友情と青春とセックス

折り紙

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始まり

帰宅後

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 僕はショッピングモールを出て、家へ帰りました。
母子家庭で母は仕事中なため帰ってもおかえりはありません。
慣れてるのでなんとも思いませんが。


着替えてツイッターを見たり、ゲームをしたりしてスマホをいじっていると

ピコン

とラインの通知音が誰もいない部屋に響きました。

またラインがきました。
なんとなく誰かは察しがつきました。
見てみるとやはり、花からでした。
(ねぇねぇ、今暇?(・ω・))

(暇だよ~)

(あのさ、また色々と教えてもらいたいんやけど笑)

(あ~、はいはい笑)

(やっぱりさ、男の子って彼女がいたらその子とエッチしたいと思う?)

(思う)

(即答だね笑
てかさ、童貞??)

(一応違う)

僕は何故かここで嘘をつきました。
単純に見栄をはりたかったのだと思います。

(お~さすが笑)

(なんでそんなこと聞くん?)

(あのね、私に彼氏いるって話したやん?その彼氏さハグよりもエッチなことやってくれんのよ)

(ハグよりもエッチなことって?笑)

(まず裸になりたい笑)

(さすが変態笑)


(うるさいわ!笑)

この辺りから既読はつくのに返信が遅くなってきたので、恐らく学校の時のように顔を赤らめながらモジモジ売ってるんだろうと思いました。
平然と普通の女子ならためらうような下ネタを言うくせに変なとこで照れる変な女だなと思いました。

(んで?彼氏がヤってくれないから僕とヤりたいってか?笑)

「笑」を最後に打ちましたが僕は女子になんということを言っているのだろうと思いました。しかしそんなことも簡単に言えてしまうようになるくらい花は話しやすく柔らかい女子なのです。

僕がメッセージを送ってからすぐ既読になりましたが、返信が来なくなりました。結論から言うと3分くらい来ないくらいだけだったのですが、僕はあ、怒らせてしまったと思いました。
そして何となく花のことだからまた何か僕を驚かせるような発言をするだろうと思いました。
その勘は当たりました。

(ん~笑まぁそういうことかな笑)

僕は目を疑いました。

(え?からかってるの?笑)

(からかわんわ!笑
私さ、自分でもやばいと思うくらいいつもムラムラしてるんよ。
なのに、あいつやってくれんからさぁ笑)

(それで超絶クールイケメンの僕と体だけの関係になりたいと笑)

(...)

(はいすいません、調子乗りました)

(分かればよろしい
けどまぁ、今の彼氏以上のことをやりたいって感じ笑)

僕は薄々気づいていましたがこの子はとんでもないビッチだなと思いました。

(ほ~ん、やるとしたらいつ?)

(明日でも笑)

(変態や...笑)

(うるさいわ笑)

その後、僕の家で明日、業後に会おう(ヤろう)という話になりました。

ぼくはその時明日童貞を卒業できるということで頭がいっぱいになって、本当はもっと考えなくてはいけない、道徳的なことを忘れていました。忘れていたのか、押し殺していたのかもう思い出せません。


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