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002. 偽りの聖女と失意の底
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意識が浮上すると、見慣れない天井が目に入った。質素だが清潔な天蓋付きのベッド。昨夜の喧騒が嘘のように静かで、窓の外からは柔らかな朝日が差し込んでいる。ここは王城の一角にある、普段は使われていない客室の一つらしかった。夜会の後、気を失いかけたリリアーナは、侍女の手によってここまで運ばれたのだろう。
体を起こそうとしたが、鉛のように重く、指一本動かすのさえ億劫だった。昨夜の出来事が、悪夢のように脳裏に蘇る。エドガー殿下の冷たい声、マリアの勝ち誇ったような微笑み、周囲の好奇と侮蔑の視線、そして辺境への追放宣告――。
「……夢では、なかったのね」
乾いた唇から、か細い呟きが漏れた。涙はもう出なかった。あまりの衝撃と絶望に、感情さえも麻痺してしまったかのようだ。これから自分はどうなるのだろう。ヴァルテンベルク辺境領。名前を聞いただけで震えがくるような、過酷な土地。貴族令嬢として、王太子妃となるべく教育だけを受けてきた自分が、そこで生きていけるのだろうか。否、生きていけるはずがない。エドガー殿下は、自分に死ねと言ったのだ。緩やかに、確実に、誰にも知られずに朽ち果てろ、と。
コンコン、と控えめなノックの音がして、侍女が一人、盆を持って入ってきた。リリアーナが幼い頃から仕えてくれている、古い侍女だった。彼女の目元は赤く腫れており、リリアーナの身の上をどれほど案じているかが窺えた。
「リリアーナお嬢様、朝食をお持ちいたしました。少しでも、お口にされますよう……」
盆の上には、簡素なスープとパン、果物が乗せられていた。普段の侯爵家での食事や、ましてや王城での饗宴とは比べるべくもない、質素なものだった。追放される身には、これでも贅沢すぎるのかもしれない。
「……ありがとう。でも、今は何も喉を通らないわ」
力なく首を振るリリアーナ。胃が固く縮こまったようで、食べ物を受け付けそうになかった。
「そんなことをおっしゃらずに。お体を壊されてしまいます」
侍女は懇願するように言ったが、リリアーナは再び首を横に振るだけだった。侍女は悲しげに眉を寄せ、ため息をついた。
「……お嬢様。昨夜のこと、わたくし共も聞きました。あまりにも、酷い仕打ちでございます……」
「もう、いいのよ。全て、わたくしの至らなさ故なのだから」
自嘲気味に呟く。聖女の力がない、地味で、王太子妃に相応しくない。そう言われてしまえば、返す言葉もなかった。
「そんなことはございません! お嬢様は、誰よりも誠実に、真摯に、お妃様としての務めを果たそうと努力されてこられました! それを、あのような……!」
侍女の声が怒りに震える。
「それに、あのマリア様とかいう方が、本当に『真の聖女』様なのでしょうか……? 確かに、変わった知識をお持ちのようですが、そのお力とやらは、どうも……」
侍女は言葉を濁したが、言いたいことはリリアーナにも分かった。マリアの力は、あまりにも頼りなく、見せかけだけのものに見える。昨夜の「奇跡」も、お世辞にも素晴らしいとは言えなかった。
「……王都では、マリア様はもてはやされているのでしょう?」
「それは……確かに、殿下をはじめ、多くの方がマリア様を称賛しております。ですが、古くからの者たちの間では、疑問の声も上がっております。先日も、流行り病の治癒を試みたそうですが、結局、マリア様のお力ではどうにもならず、王宮付きの薬師の方々が奔走されたとか……。それに、頻繁に魔力切れを起こして倒れられるとも聞いておりますわ」
侍女は声を潜めて付け加えた。
「それなのに、成功した僅かな事例だけを大々的に喧伝し、失敗は隠蔽されているようなのです。まるで、何かを焦っているかのように……」
(焦り……?)
