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39話
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魔力源の元に向かうと、明らかに強さの次元が違うモンスターが、私達に襲いかかる。
それは問題なく対処するも……倒してすぐさま、6人の武装した男女が攻撃を仕掛けてきた。
「彼等が、国を滅ぼす最悪の集団……ですか」
剣を持つ前衛が4人、杖を持つ後衛が2人で……全員が、険しい表情をしている。
シリューから聞いた話の通り、魔法と魔力が重視される世界が嫌になった、破滅願望を持つ人達。
そんな人達を前にして、シリューとリマが動く。
相手は国を滅ぼすほどの力がある集団だけど……シリューとリマは、世界最強の組織である冒険者ギルドの最上位だ。
アゼルは魔道具と魔法に秀でていて、私も本来聖女になるほどの聖魔力がある。
人数は向こうの方が多くても……私が聖魔力で回復と強化を行うから、質で圧倒していた。
× × ×
6対4でも私達の方が強く、襲いかかってきた6人を倒すことに性交する。
シリューが拘束の魔道具で6人を封じながら、先を急ぐことにしていた。
「テイルリザードとあの手下達は恐らく足止めだろう……基本的に魔将衆は、魔将と呼ばれている幹部に慕う者が大半だからな」
どうやらさっきの人達は魔将の手下のようなもので、魔の将と呼べる存在ではないらしい。
「それでも、冒険者ギルドなら上位に入れる強さだったよ……アゼルの魔法による攻撃、シャロンの補助がなければ絶対に終わっていた……」
どうやらシリューは勝てた結果だけを重視しているようだけど、リマは最悪の事態を想像してしまうようね。
あの6人はそれほどまでの強さがあって……冒険者の精鋭が依頼によって各国に散らばった結果、国を滅ぼすことが阻止できなかったようね。
今は私とアゼルが一緒だから、シリューのパーティは冒険者ギルドでも間違いなく最強らしい。
魔界と干渉される魔道具が起動する前に、私達は急いで魔力が溢れている地点へ向かう。
そして――魔力源に到着すると、そこには斧を背中に背負った、巨大で風格のある青年の姿が見える。
青年の体内から膨大な魔力を感じて……あの人が幾つもの国を滅ぼした魔の将で間違いないと、私はすぐ理解することができていた。
それは問題なく対処するも……倒してすぐさま、6人の武装した男女が攻撃を仕掛けてきた。
「彼等が、国を滅ぼす最悪の集団……ですか」
剣を持つ前衛が4人、杖を持つ後衛が2人で……全員が、険しい表情をしている。
シリューから聞いた話の通り、魔法と魔力が重視される世界が嫌になった、破滅願望を持つ人達。
そんな人達を前にして、シリューとリマが動く。
相手は国を滅ぼすほどの力がある集団だけど……シリューとリマは、世界最強の組織である冒険者ギルドの最上位だ。
アゼルは魔道具と魔法に秀でていて、私も本来聖女になるほどの聖魔力がある。
人数は向こうの方が多くても……私が聖魔力で回復と強化を行うから、質で圧倒していた。
× × ×
6対4でも私達の方が強く、襲いかかってきた6人を倒すことに性交する。
シリューが拘束の魔道具で6人を封じながら、先を急ぐことにしていた。
「テイルリザードとあの手下達は恐らく足止めだろう……基本的に魔将衆は、魔将と呼ばれている幹部に慕う者が大半だからな」
どうやらさっきの人達は魔将の手下のようなもので、魔の将と呼べる存在ではないらしい。
「それでも、冒険者ギルドなら上位に入れる強さだったよ……アゼルの魔法による攻撃、シャロンの補助がなければ絶対に終わっていた……」
どうやらシリューは勝てた結果だけを重視しているようだけど、リマは最悪の事態を想像してしまうようね。
あの6人はそれほどまでの強さがあって……冒険者の精鋭が依頼によって各国に散らばった結果、国を滅ぼすことが阻止できなかったようね。
今は私とアゼルが一緒だから、シリューのパーティは冒険者ギルドでも間違いなく最強らしい。
魔界と干渉される魔道具が起動する前に、私達は急いで魔力が溢れている地点へ向かう。
そして――魔力源に到着すると、そこには斧を背中に背負った、巨大で風格のある青年の姿が見える。
青年の体内から膨大な魔力を感じて……あの人が幾つもの国を滅ぼした魔の将で間違いないと、私はすぐ理解することができていた。
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