74 / 100
第74話 無力な騎士団
しおりを挟む
城塞都市ガレリアの陥落。
その報は王都アークライトを、底なしの絶望の渦へと叩き込んだ。
『鉄壁』と謳われた最後の砦が、戦闘らしい戦闘もなくわずか一日で崩壊した。その事実は人々の心から魔王軍に抵抗するという意志そのものを奪い去るには十分すぎるほどの衝撃だった。
王都ではパニックが起きていた。
富裕層は我先にと南の港町へと続く街道に殺到し、そこかしこで略奪や暴動が頻発した。物価は高騰し、街から食料が消える。衛兵の数などたかが知れていた。もはや王都の治安は崩壊寸前だった。
だが、王国騎士団総長、そして国王はまだ諦めてはいなかった。
「全騎士団に通達! ガレリアから王都へ続く『王の街道』に最後の防衛線を構築する! 我々の誇りと王国の存亡をかけ、呪詛の軍勢をここで食い止めるのだ!」
玉座の間で、総長は悲壮な覚悟を込めてそう宣言した。
王国騎士団、その総力三万。それが人類に残された最後の希望だった。
騎士たちは死を覚悟していた。
彼らは愛する家族に別れを告げ、王国の、そして自分たちの名誉を守るため、北へと向かう街道へと続々と集結していった。
その中には、かつて俺とダリウスを調査するためにエデンを訪れた副団長アルフォンス・ミラーの姿もあった。彼は最前線の指揮官として、この絶望的な戦いの先頭に立っていた。
王の街道。
見渡す限りの平原に三万の騎士たちが鋼の壁となって布陣していた。陽光を浴びてきらめく白銀の鎧の波。天高く掲げられた無数の『獅子と太陽』の旗印。その光景は壮麗で、そしてあまりにも儚かった。
やがて、地平線の彼方に黒い染みが現れた。
呪詛の魔将ヴラドの軍勢だ。
彼らはガレリアを陥落させた時と同じように一定の距離を保って進軍を止めると、ただ静かにこちらを窺っている。その不気味な静寂が騎士たちの緊張を極限まで高めていた。
「怯むな!」
アルフォンスが馬上で声を張り上げた。
「奴らの狙いは我々の心だ! 恐怖に決して屈するな! 王国の、そして騎士の誇りを胸に抱け! 我らが盾となり民を守るのだ!」
彼の檄が騎士たちの士気を奮い立たせる。
「「「おおおおおっ!」」」
地鳴りのような雄叫びが平原に響き渡った。
その光景を敵陣から眺めていたヴラドは、退屈そうに肩をすくめた。
「……誇りか。人間とは実に脆いものを心の支えにするものだな」
彼は指を一本、ぱちんと鳴らした。
ガレリアを陥落させた時と同じ合図。
だが、今度の呪いはもっと単純で、そしてもっと根源的なものだった。
『――忘れよ』
その一言だけが不可視の波となって、三万の騎士たちの脳に直接響き渡った。
最前列で槍を構えていた若い騎士が、ふと首を傾げた。
「……あれ?」
彼は自分の手の中にある重く冷たい鉄の棒を不思議そうに見つめた。
(これは、なんだ……? 俺は、なぜ、こんなものを持っているんだ……?)
彼は槍の使い方を忘れた。
その異常は瞬く間に騎士団全体へと伝染していった。
「剣……? 剣の振り方が思い出せん……」
熟練の剣士が自分の愛剣をただ呆然と見つめている。
「魔法……? 呪文が一つも……出てこない……」
屈強な魔導騎士が頭を抱えてうずくまる。
「馬……? なぜ、俺はこんな獣の上に……?」
誇り高き騎馬隊が馬上でパニックに陥り、次々と落馬していく。
彼らは戦い方を忘れたのだ。
何年も何十年もかけてその身体に染み込ませてきた戦士としての技術、知識、そして経験。その全てがヴラドのたった一言の呪いによって、彼らの脳から綺麗に消し去られてしまった。
「な……なんだ、これは……!?」
アルフォンスは目の前で起きている信じがたい光景に絶句した。
屈強だったはずの騎士たちが、まるで初めて武器を手にした子供のようにおろおろと立ち尽くしている。鋼の壁はもはやただの無力な鉄の塊の集まりと化していた。
「い、いかん……! 立て直せ! 隊列を組め!」
彼は必死に叫んだ。
だが、その声はもはや誰の耳にも届かない。
兵士たちは『隊列』という言葉の意味さえ理解できなくなっていた。
ヴラドの軍勢は、その光景をただ静かに眺めているだけだった。
そして、ヴラドは最後の仕上げとばかりに、もう一度指を鳴らした。
『――そして、思い出せ』
その声と共に騎士たちの脳に新たな『記憶』が強制的に植え付けられた。
