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第一章 『誰が為の異世界』
14 『フルスイング!!』
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‹おーうイブキ! 暇だったらキーチェの毛刈り手伝ってくれやー›
「はい!」
異世界を知ったあの日から三日後。
いつ戦いに巻き込まれるやもしれない状況の中。
私たちは今ある生活を守り維持していくべく生活を続けていた。
最初は奇異な視線を向けられていた異世界召喚者の私であったが、アイナと一緒に集落の手伝いをこなしながら人々と接していくにつれ、私のアウェイな立ち位置は次第に解消されていった。
今ではこうして保護者同伴でなくとも気軽に話しかけられ、気軽に頼みごとをされる間柄になった。
人、それをパシリと呼ぶ。
ちなみにアイナ先生の指導の下で日夜行われているアーク語講座は順調な滑り出しをみせている。
その甲斐あって言葉の文法なんかは少しずつ理解出来るようになってきていた。
また基本的な文法さえ理解出来ていれば、日本語とアーク語の両方が自動で再生される自分の異能を利用して、同じニュアンスの意味を持つ単語と単語を結び付けて翻訳することが可能。
最近は他人の言葉を意識して聞くように心掛けたりしている。
めちゃくちゃ大変。
しかしそう息巻いてはいるものの、実際のところまだ日常生活で使えるレベルには到底及ばない。
言葉を理解することと覚えることは多少努力のベクトルが異なるからである。
とはいえ、いつまで経ってもアイナ先生にベッタリというのも悪いし恥ずかしい。
そこで私は、いつまでも首を振ることに留まらず、YESかNOぐらいは使用するようにしていた。
そのおかげであっちやこっちで引っ張りだこだ。
現在はブルグから調達出来る角材を運び終え、キーチェのふわふわした毛皮を刈り取っている。
‹おまえさん、なかなか器用だなぁ、どうだい! これからずっとうちで毛刈っていくか!?›
「あー……いいえ!」
‹がっはっは! 素直で結構!こいつらはすぐに毛が生えてくるからな、楽そうに見えて結構大変なんだぜ›
確かにおっちゃんは昨日も一昨日もキーチェの毛を刈っていたような気がする。
そんなおっちゃんは会話しながらも熟練の職人を思わせる鮮やかなハサミ捌きで、キーチェの毛皮を綺麗に刈り取っていく。
丸裸にされている当のキーチェもどこか気持ち良さそうだ。
一方こちらはというとおっちゃんに褒められはしたものの、毛刈りを初めてせいぜい二日のひよっこ。
皮膚を傷つけたりはしていないが、おっちゃんに比べて早さも丁寧さも明らかに負けていた。
どこからか視線を感じるが気にしてはいけない。きっと目が合えば顔を舐められる。
そして当たり前の結果であるにもかかわらず、意地になり負けじとなるのが男というもの。
傍から見れば何をそんなに慌てているのかと思えるシチュエーションに思えることだろう。
毛刈りを終えた私は集落の外れに人だかりが出来ているのを発見する。
数は六、七。その集団が気になった私は近づいていくことに。
「(あれは、木人?)」
そこには数体の木人を取り囲むようにして立っているアイナと集落の子供たちの姿があった。
木人とは木で作られた人型の像であり、主に戦闘訓練などの際に使用されていたりする。
昔遊んでいたゲームでずいぶんお世話になったものだ。まさかこの目で見る日がくるとは。
ちょっと形が歪だけど……うん、木人は木人だ。
感慨深げに木人を見つめているとこちらに気付いたアイナが声を掛けてきた。
‹イブキ! ちょうど良かったわ、あなたに見せたいものがあるの›
そういうとアイナは私の腕を掴んで連れていく。
今や私と木人のあいだには何の障害もなく、数歩進めば触れることが距離だ。
何をするのだろうと自分の懐を探っているアイナを見守っていると、
‹いけない!結晶核を忘れてきちゃった……ごめんイブキ、ちょっと待っててね!›
言うや否や私たちが住む家屋へと猛スピードでダッシュしていった。
い、一体何なんだ。
私がその場の状況に戸惑いを隠せないでいると、子供たちがおもしろおかしそうに
‹イブキのおっちゃん、木人見るの初めてかー触っていいぞー›
‹木人の腕が取れちゃったのです、修理をよろしくです›
‹イブキー木人に挨拶してみてー›
明らかに誘導しようとしている。
これは罠だ。
現に子供たちは動こうとしていない私の身体を木人の所までゆっくりと押している。
だが仕方ない、時には子供たちの我儘を聞くのも大人の務めだ。
私は身振り手振りで木人に近づくことを説明すると、ゆっくり自分の足で近づいていく。
一歩、二歩、三歩。
まるで猛犬に興味本位で近づく人間の気分だ。興味半分恐れ半分。
やっとこさ木人との距離が目と鼻の先まで接近することに成功。
しげしげと木人を見つめるも特に変化は訪れない。
その先のアクションを求める子供たちに従い、木人に触れてみようと――
‹こらーーっ! あんたたち!またよからぬこと企んだんでしょーっ!›
忘れ物を持ってきたのだろうアイナの怒った声が後方で聞こえてきた。
それによって意識が木人からそらされ、つい目を離す。
木人に触れたその瞬間――
「ぶべっ!」
情けない声を出しながら私は、木人の腕によってフルスイングで吹き飛ばされていた。
大の大人が三メートルぐらい吹き飛ばされたのだ、その威力は想像に難くないだろう。