リリアーナは眉をひそめた。もしマリアが本当に力のある聖女ならば、焦る必要などないはずだ。彼女の振る舞いの裏には、何か隠された事情があるのかもしれない。あるいは、彼女自身が、自分の力の限界を誰よりもよく分かっているからこそ、虚飾を重ねて地位を固めようとしているのだろうか。
そして、そんな見え透いた嘘に、エドガー殿下は気づかないのだろうか。いや、気づかないのではなく、気づきたくないのかもしれない。一度マリアを「真の聖女」と持ち上げてしまった以上、今さら間違いでしたとは言えないのだろう。王太子としてのプライドが、真実を見る目を曇らせているのかもしれない。
(だとしても、それでわたくしを切り捨てる理由にはならないはず……)
怒りよりも深い、虚しさが胸に広がった。結局のところ、自分はエドガー殿下にとって、その程度の存在でしかなかったのだ。
「それから……辺境領のことですが……」
侍女がおずおずと切り出した。
「あそこは、本当に厳しい土地だと聞いております。冬は長く、吹雪で閉ざされ、夏は短く、痩せた土地では麦すら満足に育たないとか。人々は常に飢えと寒さに苦しみ、おまけに凶暴な魔物が頻繁に現れるそうです。赴任した役人や騎士たちも、長くはもたないと……」
侍女の言葉は、リリアーナの絶望をさらに深いものにした。聞けば聞くほど、生きて帰れる場所とは思えなかった。
「……そう。わかっているわ」
リリアーナは静かに答えた。もう、運命を受け入れるしかないのだ、と。
侍女はそれ以上何も言えず、ただ黙ってリリアーナの傍らに佇んでいた。
部屋に重い沈黙が流れる。窓の外の空は、皮肉なほど青く澄み渡っていた。
ぼんやりと、侍女が置いていった盆に目をやる。冷めてしまったスープ、固くなったパン。それでも、ふと、リリアーナの脳裏に、ある光景が浮かんだ。
それは、温かな湯気を立てる、黄金色のスープだった。具材がたっぷりと入っていて、見るからに栄養がありそうだ。隣には、ふっくらと炊き上がった白いご飯。そして、食卓を囲む人々の笑顔……。
(……なんだろう、これ……)
まただ。時折、こうして知らないはずの光景や感覚が、不意に蘇ることがある。それはいつも、「食」に関わるものだった。家庭の温かさを感じさせる料理、彩り豊かで美味しそうな料理、そして、それを食べて幸せそうにしている人々の姿。
(……食べると、元気になる……?)
そんな言葉が、心の奥底から響いてくるような気がした。前世の記憶、なのだろうか。もしそうだとしても、今の自分には何の役にも立たない、ただの幻に過ぎない。
それでも、その温かな幻影は、凍てついたリリアーナの心に、ほんの僅かな、針の先ほどの温もりを与えてくれるような気がした。
食べること。それは、生きること。
どんなに辛くても、苦しくても、人は食べなければ生きていけない。そして、美味しいものを食べれば、少しだけ、心が満たされる。そんな当たり前のことが、今のリリアーナには、遠い世界の真理のように感じられた。
(……辺境では、まともな食事もできないのでしょうね……)
自分のことよりも、そこに住む人々のことが、ふと気になった。常に飢えと寒さに苦しんでいるという人々。彼らは、温かいスープを飲んだら、少しは元気になれるのだろうか。
そんなことを考えていると、再び扉がノックされ、今度は王家の役人と思しき男性が入ってきた。感情の読み取れない無表情な顔で、リリアーナに一枚の羊皮紙を差し出した。
「クラインフェルト嬢。辺境への出発は明日の早朝と決定した。これは道中の食料と、最低限の身の回りの品を支給するための許可証だ。受け取りたまえ」
事務的な口調だった。
「なお、ヴァルテンベルク辺境領に到着するまで、および到着後も、クラインフェルト家を含む外部との一切の接触は禁じられている。これは王太子殿下直々のご命令である。ゆめゆめ、忘れることのないように」
それは、実家からの援助も期待できない、完全な孤立を意味していた。
リリアーナは震える手で、その羊皮紙を受け取った。薄っぺらな紙切れが、ずしりと重く感じられた。
役人が退室し、再び静寂が訪れる。侍女は何も言わず、ただ静かに涙を流していた。
リリアーナはゆっくりとベッドから立ち上がった。まだ体は重いが、さきほどよりは少しだけ力が戻ってきたような気がした。窓辺に歩み寄り、眼下に広がる王都の景色を見下ろす。美しく整備された街並み、活気ある人々の往来。昨日まで、ここが自分の世界だった。しかし、もう二度と、この景色を見ることはないだろう。
悲しみも、怒りも、絶望も、今はただ、心の奥底に沈殿しているかのようだった。代わりに胸を満たしていたのは、奇妙なほどの静けさだった。全てを失ったからこその、諦念にも似た感情。
(……行くしかないのね、辺境へ)
死ぬのかもしれない。おそらく、そうなるのだろう。
それでも。
もし、ほんの少しでも生き延びることができるのなら。
(……温かいスープくらいなら、作れるかもしれない)
そんな考えが、ふと頭をよぎった。何の根拠もない、ただの思いつき。けれど、その考えは、暗闇の中に灯った、小さな小さな蝋燭の火のように、リリアーナの心にかすかな光を投げかけた。
辺境という未知の世界への恐怖。見捨てられたという孤独感。それでも、彼女はただ絶望しているだけではなかった。ほんのわずかでも、前を向こうとする意志の欠片が、その翠の瞳の奥に宿り始めていた。
侍女に気づかれないように、リリアーナはそっと息を吐き、窓の外の青空を見上げた。どこまでも続く空の下、ヴァルテンベルク辺境領は、一体どんな場所なのだろうか。想像もつかない未来へ向けて、彼女の運命の歯車が、静かに、しかし確実に回り始めていた。
体を起こそうとしたが、鉛のように重く、指一本動かすのさえ億劫だった。昨夜の出来事が、悪夢のように脳裏に蘇る。エドガー殿下の冷たい声、マリアの勝ち誇ったような微笑み、周囲の好奇と侮蔑の視線、そして辺境への追放宣告――。
「……夢では、なかったのね」
乾いた唇から、か細い呟きが漏れた。涙はもう出なかった。あまりの衝撃と絶望に、感情さえも麻痺してしまったかのようだ。これから自分はどうなるのだろう。ヴァルテンベルク辺境領。名前を聞いただけで震えがくるような、過酷な土地。貴族令嬢として、王太子妃となるべく教育だけを受けてきた自分が、そこで生きていけるのだろうか。否、生きていけるはずがない。エドガー殿下は、自分に死ねと言ったのだ。緩やかに、確実に、誰にも知られずに朽ち果てろ、と。
コンコン、と控えめなノックの音がして、侍女が一人、盆を持って入ってきた。リリアーナが幼い頃から仕えてくれている、古い侍女だった。彼女の目元は赤く腫れており、リリアーナの身の上をどれほど案じているかが窺えた。
「リリアーナお嬢様、朝食をお持ちいたしました。少しでも、お口にされますよう……」
盆の上には、簡素なスープとパン、果物が乗せられていた。普段の侯爵家での食事や、ましてや王城での饗宴とは比べるべくもない、質素なものだった。追放される身には、これでも贅沢すぎるのかもしれない。
「……ありがとう。でも、今は何も喉を通らないわ」
力なく首を振るリリアーナ。胃が固く縮こまったようで、食べ物を受け付けそうになかった。
「そんなことをおっしゃらずに。お体を壊されてしまいます」
侍女は懇願するように言ったが、リリアーナは再び首を横に振るだけだった。侍女は悲しげに眉を寄せ、ため息をついた。
「……お嬢様。昨夜のこと、わたくし共も聞きました。あまりにも、酷い仕打ちでございます……」
「もう、いいのよ。全て、わたくしの至らなさ故なのだから」
自嘲気味に呟く。聖女の力がない、地味で、王太子妃に相応しくない。そう言われてしまえば、返す言葉もなかった。
「そんなことはございません! お嬢様は、誰よりも誠実に、真摯に、お妃様としての務めを果たそうと努力されてこられました! それを、あのような……!」
侍女の声が怒りに震える。
「それに、あのマリア様とかいう方が、本当に『真の聖女』様なのでしょうか……? 確かに、変わった知識をお持ちのようですが、そのお力とやらは、どうも……」
侍女は言葉を濁したが、言いたいことはリリアーナにも分かった。マリアの力は、あまりにも頼りなく、見せかけだけのものに見える。昨夜の「奇跡」も、お世辞にも素晴らしいとは言えなかった。
「……王都では、マリア様はもてはやされているのでしょう?」
「それは……確かに、殿下をはじめ、多くの方がマリア様を称賛しております。ですが、古くからの者たちの間では、疑問の声も上がっております。先日も、流行り病の治癒を試みたそうですが、結局、マリア様のお力ではどうにもならず、王宮付きの薬師の方々が奔走されたとか……。それに、頻繁に魔力切れを起こして倒れられるとも聞いておりますわ」
侍女は声を潜めて付け加えた。
「それなのに、成功した僅かな事例だけを大々的に喧伝し、失敗は隠蔽されているようなのです。まるで、何かを焦っているかのように……」
(焦り……?)
リリアーナは眉をひそめた。もしマリアが本当に力のある聖女ならば、焦る必要などないはずだ。彼女の振る舞いの裏には、何か隠された事情があるのかもしれない。あるいは、彼女自身が、自分の力の限界を誰よりもよく分かっているからこそ、虚飾を重ねて地位を固めようとしているのだろうか。
そして、そんな見え透いた嘘に、エドガー殿下は気づかないのだろうか。いや、気づかないのではなく、気づきたくないのかもしれない。一度マリアを「真の聖女」と持ち上げてしまった以上、今さら間違いでしたとは言えないのだろう。王太子としてのプライドが、真実を見る目を曇らせているのかもしれない。
(だとしても、それでわたくしを切り捨てる理由にはならないはず……)
怒りよりも深い、虚しさが胸に広がった。結局のところ、自分はエドガー殿下にとって、その程度の存在でしかなかったのだ。
「それから……辺境領のことですが……」
侍女がおずおずと切り出した。
「あそこは、本当に厳しい土地だと聞いております。冬は長く、吹雪で閉ざされ、夏は短く、痩せた土地では麦すら満足に育たないとか。人々は常に飢えと寒さに苦しみ、おまけに凶暴な魔物が頻繁に現れるそうです。赴任した役人や騎士たちも、長くはもたないと……」
侍女の言葉は、リリアーナの絶望をさらに深いものにした。聞けば聞くほど、生きて帰れる場所とは思えなかった。
「……そう。わかっているわ」
リリアーナは静かに答えた。もう、運命を受け入れるしかないのだ、と。
侍女はそれ以上何も言えず、ただ黙ってリリアーナの傍らに佇んでいた。
部屋に重い沈黙が流れる。窓の外の空は、皮肉なほど青く澄み渡っていた。
ぼんやりと、侍女が置いていった盆に目をやる。冷めてしまったスープ、固くなったパン。それでも、ふと、リリアーナの脳裏に、ある光景が浮かんだ。
それは、温かな湯気を立てる、黄金色のスープだった。具材がたっぷりと入っていて、見るからに栄養がありそうだ。隣には、ふっくらと炊き上がった白いご飯。そして、食卓を囲む人々の笑顔……。
(……なんだろう、これ……)
まただ。時折、こうして知らないはずの光景や感覚が、不意に蘇ることがある。それはいつも、「食」に関わるものだった。家庭の温かさを感じさせる料理、彩り豊かで美味しそうな料理、そして、それを食べて幸せそうにしている人々の姿。
(……食べると、元気になる……?)
そんな言葉が、心の奥底から響いてくるような気がした。前世の記憶、なのだろうか。もしそうだとしても、今の自分には何の役にも立たない、ただの幻に過ぎない。
それでも、その温かな幻影は、凍てついたリリアーナの心に、ほんの僅かな、針の先ほどの温もりを与えてくれるような気がした。
食べること。それは、生きること。
どんなに辛くても、苦しくても、人は食べなければ生きていけない。そして、美味しいものを食べれば、少しだけ、心が満たされる。そんな当たり前のことが、今のリリアーナには、遠い世界の真理のように感じられた。
(……辺境では、まともな食事もできないのでしょうね……)
自分のことよりも、そこに住む人々のことが、ふと気になった。常に飢えと寒さに苦しんでいるという人々。彼らは、温かいスープを飲んだら、少しは元気になれるのだろうか。
そんなことを考えていると、再び扉がノックされ、今度は王家の役人と思しき男性が入ってきた。感情の読み取れない無表情な顔で、リリアーナに一枚の羊皮紙を差し出した。
「クラインフェルト嬢。辺境への出発は明日の早朝と決定した。これは道中の食料と、最低限の身の回りの品を支給するための許可証だ。受け取りたまえ」
事務的な口調だった。
「なお、ヴァルテンベルク辺境領に到着するまで、および到着後も、クラインフェルト家を含む外部との一切の接触は禁じられている。これは王太子殿下直々のご命令である。ゆめゆめ、忘れることのないように」
それは、実家からの援助も期待できない、完全な孤立を意味していた。
リリアーナは震える手で、その羊皮紙を受け取った。薄っぺらな紙切れが、ずしりと重く感じられた。
役人が退室し、再び静寂が訪れる。侍女は何も言わず、ただ静かに涙を流していた。
リリアーナはゆっくりとベッドから立ち上がった。まだ体は重いが、さきほどよりは少しだけ力が戻ってきたような気がした。窓辺に歩み寄り、眼下に広がる王都の景色を見下ろす。美しく整備された街並み、活気ある人々の往来。昨日まで、ここが自分の世界だった。しかし、もう二度と、この景色を見ることはないだろう。
悲しみも、怒りも、絶望も、今はただ、心の奥底に沈殿しているかのようだった。代わりに胸を満たしていたのは、奇妙なほどの静けさだった。全てを失ったからこその、諦念にも似た感情。
(……行くしかないのね、辺境へ)
死ぬのかもしれない。おそらく、そうなるのだろう。
それでも。
もし、ほんの少しでも生き延びることができるのなら。
(……温かいスープくらいなら、作れるかもしれない)
そんな考えが、ふと頭をよぎった。何の根拠もない、ただの思いつき。けれど、その考えは、暗闇の中に灯った、小さな小さな蝋燭の火のように、リリアーナの心にかすかな光を投げかけた。
辺境という未知の世界への恐怖。見捨てられたという孤独感。それでも、彼女はただ絶望しているだけではなかった。ほんのわずかでも、前を向こうとする意志の欠片が、その翠の瞳の奥に宿り始めていた。
侍女に気づかれないように、リリアーナはそっと息を吐き、窓の外の青空を見上げた。どこまでも続く空の下、ヴァルテンベルク辺境領は、一体どんな場所なのだろうか。想像もつかない未来へ向けて、彼女の運命の歯車が、静かに、しかし確実に回り始めていた。
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