それは彼らが『戦士』になる前の、無力だった頃の記憶。
農夫だった者は鍬を握る感触を思い出した。
漁師だった者は網を引く重さを思い出した。
パン屋の息子だった者はパン生地の柔らかさを思い出した。
「……そうだ。俺は騎士なんかじゃない……」
「俺は、ただの農夫だ……」
「畑に……帰らなきゃ……」
彼らは鎧を脱ぎ捨て始めた。剣を、槍を、盾を、まるで無用の長物のように次々と地面に投げ捨てていく。
そして、彼らは背を向けた。
目の前にいる魔王の軍勢に。
守るべきだった王都に。
そして、騎士としての己の誇りに。
彼らはただそれぞれの故郷へと、とぼとぼと歩き始めた。
戦場を放棄したのだ。
三万を誇った王国騎士団は、こうして一人の犠牲者も出すことなく血を一滴も流すことなく、完全に無力化された。
その一部始終を丘の上から見ていたアルフォンスは、もはや何も言うことができなかった。
彼の周りには彼と同じように騎士としての記憶をかろうじて保っていた僅かな側近たちだけが、絶望に顔を青くして立ち尽くしている。
「……終わりだ」
アルフォンスの唇から乾いた力のない声が漏れた。
「王国は……終わった……」
彼は馬上で力なくうなだれた。
その目から一筋の熱い涙がこぼれ落ちた。それは王国への忠誠か、それとも自らの無力さへの悔しさか。
王都へと続く道はがら空きになった。
ヴラドの呪詛の軍勢を、もはや阻むものは何も無い。
人類の滅亡は、もはや確定的な未来としてすぐそこまで迫っていた。
その報は王都アークライトを、底なしの絶望の渦へと叩き込んだ。
『鉄壁』と謳われた最後の砦が、戦闘らしい戦闘もなくわずか一日で崩壊した。その事実は人々の心から魔王軍に抵抗するという意志そのものを奪い去るには十分すぎるほどの衝撃だった。
王都ではパニックが起きていた。
富裕層は我先にと南の港町へと続く街道に殺到し、そこかしこで略奪や暴動が頻発した。物価は高騰し、街から食料が消える。衛兵の数などたかが知れていた。もはや王都の治安は崩壊寸前だった。
だが、王国騎士団総長、そして国王はまだ諦めてはいなかった。
「全騎士団に通達! ガレリアから王都へ続く『王の街道』に最後の防衛線を構築する! 我々の誇りと王国の存亡をかけ、呪詛の軍勢をここで食い止めるのだ!」
玉座の間で、総長は悲壮な覚悟を込めてそう宣言した。
王国騎士団、その総力三万。それが人類に残された最後の希望だった。
騎士たちは死を覚悟していた。
彼らは愛する家族に別れを告げ、王国の、そして自分たちの名誉を守るため、北へと向かう街道へと続々と集結していった。
その中には、かつて俺とダリウスを調査するためにエデンを訪れた副団長アルフォンス・ミラーの姿もあった。彼は最前線の指揮官として、この絶望的な戦いの先頭に立っていた。
王の街道。
見渡す限りの平原に三万の騎士たちが鋼の壁となって布陣していた。陽光を浴びてきらめく白銀の鎧の波。天高く掲げられた無数の『獅子と太陽』の旗印。その光景は壮麗で、そしてあまりにも儚かった。
やがて、地平線の彼方に黒い染みが現れた。
呪詛の魔将ヴラドの軍勢だ。
彼らはガレリアを陥落させた時と同じように一定の距離を保って進軍を止めると、ただ静かにこちらを窺っている。その不気味な静寂が騎士たちの緊張を極限まで高めていた。
「怯むな!」
アルフォンスが馬上で声を張り上げた。
「奴らの狙いは我々の心だ! 恐怖に決して屈するな! 王国の、そして騎士の誇りを胸に抱け! 我らが盾となり民を守るのだ!」
彼の檄が騎士たちの士気を奮い立たせる。
「「「おおおおおっ!」」」
地鳴りのような雄叫びが平原に響き渡った。
その光景を敵陣から眺めていたヴラドは、退屈そうに肩をすくめた。
「……誇りか。人間とは実に脆いものを心の支えにするものだな」
彼は指を一本、ぱちんと鳴らした。
ガレリアを陥落させた時と同じ合図。
だが、今度の呪いはもっと単純で、そしてもっと根源的なものだった。
『――忘れよ』
その一言だけが不可視の波となって、三万の騎士たちの脳に直接響き渡った。
最前列で槍を構えていた若い騎士が、ふと首を傾げた。
「……あれ?」
彼は自分の手の中にある重く冷たい鉄の棒を不思議そうに見つめた。
(これは、なんだ……? 俺は、なぜ、こんなものを持っているんだ……?)
彼は槍の使い方を忘れた。
その異常は瞬く間に騎士団全体へと伝染していった。
「剣……? 剣の振り方が思い出せん……」
熟練の剣士が自分の愛剣をただ呆然と見つめている。
「魔法……? 呪文が一つも……出てこない……」
屈強な魔導騎士が頭を抱えてうずくまる。
「馬……? なぜ、俺はこんな獣の上に……?」
誇り高き騎馬隊が馬上でパニックに陥り、次々と落馬していく。
彼らは戦い方を忘れたのだ。
何年も何十年もかけてその身体に染み込ませてきた戦士としての技術、知識、そして経験。その全てがヴラドのたった一言の呪いによって、彼らの脳から綺麗に消し去られてしまった。
「な……なんだ、これは……!?」
アルフォンスは目の前で起きている信じがたい光景に絶句した。
屈強だったはずの騎士たちが、まるで初めて武器を手にした子供のようにおろおろと立ち尽くしている。鋼の壁はもはやただの無力な鉄の塊の集まりと化していた。
「い、いかん……! 立て直せ! 隊列を組め!」
彼は必死に叫んだ。
だが、その声はもはや誰の耳にも届かない。
兵士たちは『隊列』という言葉の意味さえ理解できなくなっていた。
ヴラドの軍勢は、その光景をただ静かに眺めているだけだった。
そして、ヴラドは最後の仕上げとばかりに、もう一度指を鳴らした。
『――そして、思い出せ』
その声と共に騎士たちの脳に新たな『記憶』が強制的に植え付けられた。
それは彼らが『戦士』になる前の、無力だった頃の記憶。
農夫だった者は鍬を握る感触を思い出した。
漁師だった者は網を引く重さを思い出した。
パン屋の息子だった者はパン生地の柔らかさを思い出した。
「……そうだ。俺は騎士なんかじゃない……」
「俺は、ただの農夫だ……」
「畑に……帰らなきゃ……」
彼らは鎧を脱ぎ捨て始めた。剣を、槍を、盾を、まるで無用の長物のように次々と地面に投げ捨てていく。
そして、彼らは背を向けた。
目の前にいる魔王の軍勢に。
守るべきだった王都に。
そして、騎士としての己の誇りに。
彼らはただそれぞれの故郷へと、とぼとぼと歩き始めた。
戦場を放棄したのだ。
三万を誇った王国騎士団は、こうして一人の犠牲者も出すことなく血を一滴も流すことなく、完全に無力化された。
その一部始終を丘の上から見ていたアルフォンスは、もはや何も言うことができなかった。
彼の周りには彼と同じように騎士としての記憶をかろうじて保っていた僅かな側近たちだけが、絶望に顔を青くして立ち尽くしている。
「……終わりだ」
アルフォンスの唇から乾いた力のない声が漏れた。
「王国は……終わった……」
彼は馬上で力なくうなだれた。
その目から一筋の熱い涙がこぼれ落ちた。それは王国への忠誠か、それとも自らの無力さへの悔しさか。
王都へと続く道はがら空きになった。
ヴラドの呪詛の軍勢を、もはや阻むものは何も無い。
人類の滅亡は、もはや確定的な未来としてすぐそこまで迫っていた。
38
あなたにおすすめの小説
貴族に無茶苦茶なことを言われたのでやけくそな行動をしたら、戦争賠償として引き抜かれました。
詰んだ
ファンタジー
エルクス王国の魔法剣士で重鎮のキースは、うんざりしていた。
王国とは名ばかりで、元老院の貴族が好き勝手なこと言っている。
そしてついに国力、戦力、人材全てにおいて圧倒的な戦力を持つヴォルクス皇国に、戦争を仕掛けるという暴挙に出た。
勝てるわけのない戦争に、「何とか勝て!」と言われたが、何もできるはずもなく、あっという間に劣勢になった。
日を追うごとに悪くなる戦況に、キースへのあたりがひどくなった。
むしゃくしゃしたキースは、一つの案を思いついた。
その案を実行したことによって、あんなことになるなんて、誰も想像しなかった。
追放された宮廷薬師、科学の力で不毛の地を救い、聡明な第二王子に溺愛される
希羽
ファンタジー
王国の土地が「灰色枯病」に蝕まれる中、若干25歳で宮廷薬師長に就任したばかりの天才リンは、その原因が「神の祟り」ではなく「土壌疲弊」であるという科学的真実を突き止める。しかし、錬金術による安易な「奇跡」にすがりたい国王と、彼女を妬む者たちの陰謀によって、リンは国を侮辱した反逆者の濡れ衣を着せられ、最も不毛な土地「灰の地」へ追放されてしまう。
すべてを奪われた彼女に残されたのは、膨大な科学知識だけだった。絶望の地で、リンは化学、物理学、植物学を駆使して生存基盤を確立し、やがて同じく見捨てられた者たちと共に、豊かな共同体「聖域」をゼロから築き上げていく。
