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第63話:王都の焦燥、辺境への眼差し
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遥か王都アルカディア、アークライト伯爵邸。次男アルフォンスの執務室には、以前にも増して重苦しい空気が漂っていた。辺境のアークライト領へ送り込んだ刺客たちが、任務に失敗し、リーダー格を除いて捕縛されたという報告が、彼の元にもたらされたからだ。
「……なんだと? あの程度の辺境の者どもに、手練れの刺客たちが敗れたというのか!?」
アルフォンスは、報告に来た腹心の騎士グスタフに、怒りの声を浴びせた。机の上に置かれた装飾品が、彼の怒声でビリビリと震える。
「はっ……申し訳ございません。ですが、報告によれば、相手側には我々の予想を遥かに超える戦力が……。巨大な金属ゴーレム、獣人の戦士、そして何より、あのリアム自身が、不可解な力で刺客たちを翻弄した、と……」
グスタフは、冷や汗を流しながら、震える声で説明した。逃げ延びたリーダー、ゼノからの報告は、にわかには信じがたい内容だった。
「不可解な力だと? ふざけるな! あの出来損ないに、そんな力があるはずがない!」アルフォンスは、現実を受け入れられずに叫んだ。「おそらく、エルフの女か、あるいは別の協力者がいるのだろう! そいつの力に違いない!」
彼は、弟の能力を認めることを、頑なに拒否していた。認めてしまえば、自分が無能の烙印を押し、追放した行為そのものが、大きな過ちであったことになってしまうからだ。
しかし、内心では、得体の知れない不安が、彼の心を蝕んでいた。刺客の失敗は、単なる戦力の見誤りだけでは説明がつかない何かがあるのではないか? あのリアムが、本当に未知の力を手に入れ、辺境で勢力を拡大しているとしたら……?
その不安は、彼の置かれた状況によって、さらに増幅されていた。最近の彼は、公私ともにうまくいっていなかった。騎士団での失策は評価を大きく下げ、父である伯爵からの信頼も揺らぎ始めている。長兄ダリウスは、病弱ではあるが、その知性と慎重さで、次期伯爵としての地位を固めつつあった。アルフォンスは、焦っていた。何か大きな手柄を立てて、自分の評価を挽回しなければならない。
そんな状況で耳に入ってきた、辺境の弟の「成功」の噂。それは、彼の焦燥感を煽り、歪んだ嫉妬心を燃え上がらせるには十分だった。
(リアムめ……俺から全てを奪うつもりか……? 父上の信頼も、家の名誉も……!)
彼は、完全に被害妄想に囚われ始めていた。
「……こうなれば、もはや小細工は通用せん、ということか」アルフォンスは、苦々しく呟いた。「ならば、こちらも、もっと直接的な手段を講じるまでだ」
彼は、新たな計画を練り始めた。それは、前回のような少数の刺客による奇襲ではなく、より大規模な、そして公的な権力を利用した「圧力」だった。
「グスタフ、近隣領主、特にオルデン男爵に接触しろ」アルフォンスは、新たな指示を出した。「『辺境の森に、王国への反逆を企む不穏分子が集結している』という情報を流せ。そして、男爵に『王国の秩序維持のため』と称して、アークライト領への牽制、あるいは可能ならば、武力による『査察』を行うよう、働きかけろ。見返りは、伯爵家からの支援を約束すると伝えろ」
オルデン男爵は、野心的で、領地拡大の機会を常に窺っていると、アルフォンスは聞いていた。アークライト領という「目の上のたんこぶ」を排除することは、彼にとってもメリットがあるはずだ。
「しかし、アルフォンス様……そのようなことをすれば、もしリアム様が本当に伯爵家の人間であることが露見した場合、大きな問題になるのでは……?」グスタフは、その計画の危うさに懸念を示した。
「黙れ!」アルフォンスは一喝した。「あいつは、もはやアークライト家の人間ではない! 追放された反逆者だ! たとえ死んだとしても、それは自業自得! むしろ、家の汚点を消すことになる!」
彼は、もはや完全に理性を失い、自己正当化の論理に染まっていた。
「……承知いたしました」グスタフは、主の狂気に恐れを抱きながらも、従うしかなかった。
アルフォンスは、さらに手を打った。王都の有力貴族――特に、アークライト家と対立する派閥や、辺境の利権に関心を持つ者たち――に、アークライト領に関するネガティブな情報を流し始めたのだ。「辺境の無法地帯」「亜人を集めた危険な集団」「王国への脅威となりかねない勢力」……。彼は、アークライト領を孤立させ、王国全体からの圧力を高めようと画策した。
これらの動きは、まだ水面下で進められていた。しかし、王都の権力中枢で燻り始めた火種は、いずれ大きな炎となり、辺境のアークライト領へと燃え広がっていく運命にあった。
一方、その頃のアークライト領では――。
リアムは、セレスティアが構築し始めた情報網を通じて、王国や実家の不穏な動きを、断片的ながらも掴み始めていた。
「……やはり、兄上が裏で動いているようだな」リアムは、マルコや他の協力者からもたらされた情報を分析しながら、静かに呟いた。「オルデン男爵への接触、王都での悪評の流布……。手段を選ばないつもりのようだ」
彼の表情は硬かったが、そこには恐怖よりも、むしろ闘志が燃え始めていた。
「想定内の動き、とも言えますわ」セレスティアは冷静に付け加えた。「我々の存在が大きくなればなるほど、既得権益を持つ者たちからの反発や干渉は強まるでしょう。アルフォンス様は、その最初の、そして最も直接的な敵対者というわけですわ」
「ああ。だが、俺たちはもう、一方的にやられるだけの存在じゃない」リアムは、拳を握りしめた。「受けて立つ準備はできている」
領地内では、防衛強化計画が着々と進んでいた。防御壁の建設は続き、警備隊の訓練も、ミリアの熱血指導と、リアムが創造した訓練用ゴーレム(動きをプログラムできるものだ)によって、格段にレベルアップしていた。ドルガンの工房では、警備隊員のための標準装備――軽量合金製の鎧、切れ味の鋭い剣、そしてアンデッドや魔物にも有効な特殊加工が施された槍――の量産が始まっていた。
さらに、リアムは、領地の防衛システムとして、新たな《概念創造》を試みていた。それは、壁に設置する「自動迎撃型の魔力砲台」や、領地全体を覆う、より強力な「防御結界」の構想だった。まだ試作段階だが、彼の力と仲間たちの知恵を結集すれば、実現不可能ではないはずだ。
王都では、焦燥と嫉妬に駆られた兄が、陰謀を巡らせている。
辺境では、若き領主が、仲間たちと共に、着実に力を蓄え、来るべき脅威に備えている。
二つのアークライト。光と影。その対立は、もはや避けられない運命となっていた。
次にアルフォンスが仕掛けてくるのは、近隣領主を利用した武力介入か、あるいは王国からの正式な調査団の派遣か。いずれにせよ、アークライト領は、その真価を問われる、大きな試練の時を迎えようとしていた。
リアムは、執務室の窓から、活気ある領地の様子を見渡した。領民たちの笑顔、仲間たちの信頼。守るべきものが、彼にはある。
(兄上……あなたがどんな手を使ってこようとも、俺はこのアークライトを、絶対に渡さない)
彼の瞳には、領主としての、そして一人の人間としての、揺るぎない決意の炎が燃えていた。辺境の領地は、静かに、しかし力強く、迫りくる嵐に備えていた。その名は、アークライト。希望の光を灯す箱舟は、荒波へと立ち向かう覚悟を決めたのだ。
「……なんだと? あの程度の辺境の者どもに、手練れの刺客たちが敗れたというのか!?」
アルフォンスは、報告に来た腹心の騎士グスタフに、怒りの声を浴びせた。机の上に置かれた装飾品が、彼の怒声でビリビリと震える。
「はっ……申し訳ございません。ですが、報告によれば、相手側には我々の予想を遥かに超える戦力が……。巨大な金属ゴーレム、獣人の戦士、そして何より、あのリアム自身が、不可解な力で刺客たちを翻弄した、と……」
グスタフは、冷や汗を流しながら、震える声で説明した。逃げ延びたリーダー、ゼノからの報告は、にわかには信じがたい内容だった。
「不可解な力だと? ふざけるな! あの出来損ないに、そんな力があるはずがない!」アルフォンスは、現実を受け入れられずに叫んだ。「おそらく、エルフの女か、あるいは別の協力者がいるのだろう! そいつの力に違いない!」
彼は、弟の能力を認めることを、頑なに拒否していた。認めてしまえば、自分が無能の烙印を押し、追放した行為そのものが、大きな過ちであったことになってしまうからだ。
しかし、内心では、得体の知れない不安が、彼の心を蝕んでいた。刺客の失敗は、単なる戦力の見誤りだけでは説明がつかない何かがあるのではないか? あのリアムが、本当に未知の力を手に入れ、辺境で勢力を拡大しているとしたら……?
その不安は、彼の置かれた状況によって、さらに増幅されていた。最近の彼は、公私ともにうまくいっていなかった。騎士団での失策は評価を大きく下げ、父である伯爵からの信頼も揺らぎ始めている。長兄ダリウスは、病弱ではあるが、その知性と慎重さで、次期伯爵としての地位を固めつつあった。アルフォンスは、焦っていた。何か大きな手柄を立てて、自分の評価を挽回しなければならない。
そんな状況で耳に入ってきた、辺境の弟の「成功」の噂。それは、彼の焦燥感を煽り、歪んだ嫉妬心を燃え上がらせるには十分だった。
(リアムめ……俺から全てを奪うつもりか……? 父上の信頼も、家の名誉も……!)
