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15章 宿屋娘が憧れの先輩と一緒にどろどろえっちになってしまうお話
357:贄
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息も絶え絶えに、しかし正直にそう答えるエレナさん。二人の結合部からは、彼女の尽きることのない愛液と、晩に注がれたばかりのユーノくんの生命力が混じり合った、乳白色の蜜が、くちゅ、くちゅ、と官能的な音を立てて溢れ出ています。てらてらと光るその淫らな液体が、豊かな臀部の谷間をだらだらと伝い、汗で湿った豪奢なシーツの上に、さらに新たな染みをじわじわと描いていきます。
「そっかぁ。そんなふうに言われちゃうと、昨日の僕が、なんだか可哀想だなぁ」
ユーノくんは、少しだけ寂しそうにそう呟くと、その突き上げの勢いを、さらにぐちゅん、と増しました。
「あ゛ッッ♡お゛ッ♡あ゛、あ゛♡ご、ごめんなさい…♡♡♡♡♡ ごめんなさい、きのうのユーノ様ぁ…♡♡♡♡♡ でも、でも、今のあなた様が、いちばん、すきぃ♡♡♡♡♡♡ん゛ん゛!!~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!」
情けない謝罪の言葉と共に、エレナさんの身体は再び激しい絶頂の波に呑み込まれます。ぱん、と堰を切ったようにほとばしる熱い潮が、交わり合う二人の下腹部を、ぐしょぐしょに濡らしました。もう身体を起こしていることなどできません。エレナさんは、前のめりにかがみこむようにして、ご主人様の、その小さな身体に、まるで溺れる者が救いを求めるかのように、必死にしがみ付くのでした。
「うん、正直でいい子だね。じゃあ、そろそろ、また赤ちゃんの胤を、お腹の中に注いであげちゃうよ」
その、甘い宣告。それは、エレナさんにとって、最高の福音でした。
「♡ぁ゛ぅ...っ、あ゛♡お、お願い、しますぅ…♡♡♡♡♡ わ、わたくしのお腹を、ご主人様の、あったかいので、ぱんぱんに、してくださいましぃ…♡♡♡♡♡♡」
ユーノくんは、満足げにこくりと頷くと、その楔の先端を、ゆっくりと、エレナさんの胎内の最も奥深く、聖なる子宮の入り口へと導いていきました。硬く熱い先端が、柔らかく閉ざされた粘膜の門に、まるで初めての口づけをする恋人のように、ちゅ、と優しく、そして敬虔に触れたかと思うと、次の瞬間、その門を躊躇なくこじ開けるように、ぐ、と深く、深く、めり込んでいったのです。
「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡♡な、なかに、でりゅぅ゛ッ♡♡♡♡あ゛、あ゛ッ♡♡♡あづ、い゛ぃ゛ッ♡♡♡♡♡」
再び、黄金色に輝く濃密な生命力が、彼女の胎内を、まるで祝福の光のように満たしていきます。アストール家の血に宿る、生命そのものとも言うべき魔力の奔流が、彼女の魂ごと、ご主人様の色に染め上げていく。しかし、ご主人様は、彼女が悦びのあまり気を失ってしまうことを、決して許してはくれませんでした。
「リリアお姉ちゃんからもらった元気が、空っぽになるまで、ずーっと、エレナお姉ちゃんが付き合ってくれるよね?」
その、悪魔のように甘く、そして抗いがたい囁きに、エレナさんは、ただ、こくこくと、何度も何度も、壊れた人形のように頷くことしかできないのでした。
若きご主人様は、少しも休むことなく、再びゆっくりと、しかし確実に、その腰の動きを再開しました。彼の楔が、エレナさんの胎内の最も柔らかな場所を抉るたびに、彼女の膣は、まるで悦びの声を上げるかのように、ひくひく、きゅうきゅう、と愛らしく蠢き、その猛々しい楔を、もっと深く、もっと奥までと、健気に迎え入れようといたします。結合部からは、もうどちらのものともわからぬほどの体液がとろとろと溢れ出し、二人の身体を伝って、シーツの上に淫らな川を作っているのでした。
その日、二人の美しき家庭教師が、若きご主人様によって、身も心も、そして魂の奥底まで、完全に蹂躙され尽くしたのは、領主邸のステンドグラスを透かした太陽が空の一番高い場所に昇り、昼餉を告げる教会の鐘が遠くに鳴り響く、ずっとずっと後のことだったのです。
◇◇◇
昼下がり、柔らかな陽光がビロードのカーテンの隙間から差し込み、空気中の埃をきらきらと輝かせる、そんな穏やかな時間。
最初にリリアさんの意識に届いたのは、すぐ隣で聞こえる、穏やかで愛らしい寝息と、自分のものではない、しかしどこか懐かしい、甘い花の香りでした。薄っすらと目を開けると、視界いっぱいに広がっていたのは、憧れの先輩であるエレナさんの、汗で濡れた艶やかな茶色の髪と、その豊かな胸の谷間だったのです。
二人が目を覚ました場所は、使用人室の、あの簡素なベッドの上でした。そして、お互いの格好を見て、言葉を失います。身に着けていたはずのメイド服も、下着もすべて剥ぎ取られ、ただガーターベルトと黒いストッキングだけの、あまりにも情けない姿で、まるで姉妹のように、ぴったりと抱きしめあうようにして眠っていたのです。
「そっかぁ。そんなふうに言われちゃうと、昨日の僕が、なんだか可哀想だなぁ」
ユーノくんは、少しだけ寂しそうにそう呟くと、その突き上げの勢いを、さらにぐちゅん、と増しました。
「あ゛ッッ♡お゛ッ♡あ゛、あ゛♡ご、ごめんなさい…♡♡♡♡♡ ごめんなさい、きのうのユーノ様ぁ…♡♡♡♡♡ でも、でも、今のあなた様が、いちばん、すきぃ♡♡♡♡♡♡ん゛ん゛!!~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!」
情けない謝罪の言葉と共に、エレナさんの身体は再び激しい絶頂の波に呑み込まれます。ぱん、と堰を切ったようにほとばしる熱い潮が、交わり合う二人の下腹部を、ぐしょぐしょに濡らしました。もう身体を起こしていることなどできません。エレナさんは、前のめりにかがみこむようにして、ご主人様の、その小さな身体に、まるで溺れる者が救いを求めるかのように、必死にしがみ付くのでした。
「うん、正直でいい子だね。じゃあ、そろそろ、また赤ちゃんの胤を、お腹の中に注いであげちゃうよ」
その、甘い宣告。それは、エレナさんにとって、最高の福音でした。
「♡ぁ゛ぅ...っ、あ゛♡お、お願い、しますぅ…♡♡♡♡♡ わ、わたくしのお腹を、ご主人様の、あったかいので、ぱんぱんに、してくださいましぃ…♡♡♡♡♡♡」
ユーノくんは、満足げにこくりと頷くと、その楔の先端を、ゆっくりと、エレナさんの胎内の最も奥深く、聖なる子宮の入り口へと導いていきました。硬く熱い先端が、柔らかく閉ざされた粘膜の門に、まるで初めての口づけをする恋人のように、ちゅ、と優しく、そして敬虔に触れたかと思うと、次の瞬間、その門を躊躇なくこじ開けるように、ぐ、と深く、深く、めり込んでいったのです。
「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡♡な、なかに、でりゅぅ゛ッ♡♡♡♡あ゛、あ゛ッ♡♡♡あづ、い゛ぃ゛ッ♡♡♡♡♡」
再び、黄金色に輝く濃密な生命力が、彼女の胎内を、まるで祝福の光のように満たしていきます。アストール家の血に宿る、生命そのものとも言うべき魔力の奔流が、彼女の魂ごと、ご主人様の色に染め上げていく。しかし、ご主人様は、彼女が悦びのあまり気を失ってしまうことを、決して許してはくれませんでした。
「リリアお姉ちゃんからもらった元気が、空っぽになるまで、ずーっと、エレナお姉ちゃんが付き合ってくれるよね?」
その、悪魔のように甘く、そして抗いがたい囁きに、エレナさんは、ただ、こくこくと、何度も何度も、壊れた人形のように頷くことしかできないのでした。
若きご主人様は、少しも休むことなく、再びゆっくりと、しかし確実に、その腰の動きを再開しました。彼の楔が、エレナさんの胎内の最も柔らかな場所を抉るたびに、彼女の膣は、まるで悦びの声を上げるかのように、ひくひく、きゅうきゅう、と愛らしく蠢き、その猛々しい楔を、もっと深く、もっと奥までと、健気に迎え入れようといたします。結合部からは、もうどちらのものともわからぬほどの体液がとろとろと溢れ出し、二人の身体を伝って、シーツの上に淫らな川を作っているのでした。
その日、二人の美しき家庭教師が、若きご主人様によって、身も心も、そして魂の奥底まで、完全に蹂躙され尽くしたのは、領主邸のステンドグラスを透かした太陽が空の一番高い場所に昇り、昼餉を告げる教会の鐘が遠くに鳴り響く、ずっとずっと後のことだったのです。
◇◇◇
昼下がり、柔らかな陽光がビロードのカーテンの隙間から差し込み、空気中の埃をきらきらと輝かせる、そんな穏やかな時間。
最初にリリアさんの意識に届いたのは、すぐ隣で聞こえる、穏やかで愛らしい寝息と、自分のものではない、しかしどこか懐かしい、甘い花の香りでした。薄っすらと目を開けると、視界いっぱいに広がっていたのは、憧れの先輩であるエレナさんの、汗で濡れた艶やかな茶色の髪と、その豊かな胸の谷間だったのです。
二人が目を覚ました場所は、使用人室の、あの簡素なベッドの上でした。そして、お互いの格好を見て、言葉を失います。身に着けていたはずのメイド服も、下着もすべて剥ぎ取られ、ただガーターベルトと黒いストッキングだけの、あまりにも情けない姿で、まるで姉妹のように、ぴったりと抱きしめあうようにして眠っていたのです。
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