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第2章
17 平穏の終わり①
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「玲我さんとお見合いをしました。叔父夫婦も賛成してくれていることですし、結婚すると思います」
まだお見合いだけで日取りは決まってない。
私の返事が気に入らなかったのか、海寿さんは表情を曇らせた。
「まるで他人事みたいだね。もっと喜んでいると思ったけどな」
海寿さんはうーんと腕を組み、首をかしげた。
笑茉ちゃんが横から口を挟んだ。
「それは玉の輿だから、喜ぶという意味ですか?」
都久山に嫁げば玉の輿――そう思わない人はいない。
デリカテッセン『オグラ』の本店では、綺麗な服を着て、運転手付きで現れるマダムや若奥様が訪れる。
そんな人たちに憧れているだろうという前提で、海寿さんが言ったのかと思った笑茉ちゃんは少しムッとしていた。
「都久山はお金持ちばかりですけど、嫁いでからの人間関係が大変ですし、結婚となると悩むと思いますよ」
「お金目当てだと言ったわけじゃない。そう聞こえたなら、ごめん。今のは違う意味で言ったんだ」
人当たりがよくて、明るい海寿さん。
こちらを差別したり、馬鹿にしたりしたことは一度もない。
笑茉ちゃんは海寿さんに好印象を持ったようで、にっこり微笑んだ。
「いえ、私のほうこそ早とちりしてすみませんでした。夕愛さんを馬鹿にしたのかと思って、ちょっとカッとなりました」
「俺の言い方が悪かったみたいだ。そうじゃなくて、結婚するのが嫌なのかなって思っただけで、夕愛ちゃんが嫌じゃないならそれでいいと思うよ」
きっと、海寿さんは会社でも人気があるに違いない。
嫌な顔ひとつせず、丁寧に説明して笑茉ちゃんはホッとした顔をしてうなずいた。
「それならよかったです……。あ、いらっしゃいませ!」
海寿さん以外のお客様が店へ入ってきて、笑茉ちゃんはそちらへ行く。
入ってきたお客様は海寿さんに気づき、会釈した。
海寿さんも会釈し、特に言葉はない。
都久山に住む住人同士の挨拶で、よく見かける光景だ。
海寿さんは並んでいるメニューを眺める。
「こうしていると、やっと帰ってこれたって気がするな」
「四年間、ずっと帰っていなかったんですね」
「何度か帰国したけど、都久山の家に戻らずにいたんだ」
「そうですか」
いろいろ事情があるのかもしれないと思い、それ以上聞かなかった。
玲我さんも大学時代、大学近くにマンションを持っていると話していたし、海寿さんも別の住まいを持っていてもおかしくない。
都久山に住む人々には、踏み込んではいけないラインがあると思う。
そこを越えないよう注意深く接客するのが、この本店でうまくやるコツだ。
「海寿さんよ」
「お戻りになられたのね」
店に入ってきた若い女性は、都久山生まれの姉妹で、土曜日ということもあって嫁ぎ先から実家へ遊びにきたようだ。
海寿さんより二三個上の彼女たちは、遠慮がちに目で挨拶をした。
海寿さんは微笑んで挨拶を返すと、二人は頬を赤らめた。
嬉しそうな表情を浮かべてお互いの手を握る。
――玲我さんと海寿さんは全然違う。笑顔で女の人に挨拶するところなんて見たことないかも。
甘い香水の香りを好むのが海寿さんで、シャープな香りを選ぶのは玲我さん。
スーツもイタリア製のオーダーメイドスーツが海寿さん、玲我さんはイギリス製のオーダーメイドスーツ。
仲の悪い両家が共通して利用するブランドや店が多いため、スーツはわざとである可能性が高い。
日本の老舗テーラーを利用した際も、形はお互い変える暗黙のルールがあるという噂を耳にしたことがある。
「うん。チーズケーキにしよう。玲我はきた?」
「はい。一度だけ」
「ふーん」
海寿さんから玲我さんの名前が出ると、つい身構えてしまう。
「いくつ買おうかな」
チーズケーキはスフレタイプのもので、祖父の代から売っている。
なぜか鷹沢も有近も贅沢に慣れているはずなのに、アプリコットジャムでコーティングされた昔ながらのチーズケーキを好む。
だから、チーズケーキは本店限定で、昔馴染みの常連様だけのためだけに作られていた。
「チーズケーキを四つ」
「かしこまりました」
「ここのチーズケーキ、父さんの好物で買っていくと機嫌が良くなる」
「そうなんですか? ありがとうございます」
