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んー、んー、んー!!!
僕はお気に入りのペンギンさん枕を抱き締めためま、布団の上で、右左、右左と勢いに任せて転がる。
「はぁぁぁ…」
ため息の理由は、大好きな岬くんと二人きりになるチャンスがないから。
もし、もしも、万が一、地球がひっくり返って、真夏にブリザードが吹いて、僕のおこづかいがひゃくまんえんになって…二人っきりになったら…
あーんなことして、こーんなことして、むふふふふふっふふふのふふふ!
しちゃうのに…なぁ……
岬くんは、一番上のお兄ちゃん(僕はおにぃって呼んでる)の友達で、小さい頃からよく遊んでくれた。いつも優しくて、いろんなこと知ってて…眼鏡の奥でふわっと笑う目が一番好きだ。
そんな岬くんだが、おにぃ友達なので、当たり前だが家に来るのも兄に会うため。だから僕と二人っきりになるなんて、まずない。そう、ない!
「うぅぅぅ…」
僕はペンギンさんの頭にギュリギュリ噛みついた。なんだかおにぃのあの顔に似てる気がしたから。
なんとかして二人っきりになりたい、なりたいなりたいなりたーーい!!
「う"ー!!」
ペンギンさんの頭に今度は頭突きをかました。そしてそのままぐりぐりする。
ペンギンさんの頭の毛がくすぐったいけど、いつもの優しい匂いにちょっとだけ落ち着いた。
「う~…」
二人っきりになりたい…
…っあ!!
豆電球がピコーーーン!!!って感じで、すっっっごくいいアイディアが閃いた。
これなら地球がひっくり返らなくても二人っきりになれる!!
むふふむふふむふふのふっふ~♪
僕はお気に入りのペンギンさん枕を抱き締めためま、布団の上で、右左、右左と勢いに任せて転がる。
「はぁぁぁ…」
ため息の理由は、大好きな岬くんと二人きりになるチャンスがないから。
もし、もしも、万が一、地球がひっくり返って、真夏にブリザードが吹いて、僕のおこづかいがひゃくまんえんになって…二人っきりになったら…
あーんなことして、こーんなことして、むふふふふふっふふふのふふふ!
しちゃうのに…なぁ……
岬くんは、一番上のお兄ちゃん(僕はおにぃって呼んでる)の友達で、小さい頃からよく遊んでくれた。いつも優しくて、いろんなこと知ってて…眼鏡の奥でふわっと笑う目が一番好きだ。
そんな岬くんだが、おにぃ友達なので、当たり前だが家に来るのも兄に会うため。だから僕と二人っきりになるなんて、まずない。そう、ない!
「うぅぅぅ…」
僕はペンギンさんの頭にギュリギュリ噛みついた。なんだかおにぃのあの顔に似てる気がしたから。
なんとかして二人っきりになりたい、なりたいなりたいなりたーーい!!
「う"ー!!」
ペンギンさんの頭に今度は頭突きをかました。そしてそのままぐりぐりする。
ペンギンさんの頭の毛がくすぐったいけど、いつもの優しい匂いにちょっとだけ落ち着いた。
「う~…」
二人っきりになりたい…
…っあ!!
豆電球がピコーーーン!!!って感じで、すっっっごくいいアイディアが閃いた。
これなら地球がひっくり返らなくても二人っきりになれる!!
むふふむふふむふふのふっふ~♪
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