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第1章 ラスラ領 アミット編
01 神様
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僕ペリドット・アーガイルは呪われている。
確かあれは5歳の時だ。
枕元に神様が立っていた。
どうして神様だって解ったのか?
本人がそう言ったのだ。
「儂は神だ」
お爺さんはそう言った。
オバケだ。
僕は怖くなって失禁した。
お爺さんは何やらごにょごにょと詠唱すると、風を起こして濡れたシーツを乾かした。
「……本題じゃが、お前は悪魔から呪われている」
呪い……? 悪魔……?
このお爺さんはいったい何の話をしているのだろう。
こんな夜中に突然やってくるだなんて……
ビックリしちゃうじゃないか。
「おじいさんが悪魔なのですか?」
「話をよく聞くんだ少年よ。儂は神だと言っておるだろう」
神様……ですか?
本当に神様なんているの……?
怖いよ……
父さん、助けて……
「お主に掛けられた呪いは3つ。
それは周囲の人々を巻き込む強大で恐ろしいものだ。
目立たず慎ましく平凡に生きなさい。
さすれば呪いは薄れ発動することも無い」
平凡……?
「目立たず平凡に……? でも、平凡ってどんなことを言うんですか?
もし平凡じゃなくなってしまったら僕はどうなるの?」
「うむ。平凡というのは普通にってことだ。
平凡じゃなくなったそのとき、大いなる災が起こるだろう。
お漏らしどころの騒ぎではないぞ」
「大いなる災ですか? こ、恐いです」
お漏らししたのはお爺さんのせいだ。
「少し極端な物言いだったかな。だが恐れることはない。
お前はこれから数多の試練を受けるだろう。
決して一人では乗り越えることのできない試練だ。
だが安心しろ。
お前には人々を惹き付ける才能がある。
呪いの副作用とも言えるのかもしれないが、これからお前はたくさんの人々と助け合うのだ。
お前は呪われているが、選ばれし子供だ」
「選ばれし……? 色々言われてもよく分からないです……えっと、試練って……何をすればいいのですか?」
「そうだな……
特殊な能力の一つでも授けてやりたいところではあるのだが、儂にも準備というものが有るのでな」
能力?
母さんが読んでくれた魔術師セロのお話みたいに、強い魔術が使えたりするのかな?
魔術師セロは剣士サドバと旅に出て魔王をやっつけた。
「要するに、悪魔をやっつければいいのですね?」
「やっつける? ほほほ。いいかよく聞くのだペリドットよ。
悪魔は強大で凶悪、狡猾で残忍。
人間の敵う相手ではない。
お前がやるべきは戦うことではない。
抗わず受け入れ、平凡をただ貫くことじゃよ」
そんなふうに言うと、神様は洗面所で丁寧に手を洗った。
「では、またいつか会おうぞ」
そう言うと、煙のようにさっぱりと消えた。
今となっては、あれが夢だったのか現実だったのかもよく分からない。
けれどそれ以降、僕は神様の言う通り平凡に生きることにした。
だって……災い?
怖いもん。
ていうか、呪いって3つもあるの?
多すぎない?
幼い僕は、呪いの事や神様の言葉をひた隠しにした。
◇◇◇
それから11年の時が経っていた______
僕は16歳になり、学校を普通の成績で卒業。
可もなく不可もない会社に就職しクビになり、また就職してはクビになった。
つまりは無職だ。
呪いの正体は未だに解らない。
僕は、それが発動しないように生きてきたのだ。
それ以降は神様との邂逅もなく、僕は言われたままに『平凡』を貫いた。
だが僕の周囲は違った。
なぜだか僕の周りには非凡な人たちが多い。
父は元冒険者。
今は、ラスラ騎士団で団長をしている。
ラスラ騎士団歴代で最強の剣士と呼ばれていて、めちゃくちゃ強くてそこそこ偉い。
いつも任務で家にいないのが、幼い頃の僕にとっては寂しかったっけ。
今は…………いないくらいが丁度いい気がしてる。
母はカリスマ専業主婦。
学生時代はミスコンに選出され、最近は新聞記事にコラムを投稿する主婦の憧れ。
最近ナンパされたと喜んでいたが、父さんとは今だにラブラブだ。
僕の2つ下の妹のサラは、超絶的な美人で学内きっての秀才だ。
僕の最愛にして最高の妹だ。
小さなときからサラはいつも僕の後について回った。
どこに行くにも、何をするにも。
「お兄ちゃん。大きくなったらサラはお兄ちゃんのお嫁さんになるのよ」
幼き日の口癖だった。
最高だ。
僕だってサラには幸せになって欲しい。
結婚相手にはサラの事を大切に、生涯愛し続けることのできる男を選んで欲しい。
それならば、その相手は一人しかいない。
僕だ。
僕はサラのお婿さんになる。
フィリスの法律が許さなくても僕はそうする。
サラとの約束だもの。
妹サラについては後に詳しく話すとしよう。
幼馴染みのリディアは赤髪の巨乳、そして男勝りの性格だ。
最近は父と同じラスラ騎士団に入団し、期待のルーキーと名高い。
その容姿も相まって、騎士団の中でも隠れたファンがいるそうだ。
毎朝、僕を見つけるとどついてきたり、口うるさくお節介を焼いてくるのだ。
「早く仕事みつけろよ。平凡でいたいんでしょ?」
「うるさいな。クビになったって平凡は平凡だ。僕はこれでも結構楽しくやってるんだぞ」
「無職のくせに偉そうだな。
まあ、いざとなったらあたしが養ってあげるから、その時は安心しな」
「その時は僕が人間を辞める時だ」
とは言っても、うーん。
それも悪くないのかもしれないな。
朝はリディアの朝食とお弁当を作って仕事に見送る。
午前中は掃除に洗濯、午後は夕飯の買い出しをこなし、市場でママ友たちとの世間話、旦那の稼ぎがどうたらこうたら。
「今夜はリディアの好きなハンバーグだ」
「やったー! ビールもよこせ」
夕食後はお風呂だな。
「湯加減どうだ?」
「ちょうどいいよー」
「あ、そうだ。今月のお小遣い、お財布に入れといたから」
「おう! サンキュー。
あー極楽極楽…………って気持ち悪いわ!」
と、まあこれが僕の日常だった。
それが一転してしまうのは、カーネリアンさんとの出会いの日から約一か月前の、あの事件からだった______
確かあれは5歳の時だ。
枕元に神様が立っていた。
どうして神様だって解ったのか?
本人がそう言ったのだ。
「儂は神だ」
お爺さんはそう言った。
オバケだ。
僕は怖くなって失禁した。
お爺さんは何やらごにょごにょと詠唱すると、風を起こして濡れたシーツを乾かした。
「……本題じゃが、お前は悪魔から呪われている」
呪い……? 悪魔……?
このお爺さんはいったい何の話をしているのだろう。
こんな夜中に突然やってくるだなんて……
ビックリしちゃうじゃないか。
「おじいさんが悪魔なのですか?」
「話をよく聞くんだ少年よ。儂は神だと言っておるだろう」
神様……ですか?
本当に神様なんているの……?
怖いよ……
父さん、助けて……
「お主に掛けられた呪いは3つ。
それは周囲の人々を巻き込む強大で恐ろしいものだ。
目立たず慎ましく平凡に生きなさい。
さすれば呪いは薄れ発動することも無い」
平凡……?
「目立たず平凡に……? でも、平凡ってどんなことを言うんですか?
もし平凡じゃなくなってしまったら僕はどうなるの?」
「うむ。平凡というのは普通にってことだ。
平凡じゃなくなったそのとき、大いなる災が起こるだろう。
お漏らしどころの騒ぎではないぞ」
「大いなる災ですか? こ、恐いです」
お漏らししたのはお爺さんのせいだ。
「少し極端な物言いだったかな。だが恐れることはない。
お前はこれから数多の試練を受けるだろう。
決して一人では乗り越えることのできない試練だ。
だが安心しろ。
お前には人々を惹き付ける才能がある。
呪いの副作用とも言えるのかもしれないが、これからお前はたくさんの人々と助け合うのだ。
お前は呪われているが、選ばれし子供だ」
「選ばれし……? 色々言われてもよく分からないです……えっと、試練って……何をすればいいのですか?」
「そうだな……
特殊な能力の一つでも授けてやりたいところではあるのだが、儂にも準備というものが有るのでな」
能力?
母さんが読んでくれた魔術師セロのお話みたいに、強い魔術が使えたりするのかな?
魔術師セロは剣士サドバと旅に出て魔王をやっつけた。
「要するに、悪魔をやっつければいいのですね?」
「やっつける? ほほほ。いいかよく聞くのだペリドットよ。
悪魔は強大で凶悪、狡猾で残忍。
人間の敵う相手ではない。
お前がやるべきは戦うことではない。
抗わず受け入れ、平凡をただ貫くことじゃよ」
そんなふうに言うと、神様は洗面所で丁寧に手を洗った。
「では、またいつか会おうぞ」
そう言うと、煙のようにさっぱりと消えた。
今となっては、あれが夢だったのか現実だったのかもよく分からない。
けれどそれ以降、僕は神様の言う通り平凡に生きることにした。
だって……災い?
怖いもん。
ていうか、呪いって3つもあるの?
多すぎない?
幼い僕は、呪いの事や神様の言葉をひた隠しにした。
◇◇◇
それから11年の時が経っていた______
僕は16歳になり、学校を普通の成績で卒業。
可もなく不可もない会社に就職しクビになり、また就職してはクビになった。
つまりは無職だ。
呪いの正体は未だに解らない。
僕は、それが発動しないように生きてきたのだ。
それ以降は神様との邂逅もなく、僕は言われたままに『平凡』を貫いた。
だが僕の周囲は違った。
なぜだか僕の周りには非凡な人たちが多い。
父は元冒険者。
今は、ラスラ騎士団で団長をしている。
ラスラ騎士団歴代で最強の剣士と呼ばれていて、めちゃくちゃ強くてそこそこ偉い。
いつも任務で家にいないのが、幼い頃の僕にとっては寂しかったっけ。
今は…………いないくらいが丁度いい気がしてる。
母はカリスマ専業主婦。
学生時代はミスコンに選出され、最近は新聞記事にコラムを投稿する主婦の憧れ。
最近ナンパされたと喜んでいたが、父さんとは今だにラブラブだ。
僕の2つ下の妹のサラは、超絶的な美人で学内きっての秀才だ。
僕の最愛にして最高の妹だ。
小さなときからサラはいつも僕の後について回った。
どこに行くにも、何をするにも。
「お兄ちゃん。大きくなったらサラはお兄ちゃんのお嫁さんになるのよ」
幼き日の口癖だった。
最高だ。
僕だってサラには幸せになって欲しい。
結婚相手にはサラの事を大切に、生涯愛し続けることのできる男を選んで欲しい。
それならば、その相手は一人しかいない。
僕だ。
僕はサラのお婿さんになる。
フィリスの法律が許さなくても僕はそうする。
サラとの約束だもの。
妹サラについては後に詳しく話すとしよう。
幼馴染みのリディアは赤髪の巨乳、そして男勝りの性格だ。
最近は父と同じラスラ騎士団に入団し、期待のルーキーと名高い。
その容姿も相まって、騎士団の中でも隠れたファンがいるそうだ。
毎朝、僕を見つけるとどついてきたり、口うるさくお節介を焼いてくるのだ。
「早く仕事みつけろよ。平凡でいたいんでしょ?」
「うるさいな。クビになったって平凡は平凡だ。僕はこれでも結構楽しくやってるんだぞ」
「無職のくせに偉そうだな。
まあ、いざとなったらあたしが養ってあげるから、その時は安心しな」
「その時は僕が人間を辞める時だ」
とは言っても、うーん。
それも悪くないのかもしれないな。
朝はリディアの朝食とお弁当を作って仕事に見送る。
午前中は掃除に洗濯、午後は夕飯の買い出しをこなし、市場でママ友たちとの世間話、旦那の稼ぎがどうたらこうたら。
「今夜はリディアの好きなハンバーグだ」
「やったー! ビールもよこせ」
夕食後はお風呂だな。
「湯加減どうだ?」
「ちょうどいいよー」
「あ、そうだ。今月のお小遣い、お財布に入れといたから」
「おう! サンキュー。
あー極楽極楽…………って気持ち悪いわ!」
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