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第六十·六十一話 決戦の地、エルフの森へ
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王都アルカディアは、俺たちが旅立つ日も変わらず喧騒に満ちていた。
だが、その喧騒の裏で、世界は確実に動き出している。黄昏の教団との見えざる戦争は、既に始まっていた。
俺たち『闘神旅団』は、その最前線へと向かう先遣隊。国王直々の勅命を受け、リリアナの故郷であるエルフの森『イルミナシル』を目指す。
「……ジン様、ガロウ様。準備はよろしいでしょうか」
東門の前で、リリアナが俺たちに問いかけた。
その声は、いつものように凛としていたが、その奥には故郷を案じる不安の色が隠しきれていなかった。
彼女は、エルフの国の伝統的な旅装束に身を包み、背には世界樹の杖を背負っている。その姿は、ただの可憐な王女ではなく、故郷を守るために戦う覚悟を決めた戦士のそれだった。
「おう、いつでも行けるぜ」
ガロウが、新調したばかりの巨大なウォーハンマーを肩に担ぎ、ニカッと笑う。その背中には、対神話級用に鍛え直された大盾が、太陽の光を反射して鈍く輝いていた。
俺も、無言で頷いた。
背中に刻まれたルーンの刺青が、来るべき戦いを予感して、微かに熱を帯びているようだった。
俺たちは、誰に見送られるでもなく、静かに王都を後にした。
東へ。ひたすらに東へ。
街道を数日進むと、人の往来は徐々にまばらになり、周囲の景色は豊かな自然へとその姿を変えていった。
アークライト王国の肥沃な大地を抜け、緩やかな丘陵地帯を越える。
「ここから先は、イルミナシルの森に隣接する緩衝地帯です。昔から、人間とエルフの民が交流してきた場所ですが……」
リリアナが、馬上で周囲を見回しながら言った。
その表情が、わずかに曇る。
「……空気が、重いですね」
彼女の言う通りだった。
豊かな森のはずなのに、鳥の声が少ない。風に乗って運ばれてくるのは、生命の匂いではなく、どこか淀んだ、不吉な気配だった。
教団の魔の手は、既にこの地にも及び始めているのかもしれない。
俺たちは、警戒を最大限に引き上げた。
ガロウが先頭に立ち、俺とリリアナがその後に続く。
道が、険しい岩肌が露出した渓谷地帯に差し掛かった、その時だった。
俺は、足を止めた。
「……止まれ」
俺の低い声に、ガロウとリリアナも即座に馬を止め、臨戦態勢に入る。
「どうした、ジン」
「……客だ。それも、歓迎されざるな」
俺の言葉が終わるか終わらないかのうちに、周囲の岩陰から、十数個の影が音もなく躍り出た。
黒い装束。顔を覆う不気味な仮面。
その手には、毒が塗られた短剣や、呪詛が込められた吹き矢が握られている。
黄昏の教団の、暗殺部隊だった。
「……やはり、追手が来ましたか」
リリアナが、冷静に呟く。
「へっ、上等じゃねえか。わざわざ出迎えご苦労なこった!」
ガロウが、ウォーハンマーを構えて咆哮した。
暗殺者たちは、何も語らない。
ただ、その仮面の奥から、冷たい殺意だけが俺たちに向けられていた。
彼らの狙いは、明確だった。
俺たちを、ここで足止めし、あるいは排除すること。
一人が、指笛を鳴らした。
それが、攻撃開始の合図だった。
暗殺者たちは、人間離れした俊敏さで、岩壁を蹴り、四方八方から同時に襲いかかってきた。
その動きは、これまでの教団員とは違う。戦闘のためではなく、ただ殺すためだけに洗練された、無駄のない動き。
「リリアナを守れ!」
