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1章 ギルドの受付嬢とお金持ち冒険者のお話
9:宿
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わたしの喘ぎ声が、部屋の甘く濃密な空気に溶けていくのを感じながら、ふと、オジさまの動きが一瞬止まったことに気が付きました。彼の深い色の瞳が、心配そうにわたしを見つめています。
『声が…外に漏れるのではないか?』
彼の低い声は、わたしの鼓膜を優しく震わせました。そうでした。ここは「宵闇の宿」。表向きは普通の旅籠ですが、その実、アストリナの裏社会に通じる者たちが密やかに利用する逢瀬の場所。特にこの三階の角部屋は、防音の魔術が幾重にも施されていると聞きます。古代ルーン文字で編まれた結界の一種で、音の振動を完全に吸収し、外部には一切漏らさないのだとか。高位の魔術師でもなければ解析は困難で、その維持には月長石の粉末を定期的に壁に塗り込む必要がある、とギルドマスターから聞いた記憶があります。
「だ、大丈夫…ですよぉ♡♡ このお部屋は、特別、ですからぁ♡♡ どんなに、大きな声を出しても、外には…♡♡♡ んぅ…♡♡」
わたしの言葉に、オジさまの表情がふっと和らぎ、そして次の瞬間、まるで獲物を見つけた獣のような獰猛な光がその瞳に宿りました。ああ、また、あの意地悪な笑み。でも、今のわたしには、それがたまらなく魅力的に見えてしまうのです。
それを聞いたオジさまは、まるで安心したとばかりに、再びわたしを激しく責め始めました。彼の灼熱の楔が、わたしの最も敏感な場所を、まるで容赦なく抉り、突き上げてきます。さっき達したばかりだというのに、身体の奥がまたすぐに熱く疼きだし、新たな快感の波が押し寄せてくるのです。
「そんなこお゛ッッ♡お、おじ♡さあ゛、ま゛♡はげ、し♡♡♡♡ お゛ぐこわれ゛♡あ゛、ぅ♡こわれ゛ちゃ♡あ゛ッ♡お゛ッ♡ いぐ、♡あ゛♡~~~~~~ッッッ♡♡♡♡!、!! お゛ッッ♡?、!あ゛いま゛♡い゛ったばかり゛ゃ♡お゛ッ♡お゛ッ♡♡」
びくん、びくん、とわたしの身体が弓なりにしなり、シーツを握りしめる指先に力が入ります。彼の動きに合わせて、まだ身に着けたままの黒いプリーツスカートが乱れ、はだけたブラジャーから覗くわたしの乳房が、彼の汗ばんだ逞しい胸板に何度も擦り付けられ、それだけでも声を上げてしまいます。ああ、もう、だめ。何度も、何度も、わたしの秘裂からは、恥ずかしい愛の蜜が、彼の動きに合わせてくちゅくちゅと音を立てながら吹き出してしまいます。
どれほどそうしていたでしょうか。激しい快楽の嵐が過ぎ去り、わたしがはぁはぁと肩で息をしていると、再びオジさまの唇がわたしの唇を塞ぎました。そして、あの琥珀色の液体――飲むたびに身体の芯から甘い熱が湧き上がり、抗えないほどの高揚感をもたらす、あの不思議な酒精が、またしても口移しでわたしの口内へと注ぎ込まれてきたのです。
「ん゛んッあ♡ふ、う゛……♡ん゛♡は、あ゛っ…………♡♡」
いけないことだと分かっているのに、どうしてこんなにもこのお酒は美味しいのでしょうか。芳醇な香りと、舌の上でとろけるような甘美な味わい。そして、喉を通り過ぎる時の、あの焼けつくような熱い感覚。それは、まるでオジさまそのものを飲んでいるかのようで、わたしは全く抵抗できずに、最後の一滴まで彼の与える液体を飲み干してしまいました。身体の奥から、また新たな熱が湧き上がり、思考がとろとろに溶けていくのを感じます。
もう、わたしの身体は、完全にオジさまのものになってしまったかのようでした。彼がわたしの髪を撫でれば、ぞくぞくと背筋が震え、耳朶を甘噛みされれば、それだけで腰が砕けそうになります。敏感になった乳首を彼が指先で弄ぶたびに、ひくひくとそこが硬く尖り、甘い声が漏れてしまうのです。
「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡すきぃ、そこ、すきぃッ♡♡♡♡あ゛、あ゛ッ♡♡♡い、いっちゃ、ぅ゛♡♡♡♡♡ま、また、いぐぅ゛ッ♡♡♡♡♡♡ん゛ん゛!!~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!」
オジさまは、そんなわたしの様子を、まるで面白い玩具を見つけた子供のように、にやにやと意地悪く笑いながら見下ろし、そして再び、わたしの奥深くを、その逞しいもので激しく責め立てるのでした。夫であるグンナルとの穏やかで優しい閨では、決して味わうことのできない、この荒々しく、それでいて魂ごと蕩かされるような強烈な快感。わたしは、ただ彼にしがみつき、その熱い身体を感じながら、震えることしかできませんでした。
「おじさ、♡っ、す、すきぃ...っん♡っ..♡っ、す、すきぃ.すきぃ、♡ や、ぁ゛...っ♡い、ってる...ぁ゛、っ♡ん、っ♡... おじさまぁ...♡♡ん゛ッ♡ふ、う゛すきぃ.……ふ♡ん゛ん゛♡は、あ゛っ…………♡♡」
もう、羞恥心なんてどこかへ消え去ってしまいました。ただ、この圧倒的な快楽に溺れていたい。彼の全てを、わたしの全てで受け止めたい。そんな思いだけが、わたしの胸を焦がすのでした。あなた、ごめんなさい。わたし、もう、この人の虜です…。
『声が…外に漏れるのではないか?』
彼の低い声は、わたしの鼓膜を優しく震わせました。そうでした。ここは「宵闇の宿」。表向きは普通の旅籠ですが、その実、アストリナの裏社会に通じる者たちが密やかに利用する逢瀬の場所。特にこの三階の角部屋は、防音の魔術が幾重にも施されていると聞きます。古代ルーン文字で編まれた結界の一種で、音の振動を完全に吸収し、外部には一切漏らさないのだとか。高位の魔術師でもなければ解析は困難で、その維持には月長石の粉末を定期的に壁に塗り込む必要がある、とギルドマスターから聞いた記憶があります。
「だ、大丈夫…ですよぉ♡♡ このお部屋は、特別、ですからぁ♡♡ どんなに、大きな声を出しても、外には…♡♡♡ んぅ…♡♡」
わたしの言葉に、オジさまの表情がふっと和らぎ、そして次の瞬間、まるで獲物を見つけた獣のような獰猛な光がその瞳に宿りました。ああ、また、あの意地悪な笑み。でも、今のわたしには、それがたまらなく魅力的に見えてしまうのです。
それを聞いたオジさまは、まるで安心したとばかりに、再びわたしを激しく責め始めました。彼の灼熱の楔が、わたしの最も敏感な場所を、まるで容赦なく抉り、突き上げてきます。さっき達したばかりだというのに、身体の奥がまたすぐに熱く疼きだし、新たな快感の波が押し寄せてくるのです。
「そんなこお゛ッッ♡お、おじ♡さあ゛、ま゛♡はげ、し♡♡♡♡ お゛ぐこわれ゛♡あ゛、ぅ♡こわれ゛ちゃ♡あ゛ッ♡お゛ッ♡ いぐ、♡あ゛♡~~~~~~ッッッ♡♡♡♡!、!! お゛ッッ♡?、!あ゛いま゛♡い゛ったばかり゛ゃ♡お゛ッ♡お゛ッ♡♡」
びくん、びくん、とわたしの身体が弓なりにしなり、シーツを握りしめる指先に力が入ります。彼の動きに合わせて、まだ身に着けたままの黒いプリーツスカートが乱れ、はだけたブラジャーから覗くわたしの乳房が、彼の汗ばんだ逞しい胸板に何度も擦り付けられ、それだけでも声を上げてしまいます。ああ、もう、だめ。何度も、何度も、わたしの秘裂からは、恥ずかしい愛の蜜が、彼の動きに合わせてくちゅくちゅと音を立てながら吹き出してしまいます。
どれほどそうしていたでしょうか。激しい快楽の嵐が過ぎ去り、わたしがはぁはぁと肩で息をしていると、再びオジさまの唇がわたしの唇を塞ぎました。そして、あの琥珀色の液体――飲むたびに身体の芯から甘い熱が湧き上がり、抗えないほどの高揚感をもたらす、あの不思議な酒精が、またしても口移しでわたしの口内へと注ぎ込まれてきたのです。
「ん゛んッあ♡ふ、う゛……♡ん゛♡は、あ゛っ…………♡♡」
いけないことだと分かっているのに、どうしてこんなにもこのお酒は美味しいのでしょうか。芳醇な香りと、舌の上でとろけるような甘美な味わい。そして、喉を通り過ぎる時の、あの焼けつくような熱い感覚。それは、まるでオジさまそのものを飲んでいるかのようで、わたしは全く抵抗できずに、最後の一滴まで彼の与える液体を飲み干してしまいました。身体の奥から、また新たな熱が湧き上がり、思考がとろとろに溶けていくのを感じます。
もう、わたしの身体は、完全にオジさまのものになってしまったかのようでした。彼がわたしの髪を撫でれば、ぞくぞくと背筋が震え、耳朶を甘噛みされれば、それだけで腰が砕けそうになります。敏感になった乳首を彼が指先で弄ぶたびに、ひくひくとそこが硬く尖り、甘い声が漏れてしまうのです。
「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡すきぃ、そこ、すきぃッ♡♡♡♡あ゛、あ゛ッ♡♡♡い、いっちゃ、ぅ゛♡♡♡♡♡ま、また、いぐぅ゛ッ♡♡♡♡♡♡ん゛ん゛!!~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!」
オジさまは、そんなわたしの様子を、まるで面白い玩具を見つけた子供のように、にやにやと意地悪く笑いながら見下ろし、そして再び、わたしの奥深くを、その逞しいもので激しく責め立てるのでした。夫であるグンナルとの穏やかで優しい閨では、決して味わうことのできない、この荒々しく、それでいて魂ごと蕩かされるような強烈な快感。わたしは、ただ彼にしがみつき、その熱い身体を感じながら、震えることしかできませんでした。
「おじさ、♡っ、す、すきぃ...っん♡っ..♡っ、す、すきぃ.すきぃ、♡ や、ぁ゛...っ♡い、ってる...ぁ゛、っ♡ん、っ♡... おじさまぁ...♡♡ん゛ッ♡ふ、う゛すきぃ.……ふ♡ん゛ん゛♡は、あ゛っ…………♡♡」
もう、羞恥心なんてどこかへ消え去ってしまいました。ただ、この圧倒的な快楽に溺れていたい。彼の全てを、わたしの全てで受け止めたい。そんな思いだけが、わたしの胸を焦がすのでした。あなた、ごめんなさい。わたし、もう、この人の虜です…。
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