剣と魔法の世界で冒険はそこそこにして色々なお仕事の女の子達がはちゃめちゃにえっちなことになるお話

アレ

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2章 人妻魔術師の冒険とはっちゃめちゃになるお話

33:宴

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ザラリとした、しかし熱く湿った舌の感触。それは、夫ニルスとの、常にどこか遠慮がちで、義務的ですらあった閨事では、一度として経験したことのない、未知の、そしてあまりにも強烈すぎる刺激だった。ガラハッドの舌は、まるで砂漠で渇ききった獣が、ようやく見つけた泉の水を求めるかのように、エレナの秘裂から溢れ出る甘く粘り気のある蜜を、ズズズ、と音を立てて貪り、そして、その中心にある、硬く尖った小さな蕾――クリトリスと呼ばれる、女性の快感の源泉――を、執拗に、そして驚くほど的確に舐め上げた。時には優しく転がすように、時には強く吸い付くように、時には舌の先端で弾くように。

「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡すきぃ、そこ、すきぃッ♡♡♡♡あ゛、あ゛ッ♡♡♡い、いっちゃ、ぅ゛♡♡♡♡♡ま、また、いぐぅ゛ッ♡♡♡♡♡♡ん゛ん゛!!~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!!」

エレナの口からは、もはや意味のある言葉は紡がれない。ただ、本能のままの、壊れた楽器のように調子外れで、しかしどこまでも甘く蕩けた嬌声が、止めどなく溢れ出す。指先がシーツを掻き毟り、爪が食い込んで僅かに血が滲む。足がわななくと震え、腰が勝手に、くねくねと、まるで交尾を求める雌獣のように卑猥な動きを繰り返してしまう。羞恥心も、罪悪感も、病床の夫への想いも、全てがこの圧倒的な、脳髄を焼き切るかのような快楽の奔流の中に飲み込まれていく。

ロキは、そんなエレナの無様で、しかし抗いがたいほどに扇情的な様子を、満足げに、そして嗜虐的な笑みを浮かべて見下ろしながら、再びその薄い唇をエレナのそれに塞ぎ、同時に、その骨張った指で、エレナの薄いローブの上から豊かな乳房を鷲掴みにした。そして、硬く尖った乳首を、親指と人差し指で執拗に、そして意地悪く弄び始めたのだ。コリコリとした硬い感触を、時には強く抓み上げ、時にはねじるように転がす。

「ひゃあっ♡♡♡!?だ、だめっ♡♡♡♡♡そこも、だめぇ゛ッ♡♡♡♡♡んん゛ッ♡♡♡♡♡あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡♡ちくび、でいっちゃ♡あ♡ん、う♡♡あ゛♡~~~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!!」

上からも、下からも、容赦なく襲い来る快楽の波状攻撃。エレナの意識は、完全に快楽の渦の中に飲み込まれ、思考は白濁し、ただただ喘ぎ、身を捩り、打ち上げられた魚のように口をパクパクとさせるしかできなかった。

(ああ…♡♡♡ なに、これ…♡♡♡♡♡ こんなの、知らない…♡♡♡♡♡ ガラハッドさんの舌…♡♡♡ 熱くて、大きくて、ざらざらしてて…♡♡♡♡♡ わたくしの、おくの、おくぅまで、ねぶりつくして…♡♡♡♡♡ ロキさんの指と、唇…♡♡♡♡♡ 冷たいのに、いやらしくて、きもちよくて…♡♡♡♡♡ もう、だめ…♡♡♡♡♡ わたくし、おかしくなっちゃう…♡♡♡♡♡ )

風の魔術師としての鋭敏な感覚が、この未知なる、そして禁断の快楽を、通常人の何倍もの強度で感じ取ってしまう。体内のマナが、もはや制御不能なほどに快感に呼応して激しく渦を巻き、皮膚の感覚を極限まで鋭敏にし、身体の奥の熱を際限なく増幅させていく。それは、もはや苦痛に近いほどの、強烈すぎる快楽の嵐だった。エレナは、歓喜と絶望の狭間で、ただひたすらに喘ぎ続け、来るべき更なる快楽の深淵――二人の男の、巨大で、熱い楔によって貫かれる瞬間――を、恐怖と、そして抗いがたい期待と共に、その濡れそぼった身で待ち望むしかなかったのである。

