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後編
少年たち -その2-
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そもそも彼と初めて出会ったときも、少年は満身創痍で地べたに転がっていた。
忘れもしない。ネットサーフィンとかんたんなハッキングを駆使して、近所の某名門私立高校の生徒相手に、ドラッグの密売が行われようとしているのを突き止め、それを見に行った日のことだ。
どうして見に行ったのかは、よく覚えていない。
気まぐれだったかもしれないし、ネットと現実リアルの接点に立ち会い、現実リアルの重さを目の当たりにすれば、社会復帰への未練を断ち切れるかもしれないと期待したのかもしれない。
ただ間違っても、密売人を捕まえてやろうなんて正義感や、事件現場を最前列で眺めたいなんて野次馬根性からではなかったはずだ。
ドラッグの受け渡し場所は、繁華街の外れにある輸入雑貨店。少年は、店の入り口がギリギリ見える程度に離れた場所で、人を待っているフリをしながら立っていた。
指定された時間の数分前に、まず生徒が現れた。私服姿だったのもあって、この国の未来を担うエリートの卵は、どこにでもいる普通の男子高校生に見えた。
彼の入店から十分以上遅れて、密売人と思しき人物が二人。こちらも最近では珍しくもない、どこにでもいるアジア系外国人の少年だった。
携帯ゲームのキャラクターの経験値を稼ぎながら、様子を窺うこと十数分。
なんの動きもないことに妙だと感じた。果たして、モノも値段も既に決まっているやり取りに、これほどの時間がかかるだろうか。
気になって顔を上げた。
店の前にいた男と目が合った。
ヤバイ、と思った瞬間、男は笑顔で走り寄ってきた。
逃げる間もなく、足を払われ、昏倒した。
「おまわりさん、こっちです!!」
アスファルトの上を、虚ろな笑みを浮かべた男にドカドカと蹴り転がされ、意識が遠のきかけたとき、遠くで叫ぶ声が聞こえた。
男は少年に唾を吐きかけ、店の中に向かって何か呼びかけ、走り去っていった。残された少年も、恐怖で何が何だか分からなくなりながら、立ち上がり駆け出す。警察沙汰にだけはなりたくない。
(ああ、くそっ、油断した……)
密売人が、明らかに外国人の少年だったから油断した。
あの取引には、二人の他に監視役がいたのだ。
どこにでもいるような日本人男性の。
(気付かれてたかぁ……)
人気のない夜の公園に転がり込んだ。
時間が経ち、興奮が覚めたせいか、それまで感じていなかった全身の痛みを急に自覚した。ベンチに座っていることもできず、茂みの中に入って蹲り、目を閉じる。
(所詮、この世は弱肉強食だ……)
大人が子どもを。自国の人間ネイティブが他国の人間フォーリナーを。頭のいい奴が頭の弱い奴を――強い奴が弱い奴を食い物にして成り立っている。法律は心まで規制できないし、警察は偏見まで取り締まれない。
欲。優越感。特権意識。
現実リアルには醜悪なものが渦巻いている。ネットにだって渦巻いているが、肌で感じるそれは、やはり、少年には耐え難い痛みと重さを有していた。
「生きてるか?」
声がして跳ね起き、眉を顰めた。
例の名門私立高校の制服を着た男子生徒が二人、すぐ側に立っていた。
さっきドラッグを受け取っていた生徒ではない。
一人は、ひどく目つきが悪い、銀縁眼鏡の少年。
もう一人は――
(なんだ、あの目……)
街灯の白い光を受けて、彼の目は銀に光っていた。
満月を背に凛と立つ姿と相まって、なんとなく狼を思わせた。
狼は、自分達はドラッグの密売事件について調査しているのだと言った。自分の通う学校の品格に傷が付いては困るから、警察より早く対処して、内々に解決したい。そのために協力してほしいと。
「なんで、オレが……」
「助けてやっただろう?」
オレがお前に何かしたか、と聞きたくなるような仏頂面で、眼鏡が言った。
さっき「おまわりさん」と呼んだのと同じ声で。
「覗き見ハッキングの腕を磨くチャンスだと思うけど?」
オレの顔に何か付いてるか、と聞きたくなるような楽しげな笑みを浮かべて、狼が言った。
まるで少年のことを何もかも知っているかのように。
(所詮、この世は弱肉強食だ……)
少年は再度、自分に言い聞かせた。
そして、高級スーツブランド監修で目玉が飛び出るほど高価だという噂の制服を美しく着こなした二人の少年と、満身創痍で土の上に座り込んでいる自分とでは、間違いなく弱者は自分だと思った。
関われば、きっと、ろくなことにならない。
(わかってる……わかってんだ、でも……)
彼らは、自分の能力を理解し、価値を認め、求めてくれている。
この求めに応じて本当にロクでもない目に合えば、きっと自分は諦めがつくだろう。現実リアルで人並みの幸せを求めることにも、この能力を活かして生きている実感を得ることにも。
「いいよ」
少年は頷いた。
それから一ヶ月後。
三人の暗躍によって、事件は彼らの望む通りの終焉を迎えた。
事件解決にあたり、少年は想像をはるかに上回るロクでもない目にあったが、それはダサいことに自業自得としか言いようのないものだった。
何一つ諦めなどつかなかった。それどころか――
狼の指揮の元、少年は、自分の能力が存分に活かされ役に立つ感覚、そしてネットと現実リアルの両方で命を燃やす感覚を味わった。どんなドラッグでも味わえないだろうと思うほどの刺激と興奮は、少年をすっかり虜にしていた。
(もっと遊びたかったな……)
事件解決後、二人との連絡は途絶えた。
お互いきちんとした自己紹介もせず、フリーメールの捨てアカウントでやり取りしていたが、手持ち無沙汰な少年は二人の身元をとっくに特定していた。
会いに行こうか。
だが、会って何をするというのか。
三人で首を突っ込める事件などそうそう転がっていない。
そもそもあの二人は正義感から動いていたわけじゃない。
どうしても会う口実が見つけられないまま、季節が変わり――
「生きてたか」
二人と再会したのは、高校二年の夏の終わり。
少年がバイトしているコンビニに現れた狼は、レジ台に板チョコの赤い箱を置いて、やっぱり楽しげに笑った。
バイト後、近くの公園で落ち合った。
初デートと比べ物にならないほど舞い上がっていた。
冷静を装おうかと思ったが、すぐに無理だと悟った。
「で? で? で? 今度は何!?」
きっと自分は、バカみたいな笑顔で尋ねたに違いない。
眼鏡が顔を顰めたが、その理由を気にもしなかった。
「おもしろいことしないか?」
ああ、あのとき、狼はどんな目をしていただろう。
聞かされたのは、この先十年に渡る壮大なゲームの構想だった。
「何やってんだよ!? 他にいくらでもやりようあんだろ!? ゲームが終わった後だってお前の人生続くんだぞ! 取り返せないものベットしてどうすんだよ!」
携帯が軋むほど強く握って、男は怒鳴りつけた。
だが、依頼主には、何一つ響いていないらしかった。
いつもと変わらない、腹が立つほど落ち着き払った口調で、音が割れるのが不快だから声量を押さえろと言い、そのまま本題を切り出そうとする。
腸が煮えくり返る。
こんな問答をもう何度繰り返しただろう。
声を張り上げても、宥めすかしても、彼は歩みを止めない。
もうこれ以上どうすればいいというのだ。
もどかしくて、やり切れなくて、携帯を叩きつけたくなる。
「あぁぁぁーーーーーーっ! もう! ちょっとは聞けよバカ!」
椅子を立って叫ぶ。
プッ、と通話の切れる音がして、男の堪忍袋の尾も切れる。
力一杯、携帯をリビングのソファに投げつけ、舌打ちする。
今話しても時間の無駄だと判断したのだろうが、この先どれだけ時間を置こうと、タイミングを変えようと、依頼主が方針を変えない限り、こっちだって態度を変えるつもりはない。
「くっそ! どうしろってんだ……」
ドッカとイスに腰を下ろし、タバコに火を点ける。目の前に並ぶモニターを眺めながら、イライラと一本吸い終わったところで、そっと振り返った。
そこには一台、黒い小さなノートパソコンが置いてあった。
昔プライベートで使っていた古いものだが、一年ほど前、去年の夏の終わりから、男が与えた一件のタスクを健気に実行し続けている。
(まだ見つかんねぇか……)
男にとってはお守りのようなパソコン。
だからこそ、今、縋るような思いで見つめてしまう。
誰も後を追わなかった、いなくなったばかりの頃に総力を挙げて探しても足取りがつかめなかった人間を、男はまだ探し続けている。
忘れもしない。ネットサーフィンとかんたんなハッキングを駆使して、近所の某名門私立高校の生徒相手に、ドラッグの密売が行われようとしているのを突き止め、それを見に行った日のことだ。
どうして見に行ったのかは、よく覚えていない。
気まぐれだったかもしれないし、ネットと現実リアルの接点に立ち会い、現実リアルの重さを目の当たりにすれば、社会復帰への未練を断ち切れるかもしれないと期待したのかもしれない。
ただ間違っても、密売人を捕まえてやろうなんて正義感や、事件現場を最前列で眺めたいなんて野次馬根性からではなかったはずだ。
ドラッグの受け渡し場所は、繁華街の外れにある輸入雑貨店。少年は、店の入り口がギリギリ見える程度に離れた場所で、人を待っているフリをしながら立っていた。
指定された時間の数分前に、まず生徒が現れた。私服姿だったのもあって、この国の未来を担うエリートの卵は、どこにでもいる普通の男子高校生に見えた。
彼の入店から十分以上遅れて、密売人と思しき人物が二人。こちらも最近では珍しくもない、どこにでもいるアジア系外国人の少年だった。
携帯ゲームのキャラクターの経験値を稼ぎながら、様子を窺うこと十数分。
なんの動きもないことに妙だと感じた。果たして、モノも値段も既に決まっているやり取りに、これほどの時間がかかるだろうか。
気になって顔を上げた。
店の前にいた男と目が合った。
ヤバイ、と思った瞬間、男は笑顔で走り寄ってきた。
逃げる間もなく、足を払われ、昏倒した。
「おまわりさん、こっちです!!」
アスファルトの上を、虚ろな笑みを浮かべた男にドカドカと蹴り転がされ、意識が遠のきかけたとき、遠くで叫ぶ声が聞こえた。
男は少年に唾を吐きかけ、店の中に向かって何か呼びかけ、走り去っていった。残された少年も、恐怖で何が何だか分からなくなりながら、立ち上がり駆け出す。警察沙汰にだけはなりたくない。
(ああ、くそっ、油断した……)
密売人が、明らかに外国人の少年だったから油断した。
あの取引には、二人の他に監視役がいたのだ。
どこにでもいるような日本人男性の。
(気付かれてたかぁ……)
人気のない夜の公園に転がり込んだ。
時間が経ち、興奮が覚めたせいか、それまで感じていなかった全身の痛みを急に自覚した。ベンチに座っていることもできず、茂みの中に入って蹲り、目を閉じる。
(所詮、この世は弱肉強食だ……)
大人が子どもを。自国の人間ネイティブが他国の人間フォーリナーを。頭のいい奴が頭の弱い奴を――強い奴が弱い奴を食い物にして成り立っている。法律は心まで規制できないし、警察は偏見まで取り締まれない。
欲。優越感。特権意識。
現実リアルには醜悪なものが渦巻いている。ネットにだって渦巻いているが、肌で感じるそれは、やはり、少年には耐え難い痛みと重さを有していた。
「生きてるか?」
声がして跳ね起き、眉を顰めた。
例の名門私立高校の制服を着た男子生徒が二人、すぐ側に立っていた。
さっきドラッグを受け取っていた生徒ではない。
一人は、ひどく目つきが悪い、銀縁眼鏡の少年。
もう一人は――
(なんだ、あの目……)
街灯の白い光を受けて、彼の目は銀に光っていた。
満月を背に凛と立つ姿と相まって、なんとなく狼を思わせた。
狼は、自分達はドラッグの密売事件について調査しているのだと言った。自分の通う学校の品格に傷が付いては困るから、警察より早く対処して、内々に解決したい。そのために協力してほしいと。
「なんで、オレが……」
「助けてやっただろう?」
オレがお前に何かしたか、と聞きたくなるような仏頂面で、眼鏡が言った。
さっき「おまわりさん」と呼んだのと同じ声で。
「覗き見ハッキングの腕を磨くチャンスだと思うけど?」
オレの顔に何か付いてるか、と聞きたくなるような楽しげな笑みを浮かべて、狼が言った。
まるで少年のことを何もかも知っているかのように。
