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第5章 薬草農園 新たな仲間編
【雇用№58】雇われ勇者 新たな雇用計画と薬草農園の財政状況4
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「ウェルザさん。正直にあらいざらいお話しますので、ちょっとチルと妖精さんを呼んできますのでお待ちください。」
「リュウさん。お話する覚悟が決まったようですね」
と微笑んで、僕の腕を掴んでいた手を放した。
僕は急ぎ、僕の部屋でポーション作成をしているチルの所へいく。
「チル。ちょっとドジっちゃって。もうウェルザさんにポーションのこととか、スキルのこととか、ティタニアのこととか、もうもろもろばれている感じがするんだ。
今はウェルザさんと二人で話してたんだけど、これ以上、隠すことは難しそうなので、ウェルザさんに包み隠さず話すことにした。
ついては、チルもその席に同席して欲しい。ティタニアにも説明して、一緒に同席してもらう。」
「ええ~~~リュウ兄ちゃんバレルの早すぎるよ~。ウェルザさんと私が来てから、そんなに経ってないよ。どんだけ隠しごと苦手なのよ。リュウ兄ちゃん。」
(もう、せっかく私とリュウ兄ちゃんの二人だけの秘密だったのに。リュウ兄ちゃんのバカ、へっぽこ。おたんこなす。もう、ウェルザさんももうしばらく知らん顔してくれてもいいのにな~)
(ででも、付き合ったら色々と表情がわかるリュウ兄ちゃんの方が安心かも。一途だし、多分問題ないとは思うけど、もし、仮に、浮気とかしてもすぐわかりそうだし。。。。あっ、リュウ兄ちゃんが彼氏、、、うふっ、うふっ・・・)
あ~またなんか知らないけど、頭がトリップして、目がうつろになっているや。
チルは本当に大丈夫なのかな?ちゃんとお嫁に行けるか僕は心配だよ。
この状態で触れるとまた「セクハラ」だと言われそうだしな。よしっつ「パンッ」と柏手(かしわで)を打った。
チルの目の焦点が戻ってきた。
「で、一緒に来てねチル。」
「うん、わかったよ。リュウ兄ちゃん。でもウェルザさんには話すとして、モニカちゃんはどうするの?」
「う~ん。そこも問題だよな。子供だから話して、どこまで秘密にしてくれるかわからないし。かと言って、妖精の姿を見たのがウェルザさんではなくて、モニカちゃんの場合、口止めしとかないと、お友達にしゃべっちゃいそうなんだよね。ま~ウェルザさんと4人で話合って決めよう。」
「リュウ兄ちゃんがそれでいいなら。私もいいよ。じゃ~私の部屋にいこう。」
チルの部屋に着いた。ちょっと見ない間にお部屋が可愛らしくデコレーションされている。
天蓋ベッドをベースに、お花や、装飾品、服などが綺麗に飾られている。僕の部屋と違って散らかってないようだ。
「ちょっと、リュウ兄ちゃん。女の子をジロジロみちゃだめだよ。マナー違反だよ。マナー違反」
と厳しくチルに窘められる。
「ティタニアちゃん。出てきて。私とリュウ兄ちゃんだよ。」
「な~にチル?どうかしたの?朝も早いのに二人で揃ってくるなんて珍しいじゃないの?」
と言って、ティタニアが人形用のベッドが入った籠から顔をのぞかせてくる。
「ほらっ、リュウ兄ちゃん」
「あ~~すまない。ティタニアさん。どうも一緒に働いているウェルザさんに妖精が花壇で飛んでいるところを見られたみたいなんだ。他にも僕の件で色々と疑われているので、もう正直に話して、関係者になってもらおうと思うんだ。」
「え~~~っ、リュウ。あれだけ秘密にってお願いしたのに。もう、他の人にばれてしまったの?
でも、妖精が花壇って、もろ私のことだよね。ごめん。気を付けて、見えないように隠れていったつもりだけど。やっぱり普通の人間にも見えてしまっているのね。はぁ~~~っ。
もう、仕方ないわね。正直に話して、これ以上広がらないように、秘密にしてもらいましょう。」
(それに、関係者が増えた方が私は、家の中を動きまわりやすいしね。退屈だったんだ。チルの部屋で生活しているのが。することも話す相手もいないでじっとしているなんてつまらないもん)
こうして、チルとティタニアを説得して、ウェルザさんの待つ居間に向かった。ちなみに驚かすために、ティタニアはチルの鞄の中に入って身を隠している。
「ウェルザさん。お待たせしました。関係者全て連れてきましたので。これよりウェルザさんに秘密にしていたポーションや、妖精の件をお話します。
これを機会に疑問に思っていたことがありましたら聞いてください。そして、この件を誰にもお話しないと誓ってください。」
「ええ、リュウさん。勿論秘密にしますわ。興味本位というのも少しはありますが、今回お聞きしているのは、経理の観点から不に落ちない点がいくつも見つかったからですもの。
他人の秘密を調べて、暴くような真似は本来私が望むことではありませんから。」
僕は正直ほっとした。ウェルザさんだから大丈夫とは思っているが、本人から聞くまでははどうなるか不安だったからだ。
「では、まず、妖精についてお話します。ティタニアさん出ておいで」
チルがカバンの蓋を開ける。
「初めまして、私は精霊族の妖精のティタニアと申します。」
「あらあら、可愛い妖精さんご丁寧にありがとうございます。私はこちらで薬草農園の経理をしております。ウェルザと申します。ご存知かと思いますが今後宜しくお願いしますわ。」
「で、ウェルザさんこのティタニアさんがここにいる経緯なんですが。
かくかくしかじかで。。。。。○●▲▽なんですよ。」
これまでの経緯を前回の魔族の襲撃から、ティタニアが狙われていたこと、精霊樹の苗木のこと、転送ゲートと魔霊樹の関連、そして、僕が勇者であることも正直にお話した。
(もう話すなら、話すで全部話す。もともと僕には、秘密とかどうとかって、ことごとく向いてないんだよ。あの時、どうやって誤魔化したとか、辻褄合わせたとかもう考えてられないよ)
ということで本当にあらいざらい全部お話した。もともと別の世界から来たようなことは話してたから。今更といえば、今更である。
「は~そうだったんですか。まさか、うちのオーナーのリュウさんが勇者様だとは。。。
驚くにも限度がありますね。嘘でしょと言いたいとこですが、ここまで来て、リュウさんが嘘をつくような方でもありませんし、色々と他の件でも納得できることが沢山ありますから。
それに、こうまで頑固に隠しごとをして、誤魔化そうとしたのも納得がいきます。確かにこれは大事で、秘密を知っている人は少なければ少ないほどいいですね。
問い詰めたりして申し訳ありませんでしたわ。勇者 リュウ様。
でもそうとなれば、薬草農園のオーナーであるリュウさんのため、伝説の勇者様であるリュウ様のため、命を救って頂いた恩人であるリュウさんのため、このウェルザ一生を掛けてでも、ご奉公させて頂きますわ。」
ピンチが一転変わって、チャンスになったようだ。もはや、ウェルザさんのリュウに対する心が献身ではなく、信仰に変わっている感じがする。盲目にリュウを信頼しているような目をしているのだ。
この人は絶対に裏切らない。この人を絶対に信用できるそんな人がウェルザさんだった。
「リュウ兄ちゃんよかったね。ウェルザさんも協力者になってくれたら、より目的の達成が確実になるよ。
精霊樹や勇者のことを知っているのと知らないのでは、仕事の力の入れ具合にも差が出てくるからね。前の私の時みたいに。
私だって、リュウ兄ちゃんが勇者様だって知ってたら、魔法教えるのにチップお願いしたりしなかったもん。」
「ええ、本当によかったよ。まさに雨降って地固まるだ。薬草農園のメンバー全員が結束されてより強固なチームとなったわけだ。
これからは、ティタニアを交えて気楽に相談できるし、この、お話は一歩や2歩の交代じゃない大きな前への前進になるんだ。」
「ちょっと。リュウ兄ちゃん。それはまだちょっと早いよ。ウェルザさんは信頼できるとして、モニカちゃんに話すかどうかを決めないと。どうしたらいいと思います?ウェルザさん」
「モニカちゃんにもお話しましょう。妖精さんが飛んでるって教えてくれたのはモニカちゃんなんです。
それにあの子は、私に似て、誠実で、口が堅いので、子供だからと言って、他の人に吹聴するなんてことは絶対にありませんわ。リュウさんお願いです。このお話をモニカちゃんにもしてあげて下さい。」
「ええ、母親であるウェルザさんのお墨付きがあれば、なんら問題ありません。モニカちゃんにも秘密を共有して、一緒に頑張りましょう。ティタニアさんもそれでいいかな?」
「ええ、ここまで来たら、その子も一緒に巻き込んでしまいましょう。その方がリュウとしても戦力強化や魔法の観点からもやりやすいでしょう?」
「そうそう、リュウさんポーションの件がまだでしたわね。モニカちゃんを連れてきますのでその時に一緒にお願いしますわね。」
うん、秘密とは秘密にすればするほど、秘密の共有者が増えていくものである。
もはや、知らない人がしっている秘密?それって本当に秘密なのだろうか?