その様子を影から見守り、心を痛めていたのは、第二王子アルジェント。宮廷で唯一リンの価値を理解しながらも、彼女の追放を止められなかった無力な王子だった。
微妙なバフなどもういらないと追放された補助魔法使い、バフ3000倍で敵の肉体を内部から破壊して無双する
こげ丸
ファンタジー
「微妙なバフなどもういらないんだよ!」
そう言われて冒険者パーティーを追放されたフォーレスト。
だが、仲間だと思っていたパーティーメンバーからの仕打ちは、それだけに留まらなかった。
「もうちょっと抵抗頑張んないと……妹を酷い目にあわせちゃうわよ?」
窮地に追い込まれたフォーレスト。
だが、バフの新たな可能性に気付いたその時、復讐はなされた。
こいつら……壊しちゃえば良いだけじゃないか。
これは、絶望の淵からバフの新たな可能性を見いだし、高みを目指すに至った補助魔法使いフォーレストが最強に至るまでの物語。
レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない
あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。
聖水が「無味無臭」というだけで能無しと追放された聖女ですが、前世が化学研究者だったので、相棒のスライムと辺境でポーション醸造所を始めます
☆ほしい
ファンタジー
聖女エリアーナの生み出す聖水は、万物を浄化する力を持つものの「無味無臭」で効果が分かりにくいため、「能無し」の烙印を押され王都から追放されてしまう。
絶望の淵で彼女は思い出す。前世が、物質の配合を極めた化学研究者だったことを。
「この完璧な純水……これ以上の溶媒はないじゃない!」
辺境の地で助けたスライムを相棒に、エリアーナは前世の知識と「能無し」の聖水を組み合わせ、常識を覆す高品質なポーション作りを始める。やがて彼女の作るポーションは国を揺るがす大ヒット商品となり、彼女を追放した者たちが手のひらを返して戻ってくるよう懇願するが――もう遅い。
元公務員、辺境ギルドの受付になる 〜『受理』と『却下』スキルで無自覚に無双していたら、伝説の職員と勘違いされて俺の定時退勤が危うい件〜
☆ほしい
ファンタジー
市役所で働く安定志向の公務員、志摩恭平(しまきょうへい)は、ある日突然、勇者召喚に巻き込まれて異世界へ。
しかし、与えられたスキルは『受理』と『却下』という、戦闘には全く役立ちそうにない地味なものだった。
「使えない」と判断された恭平は、国から追放され、流れ着いた辺境の街で冒険者ギルドの受付職員という天職を見つける。
書類仕事と定時退勤。前世と変わらぬ平穏な日々が続くはずだった。
だが、彼のスキルはとんでもない隠れた効果を持っていた。
高難易度依頼の書類に『却下』の判を押せば依頼自体が消滅し、新米冒険者のパーティ登録を『受理』すれば一時的に能力が向上する。
本人は事務処理をしているだけのつもりが、いつしか「彼の受付を通った者は必ず成功する」「彼に睨まれたモンスターは消滅する」という噂が広まっていく。
その結果、静かだった辺境ギルドには腕利きの冒険者が集い始め、恭平の定時退勤は日々脅かされていくのだった。
姉の陰謀で国を追放された第二王女は、隣国を発展させる聖女となる【完結】
小平ニコ
ファンタジー
幼少期から魔法の才能に溢れ、百年に一度の天才と呼ばれたリーリエル。だが、その才能を妬んだ姉により、無実の罪を着せられ、隣国へと追放されてしまう。
しかしリーリエルはくじけなかった。持ち前の根性と、常識を遥かに超えた魔法能力で、まともな建物すら存在しなかった隣国を、たちまちのうちに強国へと成長させる。
そして、リーリエルは戻って来た。
政治の実権を握り、やりたい放題の振る舞いで国を乱す姉を打ち倒すために……
宮廷から追放された聖女の回復魔法は最強でした。後から戻って来いと言われても今更遅いです
ダイナイ
ファンタジー
「お前が聖女だな、お前はいらないからクビだ」
宮廷に派遣されていた聖女メアリーは、お金の無駄だお前の代わりはいくらでもいるから、と宮廷を追放されてしまった。
聖国から王国に派遣されていた聖女は、この先どうしようか迷ってしまう。とりあえず、冒険者が集まる都市に行って仕事をしようと考えた。
しかし聖女は自分の回復魔法が異常であることを知らなかった。
冒険者都市に行った聖女は、自分の回復魔法が周囲に知られて大変なことになってしまう。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる