5 / 83
5
しおりを挟む
真澄ちゃんの言葉に戸井田はうなずいた。経験者らしい。僕はじっと見つめていると「わかるかな」と僕は独り言をつぶやいた。戸井田と真澄ちゃんは盛り上がっていた。入り込む隙もないくらい。
なぜか恋愛の話で盛り上がっていた。教授が来てようやく終わった。とりあえず、出席票に名前を書く。デジタルでもやっているが、今日はパソコンを使わない。画面に写されたことをメモしていく。戸井田はしっかりと眠そうにメモをしている。
授業が終わると開放感から笑い声が聞こえてくる。弁当を買いに行こうとすると真澄ちゃんに捕まった。真澄ちゃんは今日の髪型はウェーブをつけたものだった。
「あんた、毎回あののろけを聞いているの?」
「毎回ではないけど」
「ウザいとか思わない」
「別に」
はあ、と真澄ちゃんはため息をついた。あきれているのは雰囲気から伝わってくる。それでも僕はなぜあきられているのかわからなかった。真澄ちゃんは「あんた。バカね」としか言わなかった。イライラした気持ちになりながら「話はなに」と尋ねた。
「どうラブは進展した」
「片思いに進展はない」
「進展させなさい。根性よ」
根性と言われても、僕はつぶやいている。正直困っている。
「真澄ちゃんには関係ないでしょ」
「関係あるわよ。あんたをネタにするんだから。作家デビュー」
「印税で食べられるのは一握りだよ。あせくせ働いて、その空いた時間に作家は小説を書いているんだよ」
「わかっているわよ、それくらい。夢みたいじゃない」
「どうぞ。お好きに」
真澄ちゃんを置いてコンビニに行こうとすると、真澄ちゃんは追いかける。真澄ちゃんはキラキラとした目つきで見つめてくる。
「あんた、本の登場人物になりたくない」
「ノーサンキュー」
「あら。いいじゃない。いいかしら」
「いやだ。だって、自分の頭で考えなきゃ、何もできないよ」
「何よ。あんたをヒントにするくらい、いいじゃない」
「ヒントなんてなくても文豪真澄ちゃんなら書けるよ」
なにそれ、バカにしているのと真澄ちゃんは言い出す。バカにしていたのはわかっている様子だ。僕はコンビニに入るとサラダを買って、コンビニ弁当を買う。
「じゃあ。手作りのお弁当を作ってあげようかしら」
「いいよ」
「おっけ」
「ご遠慮いたします」
そう言って僕は駆けだしていた。休み時間がなくなりそうだったから。真澄ちゃんも駆けだしていた。なんとか授業に間に合うと戸井田はニヤニヤと笑っていた。なんとなく理由はわかるので、僕はにらみつけていた。真澄ちゃんはなにやら紙に書いていた。授業のメモではないことは確かだ。真澄ちゃんは書きながら、うーんとうなっていた。僕にはどうするつもりもなかった。
そんなことを考えていた僕に、戸井田は「おまえらできているのか」といきなり言われた。戸惑いを隠せなかった僕は戸井田をにらんだ。
「な、わけない」
真澄ちゃんは後ろで聞いているのになんていうことを聞くんだと僕は思った。正直、真澄ちゃんは僕を狙う理由はただ一つ。ネタというものだ。それ以外考えられない。それを言おうとしたが、教授の視線に気がついて、足だけで答えた。
真澄ちゃんと一緒にご飯を食べることになった。午後の授業は一緒なので、戸井田が気を利かせたらしい。いらない気の利かせた方だと僕は思った。コンビニ弁当を広げて、サラダを用意する。真澄ちゃんは手作り弁当である。女子も集まってきた。
「真澄ちゃん。ご飯一緒に食べようよ」
「拓磨ちゃんとご飯食べるの。ごめんね」
「えっ、最近仲いいね。もしかして付き合っているの」
「それはないから」
はっきりと真澄ちゃんは主張する。僕は呆れながらその会話を聞いていた。真澄ちゃんはご飯を食べながら「さっきの話はどう」と言い出す。戸井田はさわらぬ神にたたりなしということわざが頭にあるのか、一切触れないで静観している。それがまた憎らしい。
「いやだ」
僕はキャベツにドレッシングをかけながら言った。キャベツはまだ冬なのか堅い。キャベツの緑は薄い。敷き詰められた姿だ。コーンが散らしている。それをどうするつもりもなく、かき混ぜていく。
「あら、やっぱりいやなのかしら」
「普通の感覚を持っている人ならばいやだろうが」
強めにいう僕に真澄ちゃんなるほどとつぶやいた。俗っぽい考え方ではないか。リアルから取材して、小説のネタにする。私小説ならばましも、人から許可なく使うなんてもってものほかだと僕は思う。崇高なる信念が必要である。
それが伝わっているのか伝わっていないのかわからないが、真澄ちゃんは形を整えた眉毛が下げた。
「あんた、意外と頑固ね。ちょっとネタにするだけなのに」
それがいやなんだと僕は思っていると戸井田はクスクスと笑い出した。
「もしかして、真澄ちゃんにかまってほしいのかよ」
訳の分からないことを言われた僕はぽかんと戸井田を見た。真澄ちゃんはああと合点がついたのか「そうよ。どうなのよ」と言い出す。真澄ちゃんが性悪ということを僕は忘れていた。
「真澄ちゃんの気を引きたいから、あえて断っている。真澄ちゃんが好きなんだろう」
「絶対に違う。キモイことを言うな。絶対にないからな」
「あら、じゃあなんで断るのよ」
「プライバシーの観点から」
「あやしい」
「あやしい」
と二人に言われた。
「絶対に違うからな」
にらみつけてやると、まだあやしいと戸井田はニヤニヤしながら言っていた。
真澄ちゃんと一緒に学科内のビルの中を歩く。学校は学科により、ビルや建築物が違う。今日はうちの学科のビルに来た。真新しいビルは作りたてである。ラウンジの新品の椅子に座る。そうして授業を終わるまで待っていようとすると、いきなり真澄ちゃんが隣に座る。ぎょっとしている僕に戸井田は笑い出す。正直、僕には予想外の出来事である。実際真澄ちゃんは涼しい顔をしている。
「真澄ちゃん。ここにいるのはなぜ」
「うんというまで付きまとうことにしたの」
わかると真澄ちゃんに問いかけられた。わかりたくないところである。同じ授業を受けていると僕はそのことを忘れた。別々のグループに入り、真澄ちゃんは自分の考えていることを積極的に話していた。会話が主な授業なので、当たり前だ。僕はなるべく真澄ちゃんとは一緒にいないように気をつけていた。授業は夕方に終わるとようやく終わったと思う。
「あんた、カフェテリアに行くわよ」
「コンビニのコーヒーでいい? バイトがあるんだ」
そう僕がいうと、わかったわと真澄ちゃんが言った。戸井田はじゃあなと言った。二人っきりにするつもりなのだろう。それがわかっていてもどうしても、裏切り者と思ってしまう。実際に裏切りに近い。真澄ちゃんと僕は、寒空の下、コーヒー片手にバスを待っていた。
一口ずつ、濃い液体を飲む。香りがあまく、ゆっくりと冷えて緊張した神経が緩む。そうして、飲んでいる。小さなカップには、液体が並々と入っている。真澄ちゃんは静かだった。
「あんた。いいの。思いを秘めているだけで」
「秘めていないけど」
「チッ」
「まあ。真澄ちゃん。恋なんてどこに探しても似たようなものだよ」
「うるさいわね。しかし、相手はどうなんだろうね」
僕は急に夜のことを思い出した。夜の横顔だ。鼻は普通なのに、顔が小さいせいか、すべてが整っているように思えた。
「好きな人のことを思い出すのは、いいわよね」
「実体験から書けば」
「いいわよ。私は。ゲテモノの恋なんて面白くもない」
「僕は面白いと思うよ」
「えっ」
「多分」
「弱気ね」
「真澄ちゃんは自分に自信がないんだね。不思議だ」
「開き直りに近いかしら、自信なんてそう簡単につくものでもないし。小学生にはお化けと言われて逃げられるのよ」
真澄ちゃんは笑った。僕は笑った。事実なのか、わからないけれど、面白かったからだ。駅に向かう学バスが来た。赤いバスだ。並んでいる人は今日はあまりいなかった。僕は真澄ちゃんを見た。
「僕の恋なんてつまらないよ」
「そうね。本人がそういうならば、そう。でも第三者だから面白いってあるわよ」
僕は真澄ちゃんの手を振った。真澄ちゃんはバスが行くまでじっと僕を見つめていた。僕は席に座り、バスが発車するときに手を振る。コーヒーは飲んで、窓の風景を見ていた。バイト先のことをもう考えていた。
パン屋のバイトだ。女の子が多い中、パンを製造するバイトだ。本当は接客業だったが、製造業を手伝っていたら、こうなってしまった。パンを焼く。熱いし、ためらい傷はつく。それでも果敢に立ち向かう。鈴さん(りんさん)とい女性がいる。鈴本(すずもと)美知(みち)という名前で美知さんと最初は呼ぶが「鈴でいいよ」とおおらかにいう。おおらかな性格ではないが、こういうときおおらかである。
鈴さんが僕に怒鳴っている。ぼうっとしていたからだ。調理場は人の口に入るものを作るからぼうっとしたらやたら目立つ上、危険だ。だから、僕は怒鳴られて頭を下げた。
「あんた、しっかりしなさいよ。あんたのゴタゴタなんてお客様には関係ないのよ。お客様の口に入るものなのよ。わかる。その意味」
鈴さんに怒れ、僕はすみませんと言った。それくらい落ち込んだ。なぜかは自分がよくわかっている。
仕事をなめている自分がいたこともまた恥ずかしく、当たり前のことで怒られた事実もまた恥ずかしく感じるからだ。
なぜか恋愛の話で盛り上がっていた。教授が来てようやく終わった。とりあえず、出席票に名前を書く。デジタルでもやっているが、今日はパソコンを使わない。画面に写されたことをメモしていく。戸井田はしっかりと眠そうにメモをしている。
授業が終わると開放感から笑い声が聞こえてくる。弁当を買いに行こうとすると真澄ちゃんに捕まった。真澄ちゃんは今日の髪型はウェーブをつけたものだった。
「あんた、毎回あののろけを聞いているの?」
「毎回ではないけど」
「ウザいとか思わない」
「別に」
はあ、と真澄ちゃんはため息をついた。あきれているのは雰囲気から伝わってくる。それでも僕はなぜあきられているのかわからなかった。真澄ちゃんは「あんた。バカね」としか言わなかった。イライラした気持ちになりながら「話はなに」と尋ねた。
「どうラブは進展した」
「片思いに進展はない」
「進展させなさい。根性よ」
根性と言われても、僕はつぶやいている。正直困っている。
「真澄ちゃんには関係ないでしょ」
「関係あるわよ。あんたをネタにするんだから。作家デビュー」
「印税で食べられるのは一握りだよ。あせくせ働いて、その空いた時間に作家は小説を書いているんだよ」
「わかっているわよ、それくらい。夢みたいじゃない」
「どうぞ。お好きに」
真澄ちゃんを置いてコンビニに行こうとすると、真澄ちゃんは追いかける。真澄ちゃんはキラキラとした目つきで見つめてくる。
「あんた、本の登場人物になりたくない」
「ノーサンキュー」
「あら。いいじゃない。いいかしら」
「いやだ。だって、自分の頭で考えなきゃ、何もできないよ」
「何よ。あんたをヒントにするくらい、いいじゃない」
「ヒントなんてなくても文豪真澄ちゃんなら書けるよ」
なにそれ、バカにしているのと真澄ちゃんは言い出す。バカにしていたのはわかっている様子だ。僕はコンビニに入るとサラダを買って、コンビニ弁当を買う。
「じゃあ。手作りのお弁当を作ってあげようかしら」
「いいよ」
「おっけ」
「ご遠慮いたします」
そう言って僕は駆けだしていた。休み時間がなくなりそうだったから。真澄ちゃんも駆けだしていた。なんとか授業に間に合うと戸井田はニヤニヤと笑っていた。なんとなく理由はわかるので、僕はにらみつけていた。真澄ちゃんはなにやら紙に書いていた。授業のメモではないことは確かだ。真澄ちゃんは書きながら、うーんとうなっていた。僕にはどうするつもりもなかった。
そんなことを考えていた僕に、戸井田は「おまえらできているのか」といきなり言われた。戸惑いを隠せなかった僕は戸井田をにらんだ。
「な、わけない」
真澄ちゃんは後ろで聞いているのになんていうことを聞くんだと僕は思った。正直、真澄ちゃんは僕を狙う理由はただ一つ。ネタというものだ。それ以外考えられない。それを言おうとしたが、教授の視線に気がついて、足だけで答えた。
真澄ちゃんと一緒にご飯を食べることになった。午後の授業は一緒なので、戸井田が気を利かせたらしい。いらない気の利かせた方だと僕は思った。コンビニ弁当を広げて、サラダを用意する。真澄ちゃんは手作り弁当である。女子も集まってきた。
「真澄ちゃん。ご飯一緒に食べようよ」
「拓磨ちゃんとご飯食べるの。ごめんね」
「えっ、最近仲いいね。もしかして付き合っているの」
「それはないから」
はっきりと真澄ちゃんは主張する。僕は呆れながらその会話を聞いていた。真澄ちゃんはご飯を食べながら「さっきの話はどう」と言い出す。戸井田はさわらぬ神にたたりなしということわざが頭にあるのか、一切触れないで静観している。それがまた憎らしい。
「いやだ」
僕はキャベツにドレッシングをかけながら言った。キャベツはまだ冬なのか堅い。キャベツの緑は薄い。敷き詰められた姿だ。コーンが散らしている。それをどうするつもりもなく、かき混ぜていく。
「あら、やっぱりいやなのかしら」
「普通の感覚を持っている人ならばいやだろうが」
強めにいう僕に真澄ちゃんなるほどとつぶやいた。俗っぽい考え方ではないか。リアルから取材して、小説のネタにする。私小説ならばましも、人から許可なく使うなんてもってものほかだと僕は思う。崇高なる信念が必要である。
それが伝わっているのか伝わっていないのかわからないが、真澄ちゃんは形を整えた眉毛が下げた。
「あんた、意外と頑固ね。ちょっとネタにするだけなのに」
それがいやなんだと僕は思っていると戸井田はクスクスと笑い出した。
「もしかして、真澄ちゃんにかまってほしいのかよ」
訳の分からないことを言われた僕はぽかんと戸井田を見た。真澄ちゃんはああと合点がついたのか「そうよ。どうなのよ」と言い出す。真澄ちゃんが性悪ということを僕は忘れていた。
「真澄ちゃんの気を引きたいから、あえて断っている。真澄ちゃんが好きなんだろう」
「絶対に違う。キモイことを言うな。絶対にないからな」
「あら、じゃあなんで断るのよ」
「プライバシーの観点から」
「あやしい」
「あやしい」
と二人に言われた。
「絶対に違うからな」
にらみつけてやると、まだあやしいと戸井田はニヤニヤしながら言っていた。
真澄ちゃんと一緒に学科内のビルの中を歩く。学校は学科により、ビルや建築物が違う。今日はうちの学科のビルに来た。真新しいビルは作りたてである。ラウンジの新品の椅子に座る。そうして授業を終わるまで待っていようとすると、いきなり真澄ちゃんが隣に座る。ぎょっとしている僕に戸井田は笑い出す。正直、僕には予想外の出来事である。実際真澄ちゃんは涼しい顔をしている。
「真澄ちゃん。ここにいるのはなぜ」
「うんというまで付きまとうことにしたの」
わかると真澄ちゃんに問いかけられた。わかりたくないところである。同じ授業を受けていると僕はそのことを忘れた。別々のグループに入り、真澄ちゃんは自分の考えていることを積極的に話していた。会話が主な授業なので、当たり前だ。僕はなるべく真澄ちゃんとは一緒にいないように気をつけていた。授業は夕方に終わるとようやく終わったと思う。
「あんた、カフェテリアに行くわよ」
「コンビニのコーヒーでいい? バイトがあるんだ」
そう僕がいうと、わかったわと真澄ちゃんが言った。戸井田はじゃあなと言った。二人っきりにするつもりなのだろう。それがわかっていてもどうしても、裏切り者と思ってしまう。実際に裏切りに近い。真澄ちゃんと僕は、寒空の下、コーヒー片手にバスを待っていた。
一口ずつ、濃い液体を飲む。香りがあまく、ゆっくりと冷えて緊張した神経が緩む。そうして、飲んでいる。小さなカップには、液体が並々と入っている。真澄ちゃんは静かだった。
「あんた。いいの。思いを秘めているだけで」
「秘めていないけど」
「チッ」
「まあ。真澄ちゃん。恋なんてどこに探しても似たようなものだよ」
「うるさいわね。しかし、相手はどうなんだろうね」
僕は急に夜のことを思い出した。夜の横顔だ。鼻は普通なのに、顔が小さいせいか、すべてが整っているように思えた。
「好きな人のことを思い出すのは、いいわよね」
「実体験から書けば」
「いいわよ。私は。ゲテモノの恋なんて面白くもない」
「僕は面白いと思うよ」
「えっ」
「多分」
「弱気ね」
「真澄ちゃんは自分に自信がないんだね。不思議だ」
「開き直りに近いかしら、自信なんてそう簡単につくものでもないし。小学生にはお化けと言われて逃げられるのよ」
真澄ちゃんは笑った。僕は笑った。事実なのか、わからないけれど、面白かったからだ。駅に向かう学バスが来た。赤いバスだ。並んでいる人は今日はあまりいなかった。僕は真澄ちゃんを見た。
「僕の恋なんてつまらないよ」
「そうね。本人がそういうならば、そう。でも第三者だから面白いってあるわよ」
僕は真澄ちゃんの手を振った。真澄ちゃんはバスが行くまでじっと僕を見つめていた。僕は席に座り、バスが発車するときに手を振る。コーヒーは飲んで、窓の風景を見ていた。バイト先のことをもう考えていた。
パン屋のバイトだ。女の子が多い中、パンを製造するバイトだ。本当は接客業だったが、製造業を手伝っていたら、こうなってしまった。パンを焼く。熱いし、ためらい傷はつく。それでも果敢に立ち向かう。鈴さん(りんさん)とい女性がいる。鈴本(すずもと)美知(みち)という名前で美知さんと最初は呼ぶが「鈴でいいよ」とおおらかにいう。おおらかな性格ではないが、こういうときおおらかである。
鈴さんが僕に怒鳴っている。ぼうっとしていたからだ。調理場は人の口に入るものを作るからぼうっとしたらやたら目立つ上、危険だ。だから、僕は怒鳴られて頭を下げた。
「あんた、しっかりしなさいよ。あんたのゴタゴタなんてお客様には関係ないのよ。お客様の口に入るものなのよ。わかる。その意味」
鈴さんに怒れ、僕はすみませんと言った。それくらい落ち込んだ。なぜかは自分がよくわかっている。
仕事をなめている自分がいたこともまた恥ずかしく、当たり前のことで怒られた事実もまた恥ずかしく感じるからだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる