私の居場所

AKO

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006 デートの日々

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お互いに彼氏彼女の関係になって、毎週何日もデートしていた。

毎回キスはするけど、そこまで。

お互いに未経験だからなのか、やっぱり気になっているのか。
こうちゃんは、どんなつもりだったのだろう。

20才の誕生日が近づいてくると、みーたんは処女であることがなんだか恥ずかしいというか、そんな感じになってきた。

みーたんの生理周期はもうこうちゃんも知っている。
お腹痛いとか、デートでも言っていたから。

誕生日の前月、とうとうその時が来た。

「休憩していかない?」
こうちゃんがものすごく緊張してるのがわかった。
でもみーたんは嬉しかった。
誘ってくれた!気にしてなかったんだ!と。

部屋を選ぶのも鍵をもらうのもぎこちない。
それがまたいい。
ここで春のことを思い出したことを、みーたんは申し訳なく思った。

部屋に入ってからも、2人の緊張が張り詰める。

お互いにお風呂に入る。
そしてまた服を着る。

私、この人と初体験するんだ、良かった、これまで守ってきて。
みーたんは、母の言葉も思い出しながら、強くそう思った。

こうちゃんの愛撫は、とても心地よいものだった。
愛されてることを感じるし、みーたん自身も愛してることを実感する。

「濡れてるね。」
「うん。。。」

生まれて初めて、みーたんは男の子の前で、ゆっくりと脚を開いた。。。
ショーツの上から触られたり、舐められたり、初めての緊張よりも、それをずっとずっと上回る恥ずかしさが、快感へと変わり、声が大きくなった。

「ああん、あああん!」
そのまま指でされていくと、、、
「あっ、だめだめ、あっ、いく、いくっ、、、」
みーたんは果ててしまった。

そしてまた生まれて初めて、ショーツを脱がされた。
もう搾れるくらいに濡れているのに。

直接触れられると刺激が強すぎて、舐めてもらうとこれまでにない快感が走った。

「こ、こうちゃん、すき、すきっ」
「あいしてるよ、オレも大好き。」
舐めながら荒い呼吸とともに言葉をくれる。

恥ずかしい。。。もう無理。。。

交代してみる。
お互いにとって初めてのフェラチオ。

「痛くない?こう?こう?」
教えてもらいながら、ぎこちなくやってみる。
こんなに硬くて大きいものが、入るのかと心配になる。

そしていよいよ、女の子からオンナになる時。

正常位で試みる。
「そこじゃない。もっと下。」
「そこはお尻。。。」
入る場所が定まらない。

「そこ、、、」
緊張と怖さでみーたんは脚を閉じようとしてしまう。

緊張が進み、乾いてきてしまった。。。

「ごめん、恐い。。。」
「うん。無理は止めておこう。今日は入れるのはやめよう。」

2人はホテルを出るとき、ちょっと恥ずかしく、「あ、やってませんよ!」って心の中で思ったり。

そんなこんなで初めての時は。完遂できずに終わった。
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