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第二幕
ep.10 試行の肆 -ブラント侯爵令嬢- (2)
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すっかり音楽の届かない中庭の最奥を、二つの影が談笑しながら歩く。
何やら嬉しそうに自身が好きだという伽話について語っていたカタリーナは、ここまで掴んだままであったルイーゼの腕を軽く引いた。
「どうなさいましたか、カタリーナ様?」
「ねえルイーゼ、わたし、そろそろあなたの話も聞きたいわ。だって、ずっとわたしばかり話しているもの」
「それは光栄に存じますが……困ったことに、カタリーナ様がお喜びになりそうな話題がなかなか思い付きません」
少し困ったように眉尻を下げるルイーゼに、カタリーナは強く首を横に振る。
「何だっていいの! だって、あなたとお話しするのは楽しいわ。あなたもきっと知っているでしょう? お父様は厳しい方で、だからわたし碌にお友達もいなければ、侍女たちもよそよそしくて、いつもブラント侯爵家の令嬢たれと……それでわたし、こっそり舞踏会を抜け出したのだけれど、連れ戻しに来る者もないの。きっと面倒事に関わりたくないのね」
「カタリーナ様の心痛はお察ししますが……ですがお付きの方々は皆、カタリーナ様のことを気にかけておられましたよ。ストールをお借りしに行った私のことなど、それこそ厄介者を見るような面持ちで」
彼女たちには申し訳のないことをした、とルイーゼは苦笑いを浮かべた。
カタリーナは少し目を丸くして、それから肩を揺らして笑い始める。
「ふっ、ふふ……それは、ごめんなさい。非常識なお願いだったと思っているわ。本当にごめんなさい、あなたにも、それからクラウス殿下にも、ご迷惑が掛からなければいいのだけれど……」
もしこのことで父に糾弾されるようなことがあれば、必ず弁明するから言ってくれと、そうカタリーナは少し語気を強くした。
◇
またしばらく歩いて、少し風が冷たくなった頃、二人の足は最初の垣根へと戻って来ていた。
ルイーゼの腕を握ったまま、微かに紅潮した頬で、カタリーナが振り返る。
今晩は本当に楽しかったと礼を言い、ふと何かを思い出したようにルイーゼに一歩詰め寄った。
「ねえ、そういえばルイーゼ、あなたってクラウス殿下の近衛騎士なのよね。その……失礼なことを聞くようだけれど、わたし、ずっと気になっていたの。あなたって……殿下に、恋をしている?」
「恋、ですか。それはまた……」
はっきりと苦笑いを滲ませるルイーゼに、カタリーナは頬を一層赤らめ、小さく首を横に振ってからルイーゼの手を両手で握った。
「だ、だって、伽話にはよく出てくるわ。城の姫と恋仲になる近衛騎士のお話よ。わたし、それはすごく素敵なことだと思うの。愛した御仁の為に、命を賭して剣を振るうの。わたし、恋ってそういうものだったらいいって……結婚というものがそういうものであればいいのにって、そう思うの」
「……ブラント侯爵夫妻は、そうではありませんでしたか?」
ルイーゼが静かな声で尋ねる。微かに肩を震わせて、それからこくりとカタリーナの細い首が縦に振られた。
「お母様は……本当に、優しい方だった。いつも笑って、お父様に冷たくされても、それでも最期まで恨み言の一つも言わなかったわ」
少し俯いたカタリーナがそう小声で語る。
ルイーゼはただ黙ってそれを聞いた。ブラント侯爵夫人は生前、獣人差別に強い反対姿勢を取っており、そのことでしばしば侯爵と対立することがあったのだと、ホーエンベルク公爵から聞いていた。
少しの沈黙の後で、カタリーナの口からため息のような吐息が漏れた。
「わたしだって、獣人は……怖い。だって、力が強くて、声が大きくて、いつも怒っていて、何を考えているか分かりはしないもの。でもお母様は、種別や属性によって誰かを貶めるようなことはけして許されないと……これはお父様にも内緒だけれど、市場で獣人の孤児にパンを恵んであげたりもしていたの」
「なぜ、そのような話を私に?」
これまでよりもほんの僅かに冷たい響きをもったルイーゼの声に、カタリーナの肩が先程よりも大きく震える。持ち上がった顔の中心で、宝石のような大きな瞳は少し不安げに揺れていた。