(所詮、この世は弱肉強食だ……)
少年は再度、自分に言い聞かせた。
そして、高級スーツブランド監修で目玉が飛び出るほど高価だという噂の制服を美しく着こなした二人の少年と、満身創痍で土の上に座り込んでいる自分とでは、間違いなく弱者は自分だと思った。
関われば、きっと、ろくなことにならない。
(わかってる……わかってんだ、でも……)
彼らは、自分の能力を理解し、価値を認め、求めてくれている。
この求めに応じて本当にロクでもない目に合えば、きっと自分は諦めがつくだろう。現実リアルで人並みの幸せを求めることにも、この能力を活かして生きている実感を得ることにも。
「いいよ」
少年は頷いた。
それから一ヶ月後。
三人の暗躍によって、事件は彼らの望む通りの終焉を迎えた。
事件解決にあたり、少年は想像をはるかに上回るロクでもない目にあったが、それはダサいことに自業自得としか言いようのないものだった。
何一つ諦めなどつかなかった。それどころか――
狼の指揮の元、少年は、自分の能力が存分に活かされ役に立つ感覚、そしてネットと現実リアルの両方で命を燃やす感覚を味わった。どんなドラッグでも味わえないだろうと思うほどの刺激と興奮は、少年をすっかり虜にしていた。
(もっと遊びたかったな……)
事件解決後、二人との連絡は途絶えた。
お互いきちんとした自己紹介もせず、フリーメールの捨てアカウントでやり取りしていたが、手持ち無沙汰な少年は二人の身元をとっくに特定していた。
会いに行こうか。
だが、会って何をするというのか。
三人で首を突っ込める事件などそうそう転がっていない。
そもそもあの二人は正義感から動いていたわけじゃない。
どうしても会う口実が見つけられないまま、季節が変わり――
「生きてたか」
二人と再会したのは、高校二年の夏の終わり。
少年がバイトしているコンビニに現れた狼は、レジ台に板チョコの赤い箱を置いて、やっぱり楽しげに笑った。
バイト後、近くの公園で落ち合った。
初デートと比べ物にならないほど舞い上がっていた。
冷静を装おうかと思ったが、すぐに無理だと悟った。
「で? で? で? 今度は何!?」
きっと自分は、バカみたいな笑顔で尋ねたに違いない。
眼鏡が顔を顰めたが、その理由を気にもしなかった。
「おもしろいことしないか?」
ああ、あのとき、狼はどんな目をしていただろう。
聞かされたのは、この先十年に渡る壮大なゲームの構想だった。
「何やってんだよ!? 他にいくらでもやりようあんだろ!? ゲームが終わった後だってお前の人生続くんだぞ! 取り返せないものベットしてどうすんだよ!」
携帯が軋むほど強く握って、男は怒鳴りつけた。
だが、依頼主には、何一つ響いていないらしかった。
いつもと変わらない、腹が立つほど落ち着き払った口調で、音が割れるのが不快だから声量を押さえろと言い、そのまま本題を切り出そうとする。
腸が煮えくり返る。
こんな問答をもう何度繰り返しただろう。
声を張り上げても、宥めすかしても、彼は歩みを止めない。
もうこれ以上どうすればいいというのだ。
もどかしくて、やり切れなくて、携帯を叩きつけたくなる。
「あぁぁぁーーーーーーっ! もう! ちょっとは聞けよバカ!」
椅子を立って叫ぶ。
プッ、と通話の切れる音がして、男の堪忍袋の尾も切れる。
力一杯、携帯をリビングのソファに投げつけ、舌打ちする。
今話しても時間の無駄だと判断したのだろうが、この先どれだけ時間を置こうと、タイミングを変えようと、依頼主が方針を変えない限り、こっちだって態度を変えるつもりはない。
「くっそ! どうしろってんだ……」
ドッカとイスに腰を下ろし、タバコに火を点ける。目の前に並ぶモニターを眺めながら、イライラと一本吸い終わったところで、そっと振り返った。
そこには一台、黒い小さなノートパソコンが置いてあった。
昔プライベートで使っていた古いものだが、一年ほど前、去年の夏の終わりから、男が与えた一件のタスクを健気に実行し続けている。
(まだ見つかんねぇか……)
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