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知られた秘密
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話を聞いて欲しい。
本当はそう思っていたけど、昨日の事がどうしても気になり申し出を拒否してしまう。
「ありがとうございます、でも今は大丈夫です」
「今は?…ってどういう事?」
「…」
チャイムが鳴る
「席つけよ~」担任の声で話を終える。
またいつもの様にガヤガヤとするクラス。
横目で翔太君を見ると、何か書いている様子だった。
そして、周りに気づかれないように私の机に紙を置く。
(良かったら連絡して。)
そこには携帯の番号が書いてあった。
(!?)
思いがけない形で、連絡先を貰ってしまい、周りにバレない様に紙を隠し、横の翔太君を見た。
目が合い、照れ臭そうに頷く。
連絡先を貰ってからドキドキが止まらず、紙を無くさない様に鞄に入れた。
昼休み
隣のクラスから綾がやってくる。
「えりりん、昨日は出しゃばってごめんね…」
「こっちこそメール返さなくてごめんね」
「一緒に食べていい?」
「いいよ」
鞄から弁当を出すと同時に連絡先の紙も出てしまった。
「なんか落ちたよ、えりりん、…紙?」
「あ……返して!」
綾の手から紙をすぐに奪った。
「ど、どうしたの?」
「何でもないよ…」
綾にも見られたくなかった。
でも何より周りにバレたら、と言う気持ちが強かった。
紙を握り締める姿は明らかに何かあるな、と分かる程に…。
「えりりん、それ…」
(ここで言わないで…)
そう思ったら綾をクラスから連れ出し、トイレに行った。
「絶対言わないで。お願いだから…」
「何が書いてあるの?」
「…………連絡先、翔太君の」
「やっぱり、ね」
「だから……絶対言わないで」
「言わないよ、これでもえりりんの1番の親友だと思ってるから」
笑顔で言う綾が親友で本当に良かったと思った。
トイレを出た時、男子とぶつかる。
「痛っ」
「ご、ごめんなさい」
「いや、こっちこそ、大丈夫…って、えりちゃん」
佐藤君だ…。
「奇遇だなぁ、なんだか久しぶりな感じがするよ~。
ん?紙落としたよ」
ぶつかった拍子に持っていた紙を落としてしまった。
「あ、返してください」
「ん?番号?」
(バレた…1番バレたらまずい人に…)
「さとしん!早く返してよ、私のだから」
綾が咄嗟に嘘をつき、バレない様に工作する。
何かを察したのか、綾の方を見る佐藤君が怖かった。
「ふ~ん」
紙をクシャと丸め、私に返し、クラスに戻って行った。
バレた事について、気が気で無かった。
また何か言いに来たりするんじゃないか、
もし言いに来たら、あの2人にまた…とか色々考えてしまった。
今日は終わったらすぐ帰りたい…。
あれから時間が過ぎ、何事もなく放課後になった事にホッとする。
クラスでは友達と帰る人や談笑してる人がいた。
そんな中、佐藤君がクラスに来た。
(マズい…)
姿が見えただけで、身構えてしまっていた。
「すずしょー、今日一緒に帰らねぇか?」
意外な一言だった。
周りと談笑していた翔太君は驚いている様子だ。
「なんで、僕と?」
「いやー、前に悪い事言ったからな、お詫びになんか奢るからお茶でも行かん?」
周りがザワザワと噂をする。
(おい、いつからそんな仲に?)
(また喧嘩が始まるんじゃ…)
「で?行くの?行かんの?すずしょー」
「…分かった、行こうか」
意外な組み合わせの2人がクラスから出て行ってからも話題になっていた。
綾がクラスに来るなり
「ちょっと、さとしんと翔太君、だよね?なんで2人で帰ってるの?」
「前に言い争ったお詫びだって言っていたけど…何かある…よね」
「絶対あるよ、追いかけようよ」
昨日見た光景が気になっていたが、2人を追いかける事にした。
本当はそう思っていたけど、昨日の事がどうしても気になり申し出を拒否してしまう。
「ありがとうございます、でも今は大丈夫です」
「今は?…ってどういう事?」
「…」
チャイムが鳴る
「席つけよ~」担任の声で話を終える。
またいつもの様にガヤガヤとするクラス。
横目で翔太君を見ると、何か書いている様子だった。
そして、周りに気づかれないように私の机に紙を置く。
(良かったら連絡して。)
そこには携帯の番号が書いてあった。
(!?)
思いがけない形で、連絡先を貰ってしまい、周りにバレない様に紙を隠し、横の翔太君を見た。
目が合い、照れ臭そうに頷く。
連絡先を貰ってからドキドキが止まらず、紙を無くさない様に鞄に入れた。
昼休み
隣のクラスから綾がやってくる。
「えりりん、昨日は出しゃばってごめんね…」
「こっちこそメール返さなくてごめんね」
「一緒に食べていい?」
「いいよ」
鞄から弁当を出すと同時に連絡先の紙も出てしまった。
「なんか落ちたよ、えりりん、…紙?」
「あ……返して!」
綾の手から紙をすぐに奪った。
「ど、どうしたの?」
「何でもないよ…」
綾にも見られたくなかった。
でも何より周りにバレたら、と言う気持ちが強かった。
紙を握り締める姿は明らかに何かあるな、と分かる程に…。
「えりりん、それ…」
(ここで言わないで…)
そう思ったら綾をクラスから連れ出し、トイレに行った。
「絶対言わないで。お願いだから…」
「何が書いてあるの?」
「…………連絡先、翔太君の」
「やっぱり、ね」
「だから……絶対言わないで」
「言わないよ、これでもえりりんの1番の親友だと思ってるから」
笑顔で言う綾が親友で本当に良かったと思った。
トイレを出た時、男子とぶつかる。
「痛っ」
「ご、ごめんなさい」
「いや、こっちこそ、大丈夫…って、えりちゃん」
佐藤君だ…。
「奇遇だなぁ、なんだか久しぶりな感じがするよ~。
ん?紙落としたよ」
ぶつかった拍子に持っていた紙を落としてしまった。
「あ、返してください」
「ん?番号?」
(バレた…1番バレたらまずい人に…)
「さとしん!早く返してよ、私のだから」
綾が咄嗟に嘘をつき、バレない様に工作する。
何かを察したのか、綾の方を見る佐藤君が怖かった。
「ふ~ん」
紙をクシャと丸め、私に返し、クラスに戻って行った。
バレた事について、気が気で無かった。
また何か言いに来たりするんじゃないか、
もし言いに来たら、あの2人にまた…とか色々考えてしまった。
今日は終わったらすぐ帰りたい…。
あれから時間が過ぎ、何事もなく放課後になった事にホッとする。
クラスでは友達と帰る人や談笑してる人がいた。
そんな中、佐藤君がクラスに来た。
(マズい…)
姿が見えただけで、身構えてしまっていた。
「すずしょー、今日一緒に帰らねぇか?」
意外な一言だった。
周りと談笑していた翔太君は驚いている様子だ。
「なんで、僕と?」
「いやー、前に悪い事言ったからな、お詫びになんか奢るからお茶でも行かん?」
周りがザワザワと噂をする。
(おい、いつからそんな仲に?)
(また喧嘩が始まるんじゃ…)
「で?行くの?行かんの?すずしょー」
「…分かった、行こうか」
意外な組み合わせの2人がクラスから出て行ってからも話題になっていた。
綾がクラスに来るなり
「ちょっと、さとしんと翔太君、だよね?なんで2人で帰ってるの?」
「前に言い争ったお詫びだって言っていたけど…何かある…よね」
「絶対あるよ、追いかけようよ」
昨日見た光景が気になっていたが、2人を追いかける事にした。
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