チーズケーキを箱に詰め、保冷剤をひとつ入れる。
「今度、夕愛ちゃんに鷹沢の家に届けてもらおうかな」
「配達ですか? 配達は担当が決まっておりまして……」
「有近には行くのに?」
そういえば、私は鷹沢の配達を頼まれたことがない。
祖父が生きていた頃から、鷹沢家の配達は古くから勤めている料理人が担当していて、それが当たり前だと思っていた。
その人が辞めたら、次は違う料理人が担当するというように、謎のルールがある。
でも、これは都久山では珍しいことではない。
理由のわからないルールが、それぞれの家にあって、誰もそれについて疑問に思ったり追求したりしない。
『都久山だから』
その一言で済んでしまう。
「昔からのきまりです」
「昔からか……」
海寿さんはやっぱりそうかという顔をした。
「それならしかたないね」
都久山で生まれ育った海寿さんは無理を通さず、あっさり引く。
「じゃあ、遊びに来て」
「えっ!?」
「配達じゃなかったらいいよね?」
にこっと笑った海寿さんにつられて笑ったけど、なんて答えたらいいかわからない。
鷹沢家の本宅へ私が遊びに行くなんて、小学生ならともかく、私の年齢で気軽に行けるわけがない。
「冗談ですよね?」
「本気。玲我と結婚してからだと鷹沢へ来るのは無理そうだから、今のうちに誘ったんだけど」
海寿さんにどう断ろうか頭を悩ませていると、店へ入ってきた人がいた。
それは――
「妻を口説かないでもらおうか」
スーツ姿の玲我さんだった。
土曜なのに二人がスーツ姿なのは、昨日まで都久山の外にあるマンションにいたのかもしれない。
真逆だけど似ている二人。
「ね、ねえ! 今、妻って言った?」
「噂通り『オグラ』の夕愛さんと結婚するの?」
都久山からやってきたお客様が騒然となっても、玲我さんは微笑んだり手を振ったりすることがなく、軽く視線を送っただけで、淡々としていて落ち着いた様子だ。
――やっぱり海寿さんと真逆。
「妻か。気が早いね」
「そうでもない。遅いくらいだ」
都久山の不仲な両家、有近と鷹沢が顔を合わせた時、『黙って嵐が過ぎるのを待て』と言われている。
先ほどまでの和やかな雰囲気は消え、店は合戦場のような緊張感に包まれた。
四年経ち、帰ってきた玲我さんと海寿さん。
二人が都久山に戻り、静かだった都久山が一気に騒がしくなった気がした。
まだお見合いだけで日取りは決まってない。
私の返事が気に入らなかったのか、海寿さんは表情を曇らせた。
「まるで他人事みたいだね。もっと喜んでいると思ったけどな」
海寿さんはうーんと腕を組み、首をかしげた。
笑茉ちゃんが横から口を挟んだ。
「それは玉の輿だから、喜ぶという意味ですか?」
都久山に嫁げば玉の輿――そう思わない人はいない。
デリカテッセン『オグラ』の本店では、綺麗な服を着て、運転手付きで現れるマダムや若奥様が訪れる。
そんな人たちに憧れているだろうという前提で、海寿さんが言ったのかと思った笑茉ちゃんは少しムッとしていた。
「都久山はお金持ちばかりですけど、嫁いでからの人間関係が大変ですし、結婚となると悩むと思いますよ」
「お金目当てだと言ったわけじゃない。そう聞こえたなら、ごめん。今のは違う意味で言ったんだ」
人当たりがよくて、明るい海寿さん。
こちらを差別したり、馬鹿にしたりしたことは一度もない。
笑茉ちゃんは海寿さんに好印象を持ったようで、にっこり微笑んだ。
「いえ、私のほうこそ早とちりしてすみませんでした。夕愛さんを馬鹿にしたのかと思って、ちょっとカッとなりました」
「俺の言い方が悪かったみたいだ。そうじゃなくて、結婚するのが嫌なのかなって思っただけで、夕愛ちゃんが嫌じゃないならそれでいいと思うよ」
きっと、海寿さんは会社でも人気があるに違いない。
嫌な顔ひとつせず、丁寧に説明して笑茉ちゃんはホッとした顔をしてうなずいた。
「それならよかったです……。あ、いらっしゃいませ!」
海寿さん以外のお客様が店へ入ってきて、笑茉ちゃんはそちらへ行く。
入ってきたお客様は海寿さんに気づき、会釈した。
海寿さんも会釈し、特に言葉はない。
都久山に住む住人同士の挨拶で、よく見かける光景だ。
海寿さんは並んでいるメニューを眺める。
「こうしていると、やっと帰ってこれたって気がするな」
「四年間、ずっと帰っていなかったんですね」
「何度か帰国したけど、都久山の家に戻らずにいたんだ」
「そうですか」
