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雨の中の白き花
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さて生物室のドンのウーパールーパーのウパ丸にエサをやって帰りますか。
ちなみに瞬は白墨先生と恋バナ中だ。ざまぁ
みろ。いちゃついた罰だ。
生物は見てて癒される。
見てよし、触ってよしだし最後。ウーパールーパーはもう至福の生き物だわー。
ドンにエサやってやって観察していたら日が暮れていた。天気予報は晴れだったのに雨が降っている。折り畳み傘を持っていてよかった。
ここの治安は案外良くないので早々に帰りたいところ。だがそういう時に限ってトラブルが起きる。
「なぁ、嬢ちゃん俺らと遊ぼうぜ。」
「楽しいぜー、なんでも俺たちが奢ってやるからよ」
「傘もないんだったら泊まってけよー」
テンプレみたいなチンピラよくいるものだ。雨の日までナンパご苦労様だな。主人公キャラなら誰構わずに助けに入る、が、俺は知ってる人間くらいしか助けられない。見知らぬ人がナンパされようが知ったこっちゃない。それこそ助けた人もナンパする人に見えちゃうか。
「お断りします」
ん?あーあの人確か寧蒙さんだっけ?品行方正、成績優秀、運動神経抜群で学校一美人で有名な。俺とは真反対の人間だなぁ…ハハ、泣きそう。けど、なんでこんな暗い時間にいるんだ?
「そー言わずにさぁ」
と言って男は寧蒙の手を引く。
「やめてください!」
そう寧蒙が叫んでも男は手を引っ張り、他の男も誘導する様に付き従う。あら、目があっちゃった⭐︎というわけで強制イベントですか。それに、
「寧蒙って響き昔どっかで聞いたことあるな、その前に奴らを追い払うか」
と、寧蒙の方へと向かう。
「あのーすみません、彼女私の学校の生徒でして、手を引いていただけませんかね?面倒事は嫌いなんですよ」
「あ?お前には関係ねーよ」
「帰って寝てろよw」
はぁため息が出る。面倒くさい。
「だからね、手を出すのをやめてくださいって言ってるんです。言葉の意味理解出来ますか?あなたたちみたいなチンピラに手を出されているクラスメイトを見過ごすと寝付きが悪くなるんですよ。」
「はぁうるさいガキだな。おい少し眠らせておけ」
「あいよ」
と俺に向かって思いっきり殴ってきた。彼らはヘラヘラしている
が
吹っ飛んだのは俺の頭ではなく、チンピラだった
「ああああああああいたいいいいいいいい!てめえええええ!」
「このガキ…!なにしやがった⁈」
「護身術を小さい頃なんかの小説の影響でやってたもんで、ちょいと脇を蹴っただけだ。高校生に負けるって貧弱だなぁ」
「クソガキが…!」
と言って複数で殴ってきた。
「はぁ、もっと穏便に終わりたいものなんだけどなぁ。面倒くさいな」
と,さくっとチンピラAの顎を蹴る。チンピラAはフラフラすその場に倒れ込んでしまった。これでチンピラは脳震盪で動けなくなるだろう。そして俺はチンピラAをチンピラの仲間供の方に蹴り飛ばした。あっ、今の蹴りでチンピラAのどっかの骨逝ったな。なんかやべー感触したわ。まぁいいか。
「面倒くさいから終わりにしないか?俺はもう疲れた。久しぶりに体を動かしたからな。けど、これ以上やり合うっつんだったら容赦はしねえぞ?」
「わかった!わかったからもうお前にも、その女にも手は出さないから!だから近づいてくるなあああああああああああああああっばばばばばばあああああああ!」
とチンピラどもは何人かは逃げ出し、何人かはその場で気絶した。ちょっと俺もビビった。此処まで怖がる必要ある?相手がチンピラでクズとは言え今の反応ちょっと精神的に辛いものがあったぞ?兎に角、
「寧蒙さんだっけ、ここはめんどくさそうだから移動するぞ」
寧蒙は黙ってついてきた。
とりあえず縁楽荘近くのさっきとは別の公園に着いた。
「助けていただいてありがとうございました。私は寧蒙 天音です。貴方のお名前は?」
「名前?俺は石留 咲夜、あんたと同じクラスのモブだ。お礼はいい。ただ何故あんな夜に一人で傘もささずにいたんだ?」
「あなたに言う必要性を感じません。もうあなたが私に関わるメリットもありません」
ワァオ辛辣…おにいさん泣いちゃうぞ?
「そんなことよりも、さっきのは何ですか?あの人たち急に青ざめて、パニック状態になってたましたよ?」
そんなことって…まぁ話の論点はそこじゃない。
「俺にも分からねえ、あの蹴りがパニックを引き起こしたとは考えられない…ところでこの後どうするんだ?家に帰るのか?」
「…私に家なんてもうありません…」
マジで?これは踏み込み厳禁パターンか。それは読めなかった。
「今は深くは聞かないが、とりあえずこの雨だしお前も風邪引くだろう。少し寄ってけ。」
「寄ってくって何処に?」
「あー、来れば分かる。後服透けてるからとりあえず俺の上着を着ろ。そしてこの傘させ。」
そう言うと寧蒙は顔を真っ赤にして上着を着た。
俺たちは10分間何も喋らずに歩いた。ザーザーと雨の降る音だけが聞こえた。
ただ、寧蒙って文字何処か俺の姓の「石留」と似てるってかなんて言うか…聞きそびれたけどまぁ気のせいか。
ちなみに瞬は白墨先生と恋バナ中だ。ざまぁ
みろ。いちゃついた罰だ。
生物は見てて癒される。
見てよし、触ってよしだし最後。ウーパールーパーはもう至福の生き物だわー。
ドンにエサやってやって観察していたら日が暮れていた。天気予報は晴れだったのに雨が降っている。折り畳み傘を持っていてよかった。
ここの治安は案外良くないので早々に帰りたいところ。だがそういう時に限ってトラブルが起きる。
「なぁ、嬢ちゃん俺らと遊ぼうぜ。」
「楽しいぜー、なんでも俺たちが奢ってやるからよ」
「傘もないんだったら泊まってけよー」
テンプレみたいなチンピラよくいるものだ。雨の日までナンパご苦労様だな。主人公キャラなら誰構わずに助けに入る、が、俺は知ってる人間くらいしか助けられない。見知らぬ人がナンパされようが知ったこっちゃない。それこそ助けた人もナンパする人に見えちゃうか。
「お断りします」
ん?あーあの人確か寧蒙さんだっけ?品行方正、成績優秀、運動神経抜群で学校一美人で有名な。俺とは真反対の人間だなぁ…ハハ、泣きそう。けど、なんでこんな暗い時間にいるんだ?
「そー言わずにさぁ」
と言って男は寧蒙の手を引く。
「やめてください!」
そう寧蒙が叫んでも男は手を引っ張り、他の男も誘導する様に付き従う。あら、目があっちゃった⭐︎というわけで強制イベントですか。それに、
「寧蒙って響き昔どっかで聞いたことあるな、その前に奴らを追い払うか」
と、寧蒙の方へと向かう。
「あのーすみません、彼女私の学校の生徒でして、手を引いていただけませんかね?面倒事は嫌いなんですよ」
「あ?お前には関係ねーよ」
「帰って寝てろよw」
はぁため息が出る。面倒くさい。
「だからね、手を出すのをやめてくださいって言ってるんです。言葉の意味理解出来ますか?あなたたちみたいなチンピラに手を出されているクラスメイトを見過ごすと寝付きが悪くなるんですよ。」
「はぁうるさいガキだな。おい少し眠らせておけ」
「あいよ」
と俺に向かって思いっきり殴ってきた。彼らはヘラヘラしている
が
吹っ飛んだのは俺の頭ではなく、チンピラだった
「ああああああああいたいいいいいいいい!てめえええええ!」
「このガキ…!なにしやがった⁈」
「護身術を小さい頃なんかの小説の影響でやってたもんで、ちょいと脇を蹴っただけだ。高校生に負けるって貧弱だなぁ」
「クソガキが…!」
と言って複数で殴ってきた。
「はぁ、もっと穏便に終わりたいものなんだけどなぁ。面倒くさいな」
と,さくっとチンピラAの顎を蹴る。チンピラAはフラフラすその場に倒れ込んでしまった。これでチンピラは脳震盪で動けなくなるだろう。そして俺はチンピラAをチンピラの仲間供の方に蹴り飛ばした。あっ、今の蹴りでチンピラAのどっかの骨逝ったな。なんかやべー感触したわ。まぁいいか。
「面倒くさいから終わりにしないか?俺はもう疲れた。久しぶりに体を動かしたからな。けど、これ以上やり合うっつんだったら容赦はしねえぞ?」
「わかった!わかったからもうお前にも、その女にも手は出さないから!だから近づいてくるなあああああああああああああああっばばばばばばあああああああ!」
とチンピラどもは何人かは逃げ出し、何人かはその場で気絶した。ちょっと俺もビビった。此処まで怖がる必要ある?相手がチンピラでクズとは言え今の反応ちょっと精神的に辛いものがあったぞ?兎に角、
「寧蒙さんだっけ、ここはめんどくさそうだから移動するぞ」
寧蒙は黙ってついてきた。
とりあえず縁楽荘近くのさっきとは別の公園に着いた。
「助けていただいてありがとうございました。私は寧蒙 天音です。貴方のお名前は?」
「名前?俺は石留 咲夜、あんたと同じクラスのモブだ。お礼はいい。ただ何故あんな夜に一人で傘もささずにいたんだ?」
「あなたに言う必要性を感じません。もうあなたが私に関わるメリットもありません」
ワァオ辛辣…おにいさん泣いちゃうぞ?
「そんなことよりも、さっきのは何ですか?あの人たち急に青ざめて、パニック状態になってたましたよ?」
そんなことって…まぁ話の論点はそこじゃない。
「俺にも分からねえ、あの蹴りがパニックを引き起こしたとは考えられない…ところでこの後どうするんだ?家に帰るのか?」
「…私に家なんてもうありません…」
マジで?これは踏み込み厳禁パターンか。それは読めなかった。
「今は深くは聞かないが、とりあえずこの雨だしお前も風邪引くだろう。少し寄ってけ。」
「寄ってくって何処に?」
「あー、来れば分かる。後服透けてるからとりあえず俺の上着を着ろ。そしてこの傘させ。」
そう言うと寧蒙は顔を真っ赤にして上着を着た。
俺たちは10分間何も喋らずに歩いた。ザーザーと雨の降る音だけが聞こえた。
ただ、寧蒙って文字何処か俺の姓の「石留」と似てるってかなんて言うか…聞きそびれたけどまぁ気のせいか。
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