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第三十三話:王の焦燥、学者の追撃
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第一の祭壇を、僕たちが「ボスを落とす」という前代未聞の方法で攻略したという事実は、イベントのログを通して、瞬時にサーバー中に伝播した。
【プレイヤー『リク』、第一の祭壇の守護者を討伐! 驚異的なスピードで《絶対王権》に追いつく!】
イベントの状況をリアルタイムで表示する公式フォーラムは、再び僕の名前で埋め尽くされた。
『またリクかよ!』
『落とすって何だよwww ボスは倒すもんじゃなくて落とすもんだったのか……』
『絶対王権、ガチで攻略してるのが馬鹿みたいじゃん』
この情報は、もちろん、第二の祭壇を目指して進軍していたカイザーの耳にも届いていた。
「……報告は、事実か」
彼の問いに、通信兵は震える声で答えた。
「は、はい。ログでも確認済みです。リクのパーティーは、戦闘時間ゼロ。テンペスト・ゴーレムと交戦することなく、祭壇を起動させています」
「……遺跡ごと、落とした、か」
カイザーの周囲を、重苦しい沈黙が支配した。彼の率いる《絶対王権》のメンバーたちは、自分たちが必死で切り開いてきた道程を、いともたやすく、そして全く異なるアプローチで追い抜かれたことに、動揺を隠せないでいた。
彼らのプライドは、じわじわと、しかし確実に、削られていく。
「カイザー様、奴ら、もはや我々を嘲笑っているかのようです! 我々の力を、正々堂々と見せつけてやるべきです!」
騎士団長が、屈辱に顔を歪ませながら進言する。
だが、カイザーは、静かにそれを制した。彼の蒼い瞳には、怒りよりも深い、底知れない感情が渦巻いていた。
(嘲笑? 違う。奴は、俺たちのことなど、歯牙にもかけていないのだ。奴は、ただ、自らの知的好奇心に従い、この世界の法則を、パズルを解くように弄んでいるに過ぎん。そして、その結果として、俺の築き上げてきた『常識』が、破壊されていく……)
カイザーは、初めて、自分がチェス盤の上のプレイヤーではなく、盤上で踊らされる駒に過ぎないのではないか、という屈辱的な感覚に襲われた。
このままでは、いけない。このまま、奴の掌の上で踊らされ続けては、王としての威厳が、ギルドの結束が、崩壊してしまう。
「……全軍、進軍速度を上げろ」
カイザーは、低く、しかし有無を言わせぬ声で命じた。
「これより、全ての妨害工作を中止する。もはや、小細工は不要だ。我々は、我々のやり方で、圧倒的な力と速度をもって、このイベントを制覇する。そして、奴が中央神殿にたどり着いた時、そこに待ち受けるのが、我々の完全なる支配だということを、思い知らせてやるのだ」
彼の戦略は、変わった。リクを足止めし、心を折るという段階は、もはや過去のものとなった。
今の彼の目的は、ただ一つ。リクよりも先に、このイベントをクリアし、最終地点で、絶対的な勝者として、彼を迎え撃つこと。そして、彼の目の前で、その無力さを証明することだ。
《絶対王権》の進軍は、鬼気迫るものへと変わった。彼らは、損害を度外視し、あらゆるバフアイテムやスキルを惜しみなく使い、第二、第三の祭壇を、驚異的なスピードで攻略していく。
その様子は、僕たちの元へも、イベントログを通して伝わってきていた。
「うお、すげえな、あいつら。もう三つ目の祭壇を落としたぞ」
第二の浮遊島で、地質調査をしながら歩いていたゴードンが、感心したように言った。
「本気を出してきた、ということでしょう。僕たちへの妨害が、完全に止みましたから」
「カイザーさん、躍起になっているんでしょうか……」
ミモリさんが、心配そうに呟く。
だが、僕は、そんな彼らの競争など、全く気にしていなかった。僕の目は、目の前に広がる、新たな地質学的奇跡に奪われていたからだ。
「これは……風食礫(ベンティファクト)か。しかも、これほど巨大なものは、初めて見ます」
僕たちがいた第二の浮遊島は、常に一方向から強い風が吹き付ける、過酷な環境だった。そのため、地表にある岩石は、風に運ばれた砂粒によって、長い年月をかけて削られ、特定の方向に鋭い稜線を持つ、独特の形状へと変化していた。
それは、地球の砂漠地帯などで見られる現象だが、この浮遊島では、その規模が桁違いだった。
「この島の守護者は、おそらく、この風を利用した攻撃を仕掛けてくるでしょう。ですが、この風も、この地形も、全ては、僕たちにとっての武器になりえます」
僕は、ノートに、風の流れと、岩石の配置を、克明に記録していく。
やがて、僕たちは、第二の祭壇へとたどり着いた。
そこを守っていたのは、『エア・エレメンタル・ロード』。実体を持たない、巨大な風の渦そのもののようなボスモンスターだった。
物理攻撃は、ほとんど効果がない。ゴードンの盾も、その巨体を防ぐことはできても、風による 지속的な削りダメージを防ぐことは難しい。
まさに、僕たちのようなパーティーにとって、最悪の相性と言える相手だった。
「どうする、リク! こいつ、殴っても殴っても、手ごたえがねえぞ!」
ゴードンが、風の渦に翻弄されながら叫ぶ。
「ゴードンさん、無理に攻撃する必要はありません。僕の指示通りに、動いてください」
僕は、戦場の指揮を執り始めた。
「まず、風上にある、あの三つの巨大な岩。あれを、風下に向かって、一直線に並ぶように誘導してください!」
「おう、任せろ!」
ゴードンは、僕の意図を理解できないまま、しかし、完璧なヘイトコントロールで、巨大な風の渦を、僕が指示した場所へと誘導していく。
そして、エア・エレメンタルが、三つの巨大な岩の風上に立った、その瞬間。
「ミモリさん、全員に、最大防御の結界を!」
「はい!」
「――そして、今です! 《破壊》!」
僕がスキルを発動したのは、ボスではない。ボスが立っている、風上の三つの巨大な岩だ。
僕のスキルによって、風化して脆くなっていた岩石は、その結合を失い、一瞬にして、膨大な量の「砂」へと姿を変えた。
次の瞬間。
戦場を吹き荒れていた強風が、その数トンにも及ぶ砂粒を巻き上げ、巨大な「砂嵐」となって、エア・エレメンタルへと襲いかかった。
「グ……ォ……ォ……!?」
風の集合体であるボスは、自らが操るはずの風によって運ばれてきた、無数の砂粒によって、その身体を構成する魔力を、内側から削り取られていく。物理攻撃は効かないが、この質量を伴った摩耗攻撃には、耐えられなかったのだ。
いわば、超巨大なサンドブラスト。
巨大な風の渦は、みるみるうちにその勢いを失い、やがて、一粒の魔石を残して、完全に消滅した。
【島の守護者、エア・エレメンタル・ロードの討伐を確認しました】
【第二の祭壇が、起動しました】
またしても、戦闘時間、わずか数分。
僕たちは、再び、敵の力を利用し、地形そのものを兵器とすることで、難敵を打ち破った。
イベントログには、再び僕たちの功績が記録される。
【プレイヤー『リク』、第二の祭壇を攻略! 《絶対王権》との差を、さらに縮める!】
第四の祭壇を攻略中だったカイザーは、その報告を聞き、ついに、その完璧な表情を、わずかに歪ませた。
「……またか。また、奴は、俺の想像を超えていきおった……」
焦燥。それは、絶対王者である彼が、これまで決して感じることのなかった感情。
その黒い感情は、彼の冷静な判断力を、少しずつ、しかし確実に、蝕み始めていた。
彼は、もはや、リクという存在を、無視することも、見下すこともできない。
ただ、追いつかれる前に、追いつき、そして、叩き潰すことだけを考えて、狂気的な速度で、前へ、前へと進み続けるしかなかった。
王者の焦りが、僕たちの追撃を、さらに加速させていく。
天空の遺跡を舞台にした、常識と非常識のレースは、いよいよ最終局面へと向かおうとしていた。
【プレイヤー『リク』、第一の祭壇の守護者を討伐! 驚異的なスピードで《絶対王権》に追いつく!】
イベントの状況をリアルタイムで表示する公式フォーラムは、再び僕の名前で埋め尽くされた。
『またリクかよ!』
『落とすって何だよwww ボスは倒すもんじゃなくて落とすもんだったのか……』
『絶対王権、ガチで攻略してるのが馬鹿みたいじゃん』
この情報は、もちろん、第二の祭壇を目指して進軍していたカイザーの耳にも届いていた。
「……報告は、事実か」
彼の問いに、通信兵は震える声で答えた。
「は、はい。ログでも確認済みです。リクのパーティーは、戦闘時間ゼロ。テンペスト・ゴーレムと交戦することなく、祭壇を起動させています」
「……遺跡ごと、落とした、か」
カイザーの周囲を、重苦しい沈黙が支配した。彼の率いる《絶対王権》のメンバーたちは、自分たちが必死で切り開いてきた道程を、いともたやすく、そして全く異なるアプローチで追い抜かれたことに、動揺を隠せないでいた。
彼らのプライドは、じわじわと、しかし確実に、削られていく。
「カイザー様、奴ら、もはや我々を嘲笑っているかのようです! 我々の力を、正々堂々と見せつけてやるべきです!」
騎士団長が、屈辱に顔を歪ませながら進言する。
だが、カイザーは、静かにそれを制した。彼の蒼い瞳には、怒りよりも深い、底知れない感情が渦巻いていた。
(嘲笑? 違う。奴は、俺たちのことなど、歯牙にもかけていないのだ。奴は、ただ、自らの知的好奇心に従い、この世界の法則を、パズルを解くように弄んでいるに過ぎん。そして、その結果として、俺の築き上げてきた『常識』が、破壊されていく……)
カイザーは、初めて、自分がチェス盤の上のプレイヤーではなく、盤上で踊らされる駒に過ぎないのではないか、という屈辱的な感覚に襲われた。
このままでは、いけない。このまま、奴の掌の上で踊らされ続けては、王としての威厳が、ギルドの結束が、崩壊してしまう。
「……全軍、進軍速度を上げろ」
カイザーは、低く、しかし有無を言わせぬ声で命じた。
「これより、全ての妨害工作を中止する。もはや、小細工は不要だ。我々は、我々のやり方で、圧倒的な力と速度をもって、このイベントを制覇する。そして、奴が中央神殿にたどり着いた時、そこに待ち受けるのが、我々の完全なる支配だということを、思い知らせてやるのだ」
彼の戦略は、変わった。リクを足止めし、心を折るという段階は、もはや過去のものとなった。
今の彼の目的は、ただ一つ。リクよりも先に、このイベントをクリアし、最終地点で、絶対的な勝者として、彼を迎え撃つこと。そして、彼の目の前で、その無力さを証明することだ。
《絶対王権》の進軍は、鬼気迫るものへと変わった。彼らは、損害を度外視し、あらゆるバフアイテムやスキルを惜しみなく使い、第二、第三の祭壇を、驚異的なスピードで攻略していく。
その様子は、僕たちの元へも、イベントログを通して伝わってきていた。
「うお、すげえな、あいつら。もう三つ目の祭壇を落としたぞ」
第二の浮遊島で、地質調査をしながら歩いていたゴードンが、感心したように言った。
「本気を出してきた、ということでしょう。僕たちへの妨害が、完全に止みましたから」
「カイザーさん、躍起になっているんでしょうか……」
ミモリさんが、心配そうに呟く。
だが、僕は、そんな彼らの競争など、全く気にしていなかった。僕の目は、目の前に広がる、新たな地質学的奇跡に奪われていたからだ。
「これは……風食礫(ベンティファクト)か。しかも、これほど巨大なものは、初めて見ます」
僕たちがいた第二の浮遊島は、常に一方向から強い風が吹き付ける、過酷な環境だった。そのため、地表にある岩石は、風に運ばれた砂粒によって、長い年月をかけて削られ、特定の方向に鋭い稜線を持つ、独特の形状へと変化していた。
それは、地球の砂漠地帯などで見られる現象だが、この浮遊島では、その規模が桁違いだった。
「この島の守護者は、おそらく、この風を利用した攻撃を仕掛けてくるでしょう。ですが、この風も、この地形も、全ては、僕たちにとっての武器になりえます」
僕は、ノートに、風の流れと、岩石の配置を、克明に記録していく。
やがて、僕たちは、第二の祭壇へとたどり着いた。
そこを守っていたのは、『エア・エレメンタル・ロード』。実体を持たない、巨大な風の渦そのもののようなボスモンスターだった。
物理攻撃は、ほとんど効果がない。ゴードンの盾も、その巨体を防ぐことはできても、風による 지속的な削りダメージを防ぐことは難しい。
まさに、僕たちのようなパーティーにとって、最悪の相性と言える相手だった。
「どうする、リク! こいつ、殴っても殴っても、手ごたえがねえぞ!」
ゴードンが、風の渦に翻弄されながら叫ぶ。
「ゴードンさん、無理に攻撃する必要はありません。僕の指示通りに、動いてください」
僕は、戦場の指揮を執り始めた。
「まず、風上にある、あの三つの巨大な岩。あれを、風下に向かって、一直線に並ぶように誘導してください!」
「おう、任せろ!」
ゴードンは、僕の意図を理解できないまま、しかし、完璧なヘイトコントロールで、巨大な風の渦を、僕が指示した場所へと誘導していく。
そして、エア・エレメンタルが、三つの巨大な岩の風上に立った、その瞬間。
「ミモリさん、全員に、最大防御の結界を!」
「はい!」
「――そして、今です! 《破壊》!」
僕がスキルを発動したのは、ボスではない。ボスが立っている、風上の三つの巨大な岩だ。
僕のスキルによって、風化して脆くなっていた岩石は、その結合を失い、一瞬にして、膨大な量の「砂」へと姿を変えた。
次の瞬間。
戦場を吹き荒れていた強風が、その数トンにも及ぶ砂粒を巻き上げ、巨大な「砂嵐」となって、エア・エレメンタルへと襲いかかった。
「グ……ォ……ォ……!?」
風の集合体であるボスは、自らが操るはずの風によって運ばれてきた、無数の砂粒によって、その身体を構成する魔力を、内側から削り取られていく。物理攻撃は効かないが、この質量を伴った摩耗攻撃には、耐えられなかったのだ。
いわば、超巨大なサンドブラスト。
巨大な風の渦は、みるみるうちにその勢いを失い、やがて、一粒の魔石を残して、完全に消滅した。
【島の守護者、エア・エレメンタル・ロードの討伐を確認しました】
【第二の祭壇が、起動しました】
またしても、戦闘時間、わずか数分。
僕たちは、再び、敵の力を利用し、地形そのものを兵器とすることで、難敵を打ち破った。
イベントログには、再び僕たちの功績が記録される。
【プレイヤー『リク』、第二の祭壇を攻略! 《絶対王権》との差を、さらに縮める!】
第四の祭壇を攻略中だったカイザーは、その報告を聞き、ついに、その完璧な表情を、わずかに歪ませた。
「……またか。また、奴は、俺の想像を超えていきおった……」
焦燥。それは、絶対王者である彼が、これまで決して感じることのなかった感情。
その黒い感情は、彼の冷静な判断力を、少しずつ、しかし確実に、蝕み始めていた。
彼は、もはや、リクという存在を、無視することも、見下すこともできない。
ただ、追いつかれる前に、追いつき、そして、叩き潰すことだけを考えて、狂気的な速度で、前へ、前へと進み続けるしかなかった。
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