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それなら大丈夫と高をくくって、ここで思い切って告白した方がいいだろう。
「僕が好きなのは可愛い子って前にも答えた。 好きな人とは一緒にいたいと思う。 ね、もし、僕が本当にゴーさんのことが好きだって言ったら? 君は僕を受け入れてくれるかい?」
歌詞のようにカッコいい言葉なんて浮かばない。 だけど春は今思ったことをゴーに言う。 もうフラれてもいい覚悟でだ。
「本当に……春さんは僕のことが好きだったんですか? じゃ、僕も本当のこと言います。 僕も本当に春さんのことが好きなんです」
そういつも以上の笑顔で言うゴー。
「え? ゴーさんも本気で僕のことを!?」
「はい! だって、あの収録の時、実は無理して、春さんの事務所に出演をしてもらったのは僕なんですよ」
確かに春がいる事務所のアーティスト達はなかなかテレビ出演はさせてはくれない。 だが、あの時だけは久々のテレビ出演にビックリした位だ。
「なんだーーそういうことだったのかーーなら、良かった」
そうやっと納得し安心もしたようだ。
「だから、僕も春さんのことが好きなんですよ」
「僕が好きなのは可愛い子って前にも答えた。 好きな人とは一緒にいたいと思う。 ね、もし、僕が本当にゴーさんのことが好きだって言ったら? 君は僕を受け入れてくれるかい?」
歌詞のようにカッコいい言葉なんて浮かばない。 だけど春は今思ったことをゴーに言う。 もうフラれてもいい覚悟でだ。
「本当に……春さんは僕のことが好きだったんですか? じゃ、僕も本当のこと言います。 僕も本当に春さんのことが好きなんです」
そういつも以上の笑顔で言うゴー。
「え? ゴーさんも本気で僕のことを!?」
「はい! だって、あの収録の時、実は無理して、春さんの事務所に出演をしてもらったのは僕なんですよ」
確かに春がいる事務所のアーティスト達はなかなかテレビ出演はさせてはくれない。 だが、あの時だけは久々のテレビ出演にビックリした位だ。
「なんだーーそういうことだったのかーーなら、良かった」
そうやっと納得し安心もしたようだ。
「だから、僕も春さんのことが好きなんですよ」
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