70 / 100
第70話:邪教団『虚無の蛇』
しおりを挟む
リーダー格の男を倒し儀式場を制圧した俺たちだったが、安堵している暇はなかった。眠らせた被害者たちの処遇をどうするか、そしてこの遺跡のさらなる調査が必要だった。
「フィオナ、彼らの睡眠魔法はどれくらい持つ?」
俺は床に倒れて眠る元人間たちを見下ろしながら尋ねた。
「私の魔力が続く限りは。ですが、彼らの体は宝珠によって深く蝕まれています。目覚めれば再び暴れ出すかと……」
フィオナの言う通り、彼らの胸に埋め込まれた『狂信の宝珠』をどうにかしない限り、根本的な解決にはならない。俺は宝珠に【万物解析】を再度向けたが、やはり『外科的な手術による摘出が必要。ただし、対象の生命に多大な危険を伴う』という絶望的な情報しか得られなかった。
「……今は俺たちにできることはない。衛兵と専門の治癒術師の応援を呼ぶしかないな」
俺は苦渋の決断を下した。
「ルナ、君だけ先に街に戻って領主様とギルドに報告してくれ。できるだけ腕のいい治癒術師を、ここに連れてきてほしい」
「! はい、分かりました! 急ぎます!」
ルナは俺の指示の重要性を即座に理解し、影のように遺跡を飛び出していった。彼女の速さなら半日もかからずに街へたどり着けるだろう。
残された俺たち三人は、遺跡のさらなる調査を開始した。この『虚無の蛇』と名乗る教団が、一体何者で何を目的としているのか。その手がかりを探さなければならない。
儀式場にはいくつかの脇道が繋がっていた。俺たちはリーダー格の男が使っていたと思われる、一番豪華な装飾が施された扉の奥へと進んだ。
そこは書斎のような部屋だった。壁には本棚がぎっしりと並び、机の上には禍々しい装飾が施された書物や、奇妙な儀式道具が散乱している。
俺は机の上に広げられていた一冊の日誌のようなものを手に取った。羊皮紙にインクでびっしりと文字が書き込まれている。
俺は、その内容を読み進めるうちに戦慄を禁じ得なかった。
『……ついに、我らが悲願の成就の時が近づいている。各地に散らばる『種』は順調に芽吹き始めた。辺境の地ラトナは、その最終実験の場として実にふさわしい』
『攫ってきた被検体どもは実に脆弱だ。下級の宝珠に適応できず、次々と朽ち果てていく。だが、それもまた偉大なる邪神様の御心。より強き『器』を選別するための必要な犠牲に過ぎない』
『かの魔王さえも、我らが『虚無の蛇』の掌の上で踊る、ただの人形であった。勇者ごときに討たれるとは計算外であったが、それもまた一興。魔王が世界に残した爪痕は、人々の心に我らが邪神様を迎え入れるための、豊穣な『恐怖』という土壌を育んでくれた』
「……なんだ、これは……」
シルフィが俺の隣で日誌を覗き込み、息を呑んだ。
書かれていたのは恐るべき真実だった。
この邪教団『虚無の蛇』は、最近になって活動を始めた新興の教団などではない。彼らはあの魔王さえも、裏で操っていたというのだ。
魔王の出現は世界を恐怖に陥れるための壮大な計画の一部に過ぎなかった。そして、人々が魔王の恐怖に怯え心が弱った今こそ、彼らが崇める邪神をこの世に降臨させる絶好の機会だと彼らは考えている。
そして、ラトナで起きていた連続失踪事件と人々を怪物に変える実験は、その邪神を降臨させるための『器』、あるいは生贄を選別するための最終段階の準備だったのだ。
「……奴らの狙いは、このラトナの街そのもの、ということか」
俺は日誌から顔を上げ、厳しい表情で呟いた。
「ええ。この街を邪神降臨の儀式の祭壇にするつもりなのでしょう。なんて、恐ろしい……」
フィオナが青ざめた顔で身を震わせた。
この事件の根は俺たちが想像していたよりも、遥かに、遥かに深かった。これはもはやラトナだけの問題ではない。王国全土、いや、世界そのものの存亡に関わる巨大な陰謀だったのだ。
俺たちは知らず知らずのうちに、その巨大な悪意の中心部へと足を踏み入れてしまっていた。
俺は書斎の本棚を調べ始めた。そこには邪神に関する禁断の書物や、人体改造に関するおぞましい研究記録がぎっしりと並んでいた。
俺はそれら全てに【万物解析】を使い、奴らの計画の全貌を脳内に叩き込んでいく。情報量が多すぎて頭が割れるように痛んだが、今はそんなことを言っていられない。
邪神の名は『オフィウクス』。混沌と虚無を司る、古代の蛇神。
降臨の儀式には、膨大な量の生命エネルギーと負の感情(恐怖、絶望)が必要。
『狂信の宝珠』は、そのエネルギーを効率よく集めるための集積装置の役割を果たす。
そして、俺は一枚の古い地図を見つけた。そこにはラトナの街の地下構造が詳細に記されていた。そして、いくつかのポイントに蛇のシンボルが赤いインクで印されている。
「これは……」
俺は、その地図に鑑定をかけた。
【邪神降臨儀式のための布陣図】
【備考:ラトナの街の地下に存在する、古代の魔力溜まり(レイライン)の交差点を示す。これらのポイントに、高純度の『狂信の宝珠』を設置することで、街全体を巨大な儀式魔法陣へと変えることが可能となる】
「……まずい」
俺の背筋に冷たい汗が流れた。
奴らの計画は、このアジトを潰しただけでは終わらない。すでにラトナの街そのものが、奴らの次の標的として定められていたのだ。
俺たちが今いるこのアジトは、巨大な計画のほんの氷山の一角に過ぎなかった。
その時だった。
遺跡の入り口の方から、微かな、しかし確かな人の気配が複数近づいてくるのを、俺のスキルが感知した。
ルナがもう応援を連れて戻ってきたのか? いや、それにしてはあまりにも早すぎる。
シルフィもそれに気づいたようだった。彼女は音もなく魔剣を抜き放ち、警戒態勢に入る。
「アレン。……敵だ」
その気配は友好的なものではない。俺がアジトで感じたのと同じ、冷たく邪悪な魔力の波動を放っていた。
どうやら俺たちは、この教団のさらなる大物と、ここで遭遇することになるらしい。
俺は手に入れた日誌と地図を急いで懐にしまい込んだ。これらは奴らの計画を阻止するための最重要証拠だ。
「シルフィ、フィオナ、迎え撃つぞ」
俺の言葉に、二人は力強く頷いた。
書斎の扉の向こう、薄暗い通路の闇から複数の足音が、ゆっくりと、しかし確実にこちらへと近づいてきていた。
「フィオナ、彼らの睡眠魔法はどれくらい持つ?」
俺は床に倒れて眠る元人間たちを見下ろしながら尋ねた。
「私の魔力が続く限りは。ですが、彼らの体は宝珠によって深く蝕まれています。目覚めれば再び暴れ出すかと……」
フィオナの言う通り、彼らの胸に埋め込まれた『狂信の宝珠』をどうにかしない限り、根本的な解決にはならない。俺は宝珠に【万物解析】を再度向けたが、やはり『外科的な手術による摘出が必要。ただし、対象の生命に多大な危険を伴う』という絶望的な情報しか得られなかった。
「……今は俺たちにできることはない。衛兵と専門の治癒術師の応援を呼ぶしかないな」
俺は苦渋の決断を下した。
「ルナ、君だけ先に街に戻って領主様とギルドに報告してくれ。できるだけ腕のいい治癒術師を、ここに連れてきてほしい」
「! はい、分かりました! 急ぎます!」
ルナは俺の指示の重要性を即座に理解し、影のように遺跡を飛び出していった。彼女の速さなら半日もかからずに街へたどり着けるだろう。
残された俺たち三人は、遺跡のさらなる調査を開始した。この『虚無の蛇』と名乗る教団が、一体何者で何を目的としているのか。その手がかりを探さなければならない。
儀式場にはいくつかの脇道が繋がっていた。俺たちはリーダー格の男が使っていたと思われる、一番豪華な装飾が施された扉の奥へと進んだ。
そこは書斎のような部屋だった。壁には本棚がぎっしりと並び、机の上には禍々しい装飾が施された書物や、奇妙な儀式道具が散乱している。
俺は机の上に広げられていた一冊の日誌のようなものを手に取った。羊皮紙にインクでびっしりと文字が書き込まれている。
俺は、その内容を読み進めるうちに戦慄を禁じ得なかった。
『……ついに、我らが悲願の成就の時が近づいている。各地に散らばる『種』は順調に芽吹き始めた。辺境の地ラトナは、その最終実験の場として実にふさわしい』
『攫ってきた被検体どもは実に脆弱だ。下級の宝珠に適応できず、次々と朽ち果てていく。だが、それもまた偉大なる邪神様の御心。より強き『器』を選別するための必要な犠牲に過ぎない』
『かの魔王さえも、我らが『虚無の蛇』の掌の上で踊る、ただの人形であった。勇者ごときに討たれるとは計算外であったが、それもまた一興。魔王が世界に残した爪痕は、人々の心に我らが邪神様を迎え入れるための、豊穣な『恐怖』という土壌を育んでくれた』
「……なんだ、これは……」
シルフィが俺の隣で日誌を覗き込み、息を呑んだ。
書かれていたのは恐るべき真実だった。
この邪教団『虚無の蛇』は、最近になって活動を始めた新興の教団などではない。彼らはあの魔王さえも、裏で操っていたというのだ。
魔王の出現は世界を恐怖に陥れるための壮大な計画の一部に過ぎなかった。そして、人々が魔王の恐怖に怯え心が弱った今こそ、彼らが崇める邪神をこの世に降臨させる絶好の機会だと彼らは考えている。
そして、ラトナで起きていた連続失踪事件と人々を怪物に変える実験は、その邪神を降臨させるための『器』、あるいは生贄を選別するための最終段階の準備だったのだ。
「……奴らの狙いは、このラトナの街そのもの、ということか」
俺は日誌から顔を上げ、厳しい表情で呟いた。
「ええ。この街を邪神降臨の儀式の祭壇にするつもりなのでしょう。なんて、恐ろしい……」
フィオナが青ざめた顔で身を震わせた。
この事件の根は俺たちが想像していたよりも、遥かに、遥かに深かった。これはもはやラトナだけの問題ではない。王国全土、いや、世界そのものの存亡に関わる巨大な陰謀だったのだ。
俺たちは知らず知らずのうちに、その巨大な悪意の中心部へと足を踏み入れてしまっていた。
俺は書斎の本棚を調べ始めた。そこには邪神に関する禁断の書物や、人体改造に関するおぞましい研究記録がぎっしりと並んでいた。
俺はそれら全てに【万物解析】を使い、奴らの計画の全貌を脳内に叩き込んでいく。情報量が多すぎて頭が割れるように痛んだが、今はそんなことを言っていられない。
邪神の名は『オフィウクス』。混沌と虚無を司る、古代の蛇神。
降臨の儀式には、膨大な量の生命エネルギーと負の感情(恐怖、絶望)が必要。
『狂信の宝珠』は、そのエネルギーを効率よく集めるための集積装置の役割を果たす。
そして、俺は一枚の古い地図を見つけた。そこにはラトナの街の地下構造が詳細に記されていた。そして、いくつかのポイントに蛇のシンボルが赤いインクで印されている。
「これは……」
俺は、その地図に鑑定をかけた。
【邪神降臨儀式のための布陣図】
【備考:ラトナの街の地下に存在する、古代の魔力溜まり(レイライン)の交差点を示す。これらのポイントに、高純度の『狂信の宝珠』を設置することで、街全体を巨大な儀式魔法陣へと変えることが可能となる】
「……まずい」
俺の背筋に冷たい汗が流れた。
奴らの計画は、このアジトを潰しただけでは終わらない。すでにラトナの街そのものが、奴らの次の標的として定められていたのだ。
俺たちが今いるこのアジトは、巨大な計画のほんの氷山の一角に過ぎなかった。
その時だった。
遺跡の入り口の方から、微かな、しかし確かな人の気配が複数近づいてくるのを、俺のスキルが感知した。
ルナがもう応援を連れて戻ってきたのか? いや、それにしてはあまりにも早すぎる。
シルフィもそれに気づいたようだった。彼女は音もなく魔剣を抜き放ち、警戒態勢に入る。
「アレン。……敵だ」
その気配は友好的なものではない。俺がアジトで感じたのと同じ、冷たく邪悪な魔力の波動を放っていた。
どうやら俺たちは、この教団のさらなる大物と、ここで遭遇することになるらしい。
俺は手に入れた日誌と地図を急いで懐にしまい込んだ。これらは奴らの計画を阻止するための最重要証拠だ。
「シルフィ、フィオナ、迎え撃つぞ」
俺の言葉に、二人は力強く頷いた。
書斎の扉の向こう、薄暗い通路の闇から複数の足音が、ゆっくりと、しかし確実にこちらへと近づいてきていた。
2
あなたにおすすめの小説
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
貴族に無茶苦茶なことを言われたのでやけくそな行動をしたら、戦争賠償として引き抜かれました。
詰んだ
ファンタジー
エルクス王国の魔法剣士で重鎮のキースは、うんざりしていた。
王国とは名ばかりで、元老院の貴族が好き勝手なこと言っている。
そしてついに国力、戦力、人材全てにおいて圧倒的な戦力を持つヴォルクス皇国に、戦争を仕掛けるという暴挙に出た。
勝てるわけのない戦争に、「何とか勝て!」と言われたが、何もできるはずもなく、あっという間に劣勢になった。
日を追うごとに悪くなる戦況に、キースへのあたりがひどくなった。
むしゃくしゃしたキースは、一つの案を思いついた。
その案を実行したことによって、あんなことになるなんて、誰も想像しなかった。
職業・遊び人となったら追放されたけれど、追放先で覚醒し無双しちゃいました!
よっしぃ
ファンタジー
この物語は、通常1つの職業を選定する所を、一つ目で遊び人を選定してしまい何とか別の職業を、と思い3つとも遊び人を選定してしまったデルクが、成長して無双する話。
10歳を過ぎると皆教会へ赴き、自身の職業を選定してもらうが、デルク・コーネインはここでまさかの遊び人になってしまう。最高3つの職業を選べるが、その分成長速度が遅くなるも、2つ目を選定。
ここでも前代未聞の遊び人。止められるも3度目の正直で挑むも結果は遊び人。
同年代の連中は皆良い職業を選定してもらい、どんどん成長していく。
皆に馬鹿にされ、蔑まれ、馬鹿にされ、それでも何とかレベル上げを行うデルク。
こんな中2年ほど経って、12歳になった頃、1歳年下の11歳の1人の少女セシル・ヴァウテルスと出会う。凄い職業を得たが、成長が遅すぎると見捨てられた彼女。そんな2人がダンジョンで出会い、脱出不可能といわれているダンジョン下層からの脱出を、2人で成長していく事で不可能を可能にしていく。
そんな中2人を馬鹿にし、死地に追い込んだ同年代の連中や年上の冒険者は、中層への攻略を急ぐあまり、成長速度の遅い上位職を得たデルクの幼馴染の2人をダンジョンの大穴に突き落とし排除してしまう。
しかし奇跡的にもデルクはこの2人の命を救う事ができ、セシルを含めた4人で辛うじてダンジョンを脱出。
その後自分達をこんな所に追い込んだ連中と対峙する事になるが、ダンジョン下層で成長した4人にかなう冒険者はおらず、自らの愚かな行為に自滅してしまう。
そして、成長した遊び人の職業、実は成長すればどんな職業へもジョブチェンジできる最高の職業でした!
更に未だかつて同じ職業を3つ引いた人物がいなかったために、その結果がどうなるかわかっていなかった事もあり、その結果がとんでもない事になる。
これはのちに伝説となる4人を中心とする成長物語。
ダンジョン脱出までは辛抱の連続ですが、その後はざまぁな展開が待っています。
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる