神殺しのなんでも屋〜身勝手な理由で異世界に巻き込まれ召喚された俺は神を殺して好き勝手する事にした〜

ミコガミヒデカズ

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第5章 カグヤさんはお怒りです

第62話? 第5章までに登場した人物&アイテム紹介 ①ロゼ & キャタピラ式車椅子

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 ① ロゼ & キャタピラ式車椅子タンク

 グランペクトゥ女王国で生み出された名も無き戦闘用ホムンクルス。武器の扱いに長けるが特にボウガンの扱いに秀でる。ロゼの名は後にカヨダが与えたもの。

 射撃武器を扱わせれば対象の速度、距離、風向き、射出武器の弾速や発射角度を一瞬にして計算に入れ最適な射撃を行う為、脅威の命中率を誇る。

 勇者召喚の為の儀式に必要な資源となる多種多量の素材を集める為に女王国の尖兵として戦っていたが、前線視察に訪れていた女王ヨジュアベーテがコカトリスに襲撃され身を挺してかばったが代わりに左足が石化。女王国は再生の為に石化した左足を切除して再び喪失部位を錬成しようとしたがそれは叶わなかった。

 そのため彼女は利用価値無しとされ、国外追放という名の事実上の死刑、『激流送』の刑となり城を守る天然の堀でもある激流のルーヤー川に流される事になった。

 その際、同じく戦う力が無いという理由で加代田敏夫と共に大樽に押し込められルーヤー川に落とされたが創造の能力に目覚めたカヨダにより共に生存、グランペクトゥ女王国から離れると同時にカヨダによって左足を再生され療養しながら共に行動するようになる。

 射撃の腕は健在でキャタピラ式の車椅子に乗っている。射撃以外にも索敵能力に優れカヨダ達一行のレーダー役も兼ねる存在。

 武器は最初ボウガンを使っていたが、単発での攻撃となってしまうので後に銃器を使うようになった。敵との距離、状況に応じて銃器を使い分けをあらゆる戦闘レンジに対応する。



 □ キャタピラ式車椅子

 グランペクトゥ女王国から事実上の死刑である激流送の刑に処されたカヨダが足の不自由なロゼの為に創造した車椅子。

 流れ着いた場所がルーヤー川の中流域に差し掛かる起伏や木々の多い場所であったので地面と接する部分を車輪やタイヤにはせずにより悪路での走破性を求めキャタピラ式にした。

 普段はカヨダやミニャが押して動かしているが、誰もいなくても使用者ロゼの魔力を車体に流してやる事で彼女の思うままに動かす事ができる。

 キャタピラ式車椅子の武装
短機関銃サブマシンガン 
 車椅子の座席両脇にある肘掛け部分に仕込まれた銃器。連射機能があり銃身が短い為、取り回しがしやすく座った状態でも扱いやすい。ロゼはこれを二丁拳銃のように扱う事が出来る。
 有効射程は30メートル程度。それ以上の距離でも届かない事はないが弾丸の威力がなくなる。発射時のエネルギーは火薬ではなくロゼの魔力。

背部砲撃用砲身キャノン
 車椅子の背もたれ後方にある射出機構、普段は折りたたまれている為に砲身は外部からは見えない。砲撃形態に移行する事でロゼの両肩上部からその砲身を前方へと伸ばす。短機関銃サブマシンガンとは異なり連射はできず単発での運用となり、状況により発射する弾頭の大きさを72ミリ、144ミリ、216ミリの三種類に使い分ける事が出来る。
 それぞれ大きな威力があるが、特に216ミリ砲弾ともなれば攻城兵器としての運用を想定しており、着弾すると城壁などにも大きな打撃を与える。当然、生物にも有効。


回転式拳銃リボルバー
 正確には車椅子に内臓されている訳ではないがロゼの使用する銃器の一つ。いわゆるリボルバー式の拳銃でロゼは普段、下衣ズボンの左腹部に差して携行しており、ジャケット状の上着を身につけているので傍目には装備している事を気づく者は少ない。威力としては地球にある拳銃と大差はない、装弾数は6発。
 ロゼはその拳銃を素手の状態から居合い抜きのように素早く抜いて射撃する技術、いわゆる早撃ちクイックドローにも通じている。

 

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