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役所からの確認 2
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山に入って20分ぐらい歩いて、ダンジョンの前まで来ていた。
「それでは、これから調査を行います。では、自衛隊の方々よろしくお願いいたします。」
「辻さんには申し訳ありませんが、私の質問にいくつか答えてもらいます。それほど難しく深い質問ではないのでお願いします」
入野さんがそう言うと、自衛隊員はダンジョンの中に入っていく。
「では、質問していきます。はじめにこのダンジョンには入られました」
まさかの一発目からこの質問がきた。でも、偽る必要はないので、ちゃんと答える。
「はい。最初に見つけたときに興味本位で入りました。まだ、テレビを見ていなかったので、ダンジョンにはいるのを禁止されているのを知りませんでした。」
「そうですか。よくご無事でしたね。そうやって興味本位でダンジョンに入って、帰ってこれなかった人が後を絶たないんですよ。」
「まーはい。角のついたウサギと遭遇しましたが、なんとか倒すことができたので、大丈夫でした。」
「わかりました、有難うございます。」
「では、次で最後の質問になります。このダンジョンを知っているのは貴方以外にいますか。」
「いえ。誰にも言っていないので、誰れも知らないと思います。ここは家が持っている山で、特に誰も入りませんので。」
「わかりました。」
「中の状況にもよるのですが、おそらくこのダンジョンの管理をお願いするかもしれません。現在全国各地で数多くのダンジョンが発見されています。その際にあまり人が立ち寄らない場所はその土地の所有者の方に任せているのです。」
「そうなんですか。」
「はい。なので、辻さんにも、このダンジョンの管理をお願いしなければならないと思います。」
「中の状況にもよるって言ってましたけど、例外もあるんですか?」
「はい。あまり公開されていませんが、ダンジョンの中は様々な種類があることが分かっています。まず、ここのように地中にあるもの、地上に塔のようにあるもの、また、その中でも、中が洞窟のようなもの、人工的な迷宮のようなもの、自然の森や草原のようなフィールドなど、さまざまなダンジョンが発見されています。」
「ダンジョンの中に入られたということでモンスターがいることもご存知でしょうが、そのモンスターの種類や量も、ダンジョンによって変わってきます。モンスターが強く多い場合は、自衛隊などが対応します。」
「しかし、比較的弱いモンスターの場合や、数が少ない場合はお願いすると思います。」
「管理はそれほどする事はありません。」
「これは、まだ憶測でしかありませんが、ダンジョン内のモンスターが増えると、ダンジョンの外に出てくるのではないかと思われます。そのため、ダンジョンを放置することができません。」
「一通り説明は終わりました。後は、自衛隊の方が帰ってくるのを待つだけです。」
それからある程度時間が経って、
「そろそろ時間ですね。三時間がたちましたのでそろそろ自衛隊の方々が戻られると思います。」
「その後、自衛隊の方から中の状況を聞き、こちらで判断して、となります。」
「先ほども言いましたが、管理はそれほどする事はありません。1週間に一度ダンジョンの入ってすぐの場所を確認して、役所に電話をしてくだされば、それで終わりです。また少額ですが、いくらか報償金が出ると思います。」
「あ!自衛隊の方々が帰ってこられたので、話を聞いてきます。少々お待ちください。」
「すいません。お待たせいたしました。」
「結果、このダンジョンはモンスターもそれほど強くはなく、数も少ないため危険性は低いと思われます。」
「そのため、このダンジョンの管理を辻さんにお願いします。」
「とりあえず、作業は終わりましたので山を降りましょう」
「わかりました」
そのまま山をおりていった。
「それでは、これから調査を行います。では、自衛隊の方々よろしくお願いいたします。」
「辻さんには申し訳ありませんが、私の質問にいくつか答えてもらいます。それほど難しく深い質問ではないのでお願いします」
入野さんがそう言うと、自衛隊員はダンジョンの中に入っていく。
「では、質問していきます。はじめにこのダンジョンには入られました」
まさかの一発目からこの質問がきた。でも、偽る必要はないので、ちゃんと答える。
「はい。最初に見つけたときに興味本位で入りました。まだ、テレビを見ていなかったので、ダンジョンにはいるのを禁止されているのを知りませんでした。」
「そうですか。よくご無事でしたね。そうやって興味本位でダンジョンに入って、帰ってこれなかった人が後を絶たないんですよ。」
「まーはい。角のついたウサギと遭遇しましたが、なんとか倒すことができたので、大丈夫でした。」
「わかりました、有難うございます。」
「では、次で最後の質問になります。このダンジョンを知っているのは貴方以外にいますか。」
「いえ。誰にも言っていないので、誰れも知らないと思います。ここは家が持っている山で、特に誰も入りませんので。」
「わかりました。」
「中の状況にもよるのですが、おそらくこのダンジョンの管理をお願いするかもしれません。現在全国各地で数多くのダンジョンが発見されています。その際にあまり人が立ち寄らない場所はその土地の所有者の方に任せているのです。」
「そうなんですか。」
「はい。なので、辻さんにも、このダンジョンの管理をお願いしなければならないと思います。」
「中の状況にもよるって言ってましたけど、例外もあるんですか?」
「はい。あまり公開されていませんが、ダンジョンの中は様々な種類があることが分かっています。まず、ここのように地中にあるもの、地上に塔のようにあるもの、また、その中でも、中が洞窟のようなもの、人工的な迷宮のようなもの、自然の森や草原のようなフィールドなど、さまざまなダンジョンが発見されています。」
「ダンジョンの中に入られたということでモンスターがいることもご存知でしょうが、そのモンスターの種類や量も、ダンジョンによって変わってきます。モンスターが強く多い場合は、自衛隊などが対応します。」
「しかし、比較的弱いモンスターの場合や、数が少ない場合はお願いすると思います。」
「管理はそれほどする事はありません。」
「これは、まだ憶測でしかありませんが、ダンジョン内のモンスターが増えると、ダンジョンの外に出てくるのではないかと思われます。そのため、ダンジョンを放置することができません。」
「一通り説明は終わりました。後は、自衛隊の方が帰ってくるのを待つだけです。」
それからある程度時間が経って、
「そろそろ時間ですね。三時間がたちましたのでそろそろ自衛隊の方々が戻られると思います。」
「その後、自衛隊の方から中の状況を聞き、こちらで判断して、となります。」
「先ほども言いましたが、管理はそれほどする事はありません。1週間に一度ダンジョンの入ってすぐの場所を確認して、役所に電話をしてくだされば、それで終わりです。また少額ですが、いくらか報償金が出ると思います。」
「あ!自衛隊の方々が帰ってこられたので、話を聞いてきます。少々お待ちください。」
「すいません。お待たせいたしました。」
「結果、このダンジョンはモンスターもそれほど強くはなく、数も少ないため危険性は低いと思われます。」
「そのため、このダンジョンの管理を辻さんにお願いします。」
「とりあえず、作業は終わりましたので山を降りましょう」
「わかりました」
そのまま山をおりていった。
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