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Episode1:Welcome to the new world
1-5 あざと作戦決行したら嵐が起こった
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ある休日。
休みが合ったので、昼過ぎから才造と会う約束をしていた。
1日だけなので旅行というわけには行かないけど、街をブラブラして夕飯を済ませたあと、恐らくいつもの流れでお泊りになるはずなので、先日の桃のアドバイスを少し取り入れてみることにした。
いつもと雰囲気を変えて今日は少し大人っぽく、シフォンのロングスカートが主役のキレイめコーデにした。トップスはボディラインにフィットするフレンチスリーブのカットソー。桃の言うように谷間を強調という露骨なことはしないけど、Vネックからのぞく鎖骨と二の腕で肌見せを意識した。でもまだ肌寒いからジャケット羽織ろう。
オレンジ系のブラウンの長いストレートヘアがトレードマークだけど、今日は毛先を巻いてハーフアップにしてみた。リップもいつものオレンジではなく、ピンクベージュをチョイス。姿見に全身を映し、後ろ姿まで抜かりなくチェックした。
「よし」
ディナーはいつも焼き鳥屋で済ませるところだけど、今日はオシャレなダイニングバーを予約した。夜景が見えると評判のお店だ。
そして一緒に出かける時はたいてい家まで才造が迎えに来るか、最寄駅で待ち合わせをしているけど、今日はオープンテラスのある街中のカフェを指定した。
『なんでそんなとこで? 先になんか用事でもあんの?』
と、昨夜電話で才造にそう問われたけど、いいから、とゴリ押しした。
そんなわけで昼下がり、大通りに面したカフェに到着すると、先に来ていた才造がテラス席に座り、気だるそうにスマホをいじっていた。何だかいつも以上に死んだ目をしている気がする。
「お待た♡」
そう声をかけながら才造の向かいの席の椅子を引くと、彼はスマホから目を離して顔を上げた。あたしの姿を捉えた瞬間、パッと目が見開いた。表情はあまり変わらないけど、少なくともあたしの雰囲気がいつもと違うことには気付いたらしい。
「どっ、どうしたの?」
「別にどうも。今、可愛いって思った?」
「……思った」
棒読みで目をそらしたけど、反応が素直で分かりやすい。耳が赤い。可愛い奴め。やっぱ好き。会った瞬間から広がるこの空気感がこの上なく心地良い。
才造からも絶対的に受け入れられているという実感がある。それは目線であったり、声のトーンであったり、ただそこにいる時に纏う空気であったり。
ただ、普段からテンションが低くボーッとしている彼が、やはりいつも以上にどんよりしている気がした。
「さいぞー、なんか疲れてる?」
注文したカフェラテのカップを両手で包み込みながら、そう尋ねてみた。
「……そう見える?」
「なんか元気ないなーって。仕事、大変なの?」
「いや、疲れてるっていうか……その、ちょっと困ってて」
「え、どうしたの?」
何やら気まずそうに、彼は目線を泳がせながらモゴモゴと口ごもった。
「莉子にも言っとかなきゃと思ってたんだけど……」
「何?」
才造は眉間にシワを寄せ、深いため息とともに、完全に予想もしていなかったことを言い出した。
「莉子の前の彼氏って……ルイくん、とか言ったっけ?」
「へっ?」
「大崎累……って奴?」
あたしは目をパチクリさせた。その名前を今更、それもまさか才造の口から聞くとは思っていなかった。
「……名前はそうだね、そんな人だったよ」
そう答えると、才造はさらにこんなことを聞いてきた。
「なんか色素が薄くて、ヒョロッとした感じ? 茶髪のちょいロン毛で、ピアスジャラジャラつけた、チャラい感じの……」
「えっ? いや、チャラいっていうイメージはなかったけど……どっちかっていうと、いいとこのおぼっちゃまって感じ? 体型はまぁ、スラッとして色白だったけど」
遥か彼方の記憶の中の累くんを思い起こしてそう答えると、才造は口元に手を当てて首を傾げた。
「じゃあ、別人なのかな」
「何? その人がどうしたの?」
「うちの会社に入ってきたんだが」
「はっ?」
話を聞くとこうだった。
つい先日――才造の勤める会社に新入社員が数名入ってきたらしい。その中に、やけに目立つ風貌の男がいたという。その時点で胸騒ぎがしたが、彼の自己紹介を聞いて才造はフリーズしてしまったのだとか。
『大崎累と申します。東京出身で、数年前に一度この近くのH大に入学しましたが、家庭の事情で退学して一旦東京へ戻り、この度また縁あってこちらへ移ってきました。どうぞよろしくお願いいたします』
そう言ってキラキラ光の粒を撒き散らしながら男が微笑むと、女性社員たちからキャーという黄色い声が上がった。
「……って、莉子が昔言ってた内容と一致してる気がするんだけど。考えすぎ?」
無数の縦線が入ったようなどよーんとした顔で才造がそう言うので、あたしも少し顔を引きつらせた。
「そ、そうだねぇ……何年も経てば雰囲気が変わってても不思議ではないけどね。さいぞーだってそうだし」
「俺は強制的に改造されたの」
「でも同一人物っぽいね……マジかぁ。累くん、こっち戻ってきたのかな。家庭の事情って何だったんだろ」
「そこまで聞いてないけど……」
累くんに振られた直後は、やはり多少怒りのような感情もあった。でも、才造といるようになってからは、怒りも悲しみもかなり薄れていた。
今、彼に対する感情がどんなものかというと――正直、そこまでの感慨はない。また会いたいだとか、そんなことは一切思っていなかった。
だけど、かつて累くんがたびたび悪夢にうなされていたことだけは時々思い出して心配になることがあった。
「……で、その累くんと何か……?」
才造に話の続きを促すと、何やら困惑したような表情でゴニョゴニョと続けた。
「それで……なんか知らんけど、そいつに付きまとわれて困ってるんだが」
「はっ?? どーいう……」
その時だった。
オープンテラスで優雅にティータイムを楽しんでいたあたしたちの間に、突然一陣の風が吹き抜けるように、何かが飛び込んできた。
「く~さ~だ~さぁぁぁ~~~~~~~~~ん!!!!!」
ガバァァァァッ!!!!!
と、人間がいきなり才造に抱きついてきたらしい。
ビクゥッッッ! とあたしはハチャメチャに驚いて、思わず手に持っていたカップを落としそうになった。だがあたしには目もくれず、その人物は才造に向かって嬉々として喋り始めた。
「こんなところでお会いできるなんて……嬉しすぎて言葉になりません♡ 今、こういうところで草田さんとデートできたら幸せだろうなぁ……なんて妄想しながら歩いていたんです。そうしたら本当に目の前にいらっしゃるだなんて……運命ですか? 運命ですよね、これ? お会いしたくてお会いしたくて、わなないていたんです。貴男のお顔が見られない休日が恨めしくて恨めしくて……」
あたしはバクバク鳴る心臓を押さえながら、マシンガントークで才造に話しかけるその人物へ目を向けた。そしてまじまじとその顔を凝視し――その結果、口元がピキーンと引きつった。
才造は心底迷惑そうな顔をしながら、その男――今まさにあたしとの会話で話題に上がっていた人物――を、自分から引き剥がそうとググッと相手の顔を押した。蕁麻疹でも出てそう。
「大崎……なんでこんなとこにまで現れんだよ。とりあえず離して」
「つれないですねぇ。そういうところがまたいいんですけど♡」
「やめてくんないマジで。見りゃ分かると思うけど、今、連れがいんだよ」
「あっ、これは失礼しました。こちらは草田さんの――」
そこで、その男はようやくあたしの方へ顔を向けた。
驚きだとか、冷や汗だとか、混乱だとか、ドン引きだとか、苦虫を噛み潰したとか――そういう類のものを全部載っけたあたしの顔を見て、彼もまたハッと驚いた顔をした。
「えっ? 莉子……ちゃん?」
「るっ……累……くん」
そう――あたしの元カレ、累くんその人。ガラリとイメチェンしているものの、この完璧なまでに整った顔は見まごうはずもない。
そしてあたしのことを認識した彼のその美しい顔が、にわかにパッと華やいだ。
休みが合ったので、昼過ぎから才造と会う約束をしていた。
1日だけなので旅行というわけには行かないけど、街をブラブラして夕飯を済ませたあと、恐らくいつもの流れでお泊りになるはずなので、先日の桃のアドバイスを少し取り入れてみることにした。
いつもと雰囲気を変えて今日は少し大人っぽく、シフォンのロングスカートが主役のキレイめコーデにした。トップスはボディラインにフィットするフレンチスリーブのカットソー。桃の言うように谷間を強調という露骨なことはしないけど、Vネックからのぞく鎖骨と二の腕で肌見せを意識した。でもまだ肌寒いからジャケット羽織ろう。
オレンジ系のブラウンの長いストレートヘアがトレードマークだけど、今日は毛先を巻いてハーフアップにしてみた。リップもいつものオレンジではなく、ピンクベージュをチョイス。姿見に全身を映し、後ろ姿まで抜かりなくチェックした。
「よし」
ディナーはいつも焼き鳥屋で済ませるところだけど、今日はオシャレなダイニングバーを予約した。夜景が見えると評判のお店だ。
そして一緒に出かける時はたいてい家まで才造が迎えに来るか、最寄駅で待ち合わせをしているけど、今日はオープンテラスのある街中のカフェを指定した。
『なんでそんなとこで? 先になんか用事でもあんの?』
と、昨夜電話で才造にそう問われたけど、いいから、とゴリ押しした。
そんなわけで昼下がり、大通りに面したカフェに到着すると、先に来ていた才造がテラス席に座り、気だるそうにスマホをいじっていた。何だかいつも以上に死んだ目をしている気がする。
「お待た♡」
そう声をかけながら才造の向かいの席の椅子を引くと、彼はスマホから目を離して顔を上げた。あたしの姿を捉えた瞬間、パッと目が見開いた。表情はあまり変わらないけど、少なくともあたしの雰囲気がいつもと違うことには気付いたらしい。
「どっ、どうしたの?」
「別にどうも。今、可愛いって思った?」
「……思った」
棒読みで目をそらしたけど、反応が素直で分かりやすい。耳が赤い。可愛い奴め。やっぱ好き。会った瞬間から広がるこの空気感がこの上なく心地良い。
才造からも絶対的に受け入れられているという実感がある。それは目線であったり、声のトーンであったり、ただそこにいる時に纏う空気であったり。
ただ、普段からテンションが低くボーッとしている彼が、やはりいつも以上にどんよりしている気がした。
「さいぞー、なんか疲れてる?」
注文したカフェラテのカップを両手で包み込みながら、そう尋ねてみた。
「……そう見える?」
「なんか元気ないなーって。仕事、大変なの?」
「いや、疲れてるっていうか……その、ちょっと困ってて」
「え、どうしたの?」
何やら気まずそうに、彼は目線を泳がせながらモゴモゴと口ごもった。
「莉子にも言っとかなきゃと思ってたんだけど……」
「何?」
才造は眉間にシワを寄せ、深いため息とともに、完全に予想もしていなかったことを言い出した。
「莉子の前の彼氏って……ルイくん、とか言ったっけ?」
「へっ?」
「大崎累……って奴?」
あたしは目をパチクリさせた。その名前を今更、それもまさか才造の口から聞くとは思っていなかった。
「……名前はそうだね、そんな人だったよ」
そう答えると、才造はさらにこんなことを聞いてきた。
「なんか色素が薄くて、ヒョロッとした感じ? 茶髪のちょいロン毛で、ピアスジャラジャラつけた、チャラい感じの……」
「えっ? いや、チャラいっていうイメージはなかったけど……どっちかっていうと、いいとこのおぼっちゃまって感じ? 体型はまぁ、スラッとして色白だったけど」
遥か彼方の記憶の中の累くんを思い起こしてそう答えると、才造は口元に手を当てて首を傾げた。
「じゃあ、別人なのかな」
「何? その人がどうしたの?」
「うちの会社に入ってきたんだが」
「はっ?」
