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2章
78話
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昼の休憩を終えて魔法披露の会場に向かおうとした時、ロウデス教が動き出す。
飛翔するブラックドラゴンは、その羽を利用した風の魔力に長けている。
暴風の魔法を扱う黒龍の群に驚いてしまうけど、狙いは私だ
「奴等は操られているに違いない……命令を出している者を倒せば、ロイの言う通り全てが解決するだろう!」
「はい!」
レックス殿下が叫び、私が賛同する。
問題は操っている人だけど、間違いなく近くにいる。
そして――戦いの最中、見学していただけのダドリックが呟いた。
「仲睦まじいようでなによりですよ」
枷で魔法を使えないから加勢できないとは思うけど、ずっとこの場にいるのは気になってしまう。
こんな時に観察官のシーマは何をしているのだろうと考えていると、レックス殿下が尋ねる。
「ダドリック……貴様が一番怪しいと、理解できているのか?」
「オレを怪しむのは当然か――命がかかっているのだから、仕方ねぇだろ」
「えっ?」
「二人が来なければオレが死ぬ……頼む、オレについて来てくれ」
そう言って、ダドリックが背を向けて走り出す。
「明らかに罠だね」
「どうやら、魔法を披露する予備の会場に向かっているようです」
魔法を披露するからトラブルが起こる可能性があり、予備の会場を用意しているようだ。
まだトラブルが発生してないから誰もいないはずだけど、ダドリックはそこに向かっている。
ロイとルートが話すけど、私はダドリックの発言が気になってしまう。
それに私達に告げた時の表情が気になって、私は呟く。
「ダドリックは……まるで、死を覚悟しているようでした」
「罠なら奴が操っている可能性が高くなる。俺は追うぞ!」
問題があるとすれば、学園を襲っているブラックドラゴンの群れだ。
どうすべきか考えてしまうと――カレン、ロイ、ルートの声が聞こえる。
「リリアン様、レックス殿下……ここは私達に任せてください!」
「流石に、この場のブラックドラゴンを抑える必要がありそうだからね」
「一度戦ったことがありますから、問題ありません」
カレン達はこの場でブラックドラゴンと戦ってくれて、私とレックス殿下はダドリックを追う。
ブラックドラゴンの被害を抑えるため、この場に残る人は必要で……私は頷く。
「わかりました……無茶はしないでください」
そう言って私はレックス殿下と一緒に、ダドリックを追っていた。
◇◆◇
私達はカレン、ロイ、ルートにブラックドラゴンの群れを任せて、操っている本体を叩こうとしている。
カレン達なら大丈夫――この日の為に、万全の準備をしてきた。
私とレックス殿下は、一番怪しいダドリックを追いかけている。
そして走りながら、レックス殿下が呟く。
「まず魔法披露会なのに、ダドリックがシーマの傍にいないのが気がかりだ」
「はい……こんな異常事態なのに、魔法を使い助けようともしませんでした」
シーマが何をしているのかがわからず、私達はコロシアムに到着していた。
ここは万が一に備えた予備のコロシアムで、今は人が誰もいないはずだ。
明らかに罠の可能性が高いけど……ダドリックを放置してはおけない。
予備のコロシアムの舞台にダドリックの姿があって、駆けつけた私達は対面する。
「オレが死ぬと言えば……リリアンなら、来てくれると信じてたぜ」
「貴様、やはり罠か!」
ダドリックが嬉しそうに呟き、レックス殿下が憤る。
そんなレックス殿下を眺めて、ダドリックが話す。
「罠ではねぇよ。オレは、お前達を助けたかったのさ」
そして――舞台にはもう一人の姿が見える。
唖然としているシーマが、生物を操る魔法を使っている姿だった。
飛翔するブラックドラゴンは、その羽を利用した風の魔力に長けている。
暴風の魔法を扱う黒龍の群に驚いてしまうけど、狙いは私だ
「奴等は操られているに違いない……命令を出している者を倒せば、ロイの言う通り全てが解決するだろう!」
「はい!」
レックス殿下が叫び、私が賛同する。
問題は操っている人だけど、間違いなく近くにいる。
そして――戦いの最中、見学していただけのダドリックが呟いた。
「仲睦まじいようでなによりですよ」
枷で魔法を使えないから加勢できないとは思うけど、ずっとこの場にいるのは気になってしまう。
こんな時に観察官のシーマは何をしているのだろうと考えていると、レックス殿下が尋ねる。
「ダドリック……貴様が一番怪しいと、理解できているのか?」
「オレを怪しむのは当然か――命がかかっているのだから、仕方ねぇだろ」
「えっ?」
「二人が来なければオレが死ぬ……頼む、オレについて来てくれ」
そう言って、ダドリックが背を向けて走り出す。
「明らかに罠だね」
「どうやら、魔法を披露する予備の会場に向かっているようです」
魔法を披露するからトラブルが起こる可能性があり、予備の会場を用意しているようだ。
まだトラブルが発生してないから誰もいないはずだけど、ダドリックはそこに向かっている。
ロイとルートが話すけど、私はダドリックの発言が気になってしまう。
それに私達に告げた時の表情が気になって、私は呟く。
「ダドリックは……まるで、死を覚悟しているようでした」
「罠なら奴が操っている可能性が高くなる。俺は追うぞ!」
問題があるとすれば、学園を襲っているブラックドラゴンの群れだ。
どうすべきか考えてしまうと――カレン、ロイ、ルートの声が聞こえる。
「リリアン様、レックス殿下……ここは私達に任せてください!」
「流石に、この場のブラックドラゴンを抑える必要がありそうだからね」
「一度戦ったことがありますから、問題ありません」
カレン達はこの場でブラックドラゴンと戦ってくれて、私とレックス殿下はダドリックを追う。
ブラックドラゴンの被害を抑えるため、この場に残る人は必要で……私は頷く。
「わかりました……無茶はしないでください」
そう言って私はレックス殿下と一緒に、ダドリックを追っていた。
◇◆◇
私達はカレン、ロイ、ルートにブラックドラゴンの群れを任せて、操っている本体を叩こうとしている。
カレン達なら大丈夫――この日の為に、万全の準備をしてきた。
私とレックス殿下は、一番怪しいダドリックを追いかけている。
そして走りながら、レックス殿下が呟く。
「まず魔法披露会なのに、ダドリックがシーマの傍にいないのが気がかりだ」
「はい……こんな異常事態なのに、魔法を使い助けようともしませんでした」
シーマが何をしているのかがわからず、私達はコロシアムに到着していた。
ここは万が一に備えた予備のコロシアムで、今は人が誰もいないはずだ。
明らかに罠の可能性が高いけど……ダドリックを放置してはおけない。
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「オレが死ぬと言えば……リリアンなら、来てくれると信じてたぜ」
「貴様、やはり罠か!」
ダドリックが嬉しそうに呟き、レックス殿下が憤る。
そんなレックス殿下を眺めて、ダドリックが話す。
「罠ではねぇよ。オレは、お前達を助けたかったのさ」
そして――舞台にはもう一人の姿が見える。
唖然としているシーマが、生物を操る魔法を使っている姿だった。
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