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第5章 薬草農園 新たな仲間編
【雇用№59】雇われ勇者 新たな雇用計画と薬草農園の財政状況5
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ウェルザさんが農園に、モニカちゃんを連れに行った。その間に、ティタニアには、再度鞄の中に戻って身を隠してもらっている。だって、その方が面白いでしょ?
ティタニアも
「せっかくの私の登場なのよ。華麗に現れてびっくりさせてあげたいわね。」
とノリノリの状態であったのだ。もはや、会ったころの面影が薄くなっている。重大な任務のため、よっぽど肩ひじ張った振りをして大きくみ見せていたのであろう。
もはや、近所の中の良いお姉さんくらいに近づいてしまっている。うん、僕にとっては珍しいものでもありがたいものでもなくなったね。大切な仲間という点では変わらないけど。
でも、驚かすとなると、僕もせっかくだし何かしたくなった。よくよく考えてみれば、ウェルザさんとモニカちゃんに僕の魔法の凄さを見てもらうチャンスである。これを見たら、下がっていた評価も持ち直してくれるかもしれないという下心もある。
ということで、日ごろ宴会芸として、少しずつ改良を重ねていた魔法。ここ数日は全くできていなかったけども。。。。ウォーターイリュージョンの魔法を使うことにした。
本当は、光と水の立体的に交差するウルトラ・イリュージョンをしたかったのだが、まだまだ光魔法?を入手できていないため、断念せざるを得なかったのだ。
音も音楽を鳴らし、ミュージカルのような形でしたいのだが、いかんせんそれも出来ない。
代わりに、鍋を裏返しにし、太鼓替わりにチルに叩いてもらうことにした。
ウェルザさんにはモニカちゃんを連れて入ってくる時に、扉をノックするようにお願いしてある。
「コンっ、コンッ」
扉をノックする音が聞こえた。僕とチルはお互いの顔を見て、頷く。ミュージックスタートだ。
チルが華麗なドラム捌きで鍋を叩く
「ダラダラダラ~~ダラダラダラ~~ダラダラダラ~~」
ウェルザさんが驚くモニカちゃんを連れて中に入ってくる。
僕は『ウォーターイリュージョン』を発動させた。モニカちゃんたちが、玄関から居間のテーブルに着くまでの経路を左右から水が飛び出し、空中で交差する、ウォーターゲートを作成していく。
通りすぎると消えて、また行先のゲートが作られる凝りっぷりである。
テーブルの上は何も置いてはいない。そして、ウェルザさんとモニカちゃんが着席すると、
『ウォーターイリュージョン2』を発動する。視界を塞ぐかのような濃い霧をミストとして噴出した。
その中、ティタニアがこっそり、カバンから出て、テーブルの中央に出る。
この時ドラムのリズムは絶好調!!そして「タララララ~~~~ララ~~~~・ダン」
という締めの音と共に、『ウォーターイリュージョン2』を解除し、ミストを霧散させた。
するとどうだろう。モニカちゃんの目には何も無かったところから、妖精さんがいきなり現れたかのような幻想的な光景が演出されたはずだ。もっとも家の中なのでそこそこの演出になるが。
やっぱり、宴会芸とするには、光による演出もないと厳しいよな。早く光魔法に関する魔法を手に入れないと。観客を満足させるには至らないと思った。
「初めまして、ミス・モニカ嬢。私は精霊族の妖精のティタニアと申します。以後お見知りおきを。」
と華麗に挨拶し、優雅に礼を決める。もちろん、右手はくるっとまわして、左胸に添えてある。
これにはモニカちゃんも感激し、
「ねぇ、見てみて妖精さんだよ。モニカの言った通りいたでしょ。うわ~~可愛い。」
ともう、周りが見えていないほどのはしゃぎっぷりであった。もう、みんなで顔を合わせて笑っている。僕とチルは成功したとばかりに、右手と右手でハイタッチした。
「えぇ、モニカちゃんの言う通り、妖精さんがリュウさんのお家に住んでいたわね。みんなでモニカちゃんにお話があるわよ」
そこから僕は、今日2度目となるお話を掻い摘んでお話した。ウェルザさんと違ってモニカちゃんはまだ子供なのでざっくりわかっていればいいという判断である。
僕が同じくらいの子供の時に詳細を説明されても『ちんぷんかんぷん』でわからないとういう配慮からだ。
「ねぇ、モニカちゃん。私と友達になってくれるかしら。それと私のことは、この場にいる人以外には秘密にしてもらえるかしら。妖精がいることが他の人に知られると、悪い人に連れていかれるかもしれないから。」
とティタニアが小さな手を、モニカちゃんにさしだした。
「うん、私妖精さん、ティタニアちゃんとお友達になりたい」
と言って、モニカちゃんは両手で、ティタニアが出した手をそっと掴んだ。僕は、ティタニアの手が加減を間違えて潰されないか内心とてもヒヤヒヤしている。子供ってなんでこんなにハラハラドキドキするんだろうね。
「私約束するよ。お友達にも妖精さんのことはしゃべらない。悪い人に連れてかれたら妖精さん可哀想だもん。」
もうね、この場にいる僕、ウェルザさん、チルの3人はあまりにモニカちゃんの発言が可愛すぎて抱きしめたくなりましたよ。ウェルザさんは、実際「流石、私の娘」といって、抱きしめてましたが。
母親のポジション羨ましいです。僕も抱きしめられるポジションは。。。。義兄ちゃん役?
でも、そのポジションでチルを抱きしめると僕はセクハラ扱いされるから、モニカちゃんも一緒!?いや、まだ言葉自体は聞いてないけど、ロリコン疑惑が浮上するかもしれない。
う~~~ん、残念だけど、抱きしめられるポジションはやめておこう。社会的に抹殺されるのは僕は嫌だ。う~ん、こうなると男よりも女に産まれてくればよかったなって思うよ。愛すべきものを愛せないってのは辛いね~~。
「でね。モニカちゃん。妖精さんのお話もあったんだけど、僕のお話も少しあってね。実は僕隠しているけど、勇者なんだよ。どう?驚いた?」
「リュウお兄ちゃんが勇者様?うう~~ん、そんなことはないよ。勇者様は剣を持っていて、足が長くて、白馬にまたがって、モニカを助けに来るんだよ。リュウお兄ちゃんは違うよ。私嘘つく人きら~~い。」
がが~~~ん。まさかの正直に正体を明かしたのに嘘つき呼ばわりされる始末。チルは一生懸命笑いを堪えているし、ウェルザさんはどうしたらいいかしらと考えふけっている。
うん、やっぱり僕は勇者じゃなくて、いいや。
「うん、実は僕は勇者ではない。ゴメンねモニカちゃん騙そうとしちゃって。本当は、チルやウェルザさん、モニカちゃんを守るナイト様なんだよ。いや違う、ナイトじゃないや。
え~~~と。。。。。」
ここでまさか語彙力のなさが浮き彫りになってくるとは、モニカちゃんが何をいうか期待した目でこちらを見てくる。
「モニカちゃん。さっきの水の魔法凄かったでしょ。リュウ兄ちゃんはね。私たちを守って、魔法を教えてくれる。大大大魔導士様なんだよ。」
「そっ、そうなんだ。大魔導士様だったんだ。モニカ納得した。大魔導士様。私もさっきみたいな、お水がピューって、空を飛んで、ワッカになる魔法使ってみたい。モニカにも出来る?」
うん、ナイスだチル。これで、モニカちゃんに対する僕の信頼度はうなぎのぼりだよ。
とグッジョブと右手の親指を立てて、チルに向ける。チルも同じポーズをして返してきた。
ウェルザさんも話がまとまったのか、ほっとしているようだ。
「モニカちゃんにも出来るよ。でもこの魔法を使うためには、身心ともに鍛えて、壮絶な訓練をする必要があるんだ。モニカちゃん、その特訓についてこれるかな?ついてこれたら、さっきの魔法を伝授しよう」
「うん、モニカ特訓頑張って、さっきの魔法使えるようにする。」
ふ~~~これでモニカちゃんも協力してくれることになったし、めでたしめでたし。
ティタニアも
「せっかくの私の登場なのよ。華麗に現れてびっくりさせてあげたいわね。」
とノリノリの状態であったのだ。もはや、会ったころの面影が薄くなっている。重大な任務のため、よっぽど肩ひじ張った振りをして大きくみ見せていたのであろう。
もはや、近所の中の良いお姉さんくらいに近づいてしまっている。うん、僕にとっては珍しいものでもありがたいものでもなくなったね。大切な仲間という点では変わらないけど。
でも、驚かすとなると、僕もせっかくだし何かしたくなった。よくよく考えてみれば、ウェルザさんとモニカちゃんに僕の魔法の凄さを見てもらうチャンスである。これを見たら、下がっていた評価も持ち直してくれるかもしれないという下心もある。
ということで、日ごろ宴会芸として、少しずつ改良を重ねていた魔法。ここ数日は全くできていなかったけども。。。。ウォーターイリュージョンの魔法を使うことにした。
本当は、光と水の立体的に交差するウルトラ・イリュージョンをしたかったのだが、まだまだ光魔法?を入手できていないため、断念せざるを得なかったのだ。
音も音楽を鳴らし、ミュージカルのような形でしたいのだが、いかんせんそれも出来ない。
代わりに、鍋を裏返しにし、太鼓替わりにチルに叩いてもらうことにした。
ウェルザさんにはモニカちゃんを連れて入ってくる時に、扉をノックするようにお願いしてある。
「コンっ、コンッ」
扉をノックする音が聞こえた。僕とチルはお互いの顔を見て、頷く。ミュージックスタートだ。
チルが華麗なドラム捌きで鍋を叩く
「ダラダラダラ~~ダラダラダラ~~ダラダラダラ~~」
ウェルザさんが驚くモニカちゃんを連れて中に入ってくる。
僕は『ウォーターイリュージョン』を発動させた。モニカちゃんたちが、玄関から居間のテーブルに着くまでの経路を左右から水が飛び出し、空中で交差する、ウォーターゲートを作成していく。
通りすぎると消えて、また行先のゲートが作られる凝りっぷりである。
テーブルの上は何も置いてはいない。そして、ウェルザさんとモニカちゃんが着席すると、
『ウォーターイリュージョン2』を発動する。視界を塞ぐかのような濃い霧をミストとして噴出した。
その中、ティタニアがこっそり、カバンから出て、テーブルの中央に出る。
この時ドラムのリズムは絶好調!!そして「タララララ~~~~ララ~~~~・ダン」
という締めの音と共に、『ウォーターイリュージョン2』を解除し、ミストを霧散させた。
するとどうだろう。モニカちゃんの目には何も無かったところから、妖精さんがいきなり現れたかのような幻想的な光景が演出されたはずだ。もっとも家の中なのでそこそこの演出になるが。
やっぱり、宴会芸とするには、光による演出もないと厳しいよな。早く光魔法に関する魔法を手に入れないと。観客を満足させるには至らないと思った。
「初めまして、ミス・モニカ嬢。私は精霊族の妖精のティタニアと申します。以後お見知りおきを。」
と華麗に挨拶し、優雅に礼を決める。もちろん、右手はくるっとまわして、左胸に添えてある。
これにはモニカちゃんも感激し、
「ねぇ、見てみて妖精さんだよ。モニカの言った通りいたでしょ。うわ~~可愛い。」
ともう、周りが見えていないほどのはしゃぎっぷりであった。もう、みんなで顔を合わせて笑っている。僕とチルは成功したとばかりに、右手と右手でハイタッチした。
「えぇ、モニカちゃんの言う通り、妖精さんがリュウさんのお家に住んでいたわね。みんなでモニカちゃんにお話があるわよ」
