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Episode1:Welcome to the new world
1-9 才造と気まずいぞう
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それからしばらく、あたしと才造はお互い多忙になり、会えない日々が続いた。
暖かくなると気分をアゲたくなるのか、あたしの働くサロンは連日予約でいっぱいになり、シフトをみっちり詰め込まれた。
目の回るような忙しさだけど、ネイルを塗ることで自分自身も楽しいし、何よりお客様が満足して、キラッキラな笑顔で帰って行く瞬間がたまらなかった。この仕事を選んで本当に良かったと実感するし、充実した日々を過ごしていた。
才造は才造で、大きな仕事の納期が迫っているらしく、ほとんど連日会社に泊まり込んでいるようだった。ちょこちょこと電話やSINEで連絡を取ってはいたけど、数日空くこともあった。
『まだ累くんにストーカー行為されてんの?』
とメッセージを送ると、
『スルースキルを着実に磨いている』
と、才造らしい塩反応の返事があって笑った。何だか二人の様子が目に浮かんだ。そう――また薔薇の花びらとともに。
『草田さん、お疲れさまです。良かったらコーヒーどうぞ』
『あー……さんきゅ』
『草田さんのために心を込めて淹れたんです。少しでも力になりたくて……』
『いや……もう十分力になってくれてるけど』
『本当ですか?』
『この前……バグ見つけてくれたのすげー助かった。大崎が見つけてくれなかったらヤバかった』
『それじゃあ……ご褒美、くれますか?』
『ご褒美……って?』
『草田さんの……キスがいいです♡』
『……そんなんでいーの?』
――――って、だからぁぁぁぁあ!!!!!!
多忙のあまり、休憩中の仮眠でそんな白昼夢を見て飛び起きた。
どうかしている。何なんだろう。自分が欲求不満気味だからこんな妄想で昇華してるんだろうか? あたしBL趣味なんてあったっけ?
◇
そんなある日――仕事を終えてスマホをチェックすると、才造からSINEが来ていた。
『大崎に未練あったりする?』
その文面を捉えて、あたしはピキーン。。。。。と、フリーズしてしまった。
すぐに返事をしようかとも思ったけど、少し考えて手を止めた。突然だし、テンションや表情が分からないので、どういう意図なのか分からない。
電車で家路につき、最寄り駅から自宅へ向かう途中にある才造のアパートの前を通ると、彼の部屋の電気は消えたままだった。まだ帰っていない。きっと、仕事の合間に会社からさっきのメッセージを送ったんだろう。
そのまま自宅に帰り、バッグを乱雑に投げ捨て、靴下だけ脱いで仰向けでソファに倒れ込んだ。そして才造への返信文を打った。
『んなもんない』
『だが、さいぞーと話したいことはある』
『顔見ながらじゃなきゃ言えない』
『ちなみに累くんは一切関係ない』
立て続けに打って、立て続けに送信ボタンを押す。
――きっとあたしの態度が才造にそう感じさせてしまったんだろう。
だとしたら、不甲斐ないし申し訳ない。でも本当に、あたしの気持ちに揺らぎはない。一切の迷いもない。
ただ、変な(腐った?)妄想が付きまとってくるだけなんだ――
そう思いながら寝落ちすると、翌朝、才造からの返信が届いていた。
『分かった』
『明後日以降なら莉子の都合に合わせる』
◇
数日後。
10連勤を乗り切り、ようやくシフト休みを迎えた。ブラックかうちのサロン。
あたしは久々にリフレッシュしようと、街中の大きな公園に一人で出かけた。街へ出てきた頃から、元気が足りない時、モヤモヤがたまった時、あたしはよくここを訪れていた。
ぶっちゃけ、テイクアウトのコーヒーなんか持ってここにいると都会人になった気分になれるから――という田舎者の考え。
晴天の元、小さな子供たちが水遊びをする噴水の近くをゆっくり歩き、テレビ塔の見えるベンチに腰を下ろした。いい風が吹き抜ける中、コーヒーの最後の一口を飲み干す。
才造も大きなプロジェクトのヤマを超えて休みを取れたらしい。でも連日徹夜が続いていたから少し寝たいと言う。そらま、しゃーないわな。
なので夕方から会うことにしていた。
言葉の裏側を読むとか、駆け引きだとか、本来あたしはそういうことができないタチなのだ。だから今日は才造にハッキリ言ってやるのだ。
何を思って累くんへの未練とか言い出したのか知らないけど、そんなのを心配してるんなら、それは杞憂というやつだ。どーだ、難しい言葉知ってるだろ。
それよりあたしは、あんたともっとイチャコライチャコラしたいんじゃーーーーーーい!!!!!!
