陛下!私、好きな人が出来ちゃいました、だから私を諦めて下さい?!

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確かめずにはいられない

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しばらくして目を覚ました。が!
何故か着衣が乱れていた…。え、嘘、なんで?!
と困惑する隣で王女が寝ていた…。

嘘でしょ…。
ありえない…。王女と…?

頭を抱え、嘘だ嘘だ。と呪文の様にブツブツ言い続けた。それに頭はワインのせいで痛いし、まだ吐いた後の口の中が気持ち悪い。
誰か教えて!って言いたい気持ちになった所で王女が起きてきた。

「しまった、私も寝てしまったみたい。あら、起きたの?」
「ちょっと!なんで私の服が乱れてるの?ねぇ!」

王女の肩を揺らしながら必死に説明を求めているが
よく見ると王女の服も微妙に乱れてるのに気づいた。

嘘…。まさか、本当に…女性と…。
肩から手を降し、ガクッと頭を下げた。

ふふっ、と笑う王女は、「良かったわよ」と何故か褒めた。でも、それが意味することは私でも分かった。
事実なんだ…って。
 
「うぅ…っ」
「泣く必要なんて無いんじゃない?」
「泣くわよ!じょ、女性とだ、なんて…」
「あら、シたなんて言ってないわよ、私は」
「じゃあなんで、良かった!なんて」
「さぁね」

からかってるのか、ふざけてるのか分からないがイライラが止まらなかった。
力ずくで部屋から追い出したかったけど、お酒が残る体ではそうもいかず、言葉で追い詰め、出してやろうと思った。

「ちゃんと言って!本当はどうなの!?」
「しょうがないわね、寝息を立て可愛い寝顔見せるからつい、チョイチョイと」
「やっぱり!」
「シてないって。信じたらどう?」
「無理です!もう出てって!」

怒りと酒の酔いが残り、顔が赤くなりながら怒る私に、「はいはい、分かりました」といい、泊まるのをやめ、帰る支度をし始めた。

「明日、陛下と破棄だけはちゃんとしてよ、約束なんだし。それとも陛下の顔みたら思いとどまるとかはダメよ」
「そんな事ありません!私は陛下なんか嫌いだから!」
「あら、そう。なら明日はしっかり『婚約破棄して下さい』っていうのを楽しみにしてるわ。じゃあ」

給仕に連れられて王宮を後にして行った。
窓の外から帰る王女の馬車を見つめ続け、握りこぶしを作ってしまった。

「チョイチョイ」ですって…何よ、それ。
確かめずにいられず、ドレスを脱ぎ、鏡で体を写し、何か異常がないか細かく見た。
特には無さそうでホッとして、ベットに座った。

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