どれほどの時間が経過したのか、エレナにはもはや判別がつかなかった。快楽の嵐が何度も彼女を襲い、その度に意識は白濁し、思考は溶解し、ただただ喘ぎ声を漏らし続けるだけの肉塊と化していた。ガラハッドの執拗な舌使いは、エレナの秘裂から止めどなく愛液を溢れさせ、寝台のシーツをじっとりと濡らし、部屋には濃厚な雌の匂いがむせ返るほどに充満していた。それは、熟れすぎた果実が放つ甘ったるい芳香と、麝香のような動物的な香りが混じり合った、抗いがたいほどに扇情的な匂いであった。ロキの的確で執拗な愛撫もまた、エレナの乳房を血が滲むほどに赤く腫れ上がらせ、その先端は硬く尖ったまま、絶え間ない刺激に敏感に反応し続けていた。指で弾かれるたびに、ビクン、ビクンと痙攣し、甘い痺れが全身を駆け巡る。風の魔術師としての鋭敏な感覚が、皮肉にも、己の身体が獣のように反応し、快楽に溺れていく様を克明に感じ取らせてしまう。マナの流れが快感と同期し、全身の神経をさらに過敏にさせ、羞恥と興奮の波状攻撃が彼女の精神を蝕んでいく。

不意に、ガラハッドが顔を上げた。その口元はエレナの愛液でぬらぬらと光り、顎には透明な雫が伝っている。満足げな、しかしどこか獣じみた表情を浮かべていた。彼は、エレナの足元からゆっくりと立ち上がり、その巨躯に相応しい、赤黒く怒張した自身の雄蕊を、エレナの目の前に突き出した。それは、まるで血に飢えた戦斧のように、あるいは古の神話に登場する破壊の槌のように、禍々しいまでの存在感を放っている。怒張した血管が表面を走り、先端は鈍い紫色に鬱血し、今にも熱い雫を迸らせんばかりに濡れていた。部屋の薄暗いランプの光を浴びて、ぬらぬらと黒光りしている。

『…どうだ、エレナの姐さん… あんたのその「風」とやらで、こいつを鎮めてみせてくれや…』

ガラハッドの低い、掠れた声が、エレナの耳朶を打つ。その言葉には、もはや隠すことのない、剥き出しの欲望と、そしてエレナを完全に支配下に置いたという、征服者の傲慢さが滲んでいた。彼の巨躯から放たれる熱気と、濃厚な雄の匂いが、エレナの鼻腔をくすぐり、脳髄を痺れさせる。

一方、ロキもまた、エレナの唇から自身のそれを離し、その爬虫類のような瞳で、エレナの潤んだ瞳を覗き込んだ。彼の痩身には不釣り合いなほど長大な雄蕊もまた、エレナの顔のすぐ傍で、まるで獲物を狙う毒蛇のように鎌首をもたげている。それはガラハッドのそれとは対照的に青白く、しかし筋張っており、先端は鋭く尖り、粘液でぬめりを帯びていた。その表面には、微かに青い血管が透けて見え、生き物のようにぴくぴくと蠢いている。

『へっへっへ… ガラハッドの旦那だけじゃ、不公平ってもんだろう? エレナのお嬢ちゃんには、俺様のこの「短剣」も、たっぷり味わってもらわねえとな…』

二本の、あまりにも巨大で、そして凶暴な雄蕊。それらが、エレナの目の前で、まるで互いを牽制し合うかのように、しかし同時に、エレナという共通の獲物を前にして共闘するかのように、蠢いている。エレナの心臓が、恐怖と、そして抗いがたい興奮で、再び激しく鼓動を始めた。自分の身体が、この二つの圧倒的な力によって、完全に蹂躙され尽くされる未来を予感し、身震いする。
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