天災魔人は普通を望む

天霧 ロウ

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13* おまけ セルカ視点の話2

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「薬の効きが悪い……」

 食事を終えて、ベッドで待っているザクベルを想像しながらウキウキ気分でシャワーを浴び終えて性欲抑制剤を飲んだのもつかの間、薬を飲んでも体の奥が甘く疼き、勝手に息が乱れてくる。
 このままだとザクベルを襲いかねない。冷静になるため愛用のディルドを棚の奥から取り出すと跨がった。

「んぅう゛」

 使い慣れただけあって秘部はディルドを易々と飲み込む。フーフーと息を荒げながら腰を上下に振って快感を無心に追いかける。ジワジワと上ってくる快楽に緩い絶頂を迎えれば、ビクビクと体が震える。

「はー、ぁ゛、はぁ」

 ザクベルが来てからディルドでは物足りない。偽物ではなく本物を感じたい。ザクベルとできれば一番いいが、ザクベルは鋼の理性でも持っているのか手を出してこないだろう。

「うぅ、ザクベルとセックスしたい」

 派手な見た目のせいで勘違いされるが、セルカは愛した相手だけと関係を持ちたいのだ。ゆえにザクベルならどんな乱暴なセックスでも馬鹿みたいによがり狂ってしまう自信すらある。
 腰を上げてぬぽっとディルドを引き抜く。ローションまみれのディルドは以前なら卑猥に見えたが、今は無機質なつまらないものにしか思えない。

「落ち着け、私。ザクベルの中では、私は清楚なんだ。本性むき出しで襲いかかったら嫌われかねないぞ」

 ディルドを綺麗にして再び棚の奥へしまうと、ガウンを羽織ってゆっくり深呼吸をする。
 ひとまずザクベルの様子を見に行こう。ある意味初夜であるためドキドキしながらノックをして入る許可をもらって扉を開ければ、ベッドに腰掛けているザクベルが目に入った。
 シャワーを浴びてしっとりと濡れている髪や肌は平時よりも色気がある。キュンと体の奥が疼くのを感じながら、表面上はさもいつもどおりだといわんばかりの表情で近づいた。
 ザクベルの手の中にある錠剤は見覚えのあるものだ。直感がこれはチャンスだと囁く。そして、セルカは直感に従った。
 最初は抵抗したものの、いざセックスへ持ち込めば、ザクベルは驚くほど従順だ。回数を重ねるほど体はザクベル専用に生まれ変わっていく。そのたびに多幸感が脳を埋め尽くし、淫らになるものの、ザクベルが自分で快楽を得ていると思えばこれ以上の幸せはない。
 そうしてトントン拍子とはいかないが、ついにザクベルと両思いになれたのはまさに奇跡のほかならない。



 農場を元に戻してもらった後、収穫期が落ち着いてもセルカの書類整理は終わりがない。たいして時間ができたザクベルはセルカのために家事をやってくれた。そして、何より嬉しいのが、両思いになったおかげでザクベルからぎこちないながらも夜の誘いが増えたことだろう。
 食後、書斎で少しだけ書類を確認していたセルカにぎこちなく声をかけてくる。

「あの、セルカ様。時間がとれましたら今晩、その……どうでしょうか」

 ザクベルがシャワーを浴び終え、全身を藤色に染めてセルカを見つめつつも、羞恥からなのか視線を時々そらす。いかにも傲岸不遜でスマートに誘いそうな見た目に反し、セルカの意思を尊重しつつ、しどろもどろ誘ううぶなザクベルは見た目との差もあってキュンと胸と体の奥が疼いた。
 ガウン越しでもわかる雄々しい体に今すぐ抱きついて、横抱きされながらベッドへ連れて行ってもらいたい衝動をぐっとこらえ、爽やかに微笑んだ。

「いいよ、先に待っててくれるかな?」
「は、はい」

 ザクベルのこわばっていた顔がゆるみ、目尻を下げてふわっと柔らかく笑う。そうすると威圧的な雰囲気が失せ、親しみあるありのままの好青年があらわになる。その表情をさせているのが自分だと思うとセルカはたまらない気持ちになる。
 ザクベルが寝室に入ったのを確認するや否や、セルカは書類を手早く片付け、風呂場へ直行した。隅々までしっかり洗いながらも早めに終えると、ローションで秘部をほぐし、体の輪郭がわかる薄いガウンを羽織った。
 寝室へ入れば、外を眺めていたザクベルがパッと振り返った。同時に額の瞳も含めてこれでもかと目を開く。視姦されているのにゾクゾクしながら、セルカは柔らかな笑みを浮かべてザクベルに近づいた。

「待たせたね」
「い、いえ。大丈夫です」

 藤色の顔をブンブン横に振って、改めて凝視してくる。セルカの姿がよほど気に入ったのか、ザクベルの高ぶりがはっきりと布を押し上げ主張していた。
 スルッとザクベルの肩に手を当て、頬にゆっくり唇を押し当てる。そうすれば、ザクベルの手が緊張に震えながら全身をゆっくり撫でてくる。それだけでセルカの体は快楽を拾い出す。