彼は、完全に被害妄想に囚われ始めていた。
「……こうなれば、もはや小細工は通用せん、ということか」アルフォンスは、苦々しく呟いた。「ならば、こちらも、もっと直接的な手段を講じるまでだ」
彼は、新たな計画を練り始めた。それは、前回のような少数の刺客による奇襲ではなく、より大規模な、そして公的な権力を利用した「圧力」だった。
「グスタフ、近隣領主、特にオルデン男爵に接触しろ」アルフォンスは、新たな指示を出した。「『辺境の森に、王国への反逆を企む不穏分子が集結している』という情報を流せ。そして、男爵に『王国の秩序維持のため』と称して、アークライト領への牽制、あるいは可能ならば、武力による『査察』を行うよう、働きかけろ。見返りは、伯爵家からの支援を約束すると伝えろ」
オルデン男爵は、野心的で、領地拡大の機会を常に窺っていると、アルフォンスは聞いていた。アークライト領という「目の上のたんこぶ」を排除することは、彼にとってもメリットがあるはずだ。
「しかし、アルフォンス様……そのようなことをすれば、もしリアム様が本当に伯爵家の人間であることが露見した場合、大きな問題になるのでは……?」グスタフは、その計画の危うさに懸念を示した。
「黙れ!」アルフォンスは一喝した。「あいつは、もはやアークライト家の人間ではない! 追放された反逆者だ! たとえ死んだとしても、それは自業自得! むしろ、家の汚点を消すことになる!」
彼は、もはや完全に理性を失い、自己正当化の論理に染まっていた。
「……承知いたしました」グスタフは、主の狂気に恐れを抱きながらも、従うしかなかった。
アルフォンスは、さらに手を打った。王都の有力貴族――特に、アークライト家と対立する派閥や、辺境の利権に関心を持つ者たち――に、アークライト領に関するネガティブな情報を流し始めたのだ。「辺境の無法地帯」「亜人を集めた危険な集団」「王国への脅威となりかねない勢力」……。彼は、アークライト領を孤立させ、王国全体からの圧力を高めようと画策した。
これらの動きは、まだ水面下で進められていた。しかし、王都の権力中枢で燻り始めた火種は、いずれ大きな炎となり、辺境のアークライト領へと燃え広がっていく運命にあった。
一方、その頃のアークライト領では――。
リアムは、セレスティアが構築し始めた情報網を通じて、王国や実家の不穏な動きを、断片的ながらも掴み始めていた。
「……やはり、兄上が裏で動いているようだな」リアムは、マルコや他の協力者からもたらされた情報を分析しながら、静かに呟いた。「オルデン男爵への接触、王都での悪評の流布……。手段を選ばないつもりのようだ」
彼の表情は硬かったが、そこには恐怖よりも、むしろ闘志が燃え始めていた。
「想定内の動き、とも言えますわ」セレスティアは冷静に付け加えた。「我々の存在が大きくなればなるほど、既得権益を持つ者たちからの反発や干渉は強まるでしょう。アルフォンス様は、その最初の、そして最も直接的な敵対者というわけですわ」
「ああ。だが、俺たちはもう、一方的にやられるだけの存在じゃない」リアムは、拳を握りしめた。「受けて立つ準備はできている」
領地内では、防衛強化計画が着々と進んでいた。防御壁の建設は続き、警備隊の訓練も、ミリアの熱血指導と、リアムが創造した訓練用ゴーレム(動きをプログラムできるものだ)によって、格段にレベルアップしていた。ドルガンの工房では、警備隊員のための標準装備――軽量合金製の鎧、切れ味の鋭い剣、そしてアンデッドや魔物にも有効な特殊加工が施された槍――の量産が始まっていた。
さらに、リアムは、領地の防衛システムとして、新たな《概念創造》を試みていた。それは、壁に設置する「自動迎撃型の魔力砲台」や、領地全体を覆う、より強力な「防御結界」の構想だった。まだ試作段階だが、彼の力と仲間たちの知恵を結集すれば、実現不可能ではないはずだ。
王都では、焦燥と嫉妬に駆られた兄が、陰謀を巡らせている。
辺境では、若き領主が、仲間たちと共に、着実に力を蓄え、来るべき脅威に備えている。
二つのアークライト。光と影。その対立は、もはや避けられない運命となっていた。
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リアムは、執務室の窓から、活気ある領地の様子を見渡した。領民たちの笑顔、仲間たちの信頼。守るべきものが、彼にはある。
(兄上……あなたがどんな手を使ってこようとも、俺はこのアークライトを、絶対に渡さない)
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