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5章 人妻エルフとえっちな呪いのお話
91:来賓室
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男に寄り添うと、その太い腕が、有無を言わさず彼女の腰を抱き寄せた。そして、もう片方の手が、制服のシャツの上から、豊満な乳房をわしりと掴む。
「♡ぁ゛ぅ...っ、あ゛♡、っ...ふぁ゛...っぁ゛...っ♡♡う゛...♡」
指が、すでに硬く尖った乳首を捉え、いやらしくこね上げる。その瞬間、リーゼの喉から、堪えきれない甘い嬌声が迸った。
見せつけるように、男の分厚い唇が、リーゼのそれを貪る。抵抗など、できるはずもなかった。舌がねっとりと絡みつき、喘ぎ声すらも口内に封じ込められる。
「ん゛ッ♡ふ、う゛……ふぅ♡ん゛ん゛♡は、あ゛っ…………♡♡゛ん゛ん゛♡♡~~~~~~ッッッッ♡♡♡ん゛ん゛!、!!!」
長い口づけが終わる頃には、リーゼの思考は快楽の熱で完全に麻痺していた。アシュワースは、そんな彼女の耳元で、悪魔のように優しく囁く。
「さあ、リーゼ君。君の愛する夫の前で、たっぷり楽しませてもらおうか」
来賓室の重厚なマホガニーの扉が、音もなく背後で閉ざされる。その瞬間、リーゼは外界から完全に切り離されたことを悟った。壁の内側にびっしりと刻まれた『静寂のルーン』が、魔力の揺らぎに応じて青白い燐光を明滅させ、室内の音という音を貪欲に喰らい尽くしている。ここは、ギルドマスターであるアシュワースが作り上げた、背徳のための祭壇。そして、その祭壇の生贄は、今宵もまた、リーゼ自身であった。
部屋の隅、豪奢な彫刻が施された椅子に、猿轡を噛まされ、ぐったりと縛り付けられているのは、夫グンナルの姿をした精巧なゴーレム。アシュワースの魔導具作成技術の粋を集めて作られたその人形は、ただ形を似せただけではない。魔力を帯びた粘土に夫の毛髪を練り込み、魂の残滓を繋ぎ止めることで、その瞳には本物と見紛うばかりの絶望と、妻への悲痛な愛情の色が、あまりにもリアルに再現されていた。
その呪われた観客席を背に、リーゼは部屋の奥にある、巨大な天蓋付きのベッドに腰掛けるアシュワースの元へと、吸い寄せられるように歩み寄った。男はすでに衣服を脱ぎ捨て、その恰幅の良い、しかし驚くほどに鍛え上げられた肉体を惜しげもなく晒している。そして、その股間には、彼の権力そのものを象徴するかのような、黒光りする巨大な猛りが、今か今かと天を突いていた。
男の隣に促されるまま腰を下ろすと、その分厚い唇が、有無を言わさずリーゼのそれを塞いだ。ついばむような優しい刺激は、しかし、これから始まる長い儀式の序曲に過ぎないことを、リーゼは知っている。じらすような愛撫に、淫紋が疼く。男の大きな手が、制服のシャツの上から、その豊満な双丘をわしりと掴み、すでに硬く尖った蕾をいやらしくこね上げた。
「..ぁ゛、っ♡ん、っ♡...んぁ...♡♡ん゛ッ」
いともたやすく、喉から甘い嬌声が迸る。その声に引かれるように、リーゼの視線は、椅子に縛り付けられた夫の姿へと、吸い寄せられた。ゴーレムの潤んだ瞳が、確かに自分を捉えている。その口元から、猿轡に遮られた、うめき声のような音が聞こえた気がした。
『あぁぁリーゼ…』
幻聴であろうか。だが、その声はリーゼの罪悪感を容赦なく抉り、同時に、背徳の興奮を燃え上がらせる。
『おいおいリーゼ君。今は私のほうを見たまえよ』
アシュワースの、低く、支配的な声が、リーゼの意識をベッドの上へと引き戻した。
「あの、マスター、その、夫がいると思うと…」
かろうじて紡いだ言葉は、媚びるように濡れて震えていた。それは拒絶ではなく、これから始まる倒錯的な戯れへの、期待の裏返しであった。
『…そうだな。では今日は私が君の夫ということにしよう。彼はただの傍観者だ。人形相手にそれくらいのロールプレイはできるだろう?』
男は悪魔のように優しく微笑む。その抜け目のない瞳は、リーゼの心の奥底まで見透かしているようだった。
「…はい」
『早速だがグンナル君に、今の君の素晴らしい姿を見せてあげなさい』
「…はい。マスター」
『リーゼ?』
男は、答えを間違えた子供を諭すように、ゆっくりと首を振る。
『今は私が、君の夫だ』
その言葉は、絶対的な支配を告げる呪文。リーゼの中に残っていた最後の理性の欠片が、音を立てて砕け散った。
「…はい。わかりました。あなた♡」
恍惚に潤んだサファイアの瞳で、リーゼは椅子に縛られた夫のゴーレムを見つめた。そして、ゆっくりと、しかし確かな足取りで、その前へと進み出る。
「あの…グンナルさん」
呼びかける声は、自分でも驚くほど甘く、残酷な響きを帯びていた。震える指で、ギルドマスターの趣味が色濃く反映された、極限まで短いプリーツスカートの裾をつまむ。そして、一枚のヴェールを剥がすように、ゆっくりと、見せつけるように、それをたくし上げた。
めくりあげられたスカートの下から現れたのは、もはや人の理性を保っているとは思えぬほど、淫らに濡れそぼった彼女の秘所だった。おびただしい量の愛液を、恥じらいもなく溢れさせた花弁が、熟れすぎた果実のように艶めかしく開いている。
先ほどの執務室での会話で、男が彼女に命じたのはこれであった。来賓室に来るまでの、わずか一時間。彼女は下着を着けることなく、ギルドのカウンター業務をこなすことを強いられていたのだ。
カウンターの下は、欲望の坩堝だ。血と汗の匂いをさせた冒険者たちの、粘つくような視線。その視線が、何の隔てもない自身の秘所に直接突き刺さるかのような錯覚。歩くたびに、太腿の内側を、じゅるり、と生温かい蜜が伝い落ちる背徳的な感触。その蜜が放つ濃厚な雌の匂いが、すぐ隣にいる同僚の鼻腔をくすぐっているのではないか。その羞恥とスリルが、淫紋『蕩婦の嘆き』にとっては極上の燃料となり、彼女の身体を内側から焼き尽くさんばかりの業火へと変えていた。今、彼女の秘裂から溢れ出すこのおびただしい蜜は、その一時間の背徳的な興奮が生み出した、何よりの証拠であった。
「♡ぁ゛ぅ...っ、あ゛♡、っ...ふぁ゛...っぁ゛...っ♡♡う゛...♡」
指が、すでに硬く尖った乳首を捉え、いやらしくこね上げる。その瞬間、リーゼの喉から、堪えきれない甘い嬌声が迸った。
見せつけるように、男の分厚い唇が、リーゼのそれを貪る。抵抗など、できるはずもなかった。舌がねっとりと絡みつき、喘ぎ声すらも口内に封じ込められる。
「ん゛ッ♡ふ、う゛……ふぅ♡ん゛ん゛♡は、あ゛っ…………♡♡゛ん゛ん゛♡♡~~~~~~ッッッッ♡♡♡ん゛ん゛!、!!!」
長い口づけが終わる頃には、リーゼの思考は快楽の熱で完全に麻痺していた。アシュワースは、そんな彼女の耳元で、悪魔のように優しく囁く。
「さあ、リーゼ君。君の愛する夫の前で、たっぷり楽しませてもらおうか」
来賓室の重厚なマホガニーの扉が、音もなく背後で閉ざされる。その瞬間、リーゼは外界から完全に切り離されたことを悟った。壁の内側にびっしりと刻まれた『静寂のルーン』が、魔力の揺らぎに応じて青白い燐光を明滅させ、室内の音という音を貪欲に喰らい尽くしている。ここは、ギルドマスターであるアシュワースが作り上げた、背徳のための祭壇。そして、その祭壇の生贄は、今宵もまた、リーゼ自身であった。
部屋の隅、豪奢な彫刻が施された椅子に、猿轡を噛まされ、ぐったりと縛り付けられているのは、夫グンナルの姿をした精巧なゴーレム。アシュワースの魔導具作成技術の粋を集めて作られたその人形は、ただ形を似せただけではない。魔力を帯びた粘土に夫の毛髪を練り込み、魂の残滓を繋ぎ止めることで、その瞳には本物と見紛うばかりの絶望と、妻への悲痛な愛情の色が、あまりにもリアルに再現されていた。
その呪われた観客席を背に、リーゼは部屋の奥にある、巨大な天蓋付きのベッドに腰掛けるアシュワースの元へと、吸い寄せられるように歩み寄った。男はすでに衣服を脱ぎ捨て、その恰幅の良い、しかし驚くほどに鍛え上げられた肉体を惜しげもなく晒している。そして、その股間には、彼の権力そのものを象徴するかのような、黒光りする巨大な猛りが、今か今かと天を突いていた。
男の隣に促されるまま腰を下ろすと、その分厚い唇が、有無を言わさずリーゼのそれを塞いだ。ついばむような優しい刺激は、しかし、これから始まる長い儀式の序曲に過ぎないことを、リーゼは知っている。じらすような愛撫に、淫紋が疼く。男の大きな手が、制服のシャツの上から、その豊満な双丘をわしりと掴み、すでに硬く尖った蕾をいやらしくこね上げた。
「..ぁ゛、っ♡ん、っ♡...んぁ...♡♡ん゛ッ」
いともたやすく、喉から甘い嬌声が迸る。その声に引かれるように、リーゼの視線は、椅子に縛り付けられた夫の姿へと、吸い寄せられた。ゴーレムの潤んだ瞳が、確かに自分を捉えている。その口元から、猿轡に遮られた、うめき声のような音が聞こえた気がした。
『あぁぁリーゼ…』
幻聴であろうか。だが、その声はリーゼの罪悪感を容赦なく抉り、同時に、背徳の興奮を燃え上がらせる。
『おいおいリーゼ君。今は私のほうを見たまえよ』
アシュワースの、低く、支配的な声が、リーゼの意識をベッドの上へと引き戻した。
「あの、マスター、その、夫がいると思うと…」
かろうじて紡いだ言葉は、媚びるように濡れて震えていた。それは拒絶ではなく、これから始まる倒錯的な戯れへの、期待の裏返しであった。
『…そうだな。では今日は私が君の夫ということにしよう。彼はただの傍観者だ。人形相手にそれくらいのロールプレイはできるだろう?』
男は悪魔のように優しく微笑む。その抜け目のない瞳は、リーゼの心の奥底まで見透かしているようだった。
「…はい」
『早速だがグンナル君に、今の君の素晴らしい姿を見せてあげなさい』
「…はい。マスター」
『リーゼ?』
男は、答えを間違えた子供を諭すように、ゆっくりと首を振る。
『今は私が、君の夫だ』
その言葉は、絶対的な支配を告げる呪文。リーゼの中に残っていた最後の理性の欠片が、音を立てて砕け散った。
「…はい。わかりました。あなた♡」
恍惚に潤んだサファイアの瞳で、リーゼは椅子に縛られた夫のゴーレムを見つめた。そして、ゆっくりと、しかし確かな足取りで、その前へと進み出る。
「あの…グンナルさん」
呼びかける声は、自分でも驚くほど甘く、残酷な響きを帯びていた。震える指で、ギルドマスターの趣味が色濃く反映された、極限まで短いプリーツスカートの裾をつまむ。そして、一枚のヴェールを剥がすように、ゆっくりと、見せつけるように、それをたくし上げた。
めくりあげられたスカートの下から現れたのは、もはや人の理性を保っているとは思えぬほど、淫らに濡れそぼった彼女の秘所だった。おびただしい量の愛液を、恥じらいもなく溢れさせた花弁が、熟れすぎた果実のように艶めかしく開いている。
先ほどの執務室での会話で、男が彼女に命じたのはこれであった。来賓室に来るまでの、わずか一時間。彼女は下着を着けることなく、ギルドのカウンター業務をこなすことを強いられていたのだ。
カウンターの下は、欲望の坩堝だ。血と汗の匂いをさせた冒険者たちの、粘つくような視線。その視線が、何の隔てもない自身の秘所に直接突き刺さるかのような錯覚。歩くたびに、太腿の内側を、じゅるり、と生温かい蜜が伝い落ちる背徳的な感触。その蜜が放つ濃厚な雌の匂いが、すぐ隣にいる同僚の鼻腔をくすぐっているのではないか。その羞恥とスリルが、淫紋『蕩婦の嘆き』にとっては極上の燃料となり、彼女の身体を内側から焼き尽くさんばかりの業火へと変えていた。今、彼女の秘裂から溢れ出すこのおびただしい蜜は、その一時間の背徳的な興奮が生み出した、何よりの証拠であった。
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