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皇女様は毎日が忙しい。
皇女様は立ち合いをする。
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『それでは、立ち合い開始っ!!』
修練場に向かっている時に会った騎士団長に
立ち合いの審判をお願いし、修練場で立ち合いが始まった。
やはりというかアナシス様の獲物はロングソードだ。
こちらの獲物は暗器とサバイバルナイフ…。
間合いは圧倒的に不利だが、
暗器は飛び道具として使えるものがあるし…
距離を詰めれば、こちらが有利になる。
魔法の使用も許可されたし。
一旦、目くらましとして、無詠唱の光魔法で
アナシス様の目の前に一瞬だけ強い光源を発生させる。
とっさに目をかばうアナシス様に対し
風魔法で移動速度を強化して懐に入る。
挨拶として軽く体勢を崩すように足を引っ掛けようとするが
流石に騎士だからか、避けられた。
そのままの体勢から
掬い上げるようにナイフを顎に向かって振りぬく。
アナシス様は咄嗟に後ろに避けるが、
回転するように動き、ナイフで逆袈裟に切りかかる。
これはロングソードで防がれた。
だが、アナシス様の体勢は崩れているので攻撃に移れない。
逆の手に仕込んだ、しびれ薬を仕込んだ針を飛ばし
太ももに刺して距離をとる。
アナシス様は太ももを気にしながらも、体勢を整え
横に薙ぎ払う形で攻撃を仕掛けてくる。
これを後ろに避ける。
続いて袈裟切りの追撃が来るが
先ほどの太ももに刺したしびれ薬が効いてきたのか
踏み込みが甘く、力が入っていないのであえて踏み込み、
タイミングを合わせて
下から上にナイフを振り上げロングソードをはじく。
そのまま手首を切り返して、
アナシス様の首元にナイフを向け寸止めをする。
『…参りました。』
アナシス様がロングソードから手を放し両手を上げる。
私は、ナイフを下げ鞘に納める。
『勝者、第一皇女様!!
…いやぁ、さすがですなぁ。
まさかサバイバルナイフで勝つとは…
我々も暗器やナイフ等での戦闘を想定した戦いを
訓練せねばいけませんな。』
『私は、基本が防衛のみなので
このような立ち合いや決闘、戦争等ではあまり役に立ちません。
今みたいな立ち合いもイレギュラーでしょ?
適材適所の訓練で問題ないと思いますよ。
わたくしが、ロングソードで立ち合った場合は
アナシス様が勝っていたと思いますし。』
『ですが、騎士が接近戦に対応できなければ
護衛対象を守る際に支障が出てきてしまう恐れがあります。』
『…確かに、特に蒼銀騎士は皇族の護衛だから
接近戦を知っておかないと、想定すらできないわよね。』
レイがそばにより耳打ちしてくる。
『お嬢様、蒼銀騎士は
暗殺の危険性を加味して
週一度、情報部と情報を共有する会議を行っております。』
『あら、そうなの?』
『お嬢様が、暗部に入る前からの慣例の様です。』
騎士団長に向き直り
『蒼銀騎士は、接近戦でも対応できるすべを持っているそうよ。
アナシス様はこれから教えられる内容なのかもしれませんわ。』
『うーむ、蒼銀騎士独自の訓練か…。
護衛任務は蒼銀騎士だけの任務ではないから、
出来れば共有したいのだが
蒼銀騎士団と黄銀騎士団は折り合いが悪いからなぁ…。』
『黄銀騎士団は各地方の魔物からの護衛を主としているのだから
対人よりも魔物に向けた戦法の方が良いのではなくて?』
『いや、王命等で領主を護衛する任務もあるから
対人戦も鍛えておかなければ、
いざという時に動けませんでは
皇国の騎士団として面目が立たない。』
『と言っても、皇族が強く干渉すれば
騎士団から不満が出るでしょうから
騎士団の訓練内容までは口出しできません。』
『そうでしょうなぁ…。まぁ蒼銀騎士団と交渉してみます。』
『頑張ってください騎士団長。』
そう声をかけ、移動しようとする私に
アナシス様から声を掛けられる。
『第一皇女様、お見事でした。
これほどの実力があるとは思っておりませんでしたので
驚きました。』
『そう、お互いの実力を確認できたようで良かったわ。』
『ええ、私も護衛するにあたり具体的な目標が出来ました。
ありがとうございます。』
と爽やかな笑顔で握手を求めてきた。
アナシス様の手を握り返し
