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048. 衰退する国力と民の不満
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王都アステルを覆う空気は、日増しに重く、よどんでいた。春になっても雨は少なく、日照りは続き、大地は乾ききっていた。王都周辺の農村から届く報告は、凶作を告げる絶望的な内容ばかり。小麦の価格は異常なまでに高騰し、パン一つ買うのにも長い列ができ、庶民の手にはなかなか渡らない。配給所に集まる人々は日に日に増え、その顔には飢えと疲労、そして先の見えない不安が色濃く刻まれていた。
「今日もこれだけか……子供たちに何を食べさせろって言うんだ……」
配給された僅かな黒パンを手に、痩せた母親が力なく呟く。その隣では、お腹を空かせた幼い子供が、力なく泣いていた。そんな光景が、王都のあちこちで見られるようになっていた。裕福な商人や貴族は、まだ食料を確保できていたが、庶民との格差は広がる一方で、街には不満と怒りの声が渦巻き始めていた。
「俺たちが飢えているってのに、王城じゃ毎晩のように宴会が開かれてるって話だぞ!」
「聖女様も、俺たちのことなんか、これっぽっちも気にかけてないんだろうよ!」
「王太子様も、あの女にうつつを抜かして、国のことなんか見えてないんだ!」
以前は畏敬の念を持って語られていた王族や聖女マリアに対する批判が、公然と口にされるようになっていた。治安も悪化し、食料を狙った窃盗や、些細なことから始まる暴動まがいの騒ぎも頻発するようになっていた。王国騎士団も、その鎮圧に追われていたが、彼ら自身もまた、食糧不足や士気の低下に悩まされており、十分な対応ができているとは言えなかった。
貴族社会もまた、揺れていた。聖女マリアの力の限界は、もはや誰の目にも明らかだった。彼女を「奇跡の聖女」と持ち上げていた新興貴族たちも、内心ではその化けの皮が剥がれるのを恐れ、あるいは次なる権力の拠り所を探し始めていた。古くからの貴族たちは、眉を顰めながらも、王太子エドガーの失政と国の衰退を静観し、来るべき変化に備えようとしていた。派閥間の対立も深まり、水面下では様々な陰謀が渦巻いているという噂も絶えなかった。
「マリア、今日のドレスは一段と素晴らしいね。まるで春の女神のようだ」
王城の一室で、エドガーは相変わらずマリアを甘やかすことに終始していた。彼は、国の危機的な状況から目を背けるかのように、マリアと共に贅沢な装飾品や美食に囲まれた、かりそめの楽園に閉じこもっていた。マリアもまた、現実から逃避するように、エドガーの甘言に酔いしれ、さらに高価な贈り物や、豪華な宴をねだることで、心の空白を埋めようとしていた。
しかし、エドガーの内心は、決して穏やかではなかった。大臣たちからの厳しい報告、民衆の不満の声、そして……遠い辺境から届く、あの女、リリアーナに関する信じがたい噂。それらが、彼の心を重く蝕んでいた。
(辺境では、あの女が……人々をまとめ、土地を豊かにし始めているというのか……? 馬鹿な……ありえない……)
彼は、リリアーナが辺境で成し遂げつつある「奇跡」の報告を聞くたびに、言いようのない焦燥感と、そして、認めたくない後悔の念に駆られた。もし、自分が間違っていたのだとしたら? もし、本当の「聖女」は、マリアではなく……。
(いや、違う! 私は間違っていない! 真の聖女はマリアだ! あの地味な女などに、そんな力があるはずがない!)
彼は必死に自分に言い聞かせた。しかし、その否定の言葉は、日に日に空虚な響きを帯び始めていた。国の衰退と、辺境の発展。そのあまりにも対照的な現実は、彼が目を背け続けてきた「真実」を、容赦なく突きつけようとしていた。
一方、辺境領では、春の農作業が本格化していた。リリアーナの指導のもと、村人たちは協力し合い、新しい知識と技術を吸収しながら、生き生きと畑仕事に励んでいた。堆肥によって改良された土壌は、驚くほど柔らかく、豊かになっていた。植えられた種芋や種籾は、力強く芽吹き、辺境の地に確かな希望をもたらしていた。
リリアーナも、王都の不穏な噂を耳にするたびに心を痛めていたが、今は目の前の仕事に集中することに決めていた。この辺境を、豊かな、人々が安心して暮らせる場所にすること。それが、今の自分にできる唯一のことだと信じて。
「リリアーナさん! 見てくれ! ジャガイモの芽が、こんなに大きく育ったぞ!」
村のまとめ役が、嬉しそうに報告に来る。
「まあ、本当! よかったですね!」
リリアーナも、その成長ぶりに目を細めた。
「これも全部、リリアーナさんと、辺境伯様のおかげだ。王都じゃ日照りで大変らしいが、ここにはちゃんと雨も降って(これもリリアーナの力が影響しているのかもしれない、と人々は密かに噂していた)、作物が元気に育ってる。本当にありがたいこった」
その言葉に、リリアーナは胸が熱くなった。自分たちの努力が、着実に実を結び始めている。この豊かさを、守り、育てていかなければならない。
王都の衰退と、辺境の再生。二つの場所の運命は、まるで光と影のように、対照的な道を歩み始めていた。そして、その中心には、常にリリアーナ・フォン・クラインフェルトという存在があった。彼女の力が、辺境に希望をもたらす一方で、王都の闇をさらに深くしているのかもしれない。その皮肉な現実は、やがて、両者を巻き込む大きな嵐へと繋がっていくことになるだろう。衰退する国力と民衆の不満は、もはや限界点に近づきつつあった。
「今日もこれだけか……子供たちに何を食べさせろって言うんだ……」
配給された僅かな黒パンを手に、痩せた母親が力なく呟く。その隣では、お腹を空かせた幼い子供が、力なく泣いていた。そんな光景が、王都のあちこちで見られるようになっていた。裕福な商人や貴族は、まだ食料を確保できていたが、庶民との格差は広がる一方で、街には不満と怒りの声が渦巻き始めていた。
「俺たちが飢えているってのに、王城じゃ毎晩のように宴会が開かれてるって話だぞ!」
「聖女様も、俺たちのことなんか、これっぽっちも気にかけてないんだろうよ!」
「王太子様も、あの女にうつつを抜かして、国のことなんか見えてないんだ!」
以前は畏敬の念を持って語られていた王族や聖女マリアに対する批判が、公然と口にされるようになっていた。治安も悪化し、食料を狙った窃盗や、些細なことから始まる暴動まがいの騒ぎも頻発するようになっていた。王国騎士団も、その鎮圧に追われていたが、彼ら自身もまた、食糧不足や士気の低下に悩まされており、十分な対応ができているとは言えなかった。
貴族社会もまた、揺れていた。聖女マリアの力の限界は、もはや誰の目にも明らかだった。彼女を「奇跡の聖女」と持ち上げていた新興貴族たちも、内心ではその化けの皮が剥がれるのを恐れ、あるいは次なる権力の拠り所を探し始めていた。古くからの貴族たちは、眉を顰めながらも、王太子エドガーの失政と国の衰退を静観し、来るべき変化に備えようとしていた。派閥間の対立も深まり、水面下では様々な陰謀が渦巻いているという噂も絶えなかった。
「マリア、今日のドレスは一段と素晴らしいね。まるで春の女神のようだ」
王城の一室で、エドガーは相変わらずマリアを甘やかすことに終始していた。彼は、国の危機的な状況から目を背けるかのように、マリアと共に贅沢な装飾品や美食に囲まれた、かりそめの楽園に閉じこもっていた。マリアもまた、現実から逃避するように、エドガーの甘言に酔いしれ、さらに高価な贈り物や、豪華な宴をねだることで、心の空白を埋めようとしていた。
しかし、エドガーの内心は、決して穏やかではなかった。大臣たちからの厳しい報告、民衆の不満の声、そして……遠い辺境から届く、あの女、リリアーナに関する信じがたい噂。それらが、彼の心を重く蝕んでいた。
(辺境では、あの女が……人々をまとめ、土地を豊かにし始めているというのか……? 馬鹿な……ありえない……)
彼は、リリアーナが辺境で成し遂げつつある「奇跡」の報告を聞くたびに、言いようのない焦燥感と、そして、認めたくない後悔の念に駆られた。もし、自分が間違っていたのだとしたら? もし、本当の「聖女」は、マリアではなく……。
(いや、違う! 私は間違っていない! 真の聖女はマリアだ! あの地味な女などに、そんな力があるはずがない!)
彼は必死に自分に言い聞かせた。しかし、その否定の言葉は、日に日に空虚な響きを帯び始めていた。国の衰退と、辺境の発展。そのあまりにも対照的な現実は、彼が目を背け続けてきた「真実」を、容赦なく突きつけようとしていた。
一方、辺境領では、春の農作業が本格化していた。リリアーナの指導のもと、村人たちは協力し合い、新しい知識と技術を吸収しながら、生き生きと畑仕事に励んでいた。堆肥によって改良された土壌は、驚くほど柔らかく、豊かになっていた。植えられた種芋や種籾は、力強く芽吹き、辺境の地に確かな希望をもたらしていた。
リリアーナも、王都の不穏な噂を耳にするたびに心を痛めていたが、今は目の前の仕事に集中することに決めていた。この辺境を、豊かな、人々が安心して暮らせる場所にすること。それが、今の自分にできる唯一のことだと信じて。
「リリアーナさん! 見てくれ! ジャガイモの芽が、こんなに大きく育ったぞ!」
村のまとめ役が、嬉しそうに報告に来る。
「まあ、本当! よかったですね!」
リリアーナも、その成長ぶりに目を細めた。
「これも全部、リリアーナさんと、辺境伯様のおかげだ。王都じゃ日照りで大変らしいが、ここにはちゃんと雨も降って(これもリリアーナの力が影響しているのかもしれない、と人々は密かに噂していた)、作物が元気に育ってる。本当にありがたいこった」
その言葉に、リリアーナは胸が熱くなった。自分たちの努力が、着実に実を結び始めている。この豊かさを、守り、育てていかなければならない。
王都の衰退と、辺境の再生。二つの場所の運命は、まるで光と影のように、対照的な道を歩み始めていた。そして、その中心には、常にリリアーナ・フォン・クラインフェルトという存在があった。彼女の力が、辺境に希望をもたらす一方で、王都の闇をさらに深くしているのかもしれない。その皮肉な現実は、やがて、両者を巻き込む大きな嵐へと繋がっていくことになるだろう。衰退する国力と民衆の不満は、もはや限界点に近づきつつあった。
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