そこから僕は、今日2度目となるお話を掻い摘んでお話した。ウェルザさんと違ってモニカちゃんはまだ子供なのでざっくりわかっていればいいという判断である。
僕が同じくらいの子供の時に詳細を説明されても『ちんぷんかんぷん』でわからないとういう配慮からだ。
「ねぇ、モニカちゃん。私と友達になってくれるかしら。それと私のことは、この場にいる人以外には秘密にしてもらえるかしら。妖精がいることが他の人に知られると、悪い人に連れていかれるかもしれないから。」
とティタニアが小さな手を、モニカちゃんにさしだした。
「うん、私妖精さん、ティタニアちゃんとお友達になりたい」
と言って、モニカちゃんは両手で、ティタニアが出した手をそっと掴んだ。僕は、ティタニアの手が加減を間違えて潰されないか内心とてもヒヤヒヤしている。子供ってなんでこんなにハラハラドキドキするんだろうね。
「私約束するよ。お友達にも妖精さんのことはしゃべらない。悪い人に連れてかれたら妖精さん可哀想だもん。」
もうね、この場にいる僕、ウェルザさん、チルの3人はあまりにモニカちゃんの発言が可愛すぎて抱きしめたくなりましたよ。ウェルザさんは、実際「流石、私の娘」といって、抱きしめてましたが。
母親のポジション羨ましいです。僕も抱きしめられるポジションは。。。。義兄ちゃん役?
でも、そのポジションでチルを抱きしめると僕はセクハラ扱いされるから、モニカちゃんも一緒!?いや、まだ言葉自体は聞いてないけど、ロリコン疑惑が浮上するかもしれない。
う~~~ん、残念だけど、抱きしめられるポジションはやめておこう。社会的に抹殺されるのは僕は嫌だ。う~ん、こうなると男よりも女に産まれてくればよかったなって思うよ。愛すべきものを愛せないってのは辛いね~~。
「でね。モニカちゃん。妖精さんのお話もあったんだけど、僕のお話も少しあってね。実は僕隠しているけど、勇者なんだよ。どう?驚いた?」
「リュウお兄ちゃんが勇者様?うう~~ん、そんなことはないよ。勇者様は剣を持っていて、足が長くて、白馬にまたがって、モニカを助けに来るんだよ。リュウお兄ちゃんは違うよ。私嘘つく人きら~~い。」
がが~~~ん。まさかの正直に正体を明かしたのに嘘つき呼ばわりされる始末。チルは一生懸命笑いを堪えているし、ウェルザさんはどうしたらいいかしらと考えふけっている。
うん、やっぱり僕は勇者じゃなくて、いいや。
「うん、実は僕は勇者ではない。ゴメンねモニカちゃん騙そうとしちゃって。本当は、チルやウェルザさん、モニカちゃんを守るナイト様なんだよ。いや違う、ナイトじゃないや。
え~~~と。。。。。」
ここでまさか語彙力のなさが浮き彫りになってくるとは、モニカちゃんが何をいうか期待した目でこちらを見てくる。
「モニカちゃん。さっきの水の魔法凄かったでしょ。リュウ兄ちゃんはね。私たちを守って、魔法を教えてくれる。大大大魔導士様なんだよ。」
「そっ、そうなんだ。大魔導士様だったんだ。モニカ納得した。大魔導士様。私もさっきみたいな、お水がピューって、空を飛んで、ワッカになる魔法使ってみたい。モニカにも出来る?」
うん、ナイスだチル。これで、モニカちゃんに対する僕の信頼度はうなぎのぼりだよ。
とグッジョブと右手の親指を立てて、チルに向ける。チルも同じポーズをして返してきた。
ウェルザさんも話がまとまったのか、ほっとしているようだ。
「モニカちゃんにも出来るよ。でもこの魔法を使うためには、身心ともに鍛えて、壮絶な訓練をする必要があるんだ。モニカちゃん、その特訓についてこれるかな?ついてこれたら、さっきの魔法を伝授しよう」
「うん、モニカ特訓頑張って、さっきの魔法使えるようにする。」
ふ~~~これでモニカちゃんも協力してくれることになったし、めでたしめでたし。
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