陛下!私、好きな人が出来ちゃいました、だから私を諦めて下さい?!

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意外な訪問者

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父に行商の話を持ちかけたが、自らのミスで失敗した私は落胆し、部屋に篭った。
最近は父に先を読まれているかの様に先手先手に動かれているのが悔しくて堪らなかった。

どうしたらニックさんと問題なく会えるのだろうか…そればかりを考え、陛下の事を考えてる時間が少なくなってきてる自分がいた。
もし、陛下と会う前にニックさんと出会っていたら…とか都合の良い風にばかり考えてしまう。

「お嬢様、夕食のお時間です」と給仕が迎えにくる。
いつもの様に欅の間にいくと、父の他に見知らぬ男性が座っている。
少し白髪混じりの中年男性がそこにはいた。

「あぁ、来たか、ソマリア。紹介しよう。鎧の行商に来ているノワールだ。私の古い友人でもある」
「そうでしたか、ソマリアです。はじめまして」とノワールさんに一礼をし、挨拶をした。
…ん?鎧の行商?
何故か私に一つ明案が生まれた…。通るか分からないが、それに賭けてみたくなった。
込み入った話は後で話すとして、まずは食事を楽しむべきだと判断した。

「いや~、こんな美しい娘に育つとは、羨ましいな」
「はは、そうだろう、自慢の娘だ!」
二人共、お酒が入っているのだろう、気分良く話をしている。
私は二人の間を行き来し、お酌をしていく。
ただ、少し飲み過ぎじゃないかと思うくらい空瓶が増えていく。
「お父様、ノワール様、少し控えた方が…」と言っても聞く耳を持たない…。

「そう言えば、ソマリアが鎧の行商を変えたいとか言ってな…」と父がノワールさんに伝え、「それは~…」と困惑顔になるノワールさん。
今そんな話をして欲しくはなかった。相手が目の前にいるのに、よく言えるなぁと。
たぶんお酒が回り、頭がしっかり働いてないんだと思い、私は空になった父のグラスにお酒を注がなかった。

「おい、ソマリア、空だぞ。注げ」と催促するが、体を想って、今日はここまで…と言うが、聞かない。
それより私が持つ瓶を奪い、自分で注ぐ始末だった。

「行商は変えないでくだされ…」と私に懇願してくる。
変えない条件…ってなってしまうかもしれないが、一つ提案を出した。
父に聞かれたくないので耳元でコソッと話す。

「それは…」
「どうでしょうか?」

ん~…と考え込むノワールさんをジッと見つめる。
「まぁ、たまにはそれも良いかもしれませんな」と了承してくれた。
「ただ…」と私にそれを呑む代わりに対価が必要だと言う。
ノワールさんが言う対価は受け難い物だったが、ニックさんに会うためなら折れるしかなかった…。


「どうぞ…」

私はノワールさんを部屋に招いた…。
「さて…」とノワールさんは私に抱きつき、体を触り始める。

虫唾が走る。いくらニックさんに会うためとは言え、体を求める事を条件にしてきた。

ノワールさんは私にキスを迫る…お酒のせいでもあろうか、口が臭い…。我慢しかない、そう言い聞かせ、唇を重ねる。

重ねながら、手はお尻に向かっている。
ドレスの上から触り、徐々に中に手を入れ始める。

「あっ…」

声が漏れ、更に触る手を下着の中に入れてきた。

「だいぶ、濡れてきたな…そろそろ」と私をベットに押し倒す。
カチャカチャ…とベルトを外す音がし、そしてズボンを下ろす。
ノワールさんの手が下着を掴み、ゆっくり脱がす。

「やっぱり…ダメです…ノワール様」
「辞めるならあなたの望むことは叶いませんよ」と
ゆっくり私の足を開かせる。

「ごめんなさい…やっぱり出来ません…」と足を閉じた。

はぁ…とため息をつくノワールさんは、「なら私のを咥えろ」と言う。
「それも…」と断ると、二つに一つだ!と条件を出してきた。
今ここで抱かれるか、咥えるか、どちらもダメならこんな話、無しだ、と。

どちらもしたくない…でも…
「分かりました…」

私はノワールさんのを咥えた… 

「おっ…」と声を出すノワールさんは私の頭を掴み、前後に動かす。 

早く終われ…終わって…と願いながら事を進める。

「うっ」といい、私の口に出した…。
ケホケホ…と口に出された物をシーツに吐いた。

満足そうな顔をしているノワールさんの隣で、はぁはぁ…と息苦しくしている私がいる。
「あなたの望みは叶えますからね、ソマリア様」といい、身支度を整えたら、部屋を後にしていった。

会うためとは言え、愚かな事をしたと思った。
口に残る感触がたまらなく嫌で、何度も何度も口をゆすいだ…。
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