――と、そんなことを声に出すと通報されそうなので、天高くそびえ立つテレビ塔に向かって心の中でそう叫んだ。
鈍くさくても、クソダサくても、倦怠期でも、やっぱり才造がいい。照れた顔とか、ちょっと抜けてる可愛いところとか、抱き合う時の男の目とか――そういうあたししか知らない部分がたまらなく好き。
だから、初めの頃のようなあの情熱をもう一度味わいたい。「どうしようもなく莉子が欲しい」っていう眼差しを、また向けてほしい。
「草田さんに伝わるといいね、君の気持ち」
突然、隣からそんな声が聞こえた。
ズサササササーーーーーッッッッ
と後ずさりしながら声がした方を見ると、そこにはあまり歓迎できない姿があった。
「るっ、るるっ、るいくッッ…………! なんっ、なんでっ………」
なんでここにいるの、と声にならず口をパクパクさせるあたしに、彼――累くんは今日もまた爽やかな笑顔を向けてきた。
「何となくここに来れば莉子ちゃんに会えるかなぁと思って来てみたんだけど、やっぱりね」
「あああ、あんまり会いたくなかったんですけどぉぉぉ!!? てゆーか何!? あたし今、声出てた!?」
「え? いや、そんなことはないけど。何となく草田さんとすれ違ってるのかなぁなんて、そんな気がしたから」
「人の心を読む力でもあるの?」
「あははッ、そんなのないよ」
あなたのせいですけどね? とこっそり思った。心臓に悪すぎる。
「君と恋人同士だった頃、ここにも一緒に来たね。懐かしいよ」
「まぁ……そんなこともあったっけ。さいぞーともよく来るけど」
少しふくれっ面で捨て台詞のように吐き捨てると、累くんは華麗に話題を転換してきた。
「ねぇ、爪見せて」
「え?」
「ネイル。自分で塗ったの?」
「まぁ……一応ネイリストなんで」
なので、爪に興味を持ってもらえることに悪い気はしない。あたしは素直に手の甲を上にして、累くんに見えるように差し出して見せた。ベージュと白をベースに、ゴールドの小さなパーツを乗せた、シンプルだけどスタイリッシュを意識したネイル。
累くんはごく自然な動作であたしの手を取り、そのネイルを見つめた。
「綺麗……よく似合ってる。昔からの夢を叶えたんだね。すごいよ」
「別に……少し練習すればこのくらい誰でもできるよ。もっと上手い人もいくらでもいるし、技術もセンスも、もっと磨かなきゃ」
そう答えながら、累くんの手を振りほどくように手を引っ込めた。
「謙虚だね。君のそういうところ、やっぱり好きだな」
「だから……今更やめてくれない? 何て答えたらいいのか分かんないよ」
「ごめん。でも、本当だから」
「さいぞーが好きなんでしょ? あたしはライバルなんじゃないの? って言っても、絶対譲らないけど」
「……ねぇ莉子ちゃん。僕の家族のこと、話したことなかったよね」
またも急な話題転換。あたしはついていくのがやっとだった。
「ないけど……何、突然?」
「いつか君に聞いてもらえたらなって、ずっと思ってた」
怪訝な顔をするあたしをスルーするかのように、累くんは噴水の方に目を向けながら静かに語り始めた。
暖かくなると気分をアゲたくなるのか、あたしの働くサロンは連日予約でいっぱいになり、シフトをみっちり詰め込まれた。
目の回るような忙しさだけど、ネイルを塗ることで自分自身も楽しいし、何よりお客様が満足して、キラッキラな笑顔で帰って行く瞬間がたまらなかった。この仕事を選んで本当に良かったと実感するし、充実した日々を過ごしていた。
才造は才造で、大きな仕事の納期が迫っているらしく、ほとんど連日会社に泊まり込んでいるようだった。ちょこちょこと電話やSINEで連絡を取ってはいたけど、数日空くこともあった。
『まだ累くんにストーカー行為されてんの?』
とメッセージを送ると、
『スルースキルを着実に磨いている』
と、才造らしい塩反応の返事があって笑った。何だか二人の様子が目に浮かんだ。そう――また薔薇の花びらとともに。
『草田さん、お疲れさまです。良かったらコーヒーどうぞ』
『あー……さんきゅ』
『草田さんのために心を込めて淹れたんです。少しでも力になりたくて……』
『いや……もう十分力になってくれてるけど』
『本当ですか?』
『この前……バグ見つけてくれたのすげー助かった。大崎が見つけてくれなかったらヤバかった』
『それじゃあ……ご褒美、くれますか?』
『ご褒美……って?』
『草田さんの……キスがいいです♡』
『……そんなんでいーの?』
――――って、だからぁぁぁぁあ!!!!!!
多忙のあまり、休憩中の仮眠でそんな白昼夢を見て飛び起きた。
どうかしている。何なんだろう。自分が欲求不満気味だからこんな妄想で昇華してるんだろうか? あたしBL趣味なんてあったっけ?
◇
そんなある日――仕事を終えてスマホをチェックすると、才造からSINEが来ていた。
『大崎に未練あったりする?』
その文面を捉えて、あたしはピキーン。。。。。と、フリーズしてしまった。
すぐに返事をしようかとも思ったけど、少し考えて手を止めた。突然だし、テンションや表情が分からないので、どういう意図なのか分からない。
電車で家路につき、最寄り駅から自宅へ向かう途中にある才造のアパートの前を通ると、彼の部屋の電気は消えたままだった。まだ帰っていない。きっと、仕事の合間に会社からさっきのメッセージを送ったんだろう。
そのまま自宅に帰り、バッグを乱雑に投げ捨て、靴下だけ脱いで仰向けでソファに倒れ込んだ。そして才造への返信文を打った。
『んなもんない』
『だが、さいぞーと話したいことはある』
『顔見ながらじゃなきゃ言えない』
『ちなみに累くんは一切関係ない』
立て続けに打って、立て続けに送信ボタンを押す。
――きっとあたしの態度が才造にそう感じさせてしまったんだろう。
だとしたら、不甲斐ないし申し訳ない。でも本当に、あたしの気持ちに揺らぎはない。一切の迷いもない。
ただ、変な(腐った?)妄想が付きまとってくるだけなんだ――
そう思いながら寝落ちすると、翌朝、才造からの返信が届いていた。
『分かった』
『明後日以降なら莉子の都合に合わせる』
◇
数日後。
10連勤を乗り切り、ようやくシフト休みを迎えた。ブラックかうちのサロン。
あたしは久々にリフレッシュしようと、街中の大きな公園に一人で出かけた。街へ出てきた頃から、元気が足りない時、モヤモヤがたまった時、あたしはよくここを訪れていた。
ぶっちゃけ、テイクアウトのコーヒーなんか持ってここにいると都会人になった気分になれるから――という田舎者の考え。
晴天の元、小さな子供たちが水遊びをする噴水の近くをゆっくり歩き、テレビ塔の見えるベンチに腰を下ろした。いい風が吹き抜ける中、コーヒーの最後の一口を飲み干す。
才造も大きなプロジェクトのヤマを超えて休みを取れたらしい。でも連日徹夜が続いていたから少し寝たいと言う。そらま、しゃーないわな。
なので夕方から会うことにしていた。
言葉の裏側を読むとか、駆け引きだとか、本来あたしはそういうことができないタチなのだ。だから今日は才造にハッキリ言ってやるのだ。
何を思って累くんへの未練とか言い出したのか知らないけど、そんなのを心配してるんなら、それは杞憂というやつだ。どーだ、難しい言葉知ってるだろ。
それよりあたしは、あんたともっとイチャコライチャコラしたいんじゃーーーーーーい!!!!!!
