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02 謎の美女 珍 宝幸(チン ポウコウ)
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怪しげな雰囲気を漂わせる謎の館・・・
美知子は普通に不法侵入してみた。
美知子 「むむ・・これまた想像した通り、中も怪しげな器具がイパーイね。」
美知子 「あの人影は・・・?」
館の隅で、1人の女性がなにかを行っている。
美知子 「こんにちは、おば・・・・」
? 「は?(威圧)」
美知子 「こんにちは、お姉さん。」
? 「はい、こんにちは(ニコッ)」
美知子 「お姉さんは一体、誰?」
美知子 「そしてこの怪しげな施設はいったい・・?」
? 「どっちも人ん家に勝手に入って言うセリフじゃないわね。まあいいけど」
? 「私の名前は珍 宝香 古代中国房中術の研究者よ。」
美知子 「ぼっ、防虫術ってガッテンで見たことがあります!」
珍 宝香 「漢字を見る限り、たぶん勘違いしてるわね。」
珍 宝香 「房中術というのはつまり、セクースの技術のことよ。」
美知子 「せ、せせ、おセクロスの技術!?」
珍 宝香 「イェス。セックス。」
珍 宝香 「いかに男性の肉棒から精液を抽出するか・・そのために編み出された中国4000年の秘法。」
珍 宝香 「私はそれを研究しているの。この生涯を賭けてね。」
美知子 「でも、どうして中国じゃなくて日本で研究してるんですか?」
珍 宝香 「ストーリー上の都合じゃない? 知らないけど。」
美知子 「そうですか・・いずれにしろ大人の事情ってヤツですね・・ウフフフ♥」
珍 宝香「(何なのかしらこの子・・・・)」
珍 宝香 「あの、それで何の用?私忙しいんだけど。」
美知子 「あっ、はい!私そのぼーちゅーじつを学びにここに来たんです!!」
珍 宝香 「テキトーに入ってきたクセにすがすがしいくらいの嘘つきね。」
美知子 「私、お姉さんみたいなセクシー美女になりたいんです!弟子にして下さい!」
珍 宝香 「えっ♪セクシー美女?」
珍 宝香 「・・・まぁそんなに熱意を見せつけられちゃしょうがないわね。」
美知子 「(あっ、けっこうチョロいなこのオバハン)」
珍 宝香 「わかったわ・・・中国4000年の秘技・・特別にあなたにだけ伝授してあげましょう。」
美知子 「はい!おなしゃす!」
珍 宝香 「性が過剰に抑圧されている現代社会・・・人々の鬱屈とした肉欲がそこら中に吹き溜まり、さまざまな弊害が出てきている・・」
美知子 「あ、この話長くなります?」
珍 宝香 「性犯罪を犯す者、風俗に走る者、エロ小説にハマるもの・・・」
珍 宝香 「読むだけでは飽きたらず、自らの尖った性癖を満たすためにエロ小説を書き始める者まで出る始末・・・・」
美知子 「それは業が深いですね・・・・」
珍 宝香 「それらの問題は全て、性欲が抑圧されているからよ。このままではアルマゲドンの日も近いわ。」
美知子 「ど、どうなっちゃうんですか・・・?」
珍 宝香「みんな死ぬわ。ザーメンの海に沈んで。」
美知子 「すっ、すごい!!!」
珍 宝香「そうならないためにも・・・私たちはノアの箱舟を作らなければならないの。」
珍 宝香「房中術で溜まった鬱屈を・・・というか有り体に言えば溜まった精液を抜いて抜いて抜きまくるのよ!」
珍 宝香「アンダスタン?」
美知子 「イェア!!!!」
珍 宝香「それじゃあ・・・・・」
珍 宝香「・・・・・まだ名前知らないからとりあえず、あなた!」
美知子 「はっ!!!!」
珍 宝香「今から外に行って、そこら中にいるおっさん共のザーメンをかたっぱしから集めてきなさい!」
美知子 「ラジャーーーーーーー!!!」
だだだだーーーーーっ!(美知子が走り去る音)
珍 宝香 「・・・・・・・・」
・・・・・・だだだだーーーーーっ!(美知子が戻ってくる音)
美知子 「す、すみません。でもザーメンを集めるってどうやって・・・?」
珍 宝香「案ずる必要はないわ。」
珍 宝香「あなたが女として生まれたというコト。」
珍 宝香「それすなわちザーメン搾り取る技術を生まれながらにして知っているというコト。」
美知子 「な、なんだってーーー!?」
珍 宝香「チン来たりなば、マン遠からじ。(故事成語)」
珍 宝香「自分のヤリたいようにヤレばいいの・・・・それすなわち性欲を解放するというコト。」
珍 宝香「つまり・・・・房中術の神髄よ!!!」
美知子 「アイヤーーー!!!!」
珍 宝香「さぁ、お逝きなさい!」
珍 宝香「この惑星の未来を背負って!!」
美知子 「レンジャーーーーーーーーー!!!!」
だだだだーーーーーっ!(美知子が再び走り去る音)
珍 宝香 「・・・・・・・・・」
珍 宝香 「さて・・」
珍 宝香 「痴女の●学生が補導されるニュースが出る前に、ずらかりますかね。」
美知子は普通に不法侵入してみた。
美知子 「むむ・・これまた想像した通り、中も怪しげな器具がイパーイね。」
美知子 「あの人影は・・・?」
館の隅で、1人の女性がなにかを行っている。
美知子 「こんにちは、おば・・・・」
? 「は?(威圧)」
美知子 「こんにちは、お姉さん。」
? 「はい、こんにちは(ニコッ)」
美知子 「お姉さんは一体、誰?」
美知子 「そしてこの怪しげな施設はいったい・・?」
? 「どっちも人ん家に勝手に入って言うセリフじゃないわね。まあいいけど」
? 「私の名前は珍 宝香 古代中国房中術の研究者よ。」
美知子 「ぼっ、防虫術ってガッテンで見たことがあります!」
珍 宝香 「漢字を見る限り、たぶん勘違いしてるわね。」
珍 宝香 「房中術というのはつまり、セクースの技術のことよ。」
美知子 「せ、せせ、おセクロスの技術!?」
珍 宝香 「イェス。セックス。」
珍 宝香 「いかに男性の肉棒から精液を抽出するか・・そのために編み出された中国4000年の秘法。」
珍 宝香 「私はそれを研究しているの。この生涯を賭けてね。」
美知子 「でも、どうして中国じゃなくて日本で研究してるんですか?」
珍 宝香 「ストーリー上の都合じゃない? 知らないけど。」
美知子 「そうですか・・いずれにしろ大人の事情ってヤツですね・・ウフフフ♥」
珍 宝香「(何なのかしらこの子・・・・)」
珍 宝香 「あの、それで何の用?私忙しいんだけど。」
美知子 「あっ、はい!私そのぼーちゅーじつを学びにここに来たんです!!」
珍 宝香 「テキトーに入ってきたクセにすがすがしいくらいの嘘つきね。」
美知子 「私、お姉さんみたいなセクシー美女になりたいんです!弟子にして下さい!」
珍 宝香 「えっ♪セクシー美女?」
珍 宝香 「・・・まぁそんなに熱意を見せつけられちゃしょうがないわね。」
美知子 「(あっ、けっこうチョロいなこのオバハン)」
珍 宝香 「わかったわ・・・中国4000年の秘技・・特別にあなたにだけ伝授してあげましょう。」
美知子 「はい!おなしゃす!」
珍 宝香 「性が過剰に抑圧されている現代社会・・・人々の鬱屈とした肉欲がそこら中に吹き溜まり、さまざまな弊害が出てきている・・」
美知子 「あ、この話長くなります?」
珍 宝香 「性犯罪を犯す者、風俗に走る者、エロ小説にハマるもの・・・」
珍 宝香 「読むだけでは飽きたらず、自らの尖った性癖を満たすためにエロ小説を書き始める者まで出る始末・・・・」
美知子 「それは業が深いですね・・・・」
珍 宝香 「それらの問題は全て、性欲が抑圧されているからよ。このままではアルマゲドンの日も近いわ。」
美知子 「ど、どうなっちゃうんですか・・・?」
珍 宝香「みんな死ぬわ。ザーメンの海に沈んで。」
美知子 「すっ、すごい!!!」
珍 宝香「そうならないためにも・・・私たちはノアの箱舟を作らなければならないの。」
珍 宝香「房中術で溜まった鬱屈を・・・というか有り体に言えば溜まった精液を抜いて抜いて抜きまくるのよ!」
珍 宝香「アンダスタン?」
美知子 「イェア!!!!」
珍 宝香「それじゃあ・・・・・」
珍 宝香「・・・・・まだ名前知らないからとりあえず、あなた!」
美知子 「はっ!!!!」
珍 宝香「今から外に行って、そこら中にいるおっさん共のザーメンをかたっぱしから集めてきなさい!」
美知子 「ラジャーーーーーーー!!!」
だだだだーーーーーっ!(美知子が走り去る音)
珍 宝香 「・・・・・・・・」
・・・・・・だだだだーーーーーっ!(美知子が戻ってくる音)
美知子 「す、すみません。でもザーメンを集めるってどうやって・・・?」
珍 宝香「案ずる必要はないわ。」
珍 宝香「あなたが女として生まれたというコト。」
珍 宝香「それすなわちザーメン搾り取る技術を生まれながらにして知っているというコト。」
美知子 「な、なんだってーーー!?」
珍 宝香「チン来たりなば、マン遠からじ。(故事成語)」
珍 宝香「自分のヤリたいようにヤレばいいの・・・・それすなわち性欲を解放するというコト。」
珍 宝香「つまり・・・・房中術の神髄よ!!!」
美知子 「アイヤーーー!!!!」
珍 宝香「さぁ、お逝きなさい!」
珍 宝香「この惑星の未来を背負って!!」
美知子 「レンジャーーーーーーーーー!!!!」
だだだだーーーーーっ!(美知子が再び走り去る音)
珍 宝香 「・・・・・・・・・」
珍 宝香 「さて・・」
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