いろいろ事情があるのかもしれないと思い、それ以上聞かなかった。
玲我さんも大学時代、大学近くにマンションを持っていると話していたし、海寿さんも別の住まいを持っていてもおかしくない。
都久山に住む人々には、踏み込んではいけないラインがあると思う。
そこを越えないよう注意深く接客するのが、この本店でうまくやるコツだ。
「海寿さんよ」
「お戻りになられたのね」
店に入ってきた若い女性は、都久山生まれの姉妹で、土曜日ということもあって嫁ぎ先から実家へ遊びにきたようだ。
海寿さんより二三個上の彼女たちは、遠慮がちに目で挨拶をした。
海寿さんは微笑んで挨拶を返すと、二人は頬を赤らめた。
嬉しそうな表情を浮かべてお互いの手を握る。
――玲我さんと海寿さんは全然違う。笑顔で女の人に挨拶するところなんて見たことないかも。
甘い香水の香りを好むのが海寿さんで、シャープな香りを選ぶのは玲我さん。
スーツもイタリア製のオーダーメイドスーツが海寿さん、玲我さんはイギリス製のオーダーメイドスーツ。
仲の悪い両家が共通して利用するブランドや店が多いため、スーツはわざとである可能性が高い。
日本の老舗テーラーを利用した際も、形はお互い変える暗黙のルールがあるという噂を耳にしたことがある。
「うん。チーズケーキにしよう。玲我はきた?」
「はい。一度だけ」
「ふーん」
海寿さんから玲我さんの名前が出ると、つい身構えてしまう。
「いくつ買おうかな」
チーズケーキはスフレタイプのもので、祖父の代から売っている。
なぜか鷹沢も有近も贅沢に慣れているはずなのに、アプリコットジャムでコーティングされた昔ながらのチーズケーキを好む。
だから、チーズケーキは本店限定で、昔馴染みの常連様だけのためだけに作られていた。
「チーズケーキを四つ」
「かしこまりました」
「ここのチーズケーキ、父さんの好物で買っていくと機嫌が良くなる」
「そうなんですか? ありがとうございます」
チーズケーキを箱に詰め、保冷剤をひとつ入れる。
「今度、夕愛ちゃんに鷹沢の家に届けてもらおうかな」
「配達ですか? 配達は担当が決まっておりまして……」
「有近には行くのに?」
そういえば、私は鷹沢の配達を頼まれたことがない。
祖父が生きていた頃から、鷹沢家の配達は古くから勤めている料理人が担当していて、それが当たり前だと思っていた。
その人が辞めたら、次は違う料理人が担当するというように、謎のルールがある。
でも、これは都久山では珍しいことではない。
理由のわからないルールが、それぞれの家にあって、誰もそれについて疑問に思ったり追求したりしない。
『都久山だから』
その一言で済んでしまう。
「昔からのきまりです」
「昔からか……」
海寿さんはやっぱりそうかという顔をした。
「それならしかたないね」
都久山で生まれ育った海寿さんは無理を通さず、あっさり引く。
「じゃあ、遊びに来て」
「えっ!?」
「配達じゃなかったらいいよね?」
にこっと笑った海寿さんにつられて笑ったけど、なんて答えたらいいかわからない。
鷹沢家の本宅へ私が遊びに行くなんて、小学生ならともかく、私の年齢で気軽に行けるわけがない。
「冗談ですよね?」
「本気。玲我と結婚してからだと鷹沢へ来るのは無理そうだから、今のうちに誘ったんだけど」
海寿さんにどう断ろうか頭を悩ませていると、店へ入ってきた人がいた。
それは――
「妻を口説かないでもらおうか」
スーツ姿の玲我さんだった。
土曜なのに二人がスーツ姿なのは、昨日まで都久山の外にあるマンションにいたのかもしれない。
真逆だけど似ている二人。
「ね、ねえ! 今、妻って言った?」
「噂通り『オグラ』の夕愛さんと結婚するの?」
都久山からやってきたお客様が騒然となっても、玲我さんは微笑んだり手を振ったりすることがなく、軽く視線を送っただけで、淡々としていて落ち着いた様子だ。
――やっぱり海寿さんと真逆。
「妻か。気が早いね」
「そうでもない。遅いくらいだ」
都久山の不仲な両家、有近と鷹沢が顔を合わせた時、『黙って嵐が過ぎるのを待て』と言われている。
先ほどまでの和やかな雰囲気は消え、店は合戦場のような緊張感に包まれた。
四年経ち、帰ってきた玲我さんと海寿さん。
二人が都久山に戻り、静かだった都久山が一気に騒がしくなった気がした。
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