「それは……そう、ね……どうしてかしら……。あなたのことだって、近付かないようお父様には言われていたのだけれど……でも、悪い人じゃないって、そんな気がしたの」
カタリーナは一言一言確かめるようにそう言って、またしばらく黙り、ふと何か意を決したようにルイーゼの瞳を見た。
「……ねえ、ルイーゼ、教えて。クラウス殿下の近衛であるあなたの隊には……獣人ばかりだというのは、本当……?」
「はい、私の他は皆、獣人で構成されています」
「それは、どうして? 力が強いから?」
「そのこともありますが、それだけではありません。皆、クラウス殿下の理想を信じ、心よりお支えしたいと思っているからです。もちろん、私も含めて」
「クラウス殿下の、理想……わたし、お父様から聞いたことがあるわ。獣人を、人間と同じ扱いにしようとしてるって」
中庭に、冷たい風が吹き抜ける。
長い沈黙を断ち切るように、ルイーゼが握られたままであった手で、カタリーナの柔らかな手を握り返した。
少しぼんやりしていた様子のカタリーナは、小さく首を横に振って、またルイーゼと視線を合わせた。
「ルイーゼ、わたし……近々結婚させられるの。お父様が決めたの。レンツ侯爵の御嫡男よ。わたし、顔も見たことないのだけれど、でもすごく獣人嫌いなことで有名なんですって」
「はい、御父君のレンツ侯爵のことであれば少しだけ存じ上げております。正直なところ、私の隊とは折り合いが悪く、直接お話ができたことはないのですが」
「ねえ、ルイーゼ。獣人って、お父様たちの言うように、本当に醜く愚かな存在なのかしら。それとも……」
少し苦しそうに言い淀むカタリーナの手を、ルイーゼがまた軽く握り返す。逸らされかけていた視線がこちらの目を捉えたことを確認してから、ルイーゼは柔らかく微笑みを浮かべてみせた。
「私の立場では、お答えしかねます。ですが、カタリーナ様のその優しき御心は、クラウス殿下の隊を預かる者として、心より嬉しく思います。きっと、お母様に似られたのですね」
「ええ……ええ、ルイーゼ。わたし決めたわ。お父様にも、レンツ侯爵家にも、獣人だからといって貶めることは良くないと言うわ。だってわたしは、お母様の娘だもの」
カタリーナは次第にはっきりとした声でそう言い切って、凛とした表情で胸を張った。
何やら嬉しそうに自身が好きだという伽話について語っていたカタリーナは、ここまで掴んだままであったルイーゼの腕を軽く引いた。
「どうなさいましたか、カタリーナ様?」
「ねえルイーゼ、わたし、そろそろあなたの話も聞きたいわ。だって、ずっとわたしばかり話しているもの」
「それは光栄に存じますが……困ったことに、カタリーナ様がお喜びになりそうな話題がなかなか思い付きません」
少し困ったように眉尻を下げるルイーゼに、カタリーナは強く首を横に振る。
「何だっていいの! だって、あなたとお話しするのは楽しいわ。あなたもきっと知っているでしょう? お父様は厳しい方で、だからわたし碌にお友達もいなければ、侍女たちもよそよそしくて、いつもブラント侯爵家の令嬢たれと……それでわたし、こっそり舞踏会を抜け出したのだけれど、連れ戻しに来る者もないの。きっと面倒事に関わりたくないのね」
「カタリーナ様の心痛はお察ししますが……ですがお付きの方々は皆、カタリーナ様のことを気にかけておられましたよ。ストールをお借りしに行った私のことなど、それこそ厄介者を見るような面持ちで」
彼女たちには申し訳のないことをした、とルイーゼは苦笑いを浮かべた。
カタリーナは少し目を丸くして、それから肩を揺らして笑い始める。
「ふっ、ふふ……それは、ごめんなさい。非常識なお願いだったと思っているわ。本当にごめんなさい、あなたにも、それからクラウス殿下にも、ご迷惑が掛からなければいいのだけれど……」
もしこのことで父に糾弾されるようなことがあれば、必ず弁明するから言ってくれと、そうカタリーナは少し語気を強くした。
◇
またしばらく歩いて、少し風が冷たくなった頃、二人の足は最初の垣根へと戻って来ていた。
ルイーゼの腕を握ったまま、微かに紅潮した頬で、カタリーナが振り返る。
今晩は本当に楽しかったと礼を言い、ふと何かを思い出したようにルイーゼに一歩詰め寄った。
