12 / 37
手をあげる陛下への拒絶
しおりを挟む
バシッ
許嫁の関係を始めてから10年くらい経つが今まで叩かれた事は一度も無かった。
手を出される事はあるけど、叩かれたのは初めてだ。
あっ…と手を出した事に我にかえった陛下だったが、もう私に手を出したという事実は消えない。一生。
「すまない…」と陛下は言うが、私は何も言わなかった。押し倒されたままの状態で目を横に向け、陛下を見ようとはしなかった。
そのまま、時間が経過していく…。
「ソマリア…」と声を掛けてくるが、私は話したくなかった。無言のまま窓の外を見続けていた。
でも、このままでは何も解決しないと思い、体を起こし、陛下と向き合った。
「本当にすまない」と頭を下げ、謝るが、そんな事はどうでも良かった。
ただ、会えば体を求めてくる事が許せなかった。
欲。といってしまえば終わりなのだが、私は娼婦でもなんでも無い。
「陛下は、私を愛してますか?」
「あぁ、もちろん!もちろん愛している!だから…求めてしまう。それは悪い事か?」
「そうですか…」
やはり陛下は私が好きと言うより、体を欲してるだけなんだ…と改めて確認してしまったら、婚約を破棄したくなった…。
ただ、それをこの場で言っても私の戯言として握り潰されてしまう。
もっと、重要な場所でそれを打ち明けるのが良いと思い、グッと堪えた。
こんな場面でも陛下は私に迫ろうとしてきた、肩に手を置き、キスしようとする…。
こんな人が旦那になるなんて、耐えられるはずが無い。
「やめて!」
明確に拒否をし、ベットから逃げた。
逃げる私に陛下はつかつかと迫り、一度、また一度と頬を叩いた。
一度、手をあげた後だからか、躊躇なく手をあげる。
そして、私の体を壁に押しつけ、両手を上に上げ、壁に押し付ける形で抵抗できないようにさせた。
「愛してると言っただろうが!何故、私に許さない?お前は来年、私の妻になるはずだろう!だったら私に体を許せ!」
と、大声で怒鳴り、また迫ってきた。
陛下の顔が怒りからか赤く、理性を抑え切れてない感じに見え、恐怖を感じる。
必死に手を振り解こうとしても強く押し付けられ、どうにも出来ない…。
そのまま、また唇を重ねる。
足をバタバタさせ、嫌だと意思表示するが、そんな姿を陛下は見ている訳もなく…。
重ねた唇に舌を入れようと何度も何度も入れてくる。
入れられないよう口を貝のように閉じているが、足の間に陛下の足を入れられ、そのまま大事な部分を刺激し始めた。
「あっ…」と軽く吐息とともに開いた口に舌が入ってきた…。
入れてきた舌は激しく私の口の中を動き回る。
気持ち悪いと思い、横に顔を向け、キスから逃れた。
はぁはぁ…と苦しそうにする私に対し、足での刺激を辞めなかった。
「本当は、お前も欲してるんだろ?」と何度も足を上下に動かしている。
「やっ…やめて…。あっ…」と拒否とも肯定とも取れる言葉しか言えず、さらに激しくなっていく。
コンコンッ と部屋をノックする音にお互い気付く。
「お嬢様、お茶をお持ちしました」と給仕の声がし、ここで声をあげなくては!と思い
「助けて!」と大声を上げた。
陛下は、こいつ!って顔になり、両手のうち、右手を外し、私の口を塞いだ。
「ん~っん~」って声を出させないように必死に塞いでいる。
「お嬢様?開けますよ?」
そっと入る給仕は私達の状況を目撃し、止めに入った。
必死に陛下の服を掴み、引き剥がそうにも、女性の力ではどうにもならず、給仕は助けを求めに部屋を出た。
「行かないで…」と出て行く給仕を私は薄れゆく意識で見ていた…。
許嫁の関係を始めてから10年くらい経つが今まで叩かれた事は一度も無かった。
手を出される事はあるけど、叩かれたのは初めてだ。
あっ…と手を出した事に我にかえった陛下だったが、もう私に手を出したという事実は消えない。一生。
「すまない…」と陛下は言うが、私は何も言わなかった。押し倒されたままの状態で目を横に向け、陛下を見ようとはしなかった。
そのまま、時間が経過していく…。
「ソマリア…」と声を掛けてくるが、私は話したくなかった。無言のまま窓の外を見続けていた。
でも、このままでは何も解決しないと思い、体を起こし、陛下と向き合った。
「本当にすまない」と頭を下げ、謝るが、そんな事はどうでも良かった。
ただ、会えば体を求めてくる事が許せなかった。
欲。といってしまえば終わりなのだが、私は娼婦でもなんでも無い。
「陛下は、私を愛してますか?」
「あぁ、もちろん!もちろん愛している!だから…求めてしまう。それは悪い事か?」
「そうですか…」
やはり陛下は私が好きと言うより、体を欲してるだけなんだ…と改めて確認してしまったら、婚約を破棄したくなった…。
ただ、それをこの場で言っても私の戯言として握り潰されてしまう。
もっと、重要な場所でそれを打ち明けるのが良いと思い、グッと堪えた。
こんな場面でも陛下は私に迫ろうとしてきた、肩に手を置き、キスしようとする…。
こんな人が旦那になるなんて、耐えられるはずが無い。
「やめて!」
明確に拒否をし、ベットから逃げた。
逃げる私に陛下はつかつかと迫り、一度、また一度と頬を叩いた。
一度、手をあげた後だからか、躊躇なく手をあげる。
そして、私の体を壁に押しつけ、両手を上に上げ、壁に押し付ける形で抵抗できないようにさせた。
「愛してると言っただろうが!何故、私に許さない?お前は来年、私の妻になるはずだろう!だったら私に体を許せ!」
と、大声で怒鳴り、また迫ってきた。
陛下の顔が怒りからか赤く、理性を抑え切れてない感じに見え、恐怖を感じる。
必死に手を振り解こうとしても強く押し付けられ、どうにも出来ない…。
そのまま、また唇を重ねる。
足をバタバタさせ、嫌だと意思表示するが、そんな姿を陛下は見ている訳もなく…。
重ねた唇に舌を入れようと何度も何度も入れてくる。
入れられないよう口を貝のように閉じているが、足の間に陛下の足を入れられ、そのまま大事な部分を刺激し始めた。
「あっ…」と軽く吐息とともに開いた口に舌が入ってきた…。
入れてきた舌は激しく私の口の中を動き回る。
気持ち悪いと思い、横に顔を向け、キスから逃れた。
はぁはぁ…と苦しそうにする私に対し、足での刺激を辞めなかった。
「本当は、お前も欲してるんだろ?」と何度も足を上下に動かしている。
「やっ…やめて…。あっ…」と拒否とも肯定とも取れる言葉しか言えず、さらに激しくなっていく。
コンコンッ と部屋をノックする音にお互い気付く。
「お嬢様、お茶をお持ちしました」と給仕の声がし、ここで声をあげなくては!と思い
「助けて!」と大声を上げた。
陛下は、こいつ!って顔になり、両手のうち、右手を外し、私の口を塞いだ。
「ん~っん~」って声を出させないように必死に塞いでいる。
「お嬢様?開けますよ?」
そっと入る給仕は私達の状況を目撃し、止めに入った。
必死に陛下の服を掴み、引き剥がそうにも、女性の力ではどうにもならず、給仕は助けを求めに部屋を出た。
「行かないで…」と出て行く給仕を私は薄れゆく意識で見ていた…。
0
あなたにおすすめの小説
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
《完結》「パパはいますか?」ある日、夫に似た子供が訪ねて来た。
ヴァンドール
恋愛
嫁いですぐに夫は戦地に赴いた。すると突然一人の男の子が訪ねて来た「パパはいますか?」
その子供の顔は戦地に行った夫にそっくりだった。
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる