剣と魔法の世界で冒険はそこそこにして色々なお仕事の女の子達がはちゃめちゃにえっちなことになるお話

アレ

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10章 危ないお店に潜入したら当然のごとくぐちょぐちょえっちになってしまうお話

185:女給

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 男の腰使いは、執拗で、そして正確無比であった。まるで小雪の身体の構造をすべて知り尽くしているかのように、最も快感を覚える角度と深さで、的確に弱点を突き続ける。そのたびに、小雪の脳髄を灼熱の稲妻が駆け抜け、思考が白く染め上げられていく。許嫁である早瀬との淡白な行為では、決して知ることのなかった、暴力的なまでの快感の奔流。それが、彼女の中に辛うじて残っていた理性の壁を、跡形もなく打ち砕いていくのであった。


 男の楔が、小雪の内部で蠢くたびに、全身の神経が快楽に震える。硬く尖った乳首が、悪趣味なメイド服の擬似絹布と擦れ合い、びりびりと痺れるような鋭い快感を脳髄へと送りつけてくる。涙で滲んだ視界の中、薄汚れた壁に刻まれた卑猥な落書きが、まるで嘲笑うかのようにぼんやりと揺れて見えた。鼻腔には、男の汗と脂が混じった生臭い匂いと、自身の秘裂から立ち上る、熟れた果実のように甘ったるい蜜の香りが充満し、思考を完全に麻痺させていく。口の中はからからに渇き、ただただ甘く湿った吐息と、もはや言葉にならない嬌声だけが、だらしなく漏れ出すばかりであった。

「♡あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡♡♡そ、そこ、すきぃ゛ッ♡♡♡♡あ゛、あ゛ッ♡♡♡い、いっちゃ、ぅ゛♡♡♡♡♡ま、また、いぐぅ゛ッ♡♡♡♡♡♡ん゛ん゛!!~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!!」

 絶頂が、まるで決壊したダムの濁流のように、小雪の全身を襲う。びくん、びくんと華奢な身体が激しく痙攣し、熱く粘り気のある蜜が男の灼熱の楔をぬるりと濡らし、その勢いのまま太ももを伝って、既に幾多の染みが刻まれたシーツに新たな痕跡を刻んでいく。一度目の絶頂の甘美な余韻が冷めやらぬうちに、男の執拗で無慈悲な突き上げによって、二度、三度と、快楽の波状攻撃が容赦なく押し寄せる。そのたびに、小雪の喉からは、もはや意味をなさない、甘く掠れた嬌声が途切れることなく溢れ出した。

「♡ひぎゅ♡そこ、きもちっ♡あ゛♡ま、ま、ま、いぐ♡いくいく、♡♡あ゛♡♡ッッッッあぅッ゛♡♡~~~~~~ッッッッ♡♡」

「♡あ゛♡あ゛、あ゛~~~~~~~~~~ッッッ♡♡♡♡♡♡!、!!やら゛ぁッ♡ああ゛♡」

 意識は完全に快楽の濁流に呑み込まれ、もはや自分が誰で、今何をしているのかさえ曖昧になっていく。ただ、身体の中心で燃え盛る灼熱と、己の最奥を貫き続ける男の岩のような硬い楔だけが、唯一、この現実と自分を繋ぎとめる鎹(かすがい)であった。抵抗する意思は完全に消え失せ、ただただ男の与える快楽に身を委ね、喘ぎ続けるだけの肉人形と化していた。故郷に残した許嫁への罪悪感も、シノビとして背負った任務のことも、今はもう、白く明滅する快楽の光の彼方へと消え去っていた。

 その時だった。あれほど激しく、獣のように小雪を突き上げていた男の腰の動きが、ぴたりと止まったのだ。熱く硬い楔は、小雪の最も敏感な場所を圧迫したまま、微動だにしない。突然訪れた静寂に、快楽の海を漂っていた小雪の身体は、戸惑うようにびくりと震えた。体内に残された男の存在感は、動かないことで逆に増しているかのようだ。灼けるような熱さと、黒曜石のような硬さが、ぬるぬると潤んだ粘膜を通して、より一層生々しく伝わってくる。

 男は、小雪の耳元にわざと熱い息を吹きかけながら、囁いた。その声は、獲物を嬲り、弱らせ、そして完全に支配下に置こうとする、狡猾な蛇のようにねっとりとしていた。

「ククッ…どうした、ユキ? 急に静かになっちまって。もっと啼けよ、さっきみたいに、なぁ?」

 男の意図は明らかだった。ただ一方的に快楽を与えるのではなく、小雪の心を完全に折り、その魂ごと支配下に置こうとしているのだ。昼間の、あの氷のように冷たい態度への、これは意趣返しでもあるのだろう。力で押さえつけるだけでは足りない。精神的に追い詰め、自らの意思で屈服させる。その方が、この男にとっては、より深く、より歪んだ満足感が得られるのだ。冷酷で卑劣なやり方だと、かろうじて機能している理性の片隅で理解していても、妙薬に蝕まれ、度重なる陵辱で調教されてしまった小雪の身体は、あまりにも正直だった。

 止まった楔が、小雪の内部で、どくん、と微かに脈打つ。その生命力に満ちた振動が、子宮の奥をくすぐるように甘く刺激する。もっと、もっと動かしてほしい。さっきまでの、すべてを忘れさせてくれるほど激しい快楽を、もう一度味わいたい。そんな、抗いがたい衝動が、身体の芯からマグマのように湧き上がってくる。しかし、シノビとして叩き込まれた矜持が、それを言葉にすることを邪魔するのだ。こんな男に媚びるような真似はしたくない。任務のためとはいえ、こんな汚れた獣に屈してたまるか。そんな、燃え尽きる寸前の蝋燭の炎のような、か細い意地が、小雪の中にまだ残っていた。

「♡ん゛ぅ…♡♡♡な、なんで…♡と、とめ…♡♡♡」
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