「ねえ、そういえばルイーゼ、あなたってクラウス殿下の近衛騎士なのよね。その……失礼なことを聞くようだけれど、わたし、ずっと気になっていたの。あなたって……殿下に、恋をしている?」
「恋、ですか。それはまた……」
はっきりと苦笑いを滲ませるルイーゼに、カタリーナは頬を一層赤らめ、小さく首を横に振ってからルイーゼの手を両手で握った。
「だ、だって、伽話にはよく出てくるわ。城の姫と恋仲になる近衛騎士のお話よ。わたし、それはすごく素敵なことだと思うの。愛した御仁の為に、命を賭して剣を振るうの。わたし、恋ってそういうものだったらいいって……結婚というものがそういうものであればいいのにって、そう思うの」
「……ブラント侯爵夫妻は、そうではありませんでしたか?」
ルイーゼが静かな声で尋ねる。微かに肩を震わせて、それからこくりとカタリーナの細い首が縦に振られた。
「お母様は……本当に、優しい方だった。いつも笑って、お父様に冷たくされても、それでも最期まで恨み言の一つも言わなかったわ」
少し俯いたカタリーナがそう小声で語る。
ルイーゼはただ黙ってそれを聞いた。ブラント侯爵夫人は生前、獣人差別に強い反対姿勢を取っており、そのことでしばしば侯爵と対立することがあったのだと、ホーエンベルク公爵から聞いていた。
少しの沈黙の後で、カタリーナの口からため息のような吐息が漏れた。
「わたしだって、獣人は……怖い。だって、力が強くて、声が大きくて、いつも怒っていて、何を考えているか分かりはしないもの。でもお母様は、種別や属性によって誰かを貶めるようなことはけして許されないと……これはお父様にも内緒だけれど、市場で獣人の孤児にパンを恵んであげたりもしていたの」
「なぜ、そのような話を私に?」
これまでよりもほんの僅かに冷たい響きをもったルイーゼの声に、カタリーナの肩が先程よりも大きく震える。持ち上がった顔の中心で、宝石のような大きな瞳は少し不安げに揺れていた。
「それは……そう、ね……どうしてかしら……。あなたのことだって、近付かないようお父様には言われていたのだけれど……でも、悪い人じゃないって、そんな気がしたの」
カタリーナは一言一言確かめるようにそう言って、またしばらく黙り、ふと何か意を決したようにルイーゼの瞳を見た。
「……ねえ、ルイーゼ、教えて。クラウス殿下の近衛であるあなたの隊には……獣人ばかりだというのは、本当……?」
「はい、私の他は皆、獣人で構成されています」
「それは、どうして? 力が強いから?」
「そのこともありますが、それだけではありません。皆、クラウス殿下の理想を信じ、心よりお支えしたいと思っているからです。もちろん、私も含めて」
「クラウス殿下の、理想……わたし、お父様から聞いたことがあるわ。獣人を、人間と同じ扱いにしようとしてるって」
中庭に、冷たい風が吹き抜ける。
長い沈黙を断ち切るように、ルイーゼが握られたままであった手で、カタリーナの柔らかな手を握り返した。
少しぼんやりしていた様子のカタリーナは、小さく首を横に振って、またルイーゼと視線を合わせた。
「ルイーゼ、わたし……近々結婚させられるの。お父様が決めたの。レンツ侯爵の御嫡男よ。わたし、顔も見たことないのだけれど、でもすごく獣人嫌いなことで有名なんですって」
「はい、御父君のレンツ侯爵のことであれば少しだけ存じ上げております。正直なところ、私の隊とは折り合いが悪く、直接お話ができたことはないのですが」
「ねえ、ルイーゼ。獣人って、お父様たちの言うように、本当に醜く愚かな存在なのかしら。それとも……」
少し苦しそうに言い淀むカタリーナの手を、ルイーゼがまた軽く握り返す。逸らされかけていた視線がこちらの目を捉えたことを確認してから、ルイーゼは柔らかく微笑みを浮かべてみせた。
「私の立場では、お答えしかねます。ですが、カタリーナ様のその優しき御心は、クラウス殿下の隊を預かる者として、心より嬉しく思います。きっと、お母様に似られたのですね」
「ええ……ええ、ルイーゼ。わたし決めたわ。お父様にも、レンツ侯爵家にも、獣人だからといって貶めることは良くないと言うわ。だってわたしは、お母様の娘だもの」
カタリーナは次第にはっきりとした声でそう言い切って、凛とした表情で胸を張った。
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