話を聞くとこうだった。
つい先日――才造の勤める会社に新入社員が数名入ってきたらしい。その中に、やけに目立つ風貌の男がいたという。その時点で胸騒ぎがしたが、彼の自己紹介を聞いて才造はフリーズしてしまったのだとか。
『大崎累と申します。東京出身で、数年前に一度この近くのH大に入学しましたが、家庭の事情で退学して一旦東京へ戻り、この度また縁あってこちらへ移ってきました。どうぞよろしくお願いいたします』
そう言ってキラキラ光の粒を撒き散らしながら男が微笑むと、女性社員たちからキャーという黄色い声が上がった。
「……って、莉子が昔言ってた内容と一致してる気がするんだけど。考えすぎ?」
無数の縦線が入ったようなどよーんとした顔で才造がそう言うので、あたしも少し顔を引きつらせた。
「そ、そうだねぇ……何年も経てば雰囲気が変わってても不思議ではないけどね。さいぞーだってそうだし」
「俺は強制的に改造されたの」
「でも同一人物っぽいね……マジかぁ。累くん、こっち戻ってきたのかな。家庭の事情って何だったんだろ」
「そこまで聞いてないけど……」
累くんに振られた直後は、やはり多少怒りのような感情もあった。でも、才造といるようになってからは、怒りも悲しみもかなり薄れていた。
今、彼に対する感情がどんなものかというと――正直、そこまでの感慨はない。また会いたいだとか、そんなことは一切思っていなかった。
だけど、かつて累くんがたびたび悪夢にうなされていたことだけは時々思い出して心配になることがあった。
「……で、その累くんと何か……?」
才造に話の続きを促すと、何やら困惑したような表情でゴニョゴニョと続けた。
「それで……なんか知らんけど、そいつに付きまとわれて困ってるんだが」
「はっ?? どーいう……」
その時だった。
オープンテラスで優雅にティータイムを楽しんでいたあたしたちの間に、突然一陣の風が吹き抜けるように、何かが飛び込んできた。
「く~さ~だ~さぁぁぁ~~~~~~~~~ん!!!!!」
ガバァァァァッ!!!!!
と、人間がいきなり才造に抱きついてきたらしい。
ビクゥッッッ! とあたしはハチャメチャに驚いて、思わず手に持っていたカップを落としそうになった。だがあたしには目もくれず、その人物は才造に向かって嬉々として喋り始めた。
「こんなところでお会いできるなんて……嬉しすぎて言葉になりません♡ 今、こういうところで草田さんとデートできたら幸せだろうなぁ……なんて妄想しながら歩いていたんです。そうしたら本当に目の前にいらっしゃるだなんて……運命ですか? 運命ですよね、これ? お会いしたくてお会いしたくて、わなないていたんです。貴男のお顔が見られない休日が恨めしくて恨めしくて……」
あたしはバクバク鳴る心臓を押さえながら、マシンガントークで才造に話しかけるその人物へ目を向けた。そしてまじまじとその顔を凝視し――その結果、口元がピキーンと引きつった。
才造は心底迷惑そうな顔をしながら、その男――今まさにあたしとの会話で話題に上がっていた人物――を、自分から引き剥がそうとググッと相手の顔を押した。蕁麻疹でも出てそう。
「大崎……なんでこんなとこにまで現れんだよ。とりあえず離して」
「つれないですねぇ。そういうところがまたいいんですけど♡」
「やめてくんないマジで。見りゃ分かると思うけど、今、連れがいんだよ」
「あっ、これは失礼しました。こちらは草田さんの――」
そこで、その男はようやくあたしの方へ顔を向けた。
驚きだとか、冷や汗だとか、混乱だとか、ドン引きだとか、苦虫を噛み潰したとか――そういう類のものを全部載っけたあたしの顔を見て、彼もまたハッと驚いた顔をした。
「えっ? 莉子……ちゃん?」
「るっ……累……くん」
そう――あたしの元カレ、累くんその人。ガラリとイメチェンしているものの、この完璧なまでに整った顔は見まごうはずもない。
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