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街はまだ寒かった。春先ということもある。街の明かりが夜を照らして、明るい。昔田舎に泊まりに行ったことを思い出す。辺りが真っ暗でなにも見えない。真っ暗に塗りつぶされた窓を見て、妖怪とか妖怪を信じていた人に対して思いを馳せていた。
そんなことを考えていた。
人々は目的を持つ動きで街の中を歩く。酔っ払っている人や友だちと遊んで笑い合っている人、彼氏彼女と肩を寄せ合う。それが羨ましいとは思わない。ある本で言った。態度に表すのか表さないのか、それで人間の個性が出る。
姉の本棚にあった本だ。繊細な文書でまるでその場いるような気持ちになったのは確かだ。そんなことを思い出す。
姉というと、やっぱり悪いことをしたと思う。大学を行かないでパン職人になるなんてよく言えたものだが、あのときも今もなりたいと思う。中途半端な気持ちの僕を見抜かれたのは確かだ。
「どうしようかな」
そんな言葉が僕にはもれていた。決めるのは僕だ。決めたあとの責任も僕だ。だから、この先の決断が、怖い。動いたら繊細な絡まった糸がほどけていくような気がした。
「なに考えているんだ」
夜が不審そうな顔をして問いかけるので、僕は微笑んでいた。それで夜は「余裕だね」と言われた。
「頭の中、空っぽにしろよ」
「なんで」
「いいからさ」
「わかった」
ニッと笑う夜がいた。夜の顔は美しいのだ。なんいうか、整っているのがわかる。一つ一つのパーツが繊細な手つきの職人に作られたように、左右対称に作られたものだと思う。そんな惚れ惚れしている僕を夜は気がついていないのか、なんだよと言った。
「きれいだなと思って」
「素面で言うなよ」
呆れた顔をした夜がいた。僕は納得できずに、きれいだよと再び言う。周りは僕達を気にせず話している。夜はジャケットに手を入れたまま、ムスッとしたまま歩く。
「おまえはわかっていない」
「なんで、なにが」
「俺は女じゃない」
それもそうだなと思うが、恥ずかしいの? と僕が問いかけていた。そんな僕に夜は目を見開いた。
「あっ、ゴメン」と僕は一応謝る。
「ゴメンってあまり実感ないだろう。女に言われてみろよ、悲惨な気持ちになるぞ」
うらめしそうな夜の目があったから僕は笑った。なぜか想像できる。夜の目のまえには女の子がいて、キラキラした目できれいという。がっくりと肩を落とした夜が。
「笑うなよ」
夜が怒ったように言った。彼の長い脚が前と進む。風を切るように早足になる。それを僕は追いかけていた。
「なんだよ」と僕。
鬱陶しいものを見るような夜がいた。
「悪かった」
ビル街では強風が吹いていた。ビルの明かりの下、僕はそれを見上げた。
「まったくさ。わかんねー」
「なにが」
「おれはきれいじゃない、かっこいいだ」
ロッカーじゃないのかと言ったら、さあな、と夜は答えていた。ロックじゃないのかと改めて思った。
僕は目的の場所についた。ライブ会場は地下室にあって階段を降りる。暗がりで蛍光灯がついている光に照らされた壁にはステッカーやらポスターやらが貼り付けられている。たまにサインのようなものも書かれている。
整然というより混沌としている。タバコ、最近では国際的な行事のために禁煙が叫ばれているが、そこには確かにタバコのヤニ臭さがある。
「行くぞ。チケットはここ」
スマホを取り出した夜はニヤリとした。そんな夜が頼りになるのだ。今日だけでもそう見える。酒を出すところはない。
ただステージが広がる。観客とステージは近い。まるで手が伸びそうになる。それくらいに近い。前座はないが対バン形式らしい。女の子や男性もいる。ピアスが暗がりの中、キラリと反射する。ワクワクとした熱気が部屋に広がっている。皆、楽しいのかおしゃべりがヒートアップしているのか、囁きよりざわめきが聞こえる。
「今日はどんなバンド?」
「若手だ」
俺の後輩だ、と夜が言った。ふうんと言った。夜はしばらく黙っていた。夜の顔は彫刻のように滑らかなはだをして、目はビー玉を入れたみたいにキラキラしている。
「好きなの?」
「悪くない」
趣味が合うかなと僕が考えていた。そんな僕を夜はニヤリと笑った。
「今、不安?」
「不安だよ」
だろうな、と言われたから僕は呆れた。わかっているなら連れてくるなよと思う。立ちながら、すでに並んでいる人達の後ろに立つ。人の体温が熱い、さっきまでの冷えていた体が温まるようだ。しっとりと汗ばんでいる。
スタッフが注意事項を告げる。吹き出すところもあって、笑っている人達もいる。そうして、始まった。
メンバーが楽器を持ち上げる。そうして、チューニングをする。背中を見せているギターとベース、前を向いているドラムが視線を合わせる。
「よろしく、今日はいいライブにしましょう」
これからライブが始まるのに気だるい声でボーカルが言った。スリーピースバンドらしい。音が弾ける。
ギターリフから始まる。特徴的なメロディーだ。それなのにどこか懐かしい。懐かしいのに、ノレル。楽器に慣れているというか、演奏がうまい。周りはリズムを取る。
歓声が上がる。フーだったり、イエイだったり、それに圧倒される僕に夜が手を繋ぐ。素面である。
「大丈夫」
僕はうなずく。そうして、体にリズムを取る。空気にボーカルの声がマイク越しに響く。部屋に反射するように、狭い箱の壁にぶつかる。そうして体にも。それが耳や体に心地よい。
ベースの音やドラムの音が体の奥に響いていた。
「どうだった?」
「楽しかった」
非日常のような空間、いつもより笑っている僕がいた。笑っていたら、楽しい。笑うから楽しい、楽しいから笑うのかと考えていた。
「ありがとう」
いきなり僕が言った。なぜか、言いたかったから。
夜は照れることなく、目を細めていた。そうして、笑っている。それがちょっとだけ嬉しいような気がした。
「まあ、楽しんでくれただけでいいよ」
ジャケットのポケットに手を入れたまま、しばらく黙っていた。夜の顔はちょっとだけはにかんだ。
「やっぱり嬉しい」
僕はそんなことで喜んでいたあと。だけど、それ以上のことをしたいと考えていた。それは自然のことなのかわからない。ただ、本能に従っているだけ。
夜の目を見つめる。夜の目はギラギラと輝いているように見える。僕も同じだろう。同じだからこそ、手が自然とつながり、暗がりに向かう。
「待てよ」
「待てない」
そんな会話もせず、僕は夜の背中を追う。夜の手は冷えていた。僕の唇はカサカサだと気がついた。急にそんなことが気になる。そうして、夜は公園に行く。
公園の暗がりでキスをして「行くか」と言われた。どこに問いかける前に「ダメだ。人の目があるから」と言った。
「ケチ」
夜の手が僕の輪郭をなぞる。冷たい頬だとようやく知る。そんな僕に夜は「俺のことを気にしているの?」と問いかけられた。そんな僕はうなずいた。
だって嫌だろうと言われた。
「別にこの業界、不思議でもない。たまにいるんだよ」
映画になったアーティストの名前を挙げていく。そんなことを言われても困る。
「海外と日本では違うから」
「違わない」と言ったらとそんな夜が僕には頼もしく感じる。
「寒いから、帰ろう」
あっと言われた。夜に。
「怖い?」
僕の顔に熱が集まるようだった。そんな僕の反応を楽しんでいる夜がいた。僕は涙目になりながら消え入りそうな声で「そうだよ」と答えていた。
「えっ」
流石に夜も驚いたようだ。僕には屈辱的なことに思えた。そんな僕に対してとたんに夜の機嫌がよくなる。そんな夜に僕はジロリと恨めしそうに見つめる。
「いや、悪い」
悪いとは思っていない。と言いそうになる僕の唇をふさぐ。柔らかい感触。そうして、夜の目が僕に注がれる。背筋に緊張が走る。そうして、僕は目を閉じていた。
気持ちいいのかよくわからない。そんな気持ちなのに、感じている僕がいる。これからくる感触を確かめるように、じっと待つ。薄く唇を開ける。舌が遠慮がちに入っていく。
舌を追いかける。柔らかい感触に歯茎がくすぐったい。それなのにドキドキとした。夜の味がしている。
夜も僕の味を、知っているのだろうか。キス、まるで食べられてしまうと気がついた。顔を真っ赤にしている僕と夜がいた。
「やる?」
「だから、人の目」
と言っている僕がいた。
夜はふてくされている。結局僕を送り届け、家に帰るとらしいが、寒いからここにいさせてと言われた。
「なにもしない」
「しない」
同意もないのにすらなんてできるかと夜が言う。トイレで抜くと言われてなんとも言えない気持ちになった。
暖房をつける。暖かい、乾燥した風が吹いている。そんな中、飲め物を飲んでいる。コーヒーでもいいが、目が覚めてしまうのだと気がついて白湯にする。
「夜」
「拓磨か。なんだよ」
人の家にあがってこんなことをいうのだから、厚かましい奴だと僕は考えた。
「寒くない」
「じゃあ、抱きしめるなりなんなりしろ」
「恥ずかしいからいやだ」
そんな会話をしていた。
そんなことを考えていた。
人々は目的を持つ動きで街の中を歩く。酔っ払っている人や友だちと遊んで笑い合っている人、彼氏彼女と肩を寄せ合う。それが羨ましいとは思わない。ある本で言った。態度に表すのか表さないのか、それで人間の個性が出る。
姉の本棚にあった本だ。繊細な文書でまるでその場いるような気持ちになったのは確かだ。そんなことを思い出す。
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「どうしようかな」
そんな言葉が僕にはもれていた。決めるのは僕だ。決めたあとの責任も僕だ。だから、この先の決断が、怖い。動いたら繊細な絡まった糸がほどけていくような気がした。
「なに考えているんだ」
夜が不審そうな顔をして問いかけるので、僕は微笑んでいた。それで夜は「余裕だね」と言われた。
「頭の中、空っぽにしろよ」
「なんで」
「いいからさ」
「わかった」
ニッと笑う夜がいた。夜の顔は美しいのだ。なんいうか、整っているのがわかる。一つ一つのパーツが繊細な手つきの職人に作られたように、左右対称に作られたものだと思う。そんな惚れ惚れしている僕を夜は気がついていないのか、なんだよと言った。
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「おまえはわかっていない」
「なんで、なにが」
「俺は女じゃない」
それもそうだなと思うが、恥ずかしいの? と僕が問いかけていた。そんな僕に夜は目を見開いた。
「あっ、ゴメン」と僕は一応謝る。
「ゴメンってあまり実感ないだろう。女に言われてみろよ、悲惨な気持ちになるぞ」
うらめしそうな夜の目があったから僕は笑った。なぜか想像できる。夜の目のまえには女の子がいて、キラキラした目できれいという。がっくりと肩を落とした夜が。
「笑うなよ」
夜が怒ったように言った。彼の長い脚が前と進む。風を切るように早足になる。それを僕は追いかけていた。
「なんだよ」と僕。
鬱陶しいものを見るような夜がいた。
「悪かった」
ビル街では強風が吹いていた。ビルの明かりの下、僕はそれを見上げた。
「まったくさ。わかんねー」
「なにが」
「おれはきれいじゃない、かっこいいだ」
ロッカーじゃないのかと言ったら、さあな、と夜は答えていた。ロックじゃないのかと改めて思った。
僕は目的の場所についた。ライブ会場は地下室にあって階段を降りる。暗がりで蛍光灯がついている光に照らされた壁にはステッカーやらポスターやらが貼り付けられている。たまにサインのようなものも書かれている。
整然というより混沌としている。タバコ、最近では国際的な行事のために禁煙が叫ばれているが、そこには確かにタバコのヤニ臭さがある。
「行くぞ。チケットはここ」
スマホを取り出した夜はニヤリとした。そんな夜が頼りになるのだ。今日だけでもそう見える。酒を出すところはない。
ただステージが広がる。観客とステージは近い。まるで手が伸びそうになる。それくらいに近い。前座はないが対バン形式らしい。女の子や男性もいる。ピアスが暗がりの中、キラリと反射する。ワクワクとした熱気が部屋に広がっている。皆、楽しいのかおしゃべりがヒートアップしているのか、囁きよりざわめきが聞こえる。
「今日はどんなバンド?」
「若手だ」
俺の後輩だ、と夜が言った。ふうんと言った。夜はしばらく黙っていた。夜の顔は彫刻のように滑らかなはだをして、目はビー玉を入れたみたいにキラキラしている。
「好きなの?」
「悪くない」
趣味が合うかなと僕が考えていた。そんな僕を夜はニヤリと笑った。
「今、不安?」
「不安だよ」
だろうな、と言われたから僕は呆れた。わかっているなら連れてくるなよと思う。立ちながら、すでに並んでいる人達の後ろに立つ。人の体温が熱い、さっきまでの冷えていた体が温まるようだ。しっとりと汗ばんでいる。
スタッフが注意事項を告げる。吹き出すところもあって、笑っている人達もいる。そうして、始まった。
メンバーが楽器を持ち上げる。そうして、チューニングをする。背中を見せているギターとベース、前を向いているドラムが視線を合わせる。
「よろしく、今日はいいライブにしましょう」
これからライブが始まるのに気だるい声でボーカルが言った。スリーピースバンドらしい。音が弾ける。
ギターリフから始まる。特徴的なメロディーだ。それなのにどこか懐かしい。懐かしいのに、ノレル。楽器に慣れているというか、演奏がうまい。周りはリズムを取る。
歓声が上がる。フーだったり、イエイだったり、それに圧倒される僕に夜が手を繋ぐ。素面である。
「大丈夫」
僕はうなずく。そうして、体にリズムを取る。空気にボーカルの声がマイク越しに響く。部屋に反射するように、狭い箱の壁にぶつかる。そうして体にも。それが耳や体に心地よい。
ベースの音やドラムの音が体の奥に響いていた。
「どうだった?」
「楽しかった」
非日常のような空間、いつもより笑っている僕がいた。笑っていたら、楽しい。笑うから楽しい、楽しいから笑うのかと考えていた。
「ありがとう」
いきなり僕が言った。なぜか、言いたかったから。
夜は照れることなく、目を細めていた。そうして、笑っている。それがちょっとだけ嬉しいような気がした。
「まあ、楽しんでくれただけでいいよ」
ジャケットのポケットに手を入れたまま、しばらく黙っていた。夜の顔はちょっとだけはにかんだ。
「やっぱり嬉しい」
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「待てよ」
「待てない」
そんな会話もせず、僕は夜の背中を追う。夜の手は冷えていた。僕の唇はカサカサだと気がついた。急にそんなことが気になる。そうして、夜は公園に行く。
公園の暗がりでキスをして「行くか」と言われた。どこに問いかける前に「ダメだ。人の目があるから」と言った。
「ケチ」
夜の手が僕の輪郭をなぞる。冷たい頬だとようやく知る。そんな僕に夜は「俺のことを気にしているの?」と問いかけられた。そんな僕はうなずいた。
だって嫌だろうと言われた。
「別にこの業界、不思議でもない。たまにいるんだよ」
映画になったアーティストの名前を挙げていく。そんなことを言われても困る。
「海外と日本では違うから」
「違わない」と言ったらとそんな夜が僕には頼もしく感じる。
「寒いから、帰ろう」
あっと言われた。夜に。
「怖い?」
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「えっ」
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「いや、悪い」
悪いとは思っていない。と言いそうになる僕の唇をふさぐ。柔らかい感触。そうして、夜の目が僕に注がれる。背筋に緊張が走る。そうして、僕は目を閉じていた。
気持ちいいのかよくわからない。そんな気持ちなのに、感じている僕がいる。これからくる感触を確かめるように、じっと待つ。薄く唇を開ける。舌が遠慮がちに入っていく。
舌を追いかける。柔らかい感触に歯茎がくすぐったい。それなのにドキドキとした。夜の味がしている。
夜も僕の味を、知っているのだろうか。キス、まるで食べられてしまうと気がついた。顔を真っ赤にしている僕と夜がいた。
「やる?」
「だから、人の目」
と言っている僕がいた。
夜はふてくされている。結局僕を送り届け、家に帰るとらしいが、寒いからここにいさせてと言われた。
「なにもしない」
「しない」
同意もないのにすらなんてできるかと夜が言う。トイレで抜くと言われてなんとも言えない気持ちになった。
暖房をつける。暖かい、乾燥した風が吹いている。そんな中、飲め物を飲んでいる。コーヒーでもいいが、目が覚めてしまうのだと気がついて白湯にする。
「夜」
「拓磨か。なんだよ」
人の家にあがってこんなことをいうのだから、厚かましい奴だと僕は考えた。
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