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5章 人妻エルフとえっちな呪いのお話
89:自宅
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快楽の嵐が過ぎ去った後も、アシュワースはリーゼの胎内からその楔を抜き去ろうとはしなかった。むしろ、一度はその勢いを放出したはずの肉塊は、リーゼの体内で再び熱と硬さを取り戻し、まるでそれ自体が一個の生命体であるかのように、どくん、どくんと力強く脈動を続けている。その先端は、子宮の入り口、最も敏感で柔らかな粘膜にぐりぐりと押し付けられ、彼女の内に宿る淫紋『蕩婦の嘆き』を直接刺激し、尽きることのない快感の源泉を揺さぶり続けていた。
彼の胤で満たされたばかりの胎内は、灼熱のマグマが流れ込んだかのように熱く、その熱が下腹部から全身へと広がっていく。その熱に浮かされるように、リーゼの意識は現実と夢の狭間を曖昧に漂っていた。だが、男はそんな彼女に逃げ場を与えない。荒い息をつきながら、アシュワースは再びゆっくりと腰を動かし始めた。その動きは、リーゼに新たな胤を注ぎ込むためではない。彼女の胎内の最も奥深い場所、夫のそれですら届いたことのない聖域を、自らの存在で完全に支配し、その形状を記憶させるための、執拗で粘着質な愛撫であった。
「あぁ、♡っ、ま、すたぁ...っん♡っ..♡っ、す、すきぃ、すきぃ、♡♡...あ゛、あ゛♡♡ま゛ッ♡す、う゛たぁすきぃ……ふ♡ん゛ん゛♡は、あ゛っ…………♡♡」
もはや言葉としての意味をなさない、甘く媚びるような喘ぎ声が、蕩けきった唇から途切れ途切れに漏れ落ちる。それは懇願の形をとりながら、その実、更なる凌辱を求める淫らな誘いであった。その声に、アシュワースは満足げに喉を鳴らすと、汗で額に張り付いたリーゼのプラチナブロンドの髪を優しくかき分け、その尖った耳に、悪魔の福音のように歪んだ愛を囁いた。
『良い声で鳴くじゃないか、リーゼ君。君のその声は、私を悦ばせるためだけにあってほしいね。…私も愛しているよ。』
その声は、魔導具の設計図を読み上げる時のように冷静でありながら、底なしの劣情を孕んでいた。言葉の一つ一つが、魔力を帯びた呪詛となってリーゼの魂に絡みつき、彼女の中に残っていた最後の理性の欠片を、跡形もなく溶かしていく。そうだ、この方は私の支配者。この方に身も心も捧げることが、私の唯一の悦びなのだ。淫紋は、その絶対的な支配を肯定し、歓喜の熱となってリーゼの全身を駆け巡った。
「ぁ゛、っ♡ん、っ♡...んぁ...♡♡ん゛ッ♡ふ、う゛ますたぁ♡っ、ん゛、ん゛っん♡なかっ..♡っくださぃ……♡♡マスターの、ぜんぶ、わたしのなかに、くださいぃ……♡ん゛ん゛♡は、あ゛っ…………♡♡」
うわごとのように胤を求める言葉は、もはやリーゼ自身の意識によるものではない。淫紋に支配された肉体が、魂が、生存本能として、より強大な雄の魔力を求めて叫んでいるのだ。その淫らな懇願に応えるように、シルクのストッキングに包まれた彼女の両脚は、男の逞しい腰に力強く絡みつき、決して放そうとはしなかった。もっと、もっと深く、この圧倒的な存在を、この身に、魂に、刻みつけてほしいと、その肢体が雄弁に訴えている。
リーゼの完全な屈服を確認したアシュワースは、せせら笑うかのように歪んだ表情を浮かべると、リーゼにのしかかるようにその恰幅の良い身体を預け、獣の咆哮にも似た、長く、低い雄叫びを上げた。それと同時に、これまで胎内で滾っていた灼熱の奔流が、堰を切ったように、その最後の一滴までを絞り出す勢いで、リーゼの子宮の奥深くへと叩きつけられる。
ごぷり、ごぷり、と粘性の高い液体が注ぎ込まれる生々しい音が、静寂のルーンに守られた部屋に響き渡る。彼の胤のおびただしいまでの量と、生命そのものを焼き尽くさんばかりの圧倒的な熱量が、リーゼの胎内を隙間なく満たしていく。それは、ただの精液ではない。彼の執念と支配欲が凝縮された、呪いにも似た聖餐であった。
「♡お゛ッ♡あ゛、あ゛♡ひぎゅ♡お゛ッ♡あ゛、あ゛♡あ゛♡ッッッ♡♡♡♡♡!、!!!」
これまで経験したことのない、脳髄が真っ白に焼き切れるほどの強烈な絶頂の津波が、リーゼの全身を襲った。身体は大きく弓なりにしなり、魚が跳ねるように激しく痙攣する。サファイアの瞳は見開かれ、その焦点はどこにも結ばれていない。ただ、口から溢れ出る涎と共に、意味をなさない絶叫だけが、果てることなく迸った。意識が灼熱の光の中に完全に溶け落ち、思考のすべてが純白の快感に塗りつぶされていく。その長い長い絶頂の波の終着点でリーゼが最後に聞いたのは、自らを絶対的に支配する男の、喉の奥で低く鳴る、満足げな笑い声であった。
◇◇◇
「♡ぁ゛ぅ...っ、あ゛♡、っ....っぁ゛...っ♡♡う゛...♡」
どれほどの時間が過ぎたのだろうか。痙攣の余韻にびくびくと震えるリーゼの秘裂からは、男が注ぎ込んだばかりの濃厚な精液が、溢れ出してとろりと内腿を伝い、高級なビロードのシーツに新たな染みを描き出していた。そのだらしなく肢体を投げ出し、恍惚の表情で喘ぐリーゼの姿を、アシュワースは満足げに微笑みながら見下ろしている。
『リーゼ君。続きをしようか』
その声は、悪魔の誘惑のように甘く、そして抗いがたい響きを持っていた。
「♡♡、っ....っう゛...はぁ゛...いっ♡♡」
もはやリーゼに、否やを唱える選択肢など存在しなかった。この出張の夜は、まだまだ終わらない。
彼の胤で満たされたばかりの胎内は、灼熱のマグマが流れ込んだかのように熱く、その熱が下腹部から全身へと広がっていく。その熱に浮かされるように、リーゼの意識は現実と夢の狭間を曖昧に漂っていた。だが、男はそんな彼女に逃げ場を与えない。荒い息をつきながら、アシュワースは再びゆっくりと腰を動かし始めた。その動きは、リーゼに新たな胤を注ぎ込むためではない。彼女の胎内の最も奥深い場所、夫のそれですら届いたことのない聖域を、自らの存在で完全に支配し、その形状を記憶させるための、執拗で粘着質な愛撫であった。
「あぁ、♡っ、ま、すたぁ...っん♡っ..♡っ、す、すきぃ、すきぃ、♡♡...あ゛、あ゛♡♡ま゛ッ♡す、う゛たぁすきぃ……ふ♡ん゛ん゛♡は、あ゛っ…………♡♡」
もはや言葉としての意味をなさない、甘く媚びるような喘ぎ声が、蕩けきった唇から途切れ途切れに漏れ落ちる。それは懇願の形をとりながら、その実、更なる凌辱を求める淫らな誘いであった。その声に、アシュワースは満足げに喉を鳴らすと、汗で額に張り付いたリーゼのプラチナブロンドの髪を優しくかき分け、その尖った耳に、悪魔の福音のように歪んだ愛を囁いた。
『良い声で鳴くじゃないか、リーゼ君。君のその声は、私を悦ばせるためだけにあってほしいね。…私も愛しているよ。』