――と、そんなことを声に出すと通報されそうなので、天高くそびえ立つテレビ塔に向かって心の中でそう叫んだ。
鈍くさくても、クソダサくても、倦怠期でも、やっぱり才造がいい。照れた顔とか、ちょっと抜けてる可愛いところとか、抱き合う時の男の目とか――そういうあたししか知らない部分がたまらなく好き。
だから、初めの頃のようなあの情熱をもう一度味わいたい。「どうしようもなく莉子が欲しい」っていう眼差しを、また向けてほしい。
「草田さんに伝わるといいね、君の気持ち」
突然、隣からそんな声が聞こえた。
ズサササササーーーーーッッッッ
と後ずさりしながら声がした方を見ると、そこにはあまり歓迎できない姿があった。
「るっ、るるっ、るいくッッ…………! なんっ、なんでっ………」
なんでここにいるの、と声にならず口をパクパクさせるあたしに、彼――累くんは今日もまた爽やかな笑顔を向けてきた。
「何となくここに来れば莉子ちゃんに会えるかなぁと思って来てみたんだけど、やっぱりね」
「あああ、あんまり会いたくなかったんですけどぉぉぉ!!? てゆーか何!? あたし今、声出てた!?」
「え? いや、そんなことはないけど。何となく草田さんとすれ違ってるのかなぁなんて、そんな気がしたから」
「人の心を読む力でもあるの?」
「あははッ、そんなのないよ」
あなたのせいですけどね? とこっそり思った。心臓に悪すぎる。
「君と恋人同士だった頃、ここにも一緒に来たね。懐かしいよ」
「まぁ……そんなこともあったっけ。さいぞーともよく来るけど」
少しふくれっ面で捨て台詞のように吐き捨てると、累くんは華麗に話題を転換してきた。
「ねぇ、爪見せて」
「え?」
「ネイル。自分で塗ったの?」
「まぁ……一応ネイリストなんで」
なので、爪に興味を持ってもらえることに悪い気はしない。あたしは素直に手の甲を上にして、累くんに見えるように差し出して見せた。ベージュと白をベースに、ゴールドの小さなパーツを乗せた、シンプルだけどスタイリッシュを意識したネイル。
累くんはごく自然な動作であたしの手を取り、そのネイルを見つめた。
「綺麗……よく似合ってる。昔からの夢を叶えたんだね。すごいよ」
「別に……少し練習すればこのくらい誰でもできるよ。もっと上手い人もいくらでもいるし、技術もセンスも、もっと磨かなきゃ」
そう答えながら、累くんの手を振りほどくように手を引っ込めた。
「謙虚だね。君のそういうところ、やっぱり好きだな」
「だから……今更やめてくれない? 何て答えたらいいのか分かんないよ」
「ごめん。でも、本当だから」
「さいぞーが好きなんでしょ? あたしはライバルなんじゃないの? って言っても、絶対譲らないけど」
「……ねぇ莉子ちゃん。僕の家族のこと、話したことなかったよね」
またも急な話題転換。あたしはついていくのがやっとだった。
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