剣と魔法の世界で冒険はそこそこにして色々なお仕事の女の子達がはちゃめちゃにえっちなことになるお話

アレ

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10章 危ないお店に潜入したら当然のごとくぐちょぐちょえっちになってしまうお話

186:女給

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 声は掠れ、意図せず懇願するような響きを帯びてしまう。責めてほしい、とは、プライドが邪魔をして口が裂けても言えない。けれど、このままでは耐えられない。もどかしさに身を捩ると、極端に短いメイド服のスカートの裾がさらに捲れ上がり、男の目に、蜜でぬらぬらと光る自身の秘裂と、だらしなく開かれた臀部の谷間という、この上なく淫らな光景を晒してしまう。男は、そんな小雪の内心の葛藤を心底愉しむように、わざとらしく優しい声色で言った。

「ん? どうしたんだ、ユキ。疲れたのか? 無理しなくてもいいんだぞ? 少し休むか?」

 その言葉は、気遣うふりをしながら、小雪の焦りを的確に煽り立てる、悪意に満ちた刃であった。男は、小雪の背中にゆっくりと手を這わせた。汗で湿った肌の上を、ごつごつとした指先が滑り、肩甲骨の窪みをなぞる。ぞくり、とした悪寒にも似た感触に、小雪の身体が震えた。男はさらに、小雪のうなじに顔を寄せ、乱れた黒髪の匂いを嗅ぐように深く息を吸い込んだ。そして、その小さな耳朶を、舌先でぬるりと舐め上げ、軽く食む。

「♡ひゃぅッ♡♡♡や、やめ…♡♡♡」

 吐息混じりの、甘い悲鳴が漏れる。男は構わず、今度は指先で、メイド服の背中の大きく開いた部分から覗く素肌を、ゆっくりと撫で始めた。背骨のラインに沿って、指が官能的に上下する。そのたびに、快感の予感が電流のように走り、小雪の秘裂がきゅう、と収縮した。内部の楔が、その愛らしい動きに反応するように、ぐり、と肉壁を押し広げた。

「♡あ゛ッ♡♡♡ん、ぅ…♡♡♡も、もっと…♡♡♡」

 思わず、心の奥底からの本音が漏れそうになる。慌てて唇を噛み締めるが、もう遅い。男は、小雪の反応を確かめるように、背中を撫でていた指の動きをぴたりと止めた。そして、再び楔を微かに動かす。ほんの数ミリだけ浅く引き抜き、そしてゆっくりと、粘りつくように押し込む。その動きは、喉の渇ききった旅人に見せる蜃気楼のように、焦らすように遅く、粘りつくようだ。内壁がぬるりと擦れ、甘美な疼きが全身に広がっていく。

「♡あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡♡♡そ、そこ、すきぃ゛ッ♡♡♡♡あ゛、あ゛ッ♡♡♡い、いっちゃ、ぅ゛♡♡♡♡♡ま、また、いぐぅ゛ッ♡♡♡♡♡♡」

 男は、小雪が懇願するまで、決して本格的な動きを再開しないだろう。このままでは、快楽の生殺しにされてしまう。その恐怖が、羞恥心とプライドを上回った瞬間、小雪の口から、完全に屈服したことを示す、甘く濡れたおねだりの言葉が紡ぎ出された。

「♡ごしゅじん、さまぁ…♡♡♡おねが、い…しますぅ…♡♡♡わ、私の、中で…♡♡♡も、もっと、はげしく…♡うごいて、くださいぃ…♡♡♡♡♡」

 もどかしさに耐えきれず、小雪は涙声で喘いだ。身体は完全に快楽を求めている。シノビとしての矜持も、女としての意地も、今はもうどうでもよかった。ただ、この灼熱の楔が体内にありながら微動だにしないという、焦らされる苦痛から一刻も早く解放されたい。もっと激しい快楽の奔流に身を委ね、すべてを忘れて溺れたい。その一心であった。

 男の腰に絡めた脚に力を込め、自らの秘部をその硬い下腹に擦り付けるように、豊かな丸みを帯びた臀部を左右に振る。それは、誇り高き東方のシノビが見せた、完全な降伏の証に他ならなかった。

 しかし、男はまだ満足しない。昼間の、あの氷のように冷たい態度で自分を拒絶したこの女のプライドを、木っ端微塵に打ち砕き、精神の奥の奥まで完全に屈服させ、自らの足元に跪かせたいのだ。

「ん? 何だって? よく聞こえねぇな。もっと大きな声で、俺の耳元で啼いてみろよ。この俺に、どうしてほしいんだ?」

 男はわざと意地悪く問いかける。その声は、沼の底から響くかのようにねっとりとしていて、小雪の耳朶に不快にまとわりついた。小雪は、屈辱に頬を真っ赤に染めながらも、媚薬に蝕まれた身体の疼きには抗えず、震える声で懇願した。

「♡ご、ごしゅじん、さまぁ…♡♡♡わ、私を…♡もっと、めちゃくちゃに…♡してください…♡♡♡お、お願い…♡しますぅ…♡♡♡♡」

 涙で潤んだ黒い瞳で男を見上げ、必死に訴える。その姿は、哀れで、惨めで、そしてこの上なく扇情的であった。男は、ようやく満足したように、下卑た笑みを口元に浮かべた。

「ククッ…やっと素直になったか。だがなぁ、ユキ。俺はもう疲れたんだ。お前みたいな、見かけによらず淫乱な雌豚を満足させるのは、ちと骨が折れるんでな。今日はもう、このくらいにしておいてやるか?」

 男は、わざとらしく大きな溜息をつき、小雪の身体を突き放すような素振りを見せる。その言葉と、体内で楔が引き抜かれてしまうかもしれないという予感に、小雪は絶望的な気持ちになった。このまま、快楽の入り口で放置されるくらいなら、どんな辱めを受けてもいい。どんな汚い言葉を投げつけられても構わない。

「♡や、やだぁ゛ッ♡♡♡お、お願いぃ゛ッ♡♡♡ごしゅじんさまぁ゛ッ♡♡♡わ、私は、ご主人様の、おもちゃですぅ゛♡♡♡ど、どんなことでも、しますからぁ゛ッ♡♡♡だから、もっと、もっとぉ゛ッ♡♡♡いじめて、くださいぃ゛ッ♡♡♡♡♡」
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