「ん、ザクベル。気持ちいい。もっと触って」
「でしたら、失礼します」

 腰をなで回していた手がなめらかな動作でセルカを抱き上げるや否や、ザクベルの太もものへまたぐように下ろされた。向き合う形になれば、薄手のガウンを脱がされた。腰を押さえられつつ、あらわになった乳首をつまんだり、乳輪を硬い指の腹がゆっくりなで回してくる。

「はっ、ぁ…、ぅ」
「腰、揺れてますね。物足りないですか?」

 ちゅと頬やこめかみに唇を当てながら与えられる無自覚な言葉責めにきゅんっと体の奥が疼く。もどかしくはあるが、ザクベルから与えられる刺激なら物足りなさなど感じない。
 きゅっと強めに掴まれて引っ張られれば、腰をのけぞらして声を上げた。

「ぁあっ、それもきもちぃ」
「よかった。だったらこれも好きですよね?」

 つまむのをやめて人差し指と中指で乳首を挟みながら親指の指先が乳首の先を弾いたり掻いたりしてくる。敏感な先への集中砲火にセルカはガクガクと体を震わせながら、すっかり高ぶった中心からダラダラと滴を垂れ流した。

「すきっ、ぁ、もっとひどくして」
「ひどく、ですか」

 充血してツンと尖って主張する乳首を真面目な顔で見つめるザクベルにセルカはいっそう興奮した。淫らな乳首を視姦されているだけでセルカの中心からはトプッとさらに滴が滲んできた。
 フーフーと荒れた息づかいでザクベルからの刺激を待っていれば、ザクベルの指が乳首を解放すると同時に身をかがめた。そして、吐息が乳首にかかったと思いきやゆっくりと乳首に歯が食い込んできた。がっちりと歯で捕まえられた無防備な乳首を肉厚な舌がねっとりと舐めあげた。
 瞬間、バチバチと目の前が弾ける。ぴゅっと申し訳ない程度の白濁の液を放ち、白い喉をのけぞらして嬌声を上げた。

「んぉ、ぉ」

 ざらついた舌がゾリゾリと何度も舐めあげ、敏感になった乳首を焦らすようにゆっくり吸ってくる。緩急をつけて吸ってくるザクベルに愛しさを覚えた。足をザクベルの腰へ絡めつつ、優しく頭を抱きしめてもっとするように促す。
 そうすれば、ザクベルの指が空いている乳首をわざと乱暴につまんだり、擦ったりした。さらに腰を押さえていた手が食い込むほど尻を掴んでくる。

「ぁ゛、ぅうっ、ざくべるっ! もっとしてっ」

 キュンキュンと奥が痙攣するもどかしさに腰が勝手に揺れ、服越しでも盛り上がっているザクベルの高ぶりへ秘部を擦りつける。ザクベルが小さく呻くとガリッと強く噛んできた。それすら今のセルカには快感にしかならない。

「あ゛っ、いぐっ、~~~~っ」

 ガクッと大きく体を跳ねさせ、セルカは絶頂に達した。しかし、高ぶった体は一度でおさまらない。

「はぁ……ぁ、ざくべる……」
「はい」

 熱に浮かされながら、顔を上げたザクベルの頬にキスして見つめ合う。銀色の瞳には極彩色の光の粒が灯っており、さながらダイヤモンドだ。
 清浄な輝きはいっそう状況を淫らだと指摘しているようで、体はさらに火照り、脳はザクベルと一緒にもっと気持ちよくなりたいという感情以外溶けていく。唇を重ねて舌を入れれば、すぐに肉厚な舌が応えた。

「ん、ふ」

 唾液の絡まる音が耳に入るたび興奮し、もっと深くまでとセルカはザクベルの後頭部に腕を回した。すると、応えるようにザクベルもセルカを抱きしめて、より口づけが深くなる。

「ぅう゛っ!」

 キスへ夢中になっていたせいで気づかなかった。尻を掴んでいる手とは逆の手がするりと尻をなで回したかと思うと、ぐにっと秘部を指で広げた。むっちりしながらも見事な縦割れになったそこは、ヒクヒクと物欲しそうに蠢いている。

「ん゛っ、ぅう!」

 その状態でもキスはやめず、むしろより激しく貪られる。すると、セルカの秘部に熱いものが押し当てられた。
 期待で体が震える中、ゆっくりと先端が挿入される。そして、ずずっと一気に根元まで突き入れられた瞬間、バチバチッと視界が弾けた。

「ん゛ぅう゛~~っ!」

 くぐもった嬌声をあげながらセルカは絶頂した。ザクベルの腰に絡めている足に力が込めれば、自然と唇が離れた。同時にザクベルの腰が勢いをつけて突き上げてくる。

「あ゛、まっでぇえ! いぐっ、いっでるっ!」
「すみません、セルカ様」

 謝るわりには動きに容赦がない。ガツガツと貪るように突き上げられるたびにセルカは絶頂を迎えて体をのけぞらせて痙攣させるが、それでもザクベルの動きは止まらなかった。

「あ゛っ、ざくべる! またいぐ、ぃぐ~~~~っ!」
「俺もっ」

 強い締め付けに一拍遅れてザクベルもセルカの中で果てた。どぷどぷっと注がれる熱を味わいながら、ビクビクと体を震わせていると、ゆっくりと体を離され、まだ中に入っている高ぶりがずるずると抜かれていく。抜ける寸前で再び突き入れられたかと思えば、体を抱え上げられた。

「ぁ、え?」
「すみません、セルカ様。まだ、足りません」

 切羽詰まった声と情欲でギラつく瞳に射抜かれると、きゅんと胸が高鳴る。
 セルカをがっしり抱きしめたザクベルがセルカをベッドへ押し倒す。同時にガツンと強く突かれた。あまりの強さに思わず体がのけぞるほどだ。それでも、快楽を求める体はすぐさま順応し、甘ったるい声を上げ始めた。

「ぉ゛っ! あぁああっ!」

 セルカをベッドへ押さえつけたザクベルが覆い被さってくる。そして、ガツガツと貪るように腰を振り始めた。

「あ゛っ、んぅ゛!」

 腰に絡めていた足を宙に向けてピンと伸ばしてセルカの中心から潮が派手に飛び散る。それでもザクベルは止まらないどころか、さらに激しく腰を振ってくる。その激しさにセルカはよだれを垂らしながら嬌声を上げ続けた。

「セルカ様ッ」
「ぁ、ざくべ、る」

 互いに名を呼びながら口づけを交わす。その間も壊れたように潮を吹くのをやめられず、何も考えられないほど快楽の波に飲まれたセルカはただザクベルを求めていた。そしてそれはザクベルも同じだったらしく、キスの合間に何度も愛を囁かれる。

「好きです、セルカ様」
「わたしもすきっ、あいしてるっ」

 幾度となく絶頂を迎えては腰を打ち付けられ、ぐぷっと白濁の液が注がれる。すでにセルカの秘部からは飲みきれなかった精液が溢れている。それでもまだザクベルの動きは止まらなかった。グリグリと腰を回されるだけでセルカはまた絶頂に達した。
 ようやく落ち着いた頃、二人は裸のままベッドで横になっていた。もちろんザクベルの腕枕つきだ。
 ザクベルが魔法でベッドや体を綺麗にしてくれたため互いの肌はサラサラだ。ザクベルにしがみつくようにぴったりくっついていると、ザクベルのかすれた低い声が降ってくる。

「あの……セルカ様」
「ん?」

 ザクベルはセルカの髪を優しく撫でながら、困ったような顔をしていた。それに気づかぬふりをして続きを促せば、ためらいがちに口を開いた。

「セルカ様、後悔していませんか?」

 一瞬何を言っているのかわからなかったが、すぐに言わんとしていることがわかった。どんなに言葉や体を重ねて愛を伝えても、長い間ザクベルの心を蝕む自己卑下はもはやザクベルの一部なのだろう。
 すでに恋人なのだから堂々とすればいいものを、妙なところで小心者なザクベルにセルカは思わず笑ってしまった。

「私は嬉しかったよ。それにね、私はずっとザクベルが好きだって言ってるじゃないか」
「そうですけど……」

 煮え切らない態度のザクベルにセルカはムッとして、体を起こした。そして、そのままザクベルへ抱きつき、勢いのまま押し倒そうとしたが、体格差のせいでできなかった。仕方なく上に乗るような形で抱きついた。

「セルカ様」
「君がわかってくれるまで何度でも言うよ。私はずっと前から君のことが好きなんだ。だから、こうしてザクベルも私を好きになってくれてとても幸せだよ。これはザクベルにしかできないことなんだよ?」

 あっけらかんとした態度で言うセルカにザクベルの目が大きく見開かれる。それに気をよくしたセルカはさらに続けた。

「それに、君の煮え切らない態度も私は好きだよ。それだけ君が私で悩んでる証しだからね。あと、本当に嫌なことは断固拒否する君だけど、私のことになると妙に臆病になるところとかもとても可愛いと思う」

 ザクベルはセルカがこんなに饒舌にしゃべるとは思わなかったのだろう。口を半開きにして固まってしまった。だがすぐに我に返ると顔を藤色にさせて視線をさまよわせ始めた。

「そっ、それは……あの、すみません……」
「ふふっ、ザクベルは謝り上手だね」

 クスクス笑いながらセルカはザクベルへ口づけた。それに驚いたのか、ザクベルの目が丸くなる。

「だからね、これからも一緒にいてくれるかい?」
「はい! もちろんです!」

 ぱっと明るくなった表情にセルカは満足げに笑った。そして、今度から二人で新しい朝を迎える喜びを覚えながら、そのまま二人仲良く眠りについたのだった。
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