オメガの戦士はアルファに囚われる~ギリシャ神話オメガバース~

壱度木里乃(イッチー☆ドッキリーノ)

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12:ペガサスの懇願とツガイとしての求愛と※

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 そのわずかな戸惑いも理性も。またすぐに掻き消される。ズレた下穿きの中、ぐちゅぐちゅと弄られながら、指の腹で乳首を擦られて、引っ張られて。

 「アァーッ!!」

 とのけぞった。腹まで反り返った芯をもどかしげに、ぷるぷると震わせて。大きな手に下穿きが引き下ろされる気配に、自分からも脚を動かして―――脱いだ。

 「アトラスッ、アトラスぅぅ!!」

 とねだる。早く欲しい。欲しくてたまらない。そこに、挿れて欲しい。

 「オレが欲しいのか? テセウス」

 「ん・・・ん・・・」

 コクコクと頷いた途端、ドサッ・・・と。ようやく床に押し倒されて、恥じらいもなく脚を開く。のしかかってきた相手に、乳輪を大きく舐め回されて。舌先でレロレロと叩くようにして転がされて。

 「アァッ、ンッ、ンッ・・・アァンッ・・・はぁぁっ・・・」

 堪えることなく喘ぐ。気持ちよくてたまらない。もっと、してと。ねだるように、訴えるように。銀の髪に指を絡ませると。すぐさま、ぷっくりと。指の先ほどに膨らんだ乳首が歯で噛まれ、引っ張られた。

 「ンンーーッ!!」

 たまらない。いい。執拗なまでに吸われて。噛まれて。嬲られて。よがる。

 「アッ、ァッ、アァッ・・・ンッ、ンッ・・・アァンッ・・・」

 そのまま同時に。感度と硬度を確かめるように握られて、上下に扱かれた。

 「ハァアァーーッ!!」

 ビクビクと震えを走らせた身体に、

 「欲しいか? テセウス、オレが欲しいか?」

 とアトラスに尋ねられ、

 「欲し・・・・・・アァーッ!!」

 答え終わるよりも早くに、舌が這う。下から上に何度も何度も。ポタポタとはしたなく愛液をこぼす芯に、舐めるのが当然だとばかりに。

 「ゥゥンンッ!! ゥゥンンッ!!」
 
 深く含まれて、ぢゅぅうぅ・・・と強く吸われて。

 「ンンーーーッ!!」

 すぐさま、猛烈な射精欲求が襲いかかって来た。

 「も、も、イクぅ・・・アト・・・ラスぅぅ・・・も、あっ、ぁっ、あっ・・・」

 ガクガクと脚を震わせ、その高みへと一気に上りつめる。それなのに――ふいっとアトラスが顔を上げた。

 「ぁっ・・・」

 突き放された性が相手の唾液を滴らせながら、ぷるんと。勢いよく腹まで戻った。

 「はぁぁーー・・・あぁぁーーっ・・・やぁっ・・・あぁぁっ・・・ふっ・・・」

 切ない声を漏らしながら、ハァハァハァと。浅い呼吸を繰り返して、行方を失った、うねるような快感の波を必死に乗り越える。小さくブルブルと身悶えて。なぜ? なぜ、やめたんだと? と瞳で問いかけた。

 「テセウス、オレにどうして欲しい?」

 「アト・・・ラス・・・」

 「舐めて欲しいのか? 挿れて欲しいのか? ん?」

 そんなことをどうして、こんな状態にまでしておいて聞くのか。わかっているくせに。言葉にする必要なんてないのに。

 「アト・・・ラス・・・はや・・・く・・・」

 どちらでもいいから、やめないで。早く、愛して。もっと、して。して欲しくて、欲しくてたまらない。愛して――両手を伸ばす。

 「あぁ、オレもだ・・・オレも早く愛し合いたい」

 愛しげに瞳を細めながらも、満足げにそう告げながらも。スッと身を起こしたアトラスが、首の後ろへと手を回した。

 「お前と・・・存分にな。そのためには・・・・・・」

 シュルリと。アトラスが首に巻いていた貞操帯ティーチェスタトルベを自ら解いた。
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