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第24話:スケルトンの墓所
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プレイグラット討伐から、一週間が過ぎた。俺たちの生活は、劇的に変わった。
まず、宿を移った。これまで泊まっていた安宿ではなく、街で一番と評判の『白鹿亭』の、一番良い部屋を長期で借り上げた。ふかふかのベッドに、専用の風呂までついている。ルナは初めて見る豪華な部屋に、尻尾をぱたぱたと揺らして大はしゃぎしていた。
食事も、もはや保存食や食堂の安いスープではない。街一番のレストランで、鑑定して見つけ出した最高級の食材を使った料理を堪能する。日に日にルナの頬はふっくらとし、毛並みにも艶が出てきた。彼女が本来持っていたであろう健康的な美しさが、どんどん開花していくのを見るのは、俺にとっても大きな喜びだった。
そして何より変わったのは、周囲の目だ。冒険者ギルドへ行けば、誰もが俺たちに敬意のこもった挨拶をしてくる。街を歩けば、子供たちが「英雄だ!」と指をさし、商人たちは最高の商品を割引で提供しようとしてくれた。
「なんだか、夢みたいです」
ある日の午後、部屋のバルコニーで紅茶を飲みながら、ルナがぽつりと呟いた。
「ほんの一月前まで、私はあの暗い裏庭で、明日死ぬかもしれないって怯えていたのに……」
その言葉に、俺は彼女の隣に立ち、その頭を優しく撫でた。
「もう、あんな日々には戻らない。俺が、必ず君を守るから」
「……はいっ」
ルナは嬉しそうに目を細め、俺の体にこてんと頭を預けてきた。彼女の頭上では、黄金色のオーラが穏やかに、そして温かく輝いている。この平穏な日常こそ、俺たちが戦って手に入れた宝物だった。
だが、俺たちは冒険者だ。平穏な日々だけを享受しているわけにはいかない。俺たちの名は、すでにこの辺境で広く知れ渡っていた。当然、ギルドが俺たちを放っておくはずもなかった。
その日の午後、俺たちはギルドマスターから直々に呼び出された。ギルドの奥にある、重厚な扉の応接室。ミリーがお茶を運んできてくれた後、ギルドマスターは真剣な表情で口火を切った。
「アレン君、ルナ君。君たちの実力は、先日のプレイグラット討伐で証明された。そこで、君たちにしか頼めない、特別な依頼がある」
彼がテーブルの上に広げたのは、一枚の古い羊皮紙に描かれた地図だった。
「これは、最近になって発見された古代のダンジョンだ。『スケルトンの墓所』と呼ばれている」
その名前に、俺は眉をひそめた。アンデッドが出るダンジョンは、総じて厄介だ。
「すでにいくつかのパーティーが調査に向かったのだが……成果は芳しくない。中のモンスター、スケルトンが異常に硬く、生半可な攻撃が通じないらしい。それに、アンデッド特有の精神攻撃で、撤退を余儀なくされる者も多い」
なるほど、高難易度ダンジョンか。
「そこで、君たちに内部の本格的な調査をお願いしたい。目的は、ダンジョンの構造の把握と、最深部に何があるのかを突き止めることだ。もちろん、危険な依頼であることは承知している。報酬は、金貨十枚を前金で支払おう。さらに、ダンジョン内で得たアイテムは全て君たちのものだ」
金貨十枚。破格の報酬だった。ギルドが、俺たちの能力をそれだけ高く評価している証拠だ。
俺は隣のルナを見た。彼女は俺の判断を待っている。その瞳に、不安の色はなかった。俺と一緒なら、どんな困難も乗り越えられると信じてくれている。
「分かりました。その依頼、お受けします」
俺は迷わず答えた。俺たちも、次のステップに進む時が来ていたのだ。
依頼を受けた俺たちは、すぐに準備に取り掛かった。相手はアンデッド。ゴブリンやネズミとは訳が違う。入念な準備が必要だ。
まず、俺は街の教会を訪れた。そこで聖職者にお願いし、大量の聖水を購入する。もちろん、鑑定で一番浄化能力の高いものを選んだ。
次に、武具屋だ。
「アンデッドには、銀が有効だと聞きます。ルナのダガーを、銀製のものに新調したい」
俺がそう言うと、店の主人は奥から桐の箱を大事そうに持ってきた。
「これは、ミスリル銀を打ち延ばして作られた特注品のダガーだ。軽いうえに、聖なる属性を帯びやすい。アンデッド相手には最高の武器になるだろう。ただし、値段は張るぜ?」
俺はそのダガーに【万物解析】を使った。鑑定結果は、店主の言葉が真実であることを示していた。俺は迷わず、そのダガーを金貨で購入した。
「すごい……軽くて、手に吸い付くみたいです」
新しい武器を手にしたルナは、感嘆の声を漏らした。俺はさらに、彼女のダガーと俺の短剣に、購入した聖水を丁寧に塗り込んでいく。これで、物理的な攻撃に聖属性が付与されるはずだ。
その他、解毒薬や体力回復薬は、俺が自作した最高品質のポーションを準備した。準備は万端だった。
翌日の早朝、俺とルナは『スケルトンの墓所』へと向かった。それは、街から馬車で半日ほど離れた、岩だらけの荒野にぽつんと存在する、古代の霊廟だった。入り口は黒曜石のような黒い石でできており、不気味な文様が刻まれている。ひんやりとした空気が、入り口から絶えず吹き出してきていた。
「行こう」
俺たちは松明に火を灯し、暗いダンジョンの中へと足を踏み入れた。
内部は、ひたすら石造りの通路が続いていた。壁には風化したレリーフが彫られ、床には埃が厚く積もっている。物音一つしない、死の世界。アンデッドダンジョン特有の、生命の気配が全く感じられない重苦しい空気が、肌を刺すようだった。
しばらく進むと、最初の広間に出た。そこには、すでに先客がいた。他の冒険者パーティーだ。彼らは、広間の奥から現れた数体のスケルトンと交戦していた。
「クソッ、硬え! 剣が通らねえ!」
「魔法も効きが悪いぞ!」
彼らは明らかに苦戦していた。戦士の振るう剣はスケルトンの骨に弾かれ、魔術師の放つ炎は、骨をわずかに焦がすだけ。その間に、スケルトンは錆びた剣を機械的に振り下ろし、冒険者たちをじりじりと追い詰めていく。
その光景を横目に、俺は目の前のスケルトンに【万物解析】を使った。
【名称:スケルトン・ウォリアー】
【レベル:10】
【特性:物理耐性(斬撃)、魔法耐性(火)】
【弱点:物理耐性(打撃)、聖属性、頭蓋骨の内部にある『魂の核』と呼ばれる魔石】
やはり、ただ斬りつけてもダメだ。弱点を正確に突かなければ。
「ルナ、聞こえるか。あいつらの弱点は頭だ。頭蓋骨の中にある核を破壊しろ。斬るんじゃない、叩き割るんだ」
「はい!」
ルナは銀のダガーを逆手に持ち替えた。切るのではなく、柄頭で殴りつけるためだ。
俺たちの前に、二体のスケルトンが音もなく立ち塞がった。
「俺が一体引き付ける。ルナはもう一体の頭を狙え!」
俺は短剣でスケルトンの攻撃を受け流し、その注意を引く。その隙に、ルナは地を這うような低い姿勢で、もう一体の足元へ滑り込んだ。
そして、真下から跳躍。空中で体を捻り、ダガーの硬い柄頭を、スケルトンの顎の下から頭蓋骨へと、正確に叩き込んだ。
ゴツン、と鈍い音が響く。
スケルトンの頭蓋骨に亀裂が走り、その眼窩の奥で灯っていた赤い光が、ふっと消えた。魂の核を破壊されたスケルトンは、次の瞬間、まるで糸が切れた人形のように崩れ落ち、ただの骨の山に戻った。
あまりに鮮やかな一撃に、苦戦していた他の冒険者たちが呆然とこちらを見ている。
俺も、引きつけていたスケルトンの剣をいなし、その腕の関節を蹴り砕いて体勢を崩させる。がら空きになった頭部へ、ルナが追撃の一撃を叩き込み、二体目も沈黙した。
あまりにも、あっけない。
弱点を知っているだけで、これほどまでに戦闘が楽になるのか。俺たちは他の冒見者たちの驚愕の視線を背中に受けながら、悠々と広間を抜け、ダンジョンのさらに奥へと進んでいった。
このダンジョンは、俺たちのためにあるようなものだ。俺の【万物解析】と、ルナの超人的な身体能力。この二つがあれば、どんな敵が待ち構えていようと、恐れるに足らない。
俺たちは、他の誰にも真似できない圧倒的な速度で、スケルトンの墓所の深層へと、その歩を進めていくのだった。
まず、宿を移った。これまで泊まっていた安宿ではなく、街で一番と評判の『白鹿亭』の、一番良い部屋を長期で借り上げた。ふかふかのベッドに、専用の風呂までついている。ルナは初めて見る豪華な部屋に、尻尾をぱたぱたと揺らして大はしゃぎしていた。
食事も、もはや保存食や食堂の安いスープではない。街一番のレストランで、鑑定して見つけ出した最高級の食材を使った料理を堪能する。日に日にルナの頬はふっくらとし、毛並みにも艶が出てきた。彼女が本来持っていたであろう健康的な美しさが、どんどん開花していくのを見るのは、俺にとっても大きな喜びだった。
そして何より変わったのは、周囲の目だ。冒険者ギルドへ行けば、誰もが俺たちに敬意のこもった挨拶をしてくる。街を歩けば、子供たちが「英雄だ!」と指をさし、商人たちは最高の商品を割引で提供しようとしてくれた。
「なんだか、夢みたいです」
ある日の午後、部屋のバルコニーで紅茶を飲みながら、ルナがぽつりと呟いた。
「ほんの一月前まで、私はあの暗い裏庭で、明日死ぬかもしれないって怯えていたのに……」
その言葉に、俺は彼女の隣に立ち、その頭を優しく撫でた。
「もう、あんな日々には戻らない。俺が、必ず君を守るから」
「……はいっ」
ルナは嬉しそうに目を細め、俺の体にこてんと頭を預けてきた。彼女の頭上では、黄金色のオーラが穏やかに、そして温かく輝いている。この平穏な日常こそ、俺たちが戦って手に入れた宝物だった。
だが、俺たちは冒険者だ。平穏な日々だけを享受しているわけにはいかない。俺たちの名は、すでにこの辺境で広く知れ渡っていた。当然、ギルドが俺たちを放っておくはずもなかった。
その日の午後、俺たちはギルドマスターから直々に呼び出された。ギルドの奥にある、重厚な扉の応接室。ミリーがお茶を運んできてくれた後、ギルドマスターは真剣な表情で口火を切った。
「アレン君、ルナ君。君たちの実力は、先日のプレイグラット討伐で証明された。そこで、君たちにしか頼めない、特別な依頼がある」
彼がテーブルの上に広げたのは、一枚の古い羊皮紙に描かれた地図だった。
「これは、最近になって発見された古代のダンジョンだ。『スケルトンの墓所』と呼ばれている」
その名前に、俺は眉をひそめた。アンデッドが出るダンジョンは、総じて厄介だ。
「すでにいくつかのパーティーが調査に向かったのだが……成果は芳しくない。中のモンスター、スケルトンが異常に硬く、生半可な攻撃が通じないらしい。それに、アンデッド特有の精神攻撃で、撤退を余儀なくされる者も多い」
なるほど、高難易度ダンジョンか。
「そこで、君たちに内部の本格的な調査をお願いしたい。目的は、ダンジョンの構造の把握と、最深部に何があるのかを突き止めることだ。もちろん、危険な依頼であることは承知している。報酬は、金貨十枚を前金で支払おう。さらに、ダンジョン内で得たアイテムは全て君たちのものだ」
金貨十枚。破格の報酬だった。ギルドが、俺たちの能力をそれだけ高く評価している証拠だ。
俺は隣のルナを見た。彼女は俺の判断を待っている。その瞳に、不安の色はなかった。俺と一緒なら、どんな困難も乗り越えられると信じてくれている。
「分かりました。その依頼、お受けします」
俺は迷わず答えた。俺たちも、次のステップに進む時が来ていたのだ。
依頼を受けた俺たちは、すぐに準備に取り掛かった。相手はアンデッド。ゴブリンやネズミとは訳が違う。入念な準備が必要だ。
まず、俺は街の教会を訪れた。そこで聖職者にお願いし、大量の聖水を購入する。もちろん、鑑定で一番浄化能力の高いものを選んだ。
次に、武具屋だ。
「アンデッドには、銀が有効だと聞きます。ルナのダガーを、銀製のものに新調したい」
俺がそう言うと、店の主人は奥から桐の箱を大事そうに持ってきた。
「これは、ミスリル銀を打ち延ばして作られた特注品のダガーだ。軽いうえに、聖なる属性を帯びやすい。アンデッド相手には最高の武器になるだろう。ただし、値段は張るぜ?」
俺はそのダガーに【万物解析】を使った。鑑定結果は、店主の言葉が真実であることを示していた。俺は迷わず、そのダガーを金貨で購入した。
「すごい……軽くて、手に吸い付くみたいです」
新しい武器を手にしたルナは、感嘆の声を漏らした。俺はさらに、彼女のダガーと俺の短剣に、購入した聖水を丁寧に塗り込んでいく。これで、物理的な攻撃に聖属性が付与されるはずだ。
その他、解毒薬や体力回復薬は、俺が自作した最高品質のポーションを準備した。準備は万端だった。
翌日の早朝、俺とルナは『スケルトンの墓所』へと向かった。それは、街から馬車で半日ほど離れた、岩だらけの荒野にぽつんと存在する、古代の霊廟だった。入り口は黒曜石のような黒い石でできており、不気味な文様が刻まれている。ひんやりとした空気が、入り口から絶えず吹き出してきていた。
「行こう」
俺たちは松明に火を灯し、暗いダンジョンの中へと足を踏み入れた。
内部は、ひたすら石造りの通路が続いていた。壁には風化したレリーフが彫られ、床には埃が厚く積もっている。物音一つしない、死の世界。アンデッドダンジョン特有の、生命の気配が全く感じられない重苦しい空気が、肌を刺すようだった。
しばらく進むと、最初の広間に出た。そこには、すでに先客がいた。他の冒険者パーティーだ。彼らは、広間の奥から現れた数体のスケルトンと交戦していた。
「クソッ、硬え! 剣が通らねえ!」
「魔法も効きが悪いぞ!」
彼らは明らかに苦戦していた。戦士の振るう剣はスケルトンの骨に弾かれ、魔術師の放つ炎は、骨をわずかに焦がすだけ。その間に、スケルトンは錆びた剣を機械的に振り下ろし、冒険者たちをじりじりと追い詰めていく。
その光景を横目に、俺は目の前のスケルトンに【万物解析】を使った。
【名称:スケルトン・ウォリアー】
【レベル:10】
【特性:物理耐性(斬撃)、魔法耐性(火)】
【弱点:物理耐性(打撃)、聖属性、頭蓋骨の内部にある『魂の核』と呼ばれる魔石】
やはり、ただ斬りつけてもダメだ。弱点を正確に突かなければ。
「ルナ、聞こえるか。あいつらの弱点は頭だ。頭蓋骨の中にある核を破壊しろ。斬るんじゃない、叩き割るんだ」
「はい!」
ルナは銀のダガーを逆手に持ち替えた。切るのではなく、柄頭で殴りつけるためだ。
俺たちの前に、二体のスケルトンが音もなく立ち塞がった。
「俺が一体引き付ける。ルナはもう一体の頭を狙え!」
俺は短剣でスケルトンの攻撃を受け流し、その注意を引く。その隙に、ルナは地を這うような低い姿勢で、もう一体の足元へ滑り込んだ。
そして、真下から跳躍。空中で体を捻り、ダガーの硬い柄頭を、スケルトンの顎の下から頭蓋骨へと、正確に叩き込んだ。
ゴツン、と鈍い音が響く。
スケルトンの頭蓋骨に亀裂が走り、その眼窩の奥で灯っていた赤い光が、ふっと消えた。魂の核を破壊されたスケルトンは、次の瞬間、まるで糸が切れた人形のように崩れ落ち、ただの骨の山に戻った。
あまりに鮮やかな一撃に、苦戦していた他の冒険者たちが呆然とこちらを見ている。
俺も、引きつけていたスケルトンの剣をいなし、その腕の関節を蹴り砕いて体勢を崩させる。がら空きになった頭部へ、ルナが追撃の一撃を叩き込み、二体目も沈黙した。
あまりにも、あっけない。
弱点を知っているだけで、これほどまでに戦闘が楽になるのか。俺たちは他の冒見者たちの驚愕の視線を背中に受けながら、悠々と広間を抜け、ダンジョンのさらに奥へと進んでいった。
このダンジョンは、俺たちのためにあるようなものだ。俺の【万物解析】と、ルナの超人的な身体能力。この二つがあれば、どんな敵が待ち構えていようと、恐れるに足らない。
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