄のかかった男の顔が、すぐそこにあります。彼は、にこりと悪戯っぽく微笑むと、悪魔のように甘い声で囁きました。
「おはよう、俺だけのユキ。結婚しよう。俺の奥さんになって、毎日こうして愛し合おうじゃないか」
その言葉は、あまりにも優しく、そして抗いがたいほどの魔力を帯びていました。小雪さんは、それが真実ではないこと、ただこの場限りの、遊女に向けられた甘い嘘だということを、頭のどこかでは理解していました。しかし、男の絶対的な支配によって心も身体も完全に蕩かされてしまった彼女には、その嘘を受け入れることしかできなかったのです。ぽろり、と熱い涙がその潤んだ瞳からこぼれ落ちました。
「♡はいぃ…♡♡♡はいぃ…♡♡♡♡♡あなたの、おくさんに、してくださいぃ…♡♡♡♡♡」
小雪さんは、震える声でそう答えると、その細い腕を男の岩盤のように逞しい首に回し、涙で濡れた唇を必死に求めました。
「♡だあいすきぃ…♡♡♡♡♡ずぅっと、あなたのそばに、いさせてください…♡♡♡♡♡」
その、あまりにも健気で純粋な愛の告白に、男は深く満足そうに頷くと、再びゆっくりとその腰を動かし始めました。
「もちろんさ。俺のかわいい奥さんには、毎日たっぷりとご褒美をあげなくちゃな。そうだ、まずは赤ちゃんをプレゼントしてあげよう。俺たち二人の、愛の結晶だよ」
その言葉は、あまりにも無邪気で、そして残酷なほどに背徳的でした。しかし、今の小雪さんには、その言葉の意味を深く考える理性など残されていません。ただ、愛する人の子供をその身に宿せるという、至上の幸福感だけが、彼女のすべてを満たしていきました。
「♡あか、ちゃん…♡♡♡♡♡あ、あなたの、あかちゃん…♡♡♡♡♡ほしい、ですぅ♡♡♡♡♡おねがい…♡♡♡♡い、いっぱい、いれて…♡♡♡♡♡あなたのあかちゃんで、おなかいっぱいにしてくださいぃ…♡♡♡♡♡」
その淫らで健気な懇願を合図に、男の腰の動きは次第に激しさを増していきます。
「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡すきぃ、そこ、すきぃッ♡♡♡♡あ゛、あ゛ッ♡♡♡い、いっちゃ、ぅ゛♡♡♡♡♡ま、また、いぐぅ゛ッ♡♡♡♡♡♡ん゛ん゛!!~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!!」
子宮の最奥を、どくん、どくん、と力強く、そして容赦なく突き上げるたびに、彼女の身体は、びくん、びくん、と雷に打たれたように激しく痙攣し、熱く濃密な蜜が、結合部からじゅぷじゅぷと淫らな音を立ててほとばしりました。
「いいね、ユキ。本当にいやらしくて可愛い声だ」
男は、快感に喘ぐ小雪さんの耳元で、さらに悪魔の囁きを続けます。
「ねえ、次はさ、君が気絶しても、このまま注ぎ込み続けてもいいかい? 君が気持ちよすぎて意識を失っても、俺の愛は止まらないんだよ」
「♡は、はいぃ…♡♡♡♡♡あ、ありがとうございますぅ…♡♡♡♡♡♡うれし、いですぅ…♡♡♡♡♡」
もはや、彼女に羞恥心や抵抗という概念は存在しませんでした。ただ、愛するご主人様から与えられる、絶対的な快楽と支配を受け入れることだけが、彼女の至上の喜びとなっていたのです。
「じゃあ、最後に一つだけ。故郷に残してきた許嫁くんに、ちゃんとお別れを言わないとね。もう君は、俺だけのものなんだから」
その言葉は、鋭く冷たい刃のように、小雪さんの心の最後の柔らかな部分を、容赦なく抉りました。脳裏に、故郷に残してきた愛する許嫁、早瀬くんの顔が、何度も、何度も、明滅するように思い浮かびます。彼の朴訥で穏やかな笑顔、優しく触れてくれた武骨な手、そして、不器用ながらも愛を囁いてくれた、あの清らかな夜。
「はは、正直な身体だ。まだこんなに欲しがるなんて、本当に可愛いやつだな」
男は、その健気で淫らな反応を心底愉しむように、ゆっくりと、しかし確実に、再び腰を動かし始めました。それは、先ほどのような嵐のような激しいものではなく、蕩けきった彼女の身体の隅々までを、じっくりと味わい尽くすかのような、ねっとりとした動きでした。
◇◇◇
やがて、快感のさざ波が何度も何度も打ち寄せるうちに、小雪さんの意識が、深い海の底からゆっくりと浮上してきました。ぼんやりと霞む視界の中、まず感じたのは、自分の身体の奥深くで熱く脈打つ、絶対的な支配者の存在でした。
「…ん゛、んん゛ん゛、あ゛♡あ゛あ゛、ん゛♡♡」
まだ夢の中にいるかのように、小雪さんは男の逞しい胸板にその柔らかな頬をすり寄せ、じゃれる子猫のように甘えました。ゆっくりと瞳を開くと、この街全体を覆う認識阻害の魔法で白い靄のかかった男の顔が、すぐそこにあります。彼は、にこりと悪戯っぽく微笑むと、悪魔のように甘い声で囁きました。
「おはよう、俺だけのユキ。結婚しよう。俺の奥さんになって、毎日こうして愛し合おうじゃないか」
その言葉は、あまりにも優しく、そして抗いがたいほどの魔力を帯びていました。小雪さんは、それが真実ではないこと、ただこの場限りの、遊女に向けられた甘い嘘だということを、頭のどこかでは理解していました。しかし、男の絶対的な支配によって心も身体も完全に蕩かされてしまった彼女には、その嘘を受け入れることしかできなかったのです。ぽろり、と熱い涙がその潤んだ瞳からこぼれ落ちました。
「♡はいぃ…♡♡♡はいぃ…♡♡♡♡♡あなたの、おくさんに、してくださいぃ…♡♡♡♡♡」
小雪さんは、震える声でそう答えると、その細い腕を男の岩盤のように逞しい首に回し、涙で濡れた唇を必死に求めました。
「♡だあいすきぃ…♡♡♡♡♡ずぅっと、あなたのそばに、いさせてください…♡♡♡♡♡」
その、あまりにも健気で純粋な愛の告白に、男は深く満足そうに頷くと、再びゆっくりとその腰を動かし始めました。
「もちろんさ。俺のかわいい奥さんには、毎日たっぷりとご褒美をあげなくちゃな。そうだ、まずは赤ちゃんをプレゼントしてあげよう。俺たち二人の、愛の結晶だよ」
その言葉は、あまりにも無邪気で、そして残酷なほどに背徳的でした。しかし、今の小雪さんには、その言葉の意味を深く考える理性など残されていません。ただ、愛する人の子供をその身に宿せるという、至上の幸福感だけが、彼女のすべてを満たしていきました。
「♡あか、ちゃん…♡♡♡♡♡あ、あなたの、あかちゃん…♡♡♡♡♡ほしい、ですぅ♡♡♡♡♡おねがい…♡♡♡♡い、いっぱい、いれて…♡♡♡♡♡あなたのあかちゃんで、おなかいっぱいにしてくださいぃ…♡♡♡♡♡」
その淫らで健気な懇願を合図に、男の腰の動きは次第に激しさを増していきます。
「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡すきぃ、そこ、すきぃッ♡♡♡♡あ゛、あ゛ッ♡♡♡い、いっちゃ、ぅ゛♡♡♡♡♡ま、また、いぐぅ゛ッ♡♡♡♡♡♡ん゛ん゛!!~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!!」
子宮の最奥を、どくん、どくん、と力強く、そして容赦なく突き上げるたびに、彼女の身体は、びくん、びくん、と雷に打たれたように激しく痙攣し、熱く濃密な蜜が、結合部からじゅぷじゅぷと淫らな音を立ててほとばしりました。
「いいね、ユキ。本当にいやらしくて可愛い声だ」
男は、快感に喘ぐ小雪さんの耳元で、さらに悪魔の囁きを続けます。
「ねえ、次はさ、君が気絶しても、このまま注ぎ込み続けてもいいかい? 君が気持ちよすぎて意識を失っても、俺の愛は止まらないんだよ」
「♡は、はいぃ…♡♡♡♡♡あ、ありがとうございますぅ…♡♡♡♡♡♡うれし、いですぅ…♡♡♡♡♡」
もはや、彼女に羞恥心や抵抗という概念は存在しませんでした。ただ、愛するご主人様から与えられる、絶対的な快楽と支配を受け入れることだけが、彼女の至上の喜びとなっていたのです。
「じゃあ、最後に一つだけ。故郷に残してきた許嫁くんに、ちゃんとお別れを言わないとね。もう君は、俺だけのものなんだから」
その言葉は、鋭く冷たい刃のように、小雪さんの心の最後の柔らかな部分を、容赦なく抉りました。脳裏に、故郷に残してきた愛する許嫁、早瀬くんの顔が、何度も、何度も、明滅するように思い浮かびます。彼の朴訥で穏やかな笑顔、優しく触れてくれた武骨な手、そして、不器用ながらも愛を囁いてくれた、あの清らかな夜。
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