文字の大きさ
大
中
小
17 / 100
第17話 初めてのクレープ
手を繋いで歩く休日の大通りは、活気と笑顔に満ち溢れていた。
行き交う人々、色とりどりの店の看板、馬車の軽快な蹄の音。その全てが、俺たちの門出を祝福してくれているかのようだ。
「まあ…! すごいですわ、ユウキ様!」
俺の隣で、ルナリアは子供のように目を輝かせていた。
彼女の視線は、道端で大道芸を披露するピエロに釘付けになったり、ショーウィンドウに飾られた美しいガラス細工に心を奪われたり、めまぐるしく動いている。
これまで彼女が見てきたのは、屋敷の窓から見える、切り取られた空と庭だけだった。
自分の足で歩く賑やかな街並みは、彼女にとって何もかもが新鮮で、刺激的なのだろう。
その純粋な好奇心に満ちた横顔を見ているだけで、俺の心は温かいもので満たされていく。
彼女がこれから経験するであろう、たくさんの「初めて」の瞬間に、俺が立ち会える。
そのことが、たまらなく嬉しかった。
「ユウキ様、あれは…?」
不意に、ルナリアが足を止めて、ある一点を指さした。
彼女の視線の先には、甘く香ばしい匂いを漂わせる小さな屋台があった。
屋台の前には数人の子供たちが集まり、嬉しそうに何かを頬張っている。
屋台の看板には「焼きたてクレープ」と書かれていた。
薄く焼いた生地に、生クリームや果物をたっぷりと乗せた、この世界でも人気のスイーツだ。
「クレープの屋台だよ。食べたこと、ないか?」
俺が尋ねると、ルナリアはこくりと首を横に振った。
「はい、初めて見ました。とても…甘くて、良い香りがしますわね」
くんくんと鼻をひくつかせる彼女の仕草が、小動物のようで可愛らしい。
その瞳は、屋台で作られていくクレープに釘付けだった。
屋台の主人が、手際よく鉄板の上で生地を薄く伸ばしていく。
焼き上がった生地の上に、雪のような生クリームと、真っ赤なイチゴ、黄色いバナナが手早く乗せられていく。
最後にチョコレートソースがかけられ、くるりと器用に巻かれれば、美味しそうなクレープの完成だ。
その一連の流れを、ルナリアは魔法でも見るかのように、食い入るように見つめていた。
その瞳に、隠しきれない憧れの色が浮かんでいるのを見て、俺は微笑んだ。
「よかったら、一つ食べてみるか?」
「えっ!? よろしいのですか!?」
彼女は、まるで夢のような提案をされたかのように、目を丸くして俺を見た。
「もちろんだよ。俺も食べたくなってきたし」
俺たちは屋台の列に並んだ。
自分の番が来て、俺が「イチゴチョコクリームを二つください」と注文する。
ルナリアは、俺とお揃いのものを頼んだことが嬉しいのか、隣でそわそわと落ち着かない様子だ。
「はい、お待ちどうさま!」
屋台の主人から、温かいクレープを手渡される。
ずっしりとした重みと、甘い香りが食欲をそそる。
「わあ…!」
自分の手にクレープを受け取ったルナリアは、感嘆の声を上げた。
「これが、クレープ…。綺麗で、温かくて、なんだか夢のようですわ」
彼女は食べるのがもったいないとでも言うように、しばらくうっとりとそれを眺めていた。
「冷めないうちに食べた方が美味しいよ」
俺がそう促すと、彼女はこくりと頷き、おずおずと、そしてとても大切そうに、クレープの先端を小さく一口、かじった。
その瞬間。
ルナリアの空色の瞳が、これ以上ないというくらい、大きく見開かれた。
「んっ…!」
彼女の口から、驚きと感動が入り混じった声が漏れる。
そして、次の瞬間には、その顔が至上の幸福でとろりと蕩けた。
頬はほんのりと赤く染まり、その瞳は潤んでいる。
「おいしい…! なんて、なんて美味しいのでしょう…!」
震える声で、彼女は呟いた。
「ふわふわの生地と、とろけるようなクリームの甘さ…イチゴの甘酸っぱさが、口の中で踊っていますわ…! こんなに美味しいものが、この世にあったなんて…!」
その感動の仕方は、まるで最高の食レポを聞いているかのようだ。
大袈裟だと笑う者もいるかもしれない。だが、俺には彼女の感動が本物だと分かった。
生まれて初めて食べる、庶民の甘いお菓子。
その味が、彼女の世界に新たな彩りを加えたのだ。
「よかったな」
俺がそう言って微笑むと、彼女は満面の笑みで何度も頷いた。
そして、よほど気に入ったのか、夢中になってクレープを頬張り始めた。
その姿は、警戒心を解いて餌を食べるリスのように、無防備で、そしてとてつもなく愛おしかった。
幸せそうにクレープを食べる彼女の姿を、俺は自分のことのように嬉しく思いながら眺めていた。
その時、俺はあることに気がついた。
夢中で食べたせいで、彼女の口の端に、ぽつりと白い生クリームが付着していたのだ。
その小さな白い点は、彼女の桜色の唇のすぐ隣で、甘い存在感を主張していた。
「あ…」
俺は、ほとんど無意識だった。
考えるより先に、ごく自然な動作で、右手の親指を伸ばしていた。
そして、その指先で、彼女の口元についたクリームを、そっと拭ってやったのだ。
ぴたっ。
俺の指が、彼女の柔らかい肌に触れた、その瞬間。
ルナリアの体が、びくりと大きく跳ねた。
彼女は、自分が何をされたのか理解できないといった様子で、ぱちくりと目を瞬かせている。
そして、俺の指先に付いた白いクリームと、俺の顔を交互に見比べた。
数秒の沈黙。
やがて、事態を完全に理解した彼女の顔が、ぼんっ、と音を立てるかのような勢いで、首筋まで真っ赤に染め上がった。
「ひゃ、ひゃいっ…!?」
彼女の口から、裏返ったカエルのような奇妙な声が飛び出す。
その空色の瞳は、驚きと羞恥で潤み、ゆらゆらと揺れていた。
心臓の音が、隣にいる俺にまで聞こえてきそうなほど、大きく高鳴っているのが分かった。
俺は、自分が何気なくしてしまった行動の破壊力に、ここでようやく気がついた。
そして、拭ったクリームが付いたままの自分の親指を見て、同じように顔が熱くなるのを感じた。
「あ、いや、ごめん! なんか、つい…!」
慌てて謝る俺に、ルナリアはぶんぶんと、ちぎれんばかりに首を横に振った。
「い、いえ! とんでもないです! ありがとうございます…! その…あの…えっと…」
彼女は完全にパニックに陥り、言葉にならない言葉を繰り返している。
その姿は、あまりにも初々しくて、あまりにも可愛らしくて、俺は心臓をぎゅっと鷲掴みにされたような気分になった。
気まずいような、でも、どこか甘酸っぱい空気が、俺たちの間に流れる。
道行く人々は、顔を真っ赤にして固まっている美男美女を、不思議そうな顔で見ていた。
「…その指、どうするんだ?」
俺が、クリームの付いた親指を持て余していると、ルナリアが何かを思いついたように、はっと顔を上げた。
そして、信じられないようなことを、か細い声で言ったのだ。
「わ、私が…いただいても、よろしいでしょうか…?」
「ぶっ!?」
俺は思わずむせ返った。
彼女は一体何を言っているんだ。
彼女の顔は、もはや羞恥心で爆発寸前だ。それでも、潤んだ瞳は真剣に俺を見つめている。
冗談で言っているのではない。本気だ。
このままでは、往来の真ん中でとんでもない光景が繰り広げられてしまう。
俺は慌てて、近くにあったハンカチで指を拭った。
「いや! 大丈夫! 大丈夫だから!」
「あ…うぅ…」
ルナリアは、心底残念そうな顔で、しょんぼりと肩を落とした。
俺たちは、しばらくの間、顔を見合わせることもできずに、黙って残りのクレープを食べた。
その味は、先ほどよりも、ずっとずっと甘く感じられた。
初めてのデートは、始まったばかりだというのに、すでに俺の心臓は限界を迎えようとしていた。
この甘すぎるハプニングは、きっと一生忘れられないだろう。
行き交う人々、色とりどりの店の看板、馬車の軽快な蹄の音。その全てが、俺たちの門出を祝福してくれているかのようだ。
「まあ…! すごいですわ、ユウキ様!」
俺の隣で、ルナリアは子供のように目を輝かせていた。
彼女の視線は、道端で大道芸を披露するピエロに釘付けになったり、ショーウィンドウに飾られた美しいガラス細工に心を奪われたり、めまぐるしく動いている。
これまで彼女が見てきたのは、屋敷の窓から見える、切り取られた空と庭だけだった。
自分の足で歩く賑やかな街並みは、彼女にとって何もかもが新鮮で、刺激的なのだろう。
その純粋な好奇心に満ちた横顔を見ているだけで、俺の心は温かいもので満たされていく。
彼女がこれから経験するであろう、たくさんの「初めて」の瞬間に、俺が立ち会える。
そのことが、たまらなく嬉しかった。
「ユウキ様、あれは…?」
不意に、ルナリアが足を止めて、ある一点を指さした。
彼女の視線の先には、甘く香ばしい匂いを漂わせる小さな屋台があった。
屋台の前には数人の子供たちが集まり、嬉しそうに何かを頬張っている。
屋台の看板には「焼きたてクレープ」と書かれていた。
薄く焼いた生地に、生クリームや果物をたっぷりと乗せた、この世界でも人気のスイーツだ。
「クレープの屋台だよ。食べたこと、ないか?」
俺が尋ねると、ルナリアはこくりと首を横に振った。
「はい、初めて見ました。とても…甘くて、良い香りがしますわね」
くんくんと鼻をひくつかせる彼女の仕草が、小動物のようで可愛らしい。
その瞳は、屋台で作られていくクレープに釘付けだった。
屋台の主人が、手際よく鉄板の上で生地を薄く伸ばしていく。
焼き上がった生地の上に、雪のような生クリームと、真っ赤なイチゴ、黄色いバナナが手早く乗せられていく。
最後にチョコレートソースがかけられ、くるりと器用に巻かれれば、美味しそうなクレープの完成だ。
その一連の流れを、ルナリアは魔法でも見るかのように、食い入るように見つめていた。
その瞳に、隠しきれない憧れの色が浮かんでいるのを見て、俺は微笑んだ。
「よかったら、一つ食べてみるか?」
「えっ!? よろしいのですか!?」
彼女は、まるで夢のような提案をされたかのように、目を丸くして俺を見た。
「もちろんだよ。俺も食べたくなってきたし」
俺たちは屋台の列に並んだ。
自分の番が来て、俺が「イチゴチョコクリームを二つください」と注文する。
ルナリアは、俺とお揃いのものを頼んだことが嬉しいのか、隣でそわそわと落ち着かない様子だ。
「はい、お待ちどうさま!」
屋台の主人から、温かいクレープを手渡される。
ずっしりとした重みと、甘い香りが食欲をそそる。
「わあ…!」
自分の手にクレープを受け取ったルナリアは、感嘆の声を上げた。
「これが、クレープ…。綺麗で、温かくて、なんだか夢のようですわ」
彼女は食べるのがもったいないとでも言うように、しばらくうっとりとそれを眺めていた。
「冷めないうちに食べた方が美味しいよ」
俺がそう促すと、彼女はこくりと頷き、おずおずと、そしてとても大切そうに、クレープの先端を小さく一口、かじった。
その瞬間。
ルナリアの空色の瞳が、これ以上ないというくらい、大きく見開かれた。
「んっ…!」
彼女の口から、驚きと感動が入り混じった声が漏れる。
そして、次の瞬間には、その顔が至上の幸福でとろりと蕩けた。
頬はほんのりと赤く染まり、その瞳は潤んでいる。
「おいしい…! なんて、なんて美味しいのでしょう…!」
震える声で、彼女は呟いた。
「ふわふわの生地と、とろけるようなクリームの甘さ…イチゴの甘酸っぱさが、口の中で踊っていますわ…! こんなに美味しいものが、この世にあったなんて…!」
その感動の仕方は、まるで最高の食レポを聞いているかのようだ。
大袈裟だと笑う者もいるかもしれない。だが、俺には彼女の感動が本物だと分かった。
生まれて初めて食べる、庶民の甘いお菓子。
その味が、彼女の世界に新たな彩りを加えたのだ。
「よかったな」
俺がそう言って微笑むと、彼女は満面の笑みで何度も頷いた。
そして、よほど気に入ったのか、夢中になってクレープを頬張り始めた。
その姿は、警戒心を解いて餌を食べるリスのように、無防備で、そしてとてつもなく愛おしかった。
幸せそうにクレープを食べる彼女の姿を、俺は自分のことのように嬉しく思いながら眺めていた。
その時、俺はあることに気がついた。
夢中で食べたせいで、彼女の口の端に、ぽつりと白い生クリームが付着していたのだ。
その小さな白い点は、彼女の桜色の唇のすぐ隣で、甘い存在感を主張していた。
「あ…」
俺は、ほとんど無意識だった。
考えるより先に、ごく自然な動作で、右手の親指を伸ばしていた。
そして、その指先で、彼女の口元についたクリームを、そっと拭ってやったのだ。
ぴたっ。
俺の指が、彼女の柔らかい肌に触れた、その瞬間。
ルナリアの体が、びくりと大きく跳ねた。
彼女は、自分が何をされたのか理解できないといった様子で、ぱちくりと目を瞬かせている。
そして、俺の指先に付いた白いクリームと、俺の顔を交互に見比べた。
数秒の沈黙。
やがて、事態を完全に理解した彼女の顔が、ぼんっ、と音を立てるかのような勢いで、首筋まで真っ赤に染め上がった。
「ひゃ、ひゃいっ…!?」
彼女の口から、裏返ったカエルのような奇妙な声が飛び出す。
その空色の瞳は、驚きと羞恥で潤み、ゆらゆらと揺れていた。
心臓の音が、隣にいる俺にまで聞こえてきそうなほど、大きく高鳴っているのが分かった。
俺は、自分が何気なくしてしまった行動の破壊力に、ここでようやく気がついた。
そして、拭ったクリームが付いたままの自分の親指を見て、同じように顔が熱くなるのを感じた。
「あ、いや、ごめん! なんか、つい…!」
慌てて謝る俺に、ルナリアはぶんぶんと、ちぎれんばかりに首を横に振った。
「い、いえ! とんでもないです! ありがとうございます…! その…あの…えっと…」
彼女は完全にパニックに陥り、言葉にならない言葉を繰り返している。
その姿は、あまりにも初々しくて、あまりにも可愛らしくて、俺は心臓をぎゅっと鷲掴みにされたような気分になった。
気まずいような、でも、どこか甘酸っぱい空気が、俺たちの間に流れる。
道行く人々は、顔を真っ赤にして固まっている美男美女を、不思議そうな顔で見ていた。
「…その指、どうするんだ?」
俺が、クリームの付いた親指を持て余していると、ルナリアが何かを思いついたように、はっと顔を上げた。
そして、信じられないようなことを、か細い声で言ったのだ。
「わ、私が…いただいても、よろしいでしょうか…?」
「ぶっ!?」
俺は思わずむせ返った。
彼女は一体何を言っているんだ。
彼女の顔は、もはや羞恥心で爆発寸前だ。それでも、潤んだ瞳は真剣に俺を見つめている。
冗談で言っているのではない。本気だ。
このままでは、往来の真ん中でとんでもない光景が繰り広げられてしまう。
俺は慌てて、近くにあったハンカチで指を拭った。
「いや! 大丈夫! 大丈夫だから!」
「あ…うぅ…」
ルナリアは、心底残念そうな顔で、しょんぼりと肩を落とした。
俺たちは、しばらくの間、顔を見合わせることもできずに、黙って残りのクレープを食べた。
その味は、先ほどよりも、ずっとずっと甘く感じられた。
初めてのデートは、始まったばかりだというのに、すでに俺の心臓は限界を迎えようとしていた。
この甘すぎるハプニングは、きっと一生忘れられないだろう。
感想 30
あなたにおすすめの小説
ホームレスのおっさんの俺、異世界に転移したら改竄スキルを貰ったので、色んなものを書き換えながら新たな人生を歩もうと思います
会社員で元作家志望の安堂道也――ミチヤは、ある日パワハラに反撃して会社をクビになってしまう。河川敷で暮らすホームレスとなってしまったミチヤであったが、謎の黒点に接触することで異世界へと転移し、改竄という名のスキルを貰う。あらゆるものを書き替えられる能力に気付いたミチヤは、それを巧みに行使して第二の人生を謳歌していく。
辺境のスローライフを満喫したいのに、料理が絶品すぎて冷酷騎士団長に囲い込まれました
異世界に転移した元会社員のミサキは、現代の調味料と調理技術というチート能力を駆使し、辺境の森で誰にも邪魔されない静かなスローライフを送ることを目指していた。
しかし、彼女の作る絶品の料理の香りは、辺境を守る冷酷な「鉄血」騎士団長ガイウスを引き寄せてしまった。
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
50歳のおっさん! 寿命10年で何をする? 私は異世界旅行と答えてしまいました 【寿命ショッピングで異世界旅行】
私の名前はカガワ ユキサダ 50歳
飲み屋で出会ったお爺さんに変な質問をされました
「自分の寿命を10年で1億円に変えられたら変えるか?」と
私は答えました
「10年使ったら別の世界に行きますね」と
お爺さんは嬉しそうに頷いていた。
そして、気が付くと私は異世界の森に……旅行と言ったはずなんですけどね!
独身おじさんの異世界おひとりさまライフ〜金や評価は要りません。コーヒーとタバコ、そして本があれば最高です〜【改訂版】
ブラック企業で身も心もすり減らした相馬蓮司(42歳)。
過労死の果てに辿り着いたのは、剣と魔法の異世界だった。
神様から「万能スキル」を押し付けられたものの、蓮司が選んだのは──戦いでも冒険でもない。
静かな辺境の村外れで、珈琲と煙草の店を開く。
作り出す珈琲は病も呪いも吹き飛ばし、煙草は吸っただけで魔力上限を突破。
伝説級アイテム扱いされ、貴族も英雄も列をなすが──本人は、そんな騒ぎに興味なし。
「……うまい珈琲と煙草があれば、それでいい」
誰かと群れる気も、媚びる気もない。
ただ、自分のためだけに、今日も一杯と一服を楽しむ。
誰にも縛られない孤高のおっさんの、異世界マイペースライフ。
※本作は、旧版の『独身おじさん』を全面的に書き直した改稿版です。
【完結】スキルを作って習得!僕の趣味になりました
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》 どんなスキル持ちかによって、人生が決まる。生まれ持ったスキルは、12歳過ぎから鑑定で見えるようになる。ロマドは、4度目の15歳の歳の鑑定で、『スキル錬金』という優秀なスキルだと鑑定され……たと思ったが、錬金とつくが熟練度が上がらない!結局、使えないスキルとして一般スキル扱いとなってしまった。
どうやったら熟練度が上がるんだと思っていたところで、熟練度の上げ方を発見!
スキルの扱いを錬金にしてもらおうとするも却下された為、仕方なくあきらめた。だが、ふと「作成条件」という文字が目の前に見えて、その条件を達してみると、新しいスキルをゲットした!
天然ロマドと、タメで先輩のユイジュの突っ込みと、チェトの可愛さ(ロマドの主観)で織りなす、スキルと笑いのアドベンチャー。
異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜
「異世界に転移したら、ぼっちでした!?」
20歳の普通の会社員、ぼっちーが目を覚ましたら、そこは見知らぬ異世界の草原。手元には謎のスマホと簡単な日用品だけ。サバイバル知識ゼロでお金もないけど、せっかくの異世界生活、ブログで記録を残していくことに。
一風変わったブログ形式で、異世界の日常や驚き、見知らぬ土地での発見を綴る異世界サバイバル記録です!