剣と魔法の世界で冒険はそこそこにして色々なお仕事の女の子達がはちゃめちゃにえっちなことになるお話

アレ

文字の大きさ
174 / 370
9章 狩人も冒険ではちゃめちゃになってしまうお話

169:帰路

しおりを挟む
上下の、逃げ場のない快感地獄。シャイラさんの理性は、完全に崩壊しました。もはや、彼女の口から出るのは、意味をなさない、ただひたすらに快楽を貪るためだけの、獣の喘ぎ声だけでした。

「あ゛ッ♡お゛♡おぐ、ばっかぁ♡あ゛♡お゛ッッ♡まだいぐ、あ゛♡いっちゃ、ん゛♡あ、ぐ♡ふぅ♡~~~~~~ッッッッ♡♡♡♡!、!!!」

涙と、涎と、そして止めどなく噴き上がる潮でぐちゃぐちゃになりながら、シャイラさんは、意識が遠のくまで、何度も、何度も、絶頂の波に呑み込まれ続けたのでした。彼女の魂に刻まれた淫らな呪いは、この偉大な雄によって、その快感の限界値を、さらに遥か高みへと、強制的に引き上げられてしまったのです。この背徳の契約が終わる頃、彼女がどのような雌へと変貌を遂げているのか、それは、まだ誰にも分からないのでした。


おじさんの、まるで悪魔のように狡猾な舌による耳の奥への愛撫は、シャイラさんの魂に直接快感の烙印を焼き付けるかのようでした。脳髄が痺れ、思考は蕩け、身体は彼の意のままに痙攣を繰り返すだけの、壊れた玩具。どれほどそうして、意識が飛びかけるほどの絶頂の波に弄ばれていたのでしょうか。

ふと、シャイラさんは、自分を快感の地獄に突き落としていた熱い舌が、名残惜しそうに耳から離れていくのを感じました。そして、耳元で、低い、しかし確かな熱を帯びた声が囁きます。

「……シャイラ。どこに、出してほしい?」

その言葉の意味を、朦朧とした意識の中で、シャイラさんはすぐには理解できませんでした。しかし、彼女の身体は、驚くほど正直に、そして素早く反応します。彼の逞しい背中に回された華奢な腕に、ぐっ、と力が込められ、まるで「どこにも行かないで」と訴えるかのように、必死にしがみつきました。彼の腰に固く絡みついた美しい尻尾は、その先端を彼の逞しい臀部の間にするり、と滑り込ませ、もっと深く、もっと一つになりたいという、言葉にならない本能を伝えています。彼女の胎内の最奥、彼の巨大な分身を受け入れている熱い肉壁は、きゅうう、と歓喜に締め付けられ、どくん、どくん、と彼の種を求めるように脈打っていました。

身体のすべてが、「中に出してほしい」と絶叫しています。

しかし、シャイラさんの脳裏に、理性の最後の欠片が、閃光のように蘇りました。故郷の森の、澄んだ空気の匂い。そして、いつも心配そうに、しかし優しく自分を見つめてくれる、心優しき許嫁、フィンの面影。

(だめ……! だめだ……! アタシには、フィンが……!)

「……そ、と……♡♡」
涙で濡れた金色の瞳を潤ませ、シャイラさんは、か細く、しかし必死に、その言葉を絞り出しました。
「そとに……♡♡ おねが、い、します……♡♡♡」

その、あまりにも健気で、あまりにも哀れな抵抗を聞いたおじさんは、ふん、と鼻で笑うと、まるで「悪い子だ」とでも言うように、再び彼女の耳元にその厚い唇を寄せました。そして、先ほどよりもさらに意地悪く、そのひんやりとした舌の先端を、彼女の耳の穴へと、ねじ込んだのです。

「ひゃぅっ♡♡♡!?♡ や、やめ……♡♡♡」

「あ゛ッッ♡お゛ッ♡あ゛、あ゛♡あ゛♡いっちゃうぅ♡いっちゃ、いっちゃ♡♡あ゛♡♡~~~~~~ッッッッ♡♡♡♡♡!、!!!」

抵抗も虚しく、シャイラさんの脳髄は、再び魂ごと引っこ抜かれるかのような、凄まじい快感の奔流に呑み込まれました。びくん、びくん、と全身を激しく痙攣させ、その白い太ももの内側から、ぱしゃり、ぱしゃり、と音を立てて、おびただしい量の潮が、勢いよく噴き上がります。

「はぁ…♡はぁ…♡♡♡♡…♡♡♡♡♡ごめ、なさい…♡♡♡♡♡また、いっちゃった…♡♡♡♡♡」

絶頂の嵐が過ぎ去り、ぐったりと息を弾ませるシャイラさんの耳元で、おじさんは、再び悪魔のように囁きました。

「もう一度聞く。どこに、出してほしい?」

「……そ、と……に……♡♡♡」

「あ゛ッ♡お゛♡おぐ、ばっかぁ♡あ゛♡お゛ッッ♡まだいぐ、あ゛♡いっちゃ、ん゛♡あ、ぐ♡ふぅ♡~~~~~~ッッッッ♡♡♡♡!、!!!」

問いかけと、抵抗と、そして罰としての絶頂。その、あまりにも残酷で、あまりにも甘美な儀式は、何度も、何度も繰り返されました。繰り返されるたびに、シャイラさんの抵抗の声は弱々しくなり、脳裏に浮かぶ許嫁の面影は、快感の熱で霞んでいきます。そして、ついに、彼女の理性の最後の砦は、完全に崩れ落ちました。

「……♡♡♡」

何度目かの絶頂の後、おじさんが三度、同じ問いを投げかけた時。シャイラさんの唇から紡がれたのは、もはや抵抗の言葉ではありませんでした。

「……な、か……♡♡♡」
ぽろり、と。彼女の金色の瞳から、大粒の涙がこぼれ落ちます。
「なかに……♡♡♡ なかに、だしてくださいぃ……♡♡♡♡♡♡ おじさんの、あついの、ぜんぶ……♡♡♡ アタシの、からだの、いちばんおくのところに、いっぱい、いっぱい、くださいぃ♡♡♡♡♡♡♡」

その、涙と涎と愛液にまみれた、完全な降伏宣言。魂からの、あまりにも淫らで、あまりにも純粋な懇願を聞き届けたおじさんは、その口元に、初めてはっきりとした、しかしどこか面倒くさそうな満足の笑みを浮かべました。

「……仕方ねえな」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

屋上の合鍵

守 秀斗
恋愛
夫と家庭内離婚状態の進藤理央。二十五才。ある日、満たされない肉体を職場のビルの地下倉庫で慰めていると、それを同僚の鈴木哲也に見られてしまうのだが……。

【魔法少女の性事情・1】恥ずかしがり屋の魔法少女16歳が肉欲に溺れる話

TEKKON
恋愛
きっとルンルンに怒られちゃうけど、頑張って大幹部を倒したんだもん。今日は変身したままHしても、良いよね?

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

処理中です...