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第一章『他称詐欺術師の決意』
第十八話『交渉のテーブル』
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「……マルクさん、お帰りなさい。……すみません、さっきは無神経な質問を……」
数時間前に明るく俺を送り出してくれた門番が、帰還してきた俺を申し訳なさそうな顔で出迎える。大方クラウスが俺についての悪評を広めたんだろう。覚悟していたことではあったが、その噂の伝わりの速さには舌を巻くしかなかった。
「……あの方の言葉を完全に信じるべきではないということは、分かっています。門を抜けるたびに気さくに接してくださるあなたが、詐欺師だったなんて信じたくありませんし……」
「ああ、そう言ってくれると嬉しいよ。俺も地道にコミュニケーションをとってきた甲斐があるってもんだ」
何かにおびえるような表情を浮かべながらも、門番はちゃんと俺の方を見つめてそう声をかけてくれる。俺が敵に回した数に比べれば些細な意思表明ではあったけれど、その言葉は俺の中にすっとしみこんでいくような気がした。
「仮にクラウスさんが貴方に難癖をつけたとしても、私がここにいる以上門を封鎖するようなことは致しません。……新たな仲間も、おつくりになられたのでしょう?」
「ああ、その通りだ。俺はこいつと……こいつらと、このクソったれな王都の仕組みを根元からひっくり返してやる」
強い意志のこもった言葉に、俺も堂々と宣言する。たくさん携えた麻袋の向こうに立つ、二人の姿を指さしながら。
「ええ、影ながら私も応援しております。……そういえば、一人増えておられますね?」
そこで初めて、街を出る時にはいなかったはずのツバキの存在に気づいたのだろう。キョトンとした表情を浮かべる門番に、俺は満面の笑みを作って――
「……ああ、色々あって一人増えたんだよ。……二人とも、俺の大切な仲間達だ」
――もう誰も異議を唱えなくなった関係性を、堂々と宣言した。
・・・・・・・・・
「……これ、は」
「全部ひっくるめて『タルタロスの大獄』から取ってきた素材だ。お前ぐらい周到な奴が不安定な奴隷商だけであれだけの金を稼いでるわけもねえし、これを売りさばくルートも持ってるんじゃねえか?」
十を超える麻袋をどさりとカウンターに叩きつけて、俺は商人に堂々と問いかける。目を疑うような素材の山に、商人の目は大きく見開かれていた。
「……確かに、これらの素材は『タルタロスの大獄』に由来するものだ。これらを売れば、きっと七百万ルネは下らないでしょう。……本当に、あの奴隷の願いを叶えたので?」
「ああ、お前も知ってたのか。……まあ、色々あったけど何とかなった」
「そう、色々あったのよ。一人増えた人員とその素材を見れば、疑いようもないでしょう?」
何があったのかを徹底的にぼかす俺の言葉に、リリスは自信満々で乗っかって来る。何があったのかが分からなくても、目の前に並ぶ素材の山さえあれば説得力としてはあまりにも十分すぎた。
それに、ダンジョンで何があったかなんて商人相手にはどうだっていいのだ。リリスを手放すこと以上の利益を提供してやれば、商人はそれをありがたく享受せざるを得ないだろうからな。
「……まさか、本当に稼いでくるとは思いませんでしたよ。貴女は上玉中の上玉ですから、どうにかしてもう一度仕入れ直してやろうと思っていたのですが」
「その目論見は見事に潰れた、ってわけか。……良かったねキミ、ボクの目の前でそんなことをやろうとしたらその首は地面に転がってたかもしれないよ?」
予想外の出来事に笑うしかない商人に、ツバキが黒いオーラを纏って詰め寄っていく。……その脅しに、軽さが一切ないのがツバキの恐ろしいところだった。カウンターという隔たりこそあるが、その程度の障壁などツバキは何でもないように踏み越えてしまうだろう。
「ほほう、これは命拾いしたかもしれませんな。……抵抗は、しない方が身のためでしょう」
「うん、それが賢明だと思うよ。商人とはやっぱり交渉が出来なくっちゃ、ね?」
商人の返答に穏やかな笑みを返して、ツバキは一歩俺たちの方に引き下がる。その言葉が、暗に前の主を皮肉っているような気がしたのは……まあ、気にしないでおこう。
「それじゃあ、交渉のテーブルには付けたってことで。……それでアンタ、この素材をいくらで買ってくれるんだ?」
とりあえず話し合いの段階に踏み込めたことに安堵しつつ、俺はカウンターの向こうに立つ商人の瞳をまっすぐ見つめる。……正直、ここからも勝負どころであることに変わりはなかった。
「……そうですな。最低値は五百万ルネ、そこは保証いたしましょう」
「どう転んでも借金は消えるってわけか。それはありがたいとしても、査定からはまだ遠いな?」
「いくら希少とはいえ、所詮は素材ですので。これだけの量を一斉に市場に流してしまえば、その価値はどうしても落ちてしまうでしょうから」
「そうならないために小出しにするから、そのための保存費を差し引いても利益が出るような買値を出してる……そう認識していいのかしら?」
「その通りです。せっかく希少な素材を持ってきていただいたのですから、出来る限り珍品としての価値は保っておきたいでしょう?」
俺たちの問いかけに、商人はにんまりと頬を吊り上げる。理論だけ聞けばまっとうなものに聞こえるが、どこまで信じていいのかを全く悟らせないのは流石の商人と言ったところだった。
「……確かに、理にかなった売り方ではあるね。……だけど、保存費に二百万ルネもかかるのは流石に暴論がすぎないかい?」
「それに関しては素直に肯定いたしましょう。……ですが、七百万ルネで売れるものを七百万ルネで買っても利益などでませんので」
「その売値予想すらあてにならない……というのは、言っちゃいけないところかな?」
「そう思うなら何なりと他の商人なりギルドなりに持ち込んで売却なさればよろしい。……まあ、五百万ルネを超えるような大金を即座に手渡してくれるようなところがあるとは思えませんがな」
はっはっは、と商人は腹を揺らしながら笑って見せる。今まで見せて来た余裕のない部分は嘘なんじゃないかと思えるくらいに、交渉の主導権は商人にとられ続けていた。
ここに来て一週間という期限設定が仇になって来るなんて誰が想像できただろうか。その縛りがある以上、俺たちはこいつの言い値で素材を売りさばく以外の選択肢がないのだ。
「……ホントに商売上手だな、お前」
「誉め言葉ですよ、お客様」
いつかも交わしたようなやり取りを、俺はもう一度交換する。コイツを出し抜き切ってやることはできなかったのが悔しいところだが、ここが妥協点というのもまた事実だった。これ以上交渉しても、俺たちにとって有利になる要素は何も見当たらないからな。
「……五百十万ルネ。そこでどうだ? お前も持ち込まれたものを底値で買い叩く奴って評判はつきたくないだろ」
十五万ルネもあれば、ここから金を稼ぐための足掛かりくらいは余裕で作れる。元手さえあれば、今俺たちが大金を掴む必要なんてないのだ。……この先どうするにしたって、俺たちは冒険者としての仕事に挑んで行くことになるわけだからな。
「私のような日陰者としては、その評判も怖くないものでして――もう一声、というところですな」
俺の宣言に、しかし商人も俺から目線をそらすことなく言葉を重ねてくる。その圧力は、クラウスから感じていたそれとはまったく別種の重さを纏っているような気がした。
こいつにとっては、一分一秒が金を稼ぐための道具なのだ。だからこそ、時間を無駄にすることは明らかな損失となるわけで――
「……あ」
「……どうやら何か思いついたようですな、お客様?」
そこまで考えて、俺の脳内に一つの選択肢が浮かんでくる。商人にとって不利益になる、つまり時間を浪費させられるような存在を、俺たちの共通敵にできれば――
「……クラウスってさ、お前からしても迷惑な客だろ? 時間を無駄に使わされる上に一ルネたりとも落とさねえ、お前からしたら天敵みたいなやつだ」
「ええ、そうですな。できることなら、来店していただきたくはないお客様です」
「だろ? ……実は俺たち、クラウスを『最強パーティのリーダー』っていう立場から追い落とそうとしてるんだけどさ。それが出来たら、アイツのプライドは圧し折れると思わないか?」
俺の言葉に、商人の目が見開かれる。さすがというべきか、俺の提案の概要をそれだけで察したようだ。
「そのためには、力を付けてあいつらよりも金を稼げるパーティにならなくちゃいけねえんだ。この十万ルネはそのための準備金……或いは、前金だと思ってくれると嬉しいんだが」
アイツから力を取り上げてしまえば、残るのは王都一の腫れ物であるという事実だけだ。そうなってしまったクラウスに、奴隷市場に足を運ぶような余裕なんて残らないだろう。そうなれば、商人からしても無駄に使わされる時間が減る。クラウスのことを見る時だけ、俺たちの目標はある程度合致するのだ。
今の俺たちに出せるカードの中でも、多分これが一番強いはずだ。後は、商人がその提案に十万ルネの価値があると判断してくれるかにかかっているのだが――
「……ええ、それならば十万ルネなど安い買い物です。こちらの素材、五百十万ルネで買い取らせていただきましょう」
「……交渉成立、だな。話の分かるやつで助かるよ」
商人側から手を差し伸べられたことに安堵の息をつきつつ、俺も右手を差し出す。それが繋がれたことで、晴れて俺たちは特大の借金から解放されたのだった。
数時間前に明るく俺を送り出してくれた門番が、帰還してきた俺を申し訳なさそうな顔で出迎える。大方クラウスが俺についての悪評を広めたんだろう。覚悟していたことではあったが、その噂の伝わりの速さには舌を巻くしかなかった。
「……あの方の言葉を完全に信じるべきではないということは、分かっています。門を抜けるたびに気さくに接してくださるあなたが、詐欺師だったなんて信じたくありませんし……」
「ああ、そう言ってくれると嬉しいよ。俺も地道にコミュニケーションをとってきた甲斐があるってもんだ」
何かにおびえるような表情を浮かべながらも、門番はちゃんと俺の方を見つめてそう声をかけてくれる。俺が敵に回した数に比べれば些細な意思表明ではあったけれど、その言葉は俺の中にすっとしみこんでいくような気がした。
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「ああ、その通りだ。俺はこいつと……こいつらと、このクソったれな王都の仕組みを根元からひっくり返してやる」
強い意志のこもった言葉に、俺も堂々と宣言する。たくさん携えた麻袋の向こうに立つ、二人の姿を指さしながら。
「ええ、影ながら私も応援しております。……そういえば、一人増えておられますね?」
そこで初めて、街を出る時にはいなかったはずのツバキの存在に気づいたのだろう。キョトンとした表情を浮かべる門番に、俺は満面の笑みを作って――
「……ああ、色々あって一人増えたんだよ。……二人とも、俺の大切な仲間達だ」
――もう誰も異議を唱えなくなった関係性を、堂々と宣言した。
・・・・・・・・・
「……これ、は」
「全部ひっくるめて『タルタロスの大獄』から取ってきた素材だ。お前ぐらい周到な奴が不安定な奴隷商だけであれだけの金を稼いでるわけもねえし、これを売りさばくルートも持ってるんじゃねえか?」
十を超える麻袋をどさりとカウンターに叩きつけて、俺は商人に堂々と問いかける。目を疑うような素材の山に、商人の目は大きく見開かれていた。
「……確かに、これらの素材は『タルタロスの大獄』に由来するものだ。これらを売れば、きっと七百万ルネは下らないでしょう。……本当に、あの奴隷の願いを叶えたので?」
「ああ、お前も知ってたのか。……まあ、色々あったけど何とかなった」
「そう、色々あったのよ。一人増えた人員とその素材を見れば、疑いようもないでしょう?」
何があったのかを徹底的にぼかす俺の言葉に、リリスは自信満々で乗っかって来る。何があったのかが分からなくても、目の前に並ぶ素材の山さえあれば説得力としてはあまりにも十分すぎた。
それに、ダンジョンで何があったかなんて商人相手にはどうだっていいのだ。リリスを手放すこと以上の利益を提供してやれば、商人はそれをありがたく享受せざるを得ないだろうからな。
「……まさか、本当に稼いでくるとは思いませんでしたよ。貴女は上玉中の上玉ですから、どうにかしてもう一度仕入れ直してやろうと思っていたのですが」
「その目論見は見事に潰れた、ってわけか。……良かったねキミ、ボクの目の前でそんなことをやろうとしたらその首は地面に転がってたかもしれないよ?」
予想外の出来事に笑うしかない商人に、ツバキが黒いオーラを纏って詰め寄っていく。……その脅しに、軽さが一切ないのがツバキの恐ろしいところだった。カウンターという隔たりこそあるが、その程度の障壁などツバキは何でもないように踏み越えてしまうだろう。
「ほほう、これは命拾いしたかもしれませんな。……抵抗は、しない方が身のためでしょう」
「うん、それが賢明だと思うよ。商人とはやっぱり交渉が出来なくっちゃ、ね?」
商人の返答に穏やかな笑みを返して、ツバキは一歩俺たちの方に引き下がる。その言葉が、暗に前の主を皮肉っているような気がしたのは……まあ、気にしないでおこう。
「それじゃあ、交渉のテーブルには付けたってことで。……それでアンタ、この素材をいくらで買ってくれるんだ?」
とりあえず話し合いの段階に踏み込めたことに安堵しつつ、俺はカウンターの向こうに立つ商人の瞳をまっすぐ見つめる。……正直、ここからも勝負どころであることに変わりはなかった。
「……そうですな。最低値は五百万ルネ、そこは保証いたしましょう」
「どう転んでも借金は消えるってわけか。それはありがたいとしても、査定からはまだ遠いな?」
「いくら希少とはいえ、所詮は素材ですので。これだけの量を一斉に市場に流してしまえば、その価値はどうしても落ちてしまうでしょうから」
「そうならないために小出しにするから、そのための保存費を差し引いても利益が出るような買値を出してる……そう認識していいのかしら?」
「その通りです。せっかく希少な素材を持ってきていただいたのですから、出来る限り珍品としての価値は保っておきたいでしょう?」
俺たちの問いかけに、商人はにんまりと頬を吊り上げる。理論だけ聞けばまっとうなものに聞こえるが、どこまで信じていいのかを全く悟らせないのは流石の商人と言ったところだった。
「……確かに、理にかなった売り方ではあるね。……だけど、保存費に二百万ルネもかかるのは流石に暴論がすぎないかい?」
「それに関しては素直に肯定いたしましょう。……ですが、七百万ルネで売れるものを七百万ルネで買っても利益などでませんので」
「その売値予想すらあてにならない……というのは、言っちゃいけないところかな?」
「そう思うなら何なりと他の商人なりギルドなりに持ち込んで売却なさればよろしい。……まあ、五百万ルネを超えるような大金を即座に手渡してくれるようなところがあるとは思えませんがな」
はっはっは、と商人は腹を揺らしながら笑って見せる。今まで見せて来た余裕のない部分は嘘なんじゃないかと思えるくらいに、交渉の主導権は商人にとられ続けていた。
ここに来て一週間という期限設定が仇になって来るなんて誰が想像できただろうか。その縛りがある以上、俺たちはこいつの言い値で素材を売りさばく以外の選択肢がないのだ。
「……ホントに商売上手だな、お前」
「誉め言葉ですよ、お客様」
いつかも交わしたようなやり取りを、俺はもう一度交換する。コイツを出し抜き切ってやることはできなかったのが悔しいところだが、ここが妥協点というのもまた事実だった。これ以上交渉しても、俺たちにとって有利になる要素は何も見当たらないからな。
「……五百十万ルネ。そこでどうだ? お前も持ち込まれたものを底値で買い叩く奴って評判はつきたくないだろ」
十五万ルネもあれば、ここから金を稼ぐための足掛かりくらいは余裕で作れる。元手さえあれば、今俺たちが大金を掴む必要なんてないのだ。……この先どうするにしたって、俺たちは冒険者としての仕事に挑んで行くことになるわけだからな。
「私のような日陰者としては、その評判も怖くないものでして――もう一声、というところですな」
俺の宣言に、しかし商人も俺から目線をそらすことなく言葉を重ねてくる。その圧力は、クラウスから感じていたそれとはまったく別種の重さを纏っているような気がした。
こいつにとっては、一分一秒が金を稼ぐための道具なのだ。だからこそ、時間を無駄にすることは明らかな損失となるわけで――
「……あ」
「……どうやら何か思いついたようですな、お客様?」
そこまで考えて、俺の脳内に一つの選択肢が浮かんでくる。商人にとって不利益になる、つまり時間を浪費させられるような存在を、俺たちの共通敵にできれば――
「……クラウスってさ、お前からしても迷惑な客だろ? 時間を無駄に使わされる上に一ルネたりとも落とさねえ、お前からしたら天敵みたいなやつだ」
「ええ、そうですな。できることなら、来店していただきたくはないお客様です」
「だろ? ……実は俺たち、クラウスを『最強パーティのリーダー』っていう立場から追い落とそうとしてるんだけどさ。それが出来たら、アイツのプライドは圧し折れると思わないか?」
俺の言葉に、商人の目が見開かれる。さすがというべきか、俺の提案の概要をそれだけで察したようだ。
「そのためには、力を付けてあいつらよりも金を稼げるパーティにならなくちゃいけねえんだ。この十万ルネはそのための準備金……或いは、前金だと思ってくれると嬉しいんだが」
アイツから力を取り上げてしまえば、残るのは王都一の腫れ物であるという事実だけだ。そうなってしまったクラウスに、奴隷市場に足を運ぶような余裕なんて残らないだろう。そうなれば、商人からしても無駄に使わされる時間が減る。クラウスのことを見る時だけ、俺たちの目標はある程度合致するのだ。
今の俺たちに出せるカードの中でも、多分これが一番強いはずだ。後は、商人がその提案に十万ルネの価値があると判断してくれるかにかかっているのだが――
「……ええ、それならば十万ルネなど安い買い物です。こちらの素材、五百十万ルネで買い取らせていただきましょう」
「……交渉成立、だな。話の分かるやつで助かるよ」
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