土煙を上げながら地面をゴロゴロと転がり続ける私の意識は。
志半ばながら、そこで途絶えたのだった。
「はい!」
異世界を知ったあの日から三日後。
いつ戦いに巻き込まれるやもしれない状況の中。
私たちは今ある生活を守り維持していくべく生活を続けていた。
最初は奇異な視線を向けられていた異世界召喚者の私であったが、アイナと一緒に集落の手伝いをこなしながら人々と接していくにつれ、私のアウェイな立ち位置は次第に解消されていった。
今ではこうして保護者同伴でなくとも気軽に話しかけられ、気軽に頼みごとをされる間柄になった。
人、それをパシリと呼ぶ。
ちなみにアイナ先生の指導の下で日夜行われているアーク語講座は順調な滑り出しをみせている。
その甲斐あって言葉の文法なんかは少しずつ理解出来るようになってきていた。
また基本的な文法さえ理解出来ていれば、日本語とアーク語の両方が自動で再生される自分の異能を利用して、同じニュアンスの意味を持つ単語と単語を結び付けて翻訳することが可能。
最近は他人の言葉を意識して聞くように心掛けたりしている。
めちゃくちゃ大変。
しかしそう息巻いてはいるものの、実際のところまだ日常生活で使えるレベルには到底及ばない。
言葉を理解することと覚えることは多少努力のベクトルが異なるからである。
とはいえ、いつまで経ってもアイナ先生にベッタリというのも悪いし恥ずかしい。
そこで私は、いつまでも首を振ることに留まらず、YESかNOぐらいは使用するようにしていた。
そのおかげであっちやこっちで引っ張りだこだ。
現在はブルグから調達出来る角材を運び終え、キーチェのふわふわした毛皮を刈り取っている。
‹おまえさん、なかなか器用だなぁ、どうだい! これからずっとうちで毛刈っていくか!?›
「あー……いいえ!」
‹がっはっは! 素直で結構!こいつらはすぐに毛が生えてくるからな、楽そうに見えて結構大変なんだぜ›
確かにおっちゃんは昨日も一昨日もキーチェの毛を刈っていたような気がする。
そんなおっちゃんは会話しながらも熟練の職人を思わせる鮮やかなハサミ捌きで、キーチェの毛皮を綺麗に刈り取っていく。
丸裸にされている当のキーチェもどこか気持ち良さそうだ。
一方こちらはというとおっちゃんに褒められはしたものの、毛刈りを初めてせいぜい二日のひよっこ。
皮膚を傷つけたりはしていないが、おっちゃんに比べて早さも丁寧さも明らかに負けていた。
どこからか視線を感じるが気にしてはいけない。きっと目が合えば顔を舐められる。
そして当たり前の結果であるにもかかわらず、意地になり負けじとなるのが男というもの。
傍から見れば何をそんなに慌てているのかと思えるシチュエーションに思えることだろう。
毛刈りを終えた私は集落の外れに人だかりが出来ているのを発見する。
数は六、七。その集団が気になった私は近づいていくことに。
「(あれは、木人?)」
そこには数体の木人を取り囲むようにして立っているアイナと集落の子供たちの姿があった。
木人とは木で作られた人型の像であり、主に戦闘訓練などの際に使用されていたりする。
昔遊んでいたゲームでずいぶんお世話になったものだ。まさかこの目で見る日がくるとは。
ちょっと形が歪だけど……うん、木人は木人だ。
感慨深げに木人を見つめているとこちらに気付いたアイナが声を掛けてきた。
‹イブキ! ちょうど良かったわ、あなたに見せたいものがあるの›
そういうとアイナは私の腕を掴んで連れていく。
今や私と木人のあいだには何の障害もなく、数歩進めば触れることが距離だ。
何をするのだろうと自分の懐を探っているアイナを見守っていると、
‹いけない!結晶核を忘れてきちゃった……ごめんイブキ、ちょっと待っててね!›
言うや否や私たちが住む家屋へと猛スピードでダッシュしていった。
い、一体何なんだ。
私がその場の状況に戸惑いを隠せないでいると、子供たちがおもしろおかしそうに
‹イブキのおっちゃん、木人見るの初めてかー触っていいぞー›
‹木人の腕が取れちゃったのです、修理をよろしくです›
‹イブキー木人に挨拶してみてー›
明らかに誘導しようとしている。
これは罠だ。
現に子供たちは動こうとしていない私の身体を木人の所までゆっくりと押している。
だが仕方ない、時には子供たちの我儘を聞くのも大人の務めだ。
私は身振り手振りで木人に近づくことを説明すると、ゆっくり自分の足で近づいていく。
一歩、二歩、三歩。
まるで猛犬に興味本位で近づく人間の気分だ。興味半分恐れ半分。
やっとこさ木人との距離が目と鼻の先まで接近することに成功。
しげしげと木人を見つめるも特に変化は訪れない。
その先のアクションを求める子供たちに従い、木人に触れてみようと――
‹こらーーっ! あんたたち!またよからぬこと企んだんでしょーっ!›
忘れ物を持ってきたのだろうアイナの怒った声が後方で聞こえてきた。
それによって意識が木人からそらされ、つい目を離す。
木人に触れたその瞬間――
「ぶべっ!」
情けない声を出しながら私は、木人の腕によってフルスイングで吹き飛ばされていた。
大の大人が三メートルぐらい吹き飛ばされたのだ、その威力は想像に難くないだろう。
土煙を上げながら地面をゴロゴロと転がり続ける私の意識は。
志半ばながら、そこで途絶えたのだった。
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