その声は、魔導具の設計図を読み上げる時のように冷静でありながら、底なしの劣情を孕んでいた。言葉の一つ一つが、魔力を帯びた呪詛となってリーゼの魂に絡みつき、彼女の中に残っていた最後の理性の欠片を、跡形もなく溶かしていく。そうだ、この方は私の支配者。この方に身も心も捧げることが、私の唯一の悦びなのだ。淫紋は、その絶対的な支配を肯定し、歓喜の熱となってリーゼの全身を駆け巡った。
「ぁ゛、っ♡ん、っ♡...んぁ...♡♡ん゛ッ♡ふ、う゛ますたぁ♡っ、ん゛、ん゛っん♡なかっ..♡っくださぃ……♡♡マスターの、ぜんぶ、わたしのなかに、くださいぃ……♡ん゛ん゛♡は、あ゛っ…………♡♡」
うわごとのように胤を求める言葉は、もはやリーゼ自身の意識によるものではない。淫紋に支配された肉体が、魂が、生存本能として、より強大な雄の魔力を求めて叫んでいるのだ。その淫らな懇願に応えるように、シルクのストッキングに包まれた彼女の両脚は、男の逞しい腰に力強く絡みつき、決して放そうとはしなかった。もっと、もっと深く、この圧倒的な存在を、この身に、魂に、刻みつけてほしいと、その肢体が雄弁に訴えている。
リーゼの完全な屈服を確認したアシュワースは、せせら笑うかのように歪んだ表情を浮かべると、リーゼにのしかかるようにその恰幅の良い身体を預け、獣の咆哮にも似た、長く、低い雄叫びを上げた。それと同時に、これまで胎内で滾っていた灼熱の奔流が、堰を切ったように、その最後の一滴までを絞り出す勢いで、リーゼの子宮の奥深くへと叩きつけられる。
ごぷり、ごぷり、と粘性の高い液体が注ぎ込まれる生々しい音が、静寂のルーンに守られた部屋に響き渡る。彼の胤のおびただしいまでの量と、生命そのものを焼き尽くさんばかりの圧倒的な熱量が、リーゼの胎内を隙間なく満たしていく。それは、ただの精液ではない。彼の執念と支配欲が凝縮された、呪いにも似た聖餐であった。
「♡お゛ッ♡あ゛、あ゛♡ひぎゅ♡お゛ッ♡あ゛、あ゛♡あ゛♡ッッッ♡♡♡♡♡!、!!!」
これまで経験したことのない、脳髄が真っ白に焼き切れるほどの強烈な絶頂の津波が、リーゼの全身を襲った。身体は大きく弓なりにしなり、魚が跳ねるように激しく痙攣する。サファイアの瞳は見開かれ、その焦点はどこにも結ばれていない。ただ、口から溢れ出る涎と共に、意味をなさない絶叫だけが、果てることなく迸った。意識が灼熱の光の中に完全に溶け落ち、思考のすべてが純白の快感に塗りつぶされていく。その長い長い絶頂の波の終着点でリーゼが最後に聞いたのは、自らを絶対的に支配する男の、喉の奥で低く鳴る、満足げな笑い声であった。
◇◇◇
「♡ぁ゛ぅ...っ、あ゛♡、っ....っぁ゛...っ♡♡う゛...♡」
どれほどの時間が過ぎたのだろうか。痙攣の余韻にびくびくと震えるリーゼの秘裂からは、男が注ぎ込んだばかりの濃厚な精液が、溢れ出してとろりと内腿を伝い、高級なビロードのシーツに新たな染みを描き出していた。そのだらしなく肢体を投げ出し、恍惚の表情で喘ぐリーゼの姿を、アシュワースは満足げに微笑みながら見下ろしている。
『リーゼ君。続きをしようか』
その声は、悪魔の誘惑のように甘く、そして抗いがたい響きを持っていた。
「♡♡、っ....っう゛...はぁ゛...いっ♡♡」
もはやリーゼに、否やを唱える選択肢など存在しなかった。この出張の夜は、まだまだ終わらない。
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