9 / 37
意外な訪問者
しおりを挟む
父に行商の話を持ちかけたが、自らのミスで失敗した私は落胆し、部屋に篭った。
最近は父に先を読まれているかの様に先手先手に動かれているのが悔しくて堪らなかった。
どうしたらニックさんと問題なく会えるのだろうか…そればかりを考え、陛下の事を考えてる時間が少なくなってきてる自分がいた。
もし、陛下と会う前にニックさんと出会っていたら…とか都合の良い風にばかり考えてしまう。
「お嬢様、夕食のお時間です」と給仕が迎えにくる。
いつもの様に欅の間にいくと、父の他に見知らぬ男性が座っている。
少し白髪混じりの中年男性がそこにはいた。
「あぁ、来たか、ソマリア。紹介しよう。鎧の行商に来ているノワールだ。私の古い友人でもある」
「そうでしたか、ソマリアです。はじめまして」とノワールさんに一礼をし、挨拶をした。
…ん?鎧の行商?
何故か私に一つ明案が生まれた…。通るか分からないが、それに賭けてみたくなった。
込み入った話は後で話すとして、まずは食事を楽しむべきだと判断した。
「いや~、こんな美しい娘に育つとは、羨ましいな」
「はは、そうだろう、自慢の娘だ!」
二人共、お酒が入っているのだろう、気分良く話をしている。
私は二人の間を行き来し、お酌をしていく。
ただ、少し飲み過ぎじゃないかと思うくらい空瓶が増えていく。
「お父様、ノワール様、少し控えた方が…」と言っても聞く耳を持たない…。
「そう言えば、ソマリアが鎧の行商を変えたいとか言ってな…」と父がノワールさんに伝え、「それは~…」と困惑顔になるノワールさん。
今そんな話をして欲しくはなかった。相手が目の前にいるのに、よく言えるなぁと。
たぶんお酒が回り、頭がしっかり働いてないんだと思い、私は空になった父のグラスにお酒を注がなかった。
「おい、ソマリア、空だぞ。注げ」と催促するが、体を想って、今日はここまで…と言うが、聞かない。
それより私が持つ瓶を奪い、自分で注ぐ始末だった。
「行商は変えないでくだされ…」と私に懇願してくる。
変えない条件…ってなってしまうかもしれないが、一つ提案を出した。
父に聞かれたくないので耳元でコソッと話す。
「それは…」
「どうでしょうか?」
ん~…と考え込むノワールさんをジッと見つめる。
「まぁ、たまにはそれも良いかもしれませんな」と了承してくれた。
「ただ…」と私にそれを呑む代わりに対価が必要だと言う。
ノワールさんが言う対価は受け難い物だったが、ニックさんに会うためなら折れるしかなかった…。
「どうぞ…」
私はノワールさんを部屋に招いた…。
「さて…」とノワールさんは私に抱きつき、体を触り始める。
虫唾が走る。いくらニックさんに会うためとは言え、体を求める事を条件にしてきた。
ノワールさんは私にキスを迫る…お酒のせいでもあろうか、口が臭い…。我慢しかない、そう言い聞かせ、唇を重ねる。
重ねながら、手はお尻に向かっている。
ドレスの上から触り、徐々に中に手を入れ始める。
「あっ…」
声が漏れ、更に触る手を下着の中に入れてきた。
「だいぶ、濡れてきたな…そろそろ」と私をベットに押し倒す。
カチャカチャ…とベルトを外す音がし、そしてズボンを下ろす。
ノワールさんの手が下着を掴み、ゆっくり脱がす。
「やっぱり…ダメです…ノワール様」
「辞めるならあなたの望むことは叶いませんよ」と
ゆっくり私の足を開かせる。
「ごめんなさい…やっぱり出来ません…」と足を閉じた。
はぁ…とため息をつくノワールさんは、「なら私のを咥えろ」と言う。
「それも…」と断ると、二つに一つだ!と条件を出してきた。
今ここで抱かれるか、咥えるか、どちらもダメならこんな話、無しだ、と。
どちらもしたくない…でも…
「分かりました…」
私はノワールさんのを咥えた…
「おっ…」と声を出すノワールさんは私の頭を掴み、前後に動かす。
早く終われ…終わって…と願いながら事を進める。
「うっ」といい、私の口に出した…。
ケホケホ…と口に出された物をシーツに吐いた。
満足そうな顔をしているノワールさんの隣で、はぁはぁ…と息苦しくしている私がいる。
「あなたの望みは叶えますからね、ソマリア様」といい、身支度を整えたら、部屋を後にしていった。
会うためとは言え、愚かな事をしたと思った。
口に残る感触がたまらなく嫌で、何度も何度も口を濯いだ…。
最近は父に先を読まれているかの様に先手先手に動かれているのが悔しくて堪らなかった。
どうしたらニックさんと問題なく会えるのだろうか…そればかりを考え、陛下の事を考えてる時間が少なくなってきてる自分がいた。
もし、陛下と会う前にニックさんと出会っていたら…とか都合の良い風にばかり考えてしまう。
「お嬢様、夕食のお時間です」と給仕が迎えにくる。
いつもの様に欅の間にいくと、父の他に見知らぬ男性が座っている。
少し白髪混じりの中年男性がそこにはいた。
「あぁ、来たか、ソマリア。紹介しよう。鎧の行商に来ているノワールだ。私の古い友人でもある」
「そうでしたか、ソマリアです。はじめまして」とノワールさんに一礼をし、挨拶をした。
…ん?鎧の行商?
何故か私に一つ明案が生まれた…。通るか分からないが、それに賭けてみたくなった。
込み入った話は後で話すとして、まずは食事を楽しむべきだと判断した。
「いや~、こんな美しい娘に育つとは、羨ましいな」
「はは、そうだろう、自慢の娘だ!」
二人共、お酒が入っているのだろう、気分良く話をしている。
私は二人の間を行き来し、お酌をしていく。
ただ、少し飲み過ぎじゃないかと思うくらい空瓶が増えていく。
「お父様、ノワール様、少し控えた方が…」と言っても聞く耳を持たない…。
「そう言えば、ソマリアが鎧の行商を変えたいとか言ってな…」と父がノワールさんに伝え、「それは~…」と困惑顔になるノワールさん。
今そんな話をして欲しくはなかった。相手が目の前にいるのに、よく言えるなぁと。
たぶんお酒が回り、頭がしっかり働いてないんだと思い、私は空になった父のグラスにお酒を注がなかった。
「おい、ソマリア、空だぞ。注げ」と催促するが、体を想って、今日はここまで…と言うが、聞かない。
それより私が持つ瓶を奪い、自分で注ぐ始末だった。
「行商は変えないでくだされ…」と私に懇願してくる。
変えない条件…ってなってしまうかもしれないが、一つ提案を出した。
父に聞かれたくないので耳元でコソッと話す。
「それは…」
「どうでしょうか?」
ん~…と考え込むノワールさんをジッと見つめる。
「まぁ、たまにはそれも良いかもしれませんな」と了承してくれた。
「ただ…」と私にそれを呑む代わりに対価が必要だと言う。
ノワールさんが言う対価は受け難い物だったが、ニックさんに会うためなら折れるしかなかった…。
「どうぞ…」
私はノワールさんを部屋に招いた…。
「さて…」とノワールさんは私に抱きつき、体を触り始める。
虫唾が走る。いくらニックさんに会うためとは言え、体を求める事を条件にしてきた。
ノワールさんは私にキスを迫る…お酒のせいでもあろうか、口が臭い…。我慢しかない、そう言い聞かせ、唇を重ねる。
重ねながら、手はお尻に向かっている。
ドレスの上から触り、徐々に中に手を入れ始める。
「あっ…」
声が漏れ、更に触る手を下着の中に入れてきた。
「だいぶ、濡れてきたな…そろそろ」と私をベットに押し倒す。
カチャカチャ…とベルトを外す音がし、そしてズボンを下ろす。
ノワールさんの手が下着を掴み、ゆっくり脱がす。
「やっぱり…ダメです…ノワール様」
「辞めるならあなたの望むことは叶いませんよ」と
ゆっくり私の足を開かせる。
「ごめんなさい…やっぱり出来ません…」と足を閉じた。
はぁ…とため息をつくノワールさんは、「なら私のを咥えろ」と言う。
「それも…」と断ると、二つに一つだ!と条件を出してきた。
今ここで抱かれるか、咥えるか、どちらもダメならこんな話、無しだ、と。
どちらもしたくない…でも…
「分かりました…」
私はノワールさんのを咥えた…
「おっ…」と声を出すノワールさんは私の頭を掴み、前後に動かす。
早く終われ…終わって…と願いながら事を進める。
「うっ」といい、私の口に出した…。
ケホケホ…と口に出された物をシーツに吐いた。
満足そうな顔をしているノワールさんの隣で、はぁはぁ…と息苦しくしている私がいる。
「あなたの望みは叶えますからね、ソマリア様」といい、身支度を整えたら、部屋を後にしていった。
会うためとは言え、愚かな事をしたと思った。
口に残る感触がたまらなく嫌で、何度も何度も口を濯いだ…。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
図書館でうたた寝してたらいつの間にか王子と結婚することになりました
鳥花風星
恋愛
限られた人間しか入ることのできない王立図書館中枢部で司書として働く公爵令嬢ベル・シュパルツがお気に入りの場所で昼寝をしていると、目の前に見知らぬ男性がいた。
素性のわからないその男性は、たびたびベルの元を訪れてベルとたわいもない話をしていく。本を貸したりお茶を飲んだり、ありきたりな日々を何度か共に過ごしていたとある日、その男性から期間限定の婚約者になってほしいと懇願される。
とりあえず婚約を受けてはみたものの、その相手は実はこの国の第二王子、アーロンだった。
「俺は欲しいと思ったら何としてでも絶対に手に入れる人間なんだ」
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
うっかり結婚を承諾したら……。
翠月 瑠々奈
恋愛
「結婚しようよ」
なんて軽い言葉で誘われて、承諾することに。
相手は女避けにちょうどいいみたいだし、私は煩わしいことからの解放される。
白い結婚になるなら、思う存分魔導の勉強ができると喜んだものの……。
実際は思った感じではなくて──?
冷遇妃ライフを満喫するはずが、皇帝陛下の溺愛ルートに捕まりました!?
由香
恋愛
冷遇妃として後宮の片隅で静かに暮らすはずだった翠鈴。
皇帝に呼ばれない日々は、むしろ自由で快適——そう思っていたのに。
ある夜、突然現れた皇帝に顎を掴まれ、深く口づけられる。
「誰が、お前を愛していないと言った」
守るための“冷遇”だったと明かされ、逃げ道を塞がれ、甘く囲われ、何度も唇を奪われて——。
これは冷遇妃のはずだった少女が、気づけば皇帝の唯一へと捕獲されてしまう甘く濃密な溺愛物語。
英雄の番が名乗るまで
長野 雪
恋愛
突然発生した魔物の大侵攻。西の果てから始まったそれは、いくつもの集落どころか国すら飲みこみ、世界中の国々が人種・宗教を越えて協力し、とうとう終息を迎えた。魔物の駆逐・殲滅に目覚ましい活躍を見せた5人は吟遊詩人によって「五英傑」と謳われ、これから彼らの活躍は英雄譚として広く知られていくのであろう。
大侵攻の終息を祝う宴の最中、己の番《つがい》の気配を感じた五英傑の一人、竜人フィルは見つけ出した途端、気を失ってしまった彼女に対し、番の誓約を行おうとするが失敗に終わる。番と己の寿命を等しくするため、何より番を手元に置き続けるためにフィルにとっては重要な誓約がどうして失敗したのか分からないものの、とにかく庇護したいフィルと、ぐいぐい溺愛モードに入ろうとする彼に一歩距離を置いてしまう番の女性との一進一退のおはなし。
※小説家になろうにも投稿
氷の宰相補佐と押しつけられた厄災の花嫁
瑞原唯子
恋愛
王命により、アイザックはまだ十歳の少女を妻として娶ることになった。
彼女は生後まもなく始末されたはずの『厄災の姫』である。最近になって生存が判明したが、いまさら王家に迎え入れることも始末することもできない——悩んだ末、国王は序列一位のシェフィールド公爵家に押しつけたのだ。
【完結】何もできない妻が愛する隻眼騎士のためにできること
大森 樹
恋愛
辺境伯の娘であるナディアは、幼い頃ドラゴンに襲われているところを騎士エドムンドに助けられた。
それから十年が経過し、成長したナディアは国王陛下からあるお願いをされる。その願いとは『エドムンドとの結婚』だった。
幼い頃から憧れていたエドムンドとの結婚は、ナディアにとって願ってもいないことだったが、その結婚は妻というよりは『世話係』のようなものだった。
誰よりも強い騎士団長だったエドムンドは、ある事件で左目を失ってから騎士をやめ、酒を浴びるほど飲み、自堕落な生活を送っているため今はもう英雄とは思えない姿になっていた。
貴族令嬢らしいことは何もできない仮の妻が、愛する隻眼騎士のためにできることはあるのか?
前向き一途な辺境伯令嬢×俺様で不器用な最強騎士の物語です。
※いつもお読みいただきありがとうございます。中途半端なところで長期間投稿止まってしまい申し訳ありません。2025年10月6日〜投稿再開しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる