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この人暑苦しいわ
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「マティアス!!お前抜け駆けすんじゃねーぞ!?」
つかつかと近寄って来たエドワードは、まず床に跪いているマティアスに噛み付いた。
マティアスが、ミステリアスだが人を小馬鹿にしたような笑みを浮かべる。
「失礼な人ですね……これは抜け駆けとは言いません。正当に求婚しているだけです」
「屁理屈こねるんじゃねぇよ!!それを抜け駆けって言うんだろ!!」
「まったくうるさい人だ……。ほら、ブリジット殿が怯えていらっしゃる……」
「なっ!!待て、別に俺は怖がらせようなんて……っ!!」
突然こちらに振られて、ブリジットはまた一歩後ずさった。
とりあえず、薔薇の騎士団長エドワードはすごくうるさい。
そして暑苦しい。
マティアスと真逆で、語尾はだいたい「!!」だし。
別に怯えてはいないが、2人の夫婦漫才のような迫力にちょっと引いていた。
そういえば、前世の日本ではこのコンビは腐女子向けに人気だったなと思い出す。
そしてエドワードは、床に土下座して言った。
「ブリジット!!愛してるんだ!!俺と結婚してくれ!!」
え…………、色々無理です…………。
つかつかと近寄って来たエドワードは、まず床に跪いているマティアスに噛み付いた。
マティアスが、ミステリアスだが人を小馬鹿にしたような笑みを浮かべる。
「失礼な人ですね……これは抜け駆けとは言いません。正当に求婚しているだけです」
「屁理屈こねるんじゃねぇよ!!それを抜け駆けって言うんだろ!!」
「まったくうるさい人だ……。ほら、ブリジット殿が怯えていらっしゃる……」
「なっ!!待て、別に俺は怖がらせようなんて……っ!!」
突然こちらに振られて、ブリジットはまた一歩後ずさった。
とりあえず、薔薇の騎士団長エドワードはすごくうるさい。
そして暑苦しい。
マティアスと真逆で、語尾はだいたい「!!」だし。
別に怯えてはいないが、2人の夫婦漫才のような迫力にちょっと引いていた。
そういえば、前世の日本ではこのコンビは腐女子向けに人気だったなと思い出す。
そしてエドワードは、床に土下座して言った。
「ブリジット!!愛してるんだ!!俺と結婚してくれ!!」
え…………、色々無理です…………。
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