この世界に来て、初めて知る事実が増えていくのであった。
「リュウさん。お話する覚悟が決まったようですね」
と微笑んで、僕の腕を掴んでいた手を放した。
僕は急ぎ、僕の部屋でポーション作成をしているチルの所へいく。
「チル。ちょっとドジっちゃって。もうウェルザさんにポーションのこととか、スキルのこととか、ティタニアのこととか、もうもろもろばれている感じがするんだ。
今はウェルザさんと二人で話してたんだけど、これ以上、隠すことは難しそうなので、ウェルザさんに包み隠さず話すことにした。
ついては、チルもその席に同席して欲しい。ティタニアにも説明して、一緒に同席してもらう。」
「ええ~~~リュウ兄ちゃんバレルの早すぎるよ~。ウェルザさんと私が来てから、そんなに経ってないよ。どんだけ隠しごと苦手なのよ。リュウ兄ちゃん。」
(もう、せっかく私とリュウ兄ちゃんの二人だけの秘密だったのに。リュウ兄ちゃんのバカ、へっぽこ。おたんこなす。もう、ウェルザさんももうしばらく知らん顔してくれてもいいのにな~)
(ででも、付き合ったら色々と表情がわかるリュウ兄ちゃんの方が安心かも。一途だし、多分問題ないとは思うけど、もし、仮に、浮気とかしてもすぐわかりそうだし。。。。あっ、リュウ兄ちゃんが彼氏、、、うふっ、うふっ・・・)
あ~またなんか知らないけど、頭がトリップして、目がうつろになっているや。
チルは本当に大丈夫なのかな?ちゃんとお嫁に行けるか僕は心配だよ。
この状態で触れるとまた「セクハラ」だと言われそうだしな。よしっつ「パンッ」と柏手(かしわで)を打った。
チルの目の焦点が戻ってきた。
「で、一緒に来てねチル。」
「うん、わかったよ。リュウ兄ちゃん。でもウェルザさんには話すとして、モニカちゃんはどうするの?」
「う~ん。そこも問題だよな。子供だから話して、どこまで秘密にしてくれるかわからないし。かと言って、妖精の姿を見たのがウェルザさんではなくて、モニカちゃんの場合、口止めしとかないと、お友達にしゃべっちゃいそうなんだよね。ま~ウェルザさんと4人で話合って決めよう。」
「リュウ兄ちゃんがそれでいいなら。私もいいよ。じゃ~私の部屋にいこう。」
チルの部屋に着いた。ちょっと見ない間にお部屋が可愛らしくデコレーションされている。
天蓋ベッドをベースに、お花や、装飾品、服などが綺麗に飾られている。僕の部屋と違って散らかってないようだ。
「ちょっと、リュウ兄ちゃん。女の子をジロジロみちゃだめだよ。マナー違反だよ。マナー違反」
と厳しくチルに窘められる。
「ティタニアちゃん。出てきて。私とリュウ兄ちゃんだよ。」
「な~にチル?どうかしたの?朝も早いのに二人で揃ってくるなんて珍しいじゃないの?」
と言って、ティタニアが人形用のベッドが入った籠から顔をのぞかせてくる。
「ほらっ、リュウ兄ちゃん」
「あ~~すまない。ティタニアさん。どうも一緒に働いているウェルザさんに妖精が花壇で飛んでいるところを見られたみたいなんだ。他にも僕の件で色々と疑われているので、もう正直に話して、関係者になってもらおうと思うんだ。」
「え~~~っ、リュウ。あれだけ秘密にってお願いしたのに。もう、他の人にばれてしまったの?
でも、妖精が花壇って、もろ私のことだよね。ごめん。気を付けて、見えないように隠れていったつもりだけど。やっぱり普通の人間にも見えてしまっているのね。はぁ~~~っ。
もう、仕方ないわね。正直に話して、これ以上広がらないように、秘密にしてもらいましょう。」
(それに、関係者が増えた方が私は、家の中を動きまわりやすいしね。退屈だったんだ。チルの部屋で生活しているのが。することも話す相手もいないでじっとしているなんてつまらないもん)
こうして、チルとティタニアを説得して、ウェルザさんの待つ居間に向かった。ちなみに驚かすために、ティタニアはチルの鞄の中に入って身を隠している。
「ウェルザさん。お待たせしました。関係者全て連れてきましたので。これよりウェルザさんに秘密にしていたポーションや、妖精の件をお話します。
これを機会に疑問に思っていたことがありましたら聞いてください。そして、この件を誰にもお話しないと誓ってください。」
「ええ、リュウさん。勿論秘密にしますわ。興味本位というのも少しはありますが、今回お聞きしているのは、経理の観点から不に落ちない点がいくつも見つかったからですもの。
他人の秘密を調べて、暴くような真似は本来私が望むことではありませんから。」
僕は正直ほっとした。ウェルザさんだから大丈夫とは思っているが、本人から聞くまでははどうなるか不安だったからだ。
「では、まず、妖精についてお話します。ティタニアさん出ておいで」
チルがカバンの蓋を開ける。
「初めまして、私は精霊族の妖精のティタニアと申します。」
「あらあら、可愛い妖精さんご丁寧にありがとうございます。私はこちらで薬草農園の経理をしております。ウェルザと申します。ご存知かと思いますが今後宜しくお願いしますわ。」
「で、ウェルザさんこのティタニアさんがここにいる経緯なんですが。
かくかくしかじかで。。。。。○●▲▽なんですよ。」
これまでの経緯を前回の魔族の襲撃から、ティタニアが狙われていたこと、精霊樹の苗木のこと、転送ゲートと魔霊樹の関連、そして、僕が勇者であることも正直にお話した。
(もう話すなら、話すで全部話す。もともと僕には、秘密とかどうとかって、ことごとく向いてないんだよ。あの時、どうやって誤魔化したとか、辻褄合わせたとかもう考えてられないよ)
ということで本当にあらいざらい全部お話した。もともと別の世界から来たようなことは話してたから。今更といえば、今更である。
「は~そうだったんですか。まさか、うちのオーナーのリュウさんが勇者様だとは。。。
驚くにも限度がありますね。嘘でしょと言いたいとこですが、ここまで来て、リュウさんが嘘をつくような方でもありませんし、色々と他の件でも納得できることが沢山ありますから。
それに、こうまで頑固に隠しごとをして、誤魔化そうとしたのも納得がいきます。確かにこれは大事で、秘密を知っている人は少なければ少ないほどいいですね。
問い詰めたりして申し訳ありませんでしたわ。勇者 リュウ様。
でもそうとなれば、薬草農園のオーナーであるリュウさんのため、伝説の勇者様であるリュウ様のため、命を救って頂いた恩人であるリュウさんのため、このウェルザ一生を掛けてでも、ご奉公させて頂きますわ。」
ピンチが一転変わって、チャンスになったようだ。もはや、ウェルザさんのリュウに対する心が献身ではなく、信仰に変わっている感じがする。盲目にリュウを信頼しているような目をしているのだ。
この人は絶対に裏切らない。この人を絶対に信用できるそんな人がウェルザさんだった。
「リュウ兄ちゃんよかったね。ウェルザさんも協力者になってくれたら、より目的の達成が確実になるよ。
精霊樹や勇者のことを知っているのと知らないのでは、仕事の力の入れ具合にも差が出てくるからね。前の私の時みたいに。
私だって、リュウ兄ちゃんが勇者様だって知ってたら、魔法教えるのにチップお願いしたりしなかったもん。」
「ええ、本当によかったよ。まさに雨降って地固まるだ。薬草農園のメンバー全員が結束されてより強固なチームとなったわけだ。
これからは、ティタニアを交えて気楽に相談できるし、この、お話は一歩や2歩の交代じゃない大きな前への前進になるんだ。」
「ちょっと。リュウ兄ちゃん。それはまだちょっと早いよ。ウェルザさんは信頼できるとして、モニカちゃんに話すかどうかを決めないと。どうしたらいいと思います?ウェルザさん」
「モニカちゃんにもお話しましょう。妖精さんが飛んでるって教えてくれたのはモニカちゃんなんです。
それにあの子は、私に似て、誠実で、口が堅いので、子供だからと言って、他の人に吹聴するなんてことは絶対にありませんわ。リュウさんお願いです。このお話をモニカちゃんにもしてあげて下さい。」
「ええ、母親であるウェルザさんのお墨付きがあれば、なんら問題ありません。モニカちゃんにも秘密を共有して、一緒に頑張りましょう。ティタニアさんもそれでいいかな?」
「ええ、ここまで来たら、その子も一緒に巻き込んでしまいましょう。その方がリュウとしても戦力強化や魔法の観点からもやりやすいでしょう?」
「そうそう、リュウさんポーションの件がまだでしたわね。モニカちゃんを連れてきますのでその時に一緒にお願いしますわね。」
うん、秘密とは秘密にすればするほど、秘密の共有者が増えていくものである。
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