俺が叫ぶと同時に、ガロウが動いた。
彼はリリアナの馬の前に立ちはだかり、大盾を地面に突き刺す。
それは、もはやただの盾ではない。移動要塞だ。
降り注ぐ毒矢や呪詛の弾丸を、その一枚の盾が完璧に防ぎきっていた。
だが、敵の狙いはそれだけではなかった。
数人の暗殺者が、地面に潜るようにしてその姿を消した。土遁の術か。
そして、ガロウの盾の死角、リリアナの足元から、その刃が突き出された。
「させません!」
リリアナは、慌てなかった。
彼女が世界樹の杖を地面に打ち付けると、周囲の地面から無数の茨の蔓が蛇のように伸び、土中から現れた暗殺者たちを絡め捕った。
覚醒した彼女の精霊魔法は、もはや単なる支援だけではない。戦場を支配する、絶対的な力となっていた。
そして俺は、その瞬間を待っていた。
ガロウが敵の攻撃を引きつけ、リリアナが奇襲を封じる。
そのおかげで、俺は自由に動ける。
俺は、一人の暗殺者の背後に、音もなく回り込んでいた。
「なっ!?」
暗殺者が、俺の気配に気づき、驚愕の声を上げる。
だが、もう遅い。
俺の拳は、その背骨を、鎧ごと粉々に砕いていた。
俺は、戦場を疾駆した。
仲間が作り出してくれた、最高の舞台の上で、ただ舞うように。
暗殺者たちの連携は、完璧だった。だが、俺たちの連携は、それを遥かに凌駕していた。
一人、また一人と、黒い装束が地に伏していく。
やがて、残ったのはリーダー格と思しき、一体の暗殺者だけとなった。
そいつは、他の者たちとは違う、銀色の仮面をつけていた。
その実力も、段違いだった。
銀仮面は、二本の短剣を逆手に持ち、幻影のように揺らめきながら俺に迫る。
その剣筋は、鋭く、そして毒辣だった。
俺は、その猛攻を、紙一重で見切り、捌いていく。
「……貴様、何者だ。ただの冒険者ではないな」
銀仮面が、初めて声を発した。その声は、女のものだった。
「闘神旅団だ。地獄で覚えておけ」
俺は、彼女の剣戟の、ほんの一瞬の隙間を縫って、その懐へと踏み込んだ。
そして、仮面めがけて、掌底を打ち込む。
仮面が、甲高い音を立てて砕け散った。
現れた素顔は、若く、そして美しい女のものだった。だが、その瞳には、狂信的な光が宿っている。
「……栄光あれ。旧神に、そして黄昏に……」
彼女は、敗北を悟ると、躊躇なく自らの胸を短剣で貫いた。
その体は、黒い炎に包まれ、一瞬で灰と化した。
情報を残さないための、自決魔法。
静寂が、渓谷に戻った。
後に残されたのは、教団の暗殺者たちの死体と、そして俺たちの荒い呼吸だけだった。
「……なんて連中だ。命を、何とも思っちゃいねえ」
ガロウが、吐き捨てるように言った。
この戦いで、俺たちは確信した。
黄昏の教団との戦いは、甘いものではない。彼らは、自らの命すら駒として使う、狂信者の集団なのだと。
俺たちは、休息もそこそこに、再び馬を走らせた。
敵は、俺たちの進軍を完全に把握している。のんびりしている暇はなかった。
それからさらに数日。
俺たちは、ついに目的の地へとたどり着いた。
目の前に広がるのは、どこまでも続く、雄大な森。
木々は天を突き、その葉は陽光を浴びてエメラルドのように輝いている。空気は清浄で、生命の力に満ち溢れていた。
イルミナシル。エルフの国。
だが、その美しい光景の中に、俺たちは確かに感じ取っていた。
森の奥深く。その中心部から放たれる、禍々しい瘴気の気配を。
「……間に合わなかった、か」
俺の呟きに、リリアナは、静かに、しかし力強く首を振った。
「いいえ。まだ、間に合います。ここからが、本当の戦いです」
その瞳には、故郷を穢す者への、静かな怒りの炎が燃えていた。
俺たちは、馬から降り、その神聖なる森へと、一歩を踏み出した。
決戦の地。
その戦いの火蓋は、既に切って落とされていたのだ。
だが、その喧騒の裏で、世界は確実に動き出している。黄昏の教団との見えざる戦争は、既に始まっていた。
俺たち『闘神旅団』は、その最前線へと向かう先遣隊。国王直々の勅命を受け、リリアナの故郷であるエルフの森『イルミナシル』を目指す。
「……ジン様、ガロウ様。準備はよろしいでしょうか」
東門の前で、リリアナが俺たちに問いかけた。
その声は、いつものように凛としていたが、その奥には故郷を案じる不安の色が隠しきれていなかった。
彼女は、エルフの国の伝統的な旅装束に身を包み、背には世界樹の杖を背負っている。その姿は、ただの可憐な王女ではなく、故郷を守るために戦う覚悟を決めた戦士のそれだった。
「おう、いつでも行けるぜ」
ガロウが、新調したばかりの巨大なウォーハンマーを肩に担ぎ、ニカッと笑う。その背中には、対神話級用に鍛え直された大盾が、太陽の光を反射して鈍く輝いていた。
俺も、無言で頷いた。
背中に刻まれたルーンの刺青が、来るべき戦いを予感して、微かに熱を帯びているようだった。
俺たちは、誰に見送られるでもなく、静かに王都を後にした。
東へ。ひたすらに東へ。
街道を数日進むと、人の往来は徐々にまばらになり、周囲の景色は豊かな自然へとその姿を変えていった。
アークライト王国の肥沃な大地を抜け、緩やかな丘陵地帯を越える。
「ここから先は、イルミナシルの森に隣接する緩衝地帯です。昔から、人間とエルフの民が交流してきた場所ですが……」
リリアナが、馬上で周囲を見回しながら言った。
その表情が、わずかに曇る。
「……空気が、重いですね」
彼女の言う通りだった。
豊かな森のはずなのに、鳥の声が少ない。風に乗って運ばれてくるのは、生命の匂いではなく、どこか淀んだ、不吉な気配だった。
教団の魔の手は、既にこの地にも及び始めているのかもしれない。
俺たちは、警戒を最大限に引き上げた。
ガロウが先頭に立ち、俺とリリアナがその後に続く。
道が、険しい岩肌が露出した渓谷地帯に差し掛かった、その時だった。
俺は、足を止めた。
「……止まれ」
俺の低い声に、ガロウとリリアナも即座に馬を止め、臨戦態勢に入る。
「どうした、ジン」
「……客だ。それも、歓迎されざるな」
俺の言葉が終わるか終わらないかのうちに、周囲の岩陰から、十数個の影が音もなく躍り出た。
黒い装束。顔を覆う不気味な仮面。
その手には、毒が塗られた短剣や、呪詛が込められた吹き矢が握られている。
黄昏の教団の、暗殺部隊だった。
「……やはり、追手が来ましたか」
リリアナが、冷静に呟く。
「へっ、上等じゃねえか。わざわざ出迎えご苦労なこった!」
ガロウが、ウォーハンマーを構えて咆哮した。
暗殺者たちは、何も語らない。
ただ、その仮面の奥から、冷たい殺意だけが俺たちに向けられていた。
彼らの狙いは、明確だった。
俺たちを、ここで足止めし、あるいは排除すること。
一人が、指笛を鳴らした。
それが、攻撃開始の合図だった。
暗殺者たちは、人間離れした俊敏さで、岩壁を蹴り、四方八方から同時に襲いかかってきた。
その動きは、これまでの教団員とは違う。戦闘のためではなく、ただ殺すためだけに洗練された、無駄のない動き。
「リリアナを守れ!」
俺が叫ぶと同時に、ガロウが動いた。
彼はリリアナの馬の前に立ちはだかり、大盾を地面に突き刺す。
それは、もはやただの盾ではない。移動要塞だ。
降り注ぐ毒矢や呪詛の弾丸を、その一枚の盾が完璧に防ぎきっていた。
だが、敵の狙いはそれだけではなかった。
数人の暗殺者が、地面に潜るようにしてその姿を消した。土遁の術か。
そして、ガロウの盾の死角、リリアナの足元から、その刃が突き出された。
「させません!」
リリアナは、慌てなかった。
彼女が世界樹の杖を地面に打ち付けると、周囲の地面から無数の茨の蔓が蛇のように伸び、土中から現れた暗殺者たちを絡め捕った。
覚醒した彼女の精霊魔法は、もはや単なる支援だけではない。戦場を支配する、絶対的な力となっていた。
そして俺は、その瞬間を待っていた。
ガロウが敵の攻撃を引きつけ、リリアナが奇襲を封じる。
そのおかげで、俺は自由に動ける。
俺は、一人の暗殺者の背後に、音もなく回り込んでいた。
「なっ!?」
暗殺者が、俺の気配に気づき、驚愕の声を上げる。
だが、もう遅い。
俺の拳は、その背骨を、鎧ごと粉々に砕いていた。
俺は、戦場を疾駆した。
仲間が作り出してくれた、最高の舞台の上で、ただ舞うように。
暗殺者たちの連携は、完璧だった。だが、俺たちの連携は、それを遥かに凌駕していた。
一人、また一人と、黒い装束が地に伏していく。
やがて、残ったのはリーダー格と思しき、一体の暗殺者だけとなった。
そいつは、他の者たちとは違う、銀色の仮面をつけていた。
その実力も、段違いだった。
銀仮面は、二本の短剣を逆手に持ち、幻影のように揺らめきながら俺に迫る。
その剣筋は、鋭く、そして毒辣だった。
俺は、その猛攻を、紙一重で見切り、捌いていく。
「……貴様、何者だ。ただの冒険者ではないな」
銀仮面が、初めて声を発した。その声は、女のものだった。
「闘神旅団だ。地獄で覚えておけ」
俺は、彼女の剣戟の、ほんの一瞬の隙間を縫って、その懐へと踏み込んだ。
そして、仮面めがけて、掌底を打ち込む。
仮面が、甲高い音を立てて砕け散った。
現れた素顔は、若く、そして美しい女のものだった。だが、その瞳には、狂信的な光が宿っている。
「……栄光あれ。旧神に、そして黄昏に……」
彼女は、敗北を悟ると、躊躇なく自らの胸を短剣で貫いた。
その体は、黒い炎に包まれ、一瞬で灰と化した。
情報を残さないための、自決魔法。
静寂が、渓谷に戻った。
後に残されたのは、教団の暗殺者たちの死体と、そして俺たちの荒い呼吸だけだった。
「……なんて連中だ。命を、何とも思っちゃいねえ」
ガロウが、吐き捨てるように言った。
この戦いで、俺たちは確信した。
黄昏の教団との戦いは、甘いものではない。彼らは、自らの命すら駒として使う、狂信者の集団なのだと。
俺たちは、休息もそこそこに、再び馬を走らせた。
敵は、俺たちの進軍を完全に把握している。のんびりしている暇はなかった。
それからさらに数日。
俺たちは、ついに目的の地へとたどり着いた。
目の前に広がるのは、どこまでも続く、雄大な森。
木々は天を突き、その葉は陽光を浴びてエメラルドのように輝いている。空気は清浄で、生命の力に満ち溢れていた。
イルミナシル。エルフの国。
だが、その美しい光景の中に、俺たちは確かに感じ取っていた。
森の奥深く。その中心部から放たれる、禍々しい瘴気の気配を。
「……間に合わなかった、か」
俺の呟きに、リリアナは、静かに、しかし力強く首を振った。
「いいえ。まだ、間に合います。ここからが、本当の戦いです」
その瞳には、故郷を穢す者への、静かな怒りの炎が燃えていた。
俺たちは、馬から降り、その神聖なる森へと、一歩を踏み出した。
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