『これからよろしくお願いしますね。』
と伝え、着替えるために自身の部屋へ移動した。
修練場に向かっている時に会った騎士団長に
立ち合いの審判をお願いし、修練場で立ち合いが始まった。
やはりというかアナシス様の獲物はロングソードだ。
こちらの獲物は暗器とサバイバルナイフ…。
間合いは圧倒的に不利だが、
暗器は飛び道具として使えるものがあるし…
距離を詰めれば、こちらが有利になる。
魔法の使用も許可されたし。
一旦、目くらましとして、無詠唱の光魔法で
アナシス様の目の前に一瞬だけ強い光源を発生させる。
とっさに目をかばうアナシス様に対し
風魔法で移動速度を強化して懐に入る。
挨拶として軽く体勢を崩すように足を引っ掛けようとするが
流石に騎士だからか、避けられた。
そのままの体勢から
掬い上げるようにナイフを顎に向かって振りぬく。
アナシス様は咄嗟に後ろに避けるが、
回転するように動き、ナイフで逆袈裟に切りかかる。
これはロングソードで防がれた。
だが、アナシス様の体勢は崩れているので攻撃に移れない。
逆の手に仕込んだ、しびれ薬を仕込んだ針を飛ばし
太ももに刺して距離をとる。
アナシス様は太ももを気にしながらも、体勢を整え
横に薙ぎ払う形で攻撃を仕掛けてくる。
これを後ろに避ける。
続いて袈裟切りの追撃が来るが
先ほどの太ももに刺したしびれ薬が効いてきたのか
踏み込みが甘く、力が入っていないのであえて踏み込み、
タイミングを合わせて
下から上にナイフを振り上げロングソードをはじく。
そのまま手首を切り返して、
アナシス様の首元にナイフを向け寸止めをする。
『…参りました。』
アナシス様がロングソードから手を放し両手を上げる。
私は、ナイフを下げ鞘に納める。
『勝者、第一皇女様!!
…いやぁ、さすがですなぁ。
まさかサバイバルナイフで勝つとは…
我々も暗器やナイフ等での戦闘を想定した戦いを
訓練せねばいけませんな。』
『私は、基本が防衛のみなので
このような立ち合いや決闘、戦争等ではあまり役に立ちません。
今みたいな立ち合いもイレギュラーでしょ?
適材適所の訓練で問題ないと思いますよ。
わたくしが、ロングソードで立ち合った場合は
アナシス様が勝っていたと思いますし。』
『ですが、騎士が接近戦に対応できなければ
護衛対象を守る際に支障が出てきてしまう恐れがあります。』
『…確かに、特に蒼銀騎士は皇族の護衛だから
接近戦を知っておかないと、想定すらできないわよね。』
レイがそばにより耳打ちしてくる。
『お嬢様、蒼銀騎士は
暗殺の危険性を加味して
週一度、情報部と情報を共有する会議を行っております。』
『あら、そうなの?』
『お嬢様が、暗部に入る前からの慣例の様です。』
騎士団長に向き直り
『蒼銀騎士は、接近戦でも対応できるすべを持っているそうよ。
アナシス様はこれから教えられる内容なのかもしれませんわ。』
『うーむ、蒼銀騎士独自の訓練か…。
護衛任務は蒼銀騎士だけの任務ではないから、
出来れば共有したいのだが
蒼銀騎士団と黄銀騎士団は折り合いが悪いからなぁ…。』
『黄銀騎士団は各地方の魔物からの護衛を主としているのだから
対人よりも魔物に向けた戦法の方が良いのではなくて?』
『いや、王命等で領主を護衛する任務もあるから
対人戦も鍛えておかなければ、
いざという時に動けませんでは
皇国の騎士団として面目が立たない。』
『と言っても、皇族が強く干渉すれば
騎士団から不満が出るでしょうから
騎士団の訓練内容までは口出しできません。』
『そうでしょうなぁ…。まぁ蒼銀騎士団と交渉してみます。』
『頑張ってください騎士団長。』
そう声をかけ、移動しようとする私に
アナシス様から声を掛けられる。
『第一皇女様、お見事でした。
これほどの実力があるとは思っておりませんでしたので
驚きました。』
『そう、お互いの実力を確認できたようで良かったわ。』
『ええ、私も護衛するにあたり具体的な目標が出来ました。
ありがとうございます。』
と爽やかな笑顔で握手を求めてきた。
アナシス様の手を握り返し
『これからよろしくお願いしますね。』
と伝え、着替えるために自身の部屋へ移動した。
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