剣と魔法の世界で冒険はそこそこにして色々なお仕事の女の子達がはちゃめちゃにえっちなことになるお話

アレ

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15章 宿屋娘が憧れの先輩と一緒にどろどろえっちになってしまうお話

336:罠

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「――面白いでしょう? 古代ドワーフたちは、こうしてルーン文字に魔力を込めることで、ただの鉄の塊を、神話級の武具へと昇華させたのですわ」

エレナさんの説明が、ちょうど一区切りついた、その時でした。
ふと、彼女の太腿に、温かいものが触れるのを感じました。

(え……?)

視線を下に落とすと、そこには、教本を指し示していたはずの、ユーノくんの左手がありました。その小さな手が、いつの間にか、エレナさんのメイド服のスカートの深いスリットから滑り込み、黒いガーターストッキングに包まれた、彼女の柔らかな太腿を、まるで確かめるように、そっと撫でていたのです。

「きゃっ…♡」

思わず、小さく息を呑むエレナさん。心臓が、どくん、と大きく跳ね上がりました。しかし、ユーノくんは、何も気づいていないかのように、無垢な瞳でこちらを見上げています。

「おねえちゃん、どうしたの?」

(こ、これは、きっと、偶然ですわ……♡ ユーノ様が、このような、はしたないことをなさるはずが……♡)

エレナさんは、必死に自分に言い聞かせ、動揺を悟られまいと、平静を装って解説を続けました。しかし、その手は止まりません。それどころか、まるで上質な絹の感触を愉しむかのように、ゆっくりと、しかし大胆に、太腿の内側を、上へ、上へと、滑り上がってくるのです。

ぞくぞく、と背筋を駆け上る、甘い痺れ。スカートの下、彼女の秘裂は、きゅうう、と甘く疼き、再び熱い蜜をじわりと滲ませました。

「ユーノ様、その、お手てが……♡」

さすがに、耐えきれなくなったエレナさんが、か細い声で抗議しようとした、その瞬間。ユーノくんは、悪戯が成功した子供のように、にっこりと、それはそれは可愛らしい笑顔を浮かべました。そして、エレナさんの耳元に、そっと唇を寄せて、悪魔のように甘く囁いたのです。

「ねえ、おねえちゃん。その葡萄酒、もし一滴でもこぼしちゃったら、お仕置きだよね?」

その言葉に、エレナさんの全身を、電流のような衝撃が貫きました。
ああ、この方は、すべて、わかっていらっしゃる。わたくしが、この状況を、心のどこかで望んでいるということを。そして、この方に、めちゃくちゃにされたいと、身体が疼いてしまっているということを。

もはや、抵抗することなど、できませんでした。エレナさんの身体は、これから始まるであろう「お仕置き」への期待で、もうとろとろに蕩けきってしまっていたのです。メイド服の下、黒いレースのパンティは、もう溢れ出した愛液で限界まで湿りきっており、その中心にある秘裂は、まだ見ぬ猛々しい楔を迎え入れるために、ひくひくと、健気に蠢いていました。

「……ふふっ♡」

エレナさんは、ただ、諦めたように、そしてどこか嬉しそうに、吐息混じりの笑みを漏らすことしかできませんでした。

◇◇◇

「うーん……おねえちゃん、やっぱり、ここがよくわからないや」

ユーノくんが、教本の一節を指さしながら、困ったように首を傾げました。そこには、古代ドワーフ王家の紋章に隠された、複雑な暗号文についての記述があります。

「んあッ♡こ、ここは特に難しい箇所ですものね♡♡♡あ゛、焦ることはありません…わ。こういうのは、一つ一つの意味を、ゆ、ゆっくりと、丁寧に、解き、ほぐしていくことが大切なのです♡♡」

エレナさんは、必死に家庭教師としての威厳を保ちながら、そう解説します。しかし、その声は、微かに上ずっておりました。なぜなら、スカートの下で、ユーノくんの指が、彼女の黒いレースのパンティの上から、その中心にある、最も敏感な場所を、く、くり、と優しく刺激し始めていたからです。

「こうやって、ゆっくりと、かな…?」

ユーノくんは、悪戯っぽくそう言うと、エレナさんの言葉をなぞるかのように、指の動きをさらにねっとりと、そして執拗にしました。薄いレースの布地越しに伝わる、的確すぎる刺激。そのたびに、エレナさんの身体が、びくん、と大きく震えます。

「あ゛♡あ゛ッ♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡すきぃ、そこ、すきぃッ♡♡♡♡ん゛ん゛あ゛、あ゛ッ♡♡♡」

(ああ、だめ……♡ 声が、出てしまいますわ……♡)

必死に声を抑えようと、エレナさんは自らの唇を強く噛み締めます。しかし、吐息に混じる甘い喘ぎは、隠しようもありませんでした。歓喜に打ち震える身体を、ユーノくんは満足げに見つめています。

「おねえちゃん、じゃあ、次はこの問題。これは、どうやって解くの?」

「そ、それは……♡ そこに、手掛かりとなる、小さな突起があるはずですわ……♡ それを、よく、よく、観察して、見つけ出すのです……♡」

息も絶え絶えに、エレナさんはそう答えます。その言葉を聞いたユーノくんの指は、今度は濡れたパンティの布地の縁を、そっと押し分けました。そして、ついに禁断の園へと直接触れてきたのです。ひんやりとした指先が、熱く火照った粘膜に触れた瞬間、エレナさんの身体が再び